「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                  嶋津 暉之

8月24日に、ダム検証の結果を審議する国交省の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が1年ぶりに開催され、ダム事業者の検証報告をそのまま容認しました。

群馬県の倉渕ダム、増田川ダム、岩手県の津付ダムは中止、山口県の大河内川ダムが推進です。予想通りの結果です。

まともな審議ができない有識者会議ですから、ダム事業者の検証結果が認められなかったことはありません。一度だけ再審議があっただけです。

中止になった群馬県の倉渕ダムについては私も反対運動に関わりました。2003~2004年の頃のことですが、高崎市民の要請を受け、現地調査を行い、資料を収集して倉渕ダム不要の報告書をまとめました。

また、倉淵ダムの是非に関して大熊孝先生+嶋津 対 群馬県河川課長+係長の公開討論会が数百人規模の集会で開かれました。手前味噌ですが、有利に議論を展開することができたと思っています。

その後、運動の成果もあって、倉渕ダムは凍結状態になり、今回、ようやく中止ということになりました。


◆ダム建設中止 県の判断は「適切」 国交省有識者会議
(東京新聞2015年8月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150825/CK2015082502000188.html?ref=rank

ダム事業見直しに関する国土交通省の有識者会議は二十四日、倉渕ダム(高崎市)と増田川ダム(安中市)、岩手県の津付ダムを建設中止とした事業主体の県の判断を適切と認めた。

両県は既に中止を表明している。
大河内川ダムを継続とした山口県の判断も適切とした。
倉渕ダムと増田川ダムは、河川改修で対応できるとして県が中止を決めた。
津付ダムは、気仙川の洪水防止のため建設を進めていたが、東日本大震災で流域が被災。岩手県は住宅の高台移転などの対策によりダムは不要と判断した。


【2015/08/27 02:37】 | 各地のダム情報
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