「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
          嶋津 暉之

石木ダム問題について三つの記事です。
〇反対する川棚町民の会発足の記事、〇工事差し止め求め提訴の記事、〇石木ダム建設訴訟口頭弁論の国反論の記事です。
三つ目の記事は国側の反論の内容だけではなく、原告側の見解もなぜ載せないのか、理解できません。

◆石木ダム建設 問題考えて 「反対する川棚町民の会」発足 21日、勉強会へ参加呼びかけ /長崎
(毎日新聞2017年1月17日 長崎版)
http://mainichi.jp/articles/20170117/ddl/k42/010/530000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業を巡り、地権者の炭谷猛さん(66)らが「石木ダム建設に反対する川棚町民の会」を結成した。建設の是非やダムの必要性を水没予定地以外の町民にも考えてもらうのが目的。21日には勉強会を開く予定で、町内の家庭を回り、参加を呼びかけている。【浅野孝仁】

 「石木ダムに関しての勉強会を開催します。よかったら参加してください」。三連休の中日の8日、炭谷さんたちは同町中心部の中組地区の家庭を1軒ずつ回り、チラシを配った。昨年11月に会を結成して以来、初めての活動。2時間かけて約500枚を配った。

 炭谷さんらが会を結成したのは「川棚町民の多くが、『石木ダムの問題は私たちとは関係がない』という思いでいるのではないか」という懸念からだ。ダムの建設予定地は同町内にあるが、事業を進めるのは県と佐世保市。事業の目的には、佐世保市への水道用水の供給とともに、過去に氾濫した川棚川の治水も挙げられるが、炭谷さんは「町民の関心は低い」と嘆く。

 昨年9月に町内であった反対派の集会でも「地元での関心を高めることが重要だ」という意見が上がった。炭谷さんらは「町民の目線でダムについて考えてもらおう」と同11月に会を結成。水没予定地の地権者以外の町民も含む約15人がメンバーとなった。

 チラシ配りに参加した同町猪乗川内郷(いのりごうちごう)の会社員、山本利夫さん(66)もその一人。高校卒業後、町を離れ、近畿地方で就職。5年ほど前に地元へ戻った。水没予定地には同級生も住んでいる。「建設の必要性はないのではないか。今も暮らしている人がいる場所にダムを造ろうとする理由が理解できない」と話す。

 メンバーらはチラシ配りを終えた後に感想を話し合った。「ぜひ勉強会に行きたいという声をもらった」「数軒は石木ダムというだけで相手にしてくれなかった」。町民の反応はさまざまだった。炭谷さんは「初めてにしてはおおむね手応えは良かった。今後はメンバーを増やして活動の幅を広げていきたい」と話していた。

 勉強会は21日午後6時半から町中央公民館で。町外からの参加も可能。問い合わせは炭谷さん(090・4519・2528)。
〔長崎版〕
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◆工事差し止め求め提訴へ
(長崎新聞2017年1月17日)
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/01/17090646050139.shtml

県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム建設事業で、反対派を支援する石木ダム対策弁護団(団長・馬奈木昭雄弁護士)は16日、県と同市を相手に工事差し止めを求め、2月中にも長崎地裁佐世保支部に提訴する方針を明らかにした。

同趣旨の仮処分申し立てが昨年末に却下されたのを受け、本訴訟であらためて住民の権利やダムの必要性を争う。

同日、長崎市内で開いた集会で報告した。原告は600人規模になる見通し。

工事差し止めを巡っては昨年、反対派約500人が同支部に仮処分を申し立てたが、「緊急性がない」として却下された。福岡高裁に抗告したが、本訴訟を提訴すれば抗告取り下げを検討する。

反対派は工事により生命・身体の安全や人格権などの被保全権利が侵害され、ダムの必要性についても審理が必要だと主張したが、仮処分の却下決定には、これらへの具体的な言及はなかった。

同弁護団は「本訴訟ならば『緊急性』は関係なく、権利や必要性について争うことができる」としている。

一方、長崎地裁で同日あった事業認定取り消し訴訟の第4回口頭弁論では、国側が治水、利水両面からダムの必要性を主張する準備書面を提出した。次回の口頭弁論は3月6日。


◆石木ダム建設訴訟 口頭弁論 国反論「他に方法ない」 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年1月17日)
http://mainichi.jp/articles/20170117/ddl/k42/010/535000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、水没予定地で暮らす反対地権者らが国を相手に事業認定処分の取り消しを求めた訴訟の第4回口頭弁論が16日、長崎地裁(松葉佐隆之裁判長)であった。国側は佐世保市の水需要予測に関する原告側の主張に反論する準備書面を提出した。

 県と佐世保市は、事業目的の一つとして、同市への安定的な水道用水の供給を挙げる。訴訟で原告側は「佐世保市はその都度異なる手法を用い、水需要を実際より大きく予測している」と主張しているが、国側は準備書面で「実態に近い予測とするため、手法は弾力的に運用される。水需要予測は安定性などを考慮するため、実際の需要が予測を下回ることは十分あり得る」と反論した。

 さらに、「取水場を利用すれば、需要が増えても水不足にはならない」とする原告側の指摘についても、「取水場からの取水量は安定しておらず、2012年の水需要予測でも、『新技術の活用など代替案も検討した結果、石木ダム以外に有効な方法がない』とされた」とダムの必要性を主張した。【今手麻衣】
〔長崎版〕


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 昨年9月に町内であった反対派の集会でも「地元での関心を高めることが重要だ」という意見が上がった。炭谷さんらは「町民の目線でダムについて考えてもらおう」と同11月に会を結成。水没予定地の地権者以外の町民も含む約15人がメンバーとなった。

 チラシ配りに参加した同町猪乗川内郷(いのりごうちごう)の会社員、山本利夫さん(66)もその一人。高校卒業後、町を離れ、近畿地方で就職。5年ほど前に地元へ戻った。水没予定地には同級生も住んでいる。「建設の必要性はないのではないか。今も暮らしている人がいる場所にダムを造ろうとする理由が理解できない」と話す。

 メンバーらはチラシ配りを終えた後に感想を話し合った。「ぜひ勉強会に行きたいという声をもらった」「数軒は石木ダムというだけで相手にしてくれなかった」。町民の反応はさまざまだった。炭谷さんは「初めてにしてはおおむね手応えは良かった。今後はメンバーを増やして活動の幅を広げていきたい」と話していた。

 勉強会は21日午後6時半から町中央公民館で。町外からの参加も可能。問い合わせは炭谷さん(090・4519・2528)。
〔長崎版〕
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◆工事差し止め求め提訴へ
(長崎新聞2017年1月17日)
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/01/17090646050139.shtml

県と佐世保市が東彼川棚町に計画している石木ダム建設事業で、反対派を支援する石木ダム対策弁護団(団長・馬奈木昭雄弁護士)は16日、県と同市を相手に工事差し止めを求め、2月中にも長崎地裁佐世保支部に提訴する方針を明らかにした。

同趣旨の仮処分申し立てが昨年末に却下されたのを受け、本訴訟であらためて住民の権利やダムの必要性を争う。

同日、長崎市内で開いた集会で報告した。原告は600人規模になる見通し。

工事差し止めを巡っては昨年、反対派約500人が同支部に仮処分を申し立てたが、「緊急性がない」として却下された。福岡高裁に抗告したが、本訴訟を提訴すれば抗告取り下げを検討する。

反対派は工事により生命・身体の安全や人格権などの被保全権利が侵害され、ダムの必要性についても審理が必要だと主張したが、仮処分の却下決定には、これらへの具体的な言及はなかった。

同弁護団は「本訴訟ならば『緊急性』は関係なく、権利や必要性について争うことができる」としている。

一方、長崎地裁で同日あった事業認定取り消し訴訟の第4回口頭弁論では、国側が治水、利水両面からダムの必要性を主張する準備書面を提出した。次回の口頭弁論は3月6日。


◆石木ダム建設訴訟 口頭弁論 国反論「他に方法ない」 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年1月17日)
http://mainichi.jp/articles/20170117/ddl/k42/010/535000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、水没予定地で暮らす反対地権者らが国を相手に事業認定処分の取り消しを求めた訴訟の第4回口頭弁論が16日、長崎地裁(松葉佐隆之裁判長)であった。国側は佐世保市の水需要予測に関する原告側の主張に反論する準備書面を提出した。

 県と佐世保市は、事業目的の一つとして、同市への安定的な水道用水の供給を挙げる。訴訟で原告側は「佐世保市はその都度異なる手法を用い、水需要を実際より大きく予測している」と主張しているが、国側は準備書面で「実態に近い予測とするため、手法は弾力的に運用される。水需要予測は安定性などを考慮するため、実際の需要が予測を下回ることは十分あり得る」と反論した。

 さらに、「取水場を利用すれば、需要が増えても水不足にはならない」とする原告側の指摘についても、「取水場からの取水量は安定しておらず、2012年の水需要予測でも、『新技術の活用など代替案も検討した結果、石木ダム以外に有効な方法がない』とされた」とダムの必要性を主張した。【今手麻衣】
〔長崎版〕

【2017/01/21 00:06】 | 石木ダム
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