「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

先週の記事ですが、石木ダム問題についての記事をお送りします。

◆石木ダム:建設めぐり長崎県と地権者 対立激化
(毎日新聞2017年09月13日)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0913m040174/

差し止め申し立て却下を潮目に

 長崎県と同県佐世保市が計画する石木ダム事業(同県川棚町)で、県と、ダムに反対する建設予定地の地権者らとの対立が激化している。1975年に事業着手したが、反対運動で長年停滞。しかし昨年末に工事差し止めを求めた住民側の仮処分申し立てを裁判所が却下したため、県側は来年度からのダム本体工事着手を目指し、今夏から作業のペースを上げている。対して地権者は「古里を奪うな」と工事現場に入り込み、警察が出動する事態となっている。

 今月6日午前、川棚町のダム事業と関連する県道付け替え工事現場のショベルカー前で、地権者らと県職員がにらみ合いを続けた。地権者らは工事を阻止しようと重機の前に座り込み、昼食もその場で食べる。県職員は妨害をやめるよう説得にあたるが、時には数人掛かりで座り込む人を持ち上げて排除することもある。

 県職員との押し合いで地権者の女性が転倒し、頭などを打って病院へ。県職員が県警に連絡し駆け付けた警察官が仲裁に入ったが抗議活動は夕方まで続いた。夏以降、現場では、こうした衝突が連日繰り広げられている。

 県が作業ペースを上げたのは「裁判の結果が大きい」(県河川課)。地権者らは昨年2月、長崎地裁佐世保支部にダム工事を差し止める仮処分を申し立てたが、同支部は12月に「工事の続行を禁止する緊急の必要性はない」と却下した。地権者側は差し止めの本訴を起こしたが、県は来年度の本体工事に向け「今年度末までに道路工事に一定のめどをつける」と強行姿勢だ。

 来年3月に任期満了を迎える中村法道知事も今年1月の記者会見で県政の重要課題として諫早湾干拓事業、九州新幹線長崎ルートとともに石木ダムを挙げ「方向性だけは示したい」と語った。

 県は7月末、工事出入り口で監視する地権者がいない未明の時間帯に複数の重機を現場に搬入。地権者らは話し合いを求めたが、交渉決裂。「このままでは工事が進んでしまう」として、工事現場の中に入って阻止活動を展開している。

 法廷闘争を続ける地権者側の弁護士は「ダムを造ってしまえば、裁判で争う以前の話になってしまう。県はそうした状況に持ち込みたいのでは」と語気を強める。抗議活動に加わっている支援者の一人は「道路工事が進むと、ここまで造ったのならダムも造っていいのではと県民世論が傾く恐れがある。必要の無いダムを造らせないためにも抗議行動を続ける」と語った。【浅野孝仁】

ことば【石木ダム建設事業】

 佐世保市への水道用水の供給や洪水対策が目的。1982年に長崎県が機動隊を動員して強制測量を実施し地権者との対立が深刻化した。現在、水没予定地に13世帯53人が住む。建設差し止め訴訟で地権者側は「ダムは治水・利水面ともに必要ない」と主張している。県は土地を強制収用するため、県収用委員会に裁決申請し審理中。

【2017/09/22 02:00】 | 石木ダム
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       嶋津 暉之

石木ダム訴訟について、敵性証人の3人が証人として採用されました。
12月に行われる証人尋問で石木ダム計画の虚構について厳しい追及がされると思います。

◆石木ダム訴訟 計画担当者ら、3人を証人採用 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年9月5日)
https://mainichi.jp/articles/20170905/ddl/k42/040/356000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、反対地権者らが国を相手取って、事業認定処分の取り消しを求めた訴訟の第8回口頭弁論が4日、長崎地裁であった。

武田瑞佳裁判長は、地権者側が申請した証人のうち、佐世保市の水需要予測や河川の治水計画の作成責任者ら3人を採用した。
12月上旬にも証人尋問を実施する予定。

 証人として採用されたのは▽2012年度の同市水需要予測の作成責任者▽川棚川水系河川整備計画の作成責任者▽学者--の3人。

地権者側はできるだけ多くの証人の意見を聞くべきだとして、追加の証人採用を書面で求める予定。次回期日は10月31日。
【浅野孝仁】

【2017/09/07 01:08】 | 石木ダム
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           嶋津 暉之

石木ダム問題について昨日の記事です。
24時間体制の地権者の闘いは続きます。

◆県が石木ダム工事再開 地権者は抗議の座り込み [長崎県]
(西日本新聞2017年08月23日 06時00分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/352765

県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム建設事業で、県は22日、中断していた付け替え道路工事を再開した。

 ダム建設反対の地権者によると、同日午後0時半ごろ、工事現場入り口で入場を阻止している地権者の人数が日頃より少ない中、県職員と業者が入場した。
直後に地権者が現場の重機の前で座って抗議。いったん引き揚げると工事に取りかかったが、午後3時半ごろに地権者が再び姿を現すと、作業を終了した。
 地権者は24時間体制で入り口に立つなどして県側の入場を遮っているが、当時は昼食時で人数が少なかった。

地権者の1人は「手薄になったところを狙われた。強引すぎる。ひどい」と憤った。
県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長は「危険がないように工事を続けたい」と話した。
県は18日から工事を再開する予定だったが、地権者に阻止され、実現できずにいた。
=2017/08/23付 西日本新聞朝刊=

【2017/08/25 00:10】 | 石木ダム
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     嶋津 暉之

石木ダム付け替え道路工事について、8月22日のニュースのタイトルは一時“工事再開”となっていますが、県の職員が現場に入っただけで、工事の再開といえるものではありません。

8.23長崎新聞
IMG_2017082314550626b.jpg

◆石木ダム建設 一時“工事再開”
(NHK 2017年08月22日 18時02分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033247291.html

長崎県と佐世保市が川棚町に建設を計画している石木ダムの工事現場で22日、県は、地権者らの反対を押し切る形で3週間半ぶりに工事を一時、再開しました。

川棚町の石木ダムの工事現場では先月28日に、県が重機を搬入したのに対し、建設に反対する地権者らが強く抗議したことから、県は工事を中断し、安全対策などの話し合いを行いました。

話し合いは平行線で終わったものの、県は今月18日から工事を再開しようとし、再び地権者らに阻まれ、再開できない状態が続いていました。

県によりますと、22日も再開に向けて現場を訪れ、午後0時半ごろに現場の中に入りましたが、地権者らが重機の前に座り込むなどしたため草刈りなどの作業を行ったということです。

そして、午後4時ごろに地権者らがいなくなったため、県は重機を動かして土を掘るなどの作業を行い3週間半ぶりに工事を再開しました。

しかし、地権者らが再び抗議を行って、重機での作業は、およそ30分間で終了したということです。

県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長は「安全に配慮して重機での作業は自粛した。引き続き、工事を進めていきたい」と話していました。

地権者の1人の岩下和雄さんは「県の職員が現場に入ったが、工事の再開にはあたらない」と話していました。

【2017/08/23 14:59】 | 石木ダム
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           嶋津 暉之

石木ダム付け替え道路工事の再開を21日も地権者が阻止しました。

◇付替え道路工事再開241日目 - 西風に吹かれて
http://blog.goo.ne.jp/bhdsy27/e/62b04c6a8007cae95ec7b491d82be06e

◆石木ダム工事再開を地権者が阻止
(テレビ長崎2017年8月21日 18:34)
http://www.ktn.co.jp/news/20170821144793/

東彼杵郡川棚町の石木ダムの関連工事は、ダムの建設に反対する地権者たちが立ちふさがり、県は、21日も、工事の再開に踏み切ることはできませんでした。

石木ダムの建設に反対する地権者と支援者が待ち受ける中、午前9時前に、県や工事の関係者17人が現場に姿を見せました。
石木ダム建設事務所 有吉正敏所長「現場事務所に入ります。立ちふさがないでください」

石木ダムの付け替え道路の工事をめぐっては、今月18日に、県がおよそ3週間ぶりに工事の再開を試みましたが、地権者側の反発にあい、工事に入ることはできませんでした。21日午前も、県の職員が、出入り口から中に入ろうとしましたが、地権者がネットなどで行く手を阻み、工事の着手にはいたっていません。

石木ダム建設事務所 有吉正敏所長「必要であれば、人数を増やしていろいろ検討して対応したい。工事は基本的に進める方向で考えている」

地権者 岩下和雄さん「私たちは、今までどおり抗議行動を続けていくことに変わりはない」
県は、22日も、建設工事の再開をめざすことにしています。

【2017/08/22 22:42】 | 石木ダム
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