「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
              嶋津 暉之

長崎県は石木ダム建設計画で、地権者らによる工事妨害行為の禁止を求めて仮処分を申し立てた際、写真家・村山嘉昭さんの写真集の写真を無断使用しました。
長崎県の形振り構わぬやり方に心底からの怒りを覚えます。

◆長崎)写真家が県に抗議 石木ダム仮処分で写真無断使用
(朝日新聞長崎版2016年12月27日)
http://digital.asahi.com/articles/ASJDV3Q9VJDVTOLB001.html

 県と佐世保市が川棚町で進める石木ダム建設計画で、地権者らによる工事妨害行為の禁止を求めて県が今年10月に仮処分を申し立てた際、提出書類の中に東京都内の写真家村山嘉昭さん(45)が撮影した写真集の写真4枚が使われていたことがわかった。村山さんは26日、県石木ダム建設事務所(同町石木郷)に「自分の意図と大きく異なる使われ方をした」との抗議文を提出し、写真の削除を求めた。

 県が申し立てた仮処分は、ダム反対の地権者ら19人に、付け替え道路工事現場への県や工事業者の通行を妨害しないよう求めるもの。10月28日、長崎地裁佐世保支部に申し立てた。

 村山さんによると、県が提出した証拠書類に、今年5月刊行の自身の写真集「石木川のほとりにて 13家族の物語」の写真4枚が使われ、工事を妨害したとされる人物5人の特定に使われているという。村山さんは、知事宛ての抗議文で「撮影者と被写体の信頼関係をないがしろにする行為」「著作権を有する私の人格権を著しく侵害した」などとして、県に証拠書類からの削除を求めた。

 知事宛ての質問書も提出。写真を裁判資料に使うことを決めた経緯や、「著者の同意を求めるべきだとは考えなかったのか」などを尋ね、1カ月以内の回答を求めた。
 同事務所によると、書類は主に県河川課が作成。同事務所の浅岡哲彦次長は取材に、村山さんの写真が使われていることを認めた上で「弁護士に相談したところ法的に問題ない、との判断だった」と答えた。

 村山さんは取材に「地権者らがどう考えているのかを知ってもらうための写真集。撮らせてもらう以上、ふるさとを守りたいという地権者らの心を尊重して撮っている。その意図と違う使われ方をしている」と話した。

 県は2014年8月、地権者ら23人に、付け替え道路工事の妨害禁止を求める仮処分を申請し、翌年3月、うち16人について妨害行為を禁じる決定が出た。

 今年10月には、新たに19人について同様の決定を求めて申し立てた。

 ダム反対の地権者や支援者らは、マスクなどで顔を隠すなどして付け替え道路のゲート前で抗議行動を続けており、県は工事を進められないでいる。

■県収用委の調査 途中で中止 現地で2人から抗議受け

 県と佐世保市が川棚町で計画している石木ダムの用地収用を巡り、県収用委員会(梶村龍太会長)は26日、川棚町岩屋郷で現地調査をした。しかし、途中で建設反対を主張する男性2人が軽トラックで乗り付けて猛然と抗議したため、現地調査を途中で中止した。

 県が昨年7月に裁決申請した土地約3万平方メートルと、住宅4戸や団結小屋の現況を、徒歩や車両から約1時間かけて確認する予定だった。しかし、調査を始めて約15分後、県道を歩いていた委員らの前に軽トラック2台を運転して男性2人が現れ、猛然と抗議。「帰れ!」「勝手なことをするな」「人の土地を取りあげるのは泥棒と同じことだ」などと訴えた。現場にいた女性も「帰れー」と声を上げた。

 これを受け、梶村会長がこの日の現地調査終了を表明。梶村会長は、現地を離れた後、川棚町公会堂前で取材に応じ「財産権を奪うことなので地権者が反対する気持ちは分かる。しかし適正な補償を実現しなければならない。収用委としては法にのっとって迅速に手続きを進めなければならない」と話した。

 現地調査には委員7人全員が参加。町中央公民館で県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長らから概要説明を受けた後、現地へ向かった。

 県が昨年7月に裁決申請した土地や家屋については県収用委が昨年10月、現地調査と審理を川棚町内で実施しようとしたが、地権者らの抗議で見送ってきた経緯がある。(福岡泰雄)


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 同事務所によると、書類は主に県河川課が作成。同事務所の浅岡哲彦次長は取材に、村山さんの写真が使われていることを認めた上で「弁護士に相談したところ法的に問題ない、との判断だった」と答えた。

 村山さんは取材に「地権者らがどう考えているのかを知ってもらうための写真集。撮らせてもらう以上、ふるさとを守りたいという地権者らの心を尊重して撮っている。その意図と違う使われ方をしている」と話した。

 県は2014年8月、地権者ら23人に、付け替え道路工事の妨害禁止を求める仮処分を申請し、翌年3月、うち16人について妨害行為を禁じる決定が出た。

 今年10月には、新たに19人について同様の決定を求めて申し立てた。

 ダム反対の地権者や支援者らは、マスクなどで顔を隠すなどして付け替え道路のゲート前で抗議行動を続けており、県は工事を進められないでいる。

■県収用委の調査 途中で中止 現地で2人から抗議受け

 県と佐世保市が川棚町で計画している石木ダムの用地収用を巡り、県収用委員会(梶村龍太会長)は26日、川棚町岩屋郷で現地調査をした。しかし、途中で建設反対を主張する男性2人が軽トラックで乗り付けて猛然と抗議したため、現地調査を途中で中止した。

 県が昨年7月に裁決申請した土地約3万平方メートルと、住宅4戸や団結小屋の現況を、徒歩や車両から約1時間かけて確認する予定だった。しかし、調査を始めて約15分後、県道を歩いていた委員らの前に軽トラック2台を運転して男性2人が現れ、猛然と抗議。「帰れ!」「勝手なことをするな」「人の土地を取りあげるのは泥棒と同じことだ」などと訴えた。現場にいた女性も「帰れー」と声を上げた。

 これを受け、梶村会長がこの日の現地調査終了を表明。梶村会長は、現地を離れた後、川棚町公会堂前で取材に応じ「財産権を奪うことなので地権者が反対する気持ちは分かる。しかし適正な補償を実現しなければならない。収用委としては法にのっとって迅速に手続きを進めなければならない」と話した。

 現地調査には委員7人全員が参加。町中央公民館で県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長らから概要説明を受けた後、現地へ向かった。

 県が昨年7月に裁決申請した土地や家屋については県収用委が昨年10月、現地調査と審理を川棚町内で実施しようとしたが、地権者らの抗議で見送ってきた経緯がある。(福岡泰雄)

【2016/12/27 10:19】 | 石木ダム
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