「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
3月11日(土) 12:30~ 浦和コミュニティセンター 第10集会室
東北大震災から6年目の日に、「八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会」の総会が開催されました。

講演 嶋津暉之さん
「八ッ場ダム裁判で明らかになったこと、
  これからも続く私たちの闘い
  -河川行政の変革を求めて」

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*裁判で明らかになったこと

・司法は行政のいいなり

・埼玉県の八ッ場ダム関連事業の負担額は863億円

・利水にとってまったく不要
 水道用水・工業用水の水需要が減少の一途で水余りがますます進行
 八ッ場ダムによる農業用水転用水利権の冬季手当は不要
 埼玉県の地下水源も今後とも利用可能
 2016年夏の利根川渇水はダムの過剰放流によるものであった

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・治水にとってもまったく不要
 虚構の超過大な洪水流量の想定
 八ッ場ダムの洪水調節効果は下流に行くほど減衰
 治水効果が希薄なダムより流域住民の生命財産を守る真の治水対策に予算を投じるべき

・災害誘発の危険性
 貯水池予定地周辺は地質が脆弱で地すべりを惹起する危険性高い
 裁判により地すべり対策費を大幅に増額したが、まだ不足
 ダムサイトの基礎岩盤は高透水性の岩盤が存在し水が抜ける危険性

*八ッ場ダム問題の今後

・ダム事業費大幅増額 4,600億円→5,320億円

・更なる事業費増額要因
 地すべり対策の追加が必至
 代替地整備費用の大半の負担
 東京電力・水力発電所への減電補償

・完成の遅れは必至
 想定外の脆弱な地層、半年間での試験湛水終了は無理

・鉄鋼スラグ問題
 有害物質の含有
 スラグの膨張による構造物の変形

★事業費のさらなる追加、工期の再延長、鉄鋼スラグ問題の深刻化

*これからも続く私たちの闘い -河川行政の変革を求めて

・鬼怒川の堤防決壊が求める河川行政の転換
 今後の治水対策の柱
○安価な耐水堤防工法の導入による堤防強化
○内水氾濫対策の強化
○流域治水の推進(滋賀県の『流域治水推進条例』)

・利根川の自然を取り戻す運動
 様々な河川工事によりウナギの遡上、降下が妨げられ住処、餌場も失われた
 「利根川の未来を考えるカムバック・ウナギ・プロジェクト」
 ウナギの生息環境を取り戻すため過去の河川工事を総点検し改善方法まとめ行政に進言

総会

2016年度の活動報告と会計報告があり、2017年度の活動方針と予算が承認されました。
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引き続き、初参加のお二人の方も含めて自由闊達なディスカッションが行われました。
その中で、この八ッ場ダムを止めるための訴訟においては最初にオンブズマンが200万円用意してくれてスタートしたこと、弁護士の方たちの多大なご協力を得たこと、裁判を通じて多くの真実が明らかになったこと、などの振り返りがありました。

今後に向けて、下記の活動計画の「河川行政の改革を求める活動」の内容を会則に反映する作業をすることになりました。
・八ッ場ダムをはじめとする不要なダム・スーパー堤防・荒川調節池などを推進し、必要な堤防強化をおざなりにする河川行政を変えていく活動に取り組む。
・利根川の自然を取り戻す、河川の自然環境を取り戻す活動。

八ッ場ダムをストップさせるために活動してきましたが、根本にある国の歪んだ河川行政が問題であるということがわかってきました。未来のために、ここを見据えてやっていこうと確認できた総会となりました。

河登一郎代表が新たに三つ造られる荒川調節池の計画について「これは必要ないので反対してゆく」と挨拶をして終了しました。
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※総会で配られた荒川調節池のカラーチラシです
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 虚構の超過大な洪水流量の想定
 八ッ場ダムの洪水調節効果は下流に行くほど減衰
 治水効果が希薄なダムより流域住民の生命財産を守る真の治水対策に予算を投じるべき

・災害誘発の危険性
 貯水池予定地周辺は地質が脆弱で地すべりを惹起する危険性高い
 裁判により地すべり対策費を大幅に増額したが、まだ不足
 ダムサイトの基礎岩盤は高透水性の岩盤が存在し水が抜ける危険性

*八ッ場ダム問題の今後

・ダム事業費大幅増額 4,600億円→5,320億円

・更なる事業費増額要因
 地すべり対策の追加が必至
 代替地整備費用の大半の負担
 東京電力・水力発電所への減電補償

・完成の遅れは必至
 想定外の脆弱な地層、半年間での試験湛水終了は無理

・鉄鋼スラグ問題
 有害物質の含有
 スラグの膨張による構造物の変形

★事業費のさらなる追加、工期の再延長、鉄鋼スラグ問題の深刻化

*これからも続く私たちの闘い -河川行政の変革を求めて

・鬼怒川の堤防決壊が求める河川行政の転換
 今後の治水対策の柱
○安価な耐水堤防工法の導入による堤防強化
○内水氾濫対策の強化
○流域治水の推進(滋賀県の『流域治水推進条例』)

・利根川の自然を取り戻す運動
 様々な河川工事によりウナギの遡上、降下が妨げられ住処、餌場も失われた
 「利根川の未来を考えるカムバック・ウナギ・プロジェクト」
 ウナギの生息環境を取り戻すため過去の河川工事を総点検し改善方法まとめ行政に進言

総会

2016年度の活動報告と会計報告があり、2017年度の活動方針と予算が承認されました。
soukai_201703150433597c7.jpg

引き続き、初参加のお二人の方も含めて自由闊達なディスカッションが行われました。
その中で、この八ッ場ダムを止めるための訴訟においては最初にオンブズマンが200万円用意してくれてスタートしたこと、弁護士の方たちの多大なご協力を得たこと、裁判を通じて多くの真実が明らかになったこと、などの振り返りがありました。

今後に向けて、下記の活動計画の「河川行政の改革を求める活動」の内容を会則に反映する作業をすることになりました。
・八ッ場ダムをはじめとする不要なダム・スーパー堤防・荒川調節池などを推進し、必要な堤防強化をおざなりにする河川行政を変えていく活動に取り組む。
・利根川の自然を取り戻す、河川の自然環境を取り戻す活動。

八ッ場ダムをストップさせるために活動してきましたが、根本にある国の歪んだ河川行政が問題であるということがわかってきました。未来のために、ここを見据えてやっていこうと確認できた総会となりました。

河登一郎代表が新たに三つ造られる荒川調節池の計画について「これは必要ないので反対してゆく」と挨拶をして終了しました。
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※総会で配られた荒川調節池のカラーチラシです
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【2017/03/15 04:41】 | 総会
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