「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之



石木ダムの関連工事を反対地権者らが阻止しているという記事です。

◆石木ダム 事業再開1カ月 関連工事進まず 反対地権者らが阻止活動 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年3月4日)
http://mainichi.jp/articles/20170304/ddl/k42/010/374000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、県が県道付け替え道路の工事を再開して1カ月がたった。県はダム本体工事の2018年度着工を目指し、必要な関連工事を急ぐが、反対地権者らの阻止活動で工事の進捗(しんちょく)はほとんどない状況だ。一方の地権者側も、休みなく警戒を強いられ、疲労の色が濃く見える。

県が工事を再開したのは1月29日午前6時半ごろ。平日は地権者らが現場入り口で阻止活動をしてきたが、この日は日曜日で、地権者らがいなかった。早朝から県職員と工事業者約50人で、クレーンやバックホーなど重機16台を次々と搬入し、作業員の詰め所を設置した。

県によると、工事では、現在の県道がダム建設に伴い通行できなくなるため、別のルートに付け替える。今回の工事区間は640メートルで、山から土を切り出し、盛り土などをする。10年に着工したが、地権者らの阻止活動で長く中断。15年6月に再開して草木の伐採をしたが、16年1月に業者との契約が終了し再び中断していた。

今回の1年ぶりの工事再開について、県は、昨年12月に長崎地裁佐世保支部が工事差し止めの仮処分申請を却下したことを挙げ、「緊急に止める理由はないと判断された」とする。本体工事の18年度着工、22年度完成というスケジュールを見据え、県石木ダム建設事務所は「17年度末までには付け替え工事に一定のめどを付けたい」とする。

しかし、工事は県の思い描く通りには進んでいない。地権者らが現場出入り口となる正面ゲートを塞いでいるため、作業員は山道などから現場に入っている。帰路の暗い山中でイノシシに遭遇した作業員もいた。現場では防犯カメラの設置や通電作業、場内作業用の道路整備を終えたが、作業員の安全を確保するため、2月中旬以降は重機を使った作業を止めている。

地権者たちは日曜早朝に抜き打ちで重機が搬入されたことを受け、土日、昼夜問わず警戒を強いられている。町外からの支援者も連日駆け付けて阻止活動に参加し、徹底抗戦の構えを見せているが、地権者の一人は「緊張が続いているからか、夜中に足がつることもある。心身ともに疲弊してきている」と苦境を訴える。【浅野孝仁】


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今回の1年ぶりの工事再開について、県は、昨年12月に長崎地裁佐世保支部が工事差し止めの仮処分申請を却下したことを挙げ、「緊急に止める理由はないと判断された」とする。本体工事の18年度着工、22年度完成というスケジュールを見据え、県石木ダム建設事務所は「17年度末までには付け替え工事に一定のめどを付けたい」とする。

しかし、工事は県の思い描く通りには進んでいない。地権者らが現場出入り口となる正面ゲートを塞いでいるため、作業員は山道などから現場に入っている。帰路の暗い山中でイノシシに遭遇した作業員もいた。現場では防犯カメラの設置や通電作業、場内作業用の道路整備を終えたが、作業員の安全を確保するため、2月中旬以降は重機を使った作業を止めている。

地権者たちは日曜早朝に抜き打ちで重機が搬入されたことを受け、土日、昼夜問わず警戒を強いられている。町外からの支援者も連日駆け付けて阻止活動に参加し、徹底抗戦の構えを見せているが、地権者の一人は「緊張が続いているからか、夜中に足がつることもある。心身ともに疲弊してきている」と苦境を訴える。【浅野孝仁】

【2017/03/06 00:19】 | 石木ダム
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