「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                嶋津 暉之

鬼怒川堤防決壊に関して、常総市の避難指示の遅れがテレビ等で取り上げられ、常総市長の責任が追及されました。

しかし、避難指示を行うのは市の責任ですが、河川が溢れるかどうか、堤防が決壊するかどうか、河川の状況を判断できるのは河川管理者であり、鬼怒川の場合は国交省です。

今回の鬼怒川の決壊・越水に関してその危険性が高まっている状況を把握しているはずの国交省がその情報を刻々、市役所に流したかどうかも問題にされるべきです。

マスコミが市の責任ばかりを追及し、国交省の対応に言及しないのは理解に苦しみます。

このことに関して国交省関東地方整備局が「出水時における下館河川事務所から常総市への情報提供について」をHPに掲載しています。下記をご覧ください。

http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000182.html 

主な部分を書き出してみると、次のとおりです。

<9月10日>

5時58分 ホットライン 「若宮戸地点で越水が始まります。」

6時30分 はん濫発生情報「常総市若宮戸(左岸25. 35k)付近より越水しました。」

7時11分 ホットライン 「下流部の危険箇所からの越水も予想されます。」

8時00分 はん濫発生情報「筑西市船玉(左岸44. Ik)付近、伊佐山(左岸45. 9k)付近、
      常総市若宮戸(左岸25. 35k)付近より越水しました。」

11時42分 ホットライン 「21k付近で越水。避難してください。」

13時20分 はん濫発生情報「常総市新石下※(左岸21k)付近より氾濫しました。」
       ※11日に三坂町に訂正

12時50分に決壊した常総市左岸21k付近についての具体的な情報は
「11時42分 ホットライン 「21k付近で越水。避難してください。」しかありません。
これでは、この決壊箇所周辺に対する市の避難指示が遅れることもあり得ると思います。

国交省が氾濫、決壊の危険性について迅速に情報を伝達しなかったことも問題にされるべきではないでしょうか。

【2015/09/21 01:40】 | 埼玉の会の見解
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