「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
            嶋津 暉之

残念な情報ですが、石川県・辰巳ダムの事業認定取消訴訟は最高裁の上告不受理で住民側の敗訴が確定しました。
先日の熊本県・路木ダム住民訴訟、昨年5月の木曽川水系連絡導水路住民訴訟、一昨年9月の八ッ場ダム住民訴訟でも、最高裁はダメでした。最高裁というものは全く無意味な存在です。
むしろ、瀬木比呂志さんの小説「黒い巨塔 最高裁判所」、(講談社)に書かれているように最高裁そのものが司法を行政に従属させる元凶になっています。

◆石川)最高裁が上告不受理で確定 辰巳ダム訴訟

(朝日新聞石川版2017年2月28日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK2W4251K2WPJLB009.html

 犀川上流の県営辰巳ダム(金沢市)をめぐり、地権者が事業認定の取り消しを求めた訴訟で、最高裁は上告不受理の決定を出し、訴えを棄却した一、二審判決が確定した。決定は2日付。原告団が27日に金沢市内で会見を開き、明らかにした。

 辰巳ダムは1970年代から計画が進められ、80年代から反対運動が高まった。2007年に県が国に事業認定を申請して認められると、翌年に地権者ら15人が景観や環境の悪化などを理由に事業認定の取り消しを求めて提訴。
金沢地裁の一審、名古屋高裁金沢支部での二審とも原告が敗訴した。ダムは08年に着工し、12年から運用している。

 会見で原告団長の碇山洋さん(56)は最高裁の不受理決定について「審理もしないで決まるというのは受け入れがたい」と述べた。
一方、当初の計画が変更され、藩政時代から兼六園などに水を供給している辰巳用水の東岩取水口が保全されたことなどを挙げ、「裁判を含めた辰巳ダム反対運動には様々な成果があった」と30年以上にわたる反対運動を振り返った。(定塚遼)

【2017/02/28 17:16】 | 裁判の報告
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