「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
             嶋津 暉之

昨年9月の鬼怒川水害についての記事、ニュースです。
常総市は決壊2時間半前に上三坂地区の避難指示を決定したが、避難放送から抜け落ちていたという議会答弁がありました。
鬼怒川を管理している国交省から常総市にどのような情報が伝達されていたかも知りたいところです。

◆水害の常総・上三坂地区 決壊2時間半前に指示決定も 避難放送から抜け落ち
(東京新聞茨城版2016年1月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201601/CK2016012902000171.html

 昨年九月の関東・東北水害により常総市の上三坂地区で鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害が出た問題で、堤防の決壊二時間半前に同地区に避難指示を発令することを決めながら、実際には防災行政無線で放送する対象地区から抜け落ちていたことが明らかになった。二十八日に開かれた市議会水害検証特別委員会で市幹部が証言した。 (増井のぞみ)

 特別委で須藤一徳・市民生活部長と斎藤健司・安全安心課長が説明した。それによると、鬼怒川が増水した昨年九月十日午前十時十五分、市災害対策本部は上三坂など沿岸の三地区に避難指示を発令することを決定した。安全安心課の職員が、防災無線の放送依頼書をパソコンで作成したが、放送する地区から上三坂が抜けてしまった。同日午後零時五十分、堤防は決壊。市は午後一時すぎ、上三坂を含む鬼怒川の東岸地域に避難指示を出した。

 当日の本部の会議では、ホワイトボードに同地区への避難指示の発令が書き込んであった。しかし、本部からの指示が確認できるようなメモなどは残っておらず、担当課に指示が正しく伝わったのか、どこで上三坂が抜けたのかは分からないという。発生当日の議事も録音しておらず、委員からは「議事録がないのはおかしい」と批判する声が上がった。

 同地区では水害で男性一人が犠牲になった。渡辺操区長(70)は取材に対し「避難指示がきちんと出ていれば、犠牲を防げたかもしれない。どうして抜け落ちてしまったのか明らかにしてほしい」と訴えた。

 また、別の向石下地区では、同日午前八時四十五分に避難指示の発令を決めながら、実際に放送したのは同九時二十五分と、作業に四十分を要し手間取るケースもあった。放送依頼書の作成や指示の録音に時間がかかったためという。委員は「緊急性を要する大規模災害時に三十分という時間は貴重」などと指摘した。


◆関東・東北豪雨 常総市の避難指示遅れは伝達ミス
(NHK2016年1月28日 16時59分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389121000.html

関東・東北豪雨の際の茨城県常総市の対応を検証する市議会の特別委員会が開かれ、当時、一部の地区に避難指示を出すのが遅れたのは、市役所内での情報の伝達がうまくいかなかったからだったことが分かりました。
去年9月の豪雨で常総市では、上三坂地区に対する避難指示が鬼怒川の堤防が決壊したあとに出され、地区では男性1人が死亡しています。
28日開かれた市議会の特別委員会には須藤一徳市民生活部長が出席し、当時、市の災害対策本部は堤防決壊の2時間半余り前に上三坂地区を含む3つの地区に避難指示を出すことを決めていたと述べました。
そのうえで、当時の資料などを再確認した結果、避難指示を実際に発表する際に職員の間で伝達ミスがあり、上三坂地区が抜け落ちていたことが分かったと説明しました。伝達ミスがどの段階で起きたかについてはまだ分かっていないとしています。
特別委員会では、次回以降、高杉徹市長にも出席を求め、当時の市の対応についてさらに検証することにしています。
特別委員会の委員長を務める中村安雄議員は、「当時、市長が国などからどのような情報を得てどう動いていたのか詳しい説明を求めたい」と話していました。

◆鬼怒川決壊 伝達ミス、避難指示遅れ 常総市議会検証委
 混乱、情報届かず 市幹部が証言

(茨城新聞2016年1月29日(金))
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14539925247372&sai=1

【鬼怒川決壊水害情報】
鬼怒川の堤防が決壊した常総市上三坂地区への避難指示が遅れたのは、市災害対策本部の指示が担当課に伝達されなかったのが原因だったことが28日、明らかになった。担当課には電話やメモ書きなど複数の手段で情報が伝えられていたが、混乱の中で伝達ミスがあり、指示情報が届かなかった。同日の市議会水害検証特別委員会で市幹部が証言した。災害時の情報伝達の課題があらためて浮き彫りとなった。

特別委で証言したのは須藤一徳市民生活部長。堤防決壊の2時間半以上前の9月10日午前10時15分、災対本部が上三坂地区を含む三坂町3地区に避難指示を出すことを決め、板書も残されていたという。だが、防災行政無線の放送までにどこかで伝達ミスが起こり、上三坂地区が避難指示から抜け落ちた。

同地区では市民が逃げ遅れ、男性1人が死亡した。避難指示は決壊後となった。

避難勧告・指示は、災対本部で決定後、電話やメモで伝達。その後、作成した文書を職員が読み、録音したものを放送した。本部指示から放送まで30分前後かかった。録音は「混乱の中、誤った情報を流さないため」の措置。決壊情報など録音せずに生放送したものもあった。災対本部の議事録については「(発生日の)10日や11日の分は現存しない」とした。

次回の特別委は2月5日。高杉徹市長の出席を求め、初動対応を尋ねる。(松田拓朗)


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 当日の本部の会議では、ホワイトボードに同地区への避難指示の発令が書き込んであった。しかし、本部からの指示が確認できるようなメモなどは残っておらず、担当課に指示が正しく伝わったのか、どこで上三坂が抜けたのかは分からないという。発生当日の議事も録音しておらず、委員からは「議事録がないのはおかしい」と批判する声が上がった。

 同地区では水害で男性一人が犠牲になった。渡辺操区長(70)は取材に対し「避難指示がきちんと出ていれば、犠牲を防げたかもしれない。どうして抜け落ちてしまったのか明らかにしてほしい」と訴えた。

 また、別の向石下地区では、同日午前八時四十五分に避難指示の発令を決めながら、実際に放送したのは同九時二十五分と、作業に四十分を要し手間取るケースもあった。放送依頼書の作成や指示の録音に時間がかかったためという。委員は「緊急性を要する大規模災害時に三十分という時間は貴重」などと指摘した。


◆関東・東北豪雨 常総市の避難指示遅れは伝達ミス
(NHK2016年1月28日 16時59分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389121000.html

関東・東北豪雨の際の茨城県常総市の対応を検証する市議会の特別委員会が開かれ、当時、一部の地区に避難指示を出すのが遅れたのは、市役所内での情報の伝達がうまくいかなかったからだったことが分かりました。
去年9月の豪雨で常総市では、上三坂地区に対する避難指示が鬼怒川の堤防が決壊したあとに出され、地区では男性1人が死亡しています。
28日開かれた市議会の特別委員会には須藤一徳市民生活部長が出席し、当時、市の災害対策本部は堤防決壊の2時間半余り前に上三坂地区を含む3つの地区に避難指示を出すことを決めていたと述べました。
そのうえで、当時の資料などを再確認した結果、避難指示を実際に発表する際に職員の間で伝達ミスがあり、上三坂地区が抜け落ちていたことが分かったと説明しました。伝達ミスがどの段階で起きたかについてはまだ分かっていないとしています。
特別委員会では、次回以降、高杉徹市長にも出席を求め、当時の市の対応についてさらに検証することにしています。
特別委員会の委員長を務める中村安雄議員は、「当時、市長が国などからどのような情報を得てどう動いていたのか詳しい説明を求めたい」と話していました。

◆鬼怒川決壊 伝達ミス、避難指示遅れ 常総市議会検証委
 混乱、情報届かず 市幹部が証言

(茨城新聞2016年1月29日(金))
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14539925247372&sai=1

【鬼怒川決壊水害情報】
鬼怒川の堤防が決壊した常総市上三坂地区への避難指示が遅れたのは、市災害対策本部の指示が担当課に伝達されなかったのが原因だったことが28日、明らかになった。担当課には電話やメモ書きなど複数の手段で情報が伝えられていたが、混乱の中で伝達ミスがあり、指示情報が届かなかった。同日の市議会水害検証特別委員会で市幹部が証言した。災害時の情報伝達の課題があらためて浮き彫りとなった。

特別委で証言したのは須藤一徳市民生活部長。堤防決壊の2時間半以上前の9月10日午前10時15分、災対本部が上三坂地区を含む三坂町3地区に避難指示を出すことを決め、板書も残されていたという。だが、防災行政無線の放送までにどこかで伝達ミスが起こり、上三坂地区が避難指示から抜け落ちた。

同地区では市民が逃げ遅れ、男性1人が死亡した。避難指示は決壊後となった。

避難勧告・指示は、災対本部で決定後、電話やメモで伝達。その後、作成した文書を職員が読み、録音したものを放送した。本部指示から放送まで30分前後かかった。録音は「混乱の中、誤った情報を流さないため」の措置。決壊情報など録音せずに生放送したものもあった。災対本部の議事録については「(発生日の)10日や11日の分は現存しない」とした。

次回の特別委は2月5日。高杉徹市長の出席を求め、初動対応を尋ねる。(松田拓朗)

【2016/01/30 21:44】 | 新聞記事から
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