「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                 嶋津 暉之

今日、国交省関東地方整備局の鬼怒川堤防調査委員会の第1回委員会がありました。
今日の委員会の配布資料が関東地方整備局のHPに掲載されましたので、お知らせします。

配布資料は35~37頁に、4ダムの洪水調節がなければ被害がこんなに拡がっていたという?マークの試算結果がありますが、その部分を除けば、よく調べてある資料で、参考になります。

20頁には決壊箇所は堤防高が周辺より一段と低く、越流水深が20cmあったことが記されています。

今日の会議に関する新聞記事、ニュースはいくつかありますが、詳しいのは下記の産経新聞の記事です。

決壊の原因として越水破堤の他にパイピング現象があったかどうかの判断は次回に持ち越しになりました。


◇鬼怒川堤防調査委員会第1回委員会 議事要旨と配布資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/index00000036.html

第1回 配付資料一覧【PDF】
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/river_bousai00000106.html

第1回調査委員会資料 
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000632889.pdf


◆鬼怒川の水位、堤防の20センチ上 調査委初会合「余裕足りなかった」
(産経新聞 2015年9月28日) 
http://www.sankei.com/affairs/news/150928/afr1509280031-n1.html

東日本豪雨で決壊した茨城県常総市の鬼怒川堤防について、国土交通省は28日、決壊地点の一部で当時、川の水位が堤防の高さを推定で約20センチ上回っていたとする調査結果を明らかにした。また、決壊原因については、水が堤防を越えてあふれ出る越水に加え、堤防内部に水が浸透して崩壊する「パイピング現象」が起きた可能性を示した。

堤防決壊の原因を究明するため国交省が設置した有識者らでつくる調査委員会の初会合で示された。
同省によると、堤防は約200メートルにわたって決壊。そのうち付近で最も堤防が低かった決壊区間の上流端から約80メートルの地点で、川の水位が堤防を約20センチ上回っていたと推定される。同地点では、安全に水が流れる設計上の水位「計画高水位」が標高20・82メートルだったのに対し、堤防の高さは、ほぼ同じ20・88メートル。近くで最も堤防が高い地点と比べて1メートル以上低かった。

周辺では堤防のかさ上げなど改修に向け、用地買収が進められているところだった。調査委の清水義彦・群馬大大学院教授は「堤防に(計画高水位を超える)余裕を持たせた高さが足りなかった。どのくらいの高さが必要なのか調査で明らかにしていきたい」と話す。

一方、決壊の原因については、これまで専門家などから指摘されていた通り、あふれ出た水が堤防外側の土手を削り取ったことが原因の一つと推定。

さらに、増水で河床への圧力が増すことで、川の水が堤防地下の水を通しやすい砂質層に浸透し、堤防外側などから噴き出すパイピング現象が起こった可能性もあるという。川と逆の堤防外側の方から水が内部に浸透し、水で緩んだ堤体の破壊が進むという現象だ。

パイピングは地下に限らず、堤防内にも水の通り道となる砂質層があれば、加速度的に水が浸透していくといい、国交省は今後、堤体や地盤の構造の詳細な調査を進めていく方針だ。

調査委委員長の安田進・東京電機大教授は「原因や被害の状況がはっきりしないと堤防の弱点が分からない。データを基に適切な復旧工法を検討したい」と話している。


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同省によると、堤防は約200メートルにわたって決壊。そのうち付近で最も堤防が低かった決壊区間の上流端から約80メートルの地点で、川の水位が堤防を約20センチ上回っていたと推定される。同地点では、安全に水が流れる設計上の水位「計画高水位」が標高20・82メートルだったのに対し、堤防の高さは、ほぼ同じ20・88メートル。近くで最も堤防が高い地点と比べて1メートル以上低かった。

周辺では堤防のかさ上げなど改修に向け、用地買収が進められているところだった。調査委の清水義彦・群馬大大学院教授は「堤防に(計画高水位を超える)余裕を持たせた高さが足りなかった。どのくらいの高さが必要なのか調査で明らかにしていきたい」と話す。

一方、決壊の原因については、これまで専門家などから指摘されていた通り、あふれ出た水が堤防外側の土手を削り取ったことが原因の一つと推定。

さらに、増水で河床への圧力が増すことで、川の水が堤防地下の水を通しやすい砂質層に浸透し、堤防外側などから噴き出すパイピング現象が起こった可能性もあるという。川と逆の堤防外側の方から水が内部に浸透し、水で緩んだ堤体の破壊が進むという現象だ。

パイピングは地下に限らず、堤防内にも水の通り道となる砂質層があれば、加速度的に水が浸透していくといい、国交省は今後、堤体や地盤の構造の詳細な調査を進めていく方針だ。

調査委委員長の安田進・東京電機大教授は「原因や被害の状況がはっきりしないと堤防の弱点が分からない。データを基に適切な復旧工法を検討したい」と話している。

【2015/09/30 03:51】 | 未分類
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