「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
            嶋津 暉之

6月26日の下野新聞が思川開発問題について大きな記事を掲載しています。
その中で、「思川開発事業を考える流域の会」の代表である伊藤武晴さんがインタビューで次のように語っています。

「思川開発事業を考える流域の会」 伊藤武晴代表
水収支破綻の「欠陥ダム」

事業は治水、利水、環境面で問題がある。

まず治水効果が低い。南摩ダムは降った雨を集水できる面積が狭く、小山市乙女にある国の観測所でみた場合、水位で5センチ分の洪水調節機能しか見込めない。

利水についても人口減で水需要が減る中、ダムの無駄は全国で指摘されている。

特に本県は地下水に恵まれた土地柄。安く良質な地下水を使ってきた栃木、下野、壬生の3市町は南摩ダムの水を水道に使えぱ、高くてまずいダムの水を住民が強いられることになる。

また南摩川は水浴びも難しいほどの小川。そのため黒川、大芦川からの取水に大きく依存するが、両河川には取水制限基準があり、いつでも取水できるわけではない。

事業参画する自治体が予定している利水量を供給すれば、頻繁にダムの水が底を突く。
水収支が破綻した「欠陥ダム」だ。
両河川の渇水時には、ダムの水を補給する計画もある。
渇水時期のダムにはアオコでよどんだ水しか残っていない。その水で両河川が汚染されるのは明らかだ。


【2017/06/30 07:00】 | 各地のダム情報
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