「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
            嶋津 暉之

鬼怒川・小貝川河川整備計画の策定に関して、12月2日の関係県会議に続いて、4日に有識者会議が開かれました。
この有識者会議の配布資料は関東地方整備局のHPに掲載されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000282.html

すでにお伝えしたように、鬼怒川の目標流量が次のように2006年12月の素案より、引き上げられました。

                 中流部の石井地点      下流部の水海道地点
河川整備計画の目標流量の案   4600㎥/秒      4300 ㎥/秒        
2006年12月素案の目標流量   4200㎥/秒      3700㎥/秒 

このことに関して、この記事で「西村仁嗣座長(筑波大名誉教授)は「計画策定の前に、想定の流量がこれでは手ぬるいと鬼怒川自身がアピールした」と話した。 」とありますが、なんという物の言い方かと思います。
鬼怒川の河川改修を怠ってきた国交省の責任をまず問うべきです。

西村氏は昨年9月の水戸地裁での霞ケ浦導水差止め裁判で、国交省側の証人として、「とりあえず造って、運転は地元と相談する中でやっていけばよい」と、無責任な証言をした人です。

◆鬼怒川・小貝川整備計画  有識者会議も了承 目標流量毎秒4600トン 宇都宮 /栃木
(毎日新聞栃木版2015年12月5日)
http://mainichi.jp/articles/20151205/ddl/k09/010/087000c

 国土交通省関東地方整備局は4日、鬼怒川と小貝川の河川整備計画策定に向け意見を聴く有識者会議(座長、西村仁嗣・筑波大名誉教授)を宇都宮市で開き、関係県会議で2日了承された目標流量などについて了承を得た。【田内隆弘】

 会議は2006年から開かれ、今回が6回目。これまでは鬼怒川の基準地点(宇都宮市石井町)で想定する「目標流量」を毎秒4200トンとしていたが、今年9月の関東・東北豪雨をきっかけに見直すことになり、豪雨時並みの毎秒4600トンとする案が提示された。

西村座長は「計画策定の前に、想定の流量がこれでは手ぬるいと鬼怒川自身がアピールした」と話した。
 このほか、委員からは「今後の気候変動を想定し、二重三重のセーフティーネットを構築すべきだ」「想定を上回る洪水が発生したときに堤防などハード整備が間に合わなくても、

避難啓発などソフト面でどう対応するか考えては」「河川情報を行政が一方通行で流すのではなく、住民からの情報を受けつける双方向性が必要だ」などの意見が出された。


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 このほか、委員からは「今後の気候変動を想定し、二重三重のセーフティーネットを構築すべきだ」「想定を上回る洪水が発生したときに堤防などハード整備が間に合わなくても、

避難啓発などソフト面でどう対応するか考えては」「河川情報を行政が一方通行で流すのではなく、住民からの情報を受けつける双方向性が必要だ」などの意見が出された。

【2015/12/08 01:18】 | 有識者会議
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