「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
              嶋津 暉之

川辺川ダムの反対運動で展開された「尺鮎トラスト」についての記事をお送りします。

◆憂楽帳:清流の思い出
(毎日新聞 2015年08月18日)
http://mainichi.jp/opinion/news/20150818k0000e070228000c.html

夏が来ると思い出す。熊本県の球磨川支流の川辺川の美しい清流と、スイカのようなアユの香りを。「おいしいアユを食べて川を救おう」。熊本に赴任当時の2001年、こんなフレーズで始まったのが地元市民グループによる「尺鮎(しゃくあゆ)トラスト」だった。

国土交通省が川辺川に建設を計画した巨大ダムに対する反対運動は、漁業権を持つ地元漁協がカギを握っていた。「尺鮎トラスト」は、球磨川・川辺川産アユを全国に売って漁師たちを支援することで、漁協にダム計画に反対してもらうことが狙いだった。

「尺鮎」とは、体長約30センチに達する大きなアユのことで、川辺川のような水質の良い豊かな環境の中でしか育たない。上流にダムができることで水質の悪化などが懸念されたが、建設計画は市民グループや地元漁師の反対などで09年に中止が決まった。

尺鮎トラストは、今年で活動を事実上休止するという。日本有数の清流とアユを守るという目的は果たされた。久しぶりにアユを注文した。何とも言えぬ夏の香りが楽しみだ。【平地修】

【2015/08/21 02:03】 | 新聞記事から
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