「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                嶋津 暉之

石木ダム問題についての今日の毎日の記事で、市民ダム、すなわち、節水で渇水に対応できるという提案です。
佐世保市水道に関して重要なことは給水量が減少の一途を辿っていて、1994年渇水当時と比べると、現在は2割程度小さくなっていることです。
 ↓ ※クリックで拡大されます
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したがって、最大の渇水とされる1994年渇水が再来しても、断水を行うことなく、若干の給水圧の調整で十分に対応できるようになっており、その面からも石木ダムは不要です。

水問題を考える市民の会&石木川まもり隊の共同ニュース「滴」15号より
 ↓
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◆佐世保発!:渇水都市に市民ダム /長崎
(毎日新聞長崎版 2015年09月07日)
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20150907ddlk42070208000c.html

福岡市に帰省して出席した中3の同窓会で、夏休みを直撃した1978年の渇水が話題となりました。給水制限は287日に及び、私も共働きの親に代わって給水時間に風呂に水をためました。

94年から翌年に264日間の給水制限を経験した佐世保市の皆様も苦労を重ねたことでしょう。

ただ、2市の水源開発は異なる道をたどります。石木ダムに固執する佐世保に対し、福岡は「地理的に水資源に恵まれていないため(市外の)筑後川からの導水、揚水式ダムや海水淡水化など、さまざまな水源開発を行っています」(2009年水道長期ビジョン)。
海水から水をつくる「まみずピア」は05年稼働。1日最大5万立方メートルの能力は、石木ダムの給水量1日4万立方メートルを上回ります。

運営の福岡地区水道企業団によると、コストは1立方メートル346円で、浄水場の98円より割高に。それでも導入したのは「天候に左右されない水源」だからです。

もう一つ福岡市の水源で感心したのが「市民ダム」。「市民全員が1日にバケツ1杯(10リットル)節水すると、1年で長谷ダムの満水量を超える550万立方メートルを節約できます」(水道局「福岡市の水道」)。

節水は水源開発と同じ効果があり、新たにダムを建設せずに済むという考え方です。

一方、佐世保市の予測では、市民は節水どころか、12年度の1日当たり190リットルから24年度には207リットルに増やすとか。石木ダム必要論の背景ですが、連載「川原(こうばる)のいま」で紹介した通り、全体の使用実績は予測を下回る傾向にあります。

節水の市民ダム効果で、石木ダムがなくても水需要は賄えると考えるのは、反対派ばかりではないはず。

昨年9月市議会の水道局長答弁によると、水道料金はダム完成後1世帯当たり年4000円の負担増に。料金面からも、市民にとって「石木ダムはいらない」との選択肢もあるべきです。
<佐世保支局長・峰下喜之>
〔長崎版〕



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海水から水をつくる「まみずピア」は05年稼働。1日最大5万立方メートルの能力は、石木ダムの給水量1日4万立方メートルを上回ります。

運営の福岡地区水道企業団によると、コストは1立方メートル346円で、浄水場の98円より割高に。それでも導入したのは「天候に左右されない水源」だからです。

もう一つ福岡市の水源で感心したのが「市民ダム」。「市民全員が1日にバケツ1杯(10リットル)節水すると、1年で長谷ダムの満水量を超える550万立方メートルを節約できます」(水道局「福岡市の水道」)。

節水は水源開発と同じ効果があり、新たにダムを建設せずに済むという考え方です。

一方、佐世保市の予測では、市民は節水どころか、12年度の1日当たり190リットルから24年度には207リットルに増やすとか。石木ダム必要論の背景ですが、連載「川原(こうばる)のいま」で紹介した通り、全体の使用実績は予測を下回る傾向にあります。

節水の市民ダム効果で、石木ダムがなくても水需要は賄えると考えるのは、反対派ばかりではないはず。

昨年9月市議会の水道局長答弁によると、水道料金はダム完成後1世帯当たり年4000円の負担増に。料金面からも、市民にとって「石木ダムはいらない」との選択肢もあるべきです。
<佐世保支局長・峰下喜之>
〔長崎版〕


【2015/09/08 14:32】 | 石木ダム
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