「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                 嶋津 暉之

今日、水戸地裁で那珂川流域の漁協が霞ケ浦導水事業の工事差し止めを求めた裁判の判決がありました。まことに残念ながら、原告側の全面敗訴でした。

この裁判では、被告(国交省)側の専門家証人が反対尋問で、原告側の主張を認めてしまうほど、国交省の主張はいい加減なもlのでしたが、判決には反映されませんでした。

この判決文は国交省に勝たせるように、原告側に求める実証責任のハードルを無茶苦茶高くしており、最初から原告敗訴の結論ありきのひどい不当判決でした。

私も証人の一人としてこの裁判に関わってきましたので、悔しい気持ちでいっぱいですが、次の対応策を考えなければなりません。

◆霞ヶ浦導水 差し止め認めず
(NHK 02015燃7月17日 17時48分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075922171.html?t=1437136041185

霞ヶ浦と県内を流れる那珂川などを地下水路で結ぶ霞ヶ浦導水事業をめぐり、漁に影響が出るおそれがあるとして那珂川流域の漁協が一部の工事の差し止めを求めた裁判で、水戸地方裁判所は「漁獲量が減るとまではいえない」として原告の訴えを退けました。

この裁判は、霞ヶ浦の水質浄化と首都圏向けの水源の確保を目的に、那珂川から霞ヶ浦を経て利根川までおよそ46キロを地下水路で結ぶ霞ヶ浦導水業を巡り、那珂川流域であゆなどの漁を行う茨城県と栃木県の8つの漁協が取水口の建設工事の差し止めを求めているものです。

これまでの裁判で原告側は、取水口が取り付けられると、ふ化したばかりのあゆが吸い込まれるなどして漁獲量に深刻な影響が出るおそれがあるなどと主張してきました。
これに対し国側は、あゆがふ化する時期には取水を止めるなどの対策をとるため漁業への影響はあってもごく僅かで、水質浄化などを目的とした事業の公共性は高いなどと主張してきました。

判決で水戸地方裁判所の日下部克通裁判長は「事業は霞ヶ浦の水質保全対策の1つとして必要で公共性はある」と指摘しました。

その上で「取水口にどのくらいあゆが吸い込まれる可能性があるのかを推測することはできず、漁獲量が減るとまではいえない」として原告の訴えを退けました。

霞ヶ浦導水事業は昭和59年に建設が始まった総事業費1900億円の大規模事業で、民主党政権でいったん工事が中断されましたが、去年、継続が決まりました。

判決について原告団は「行政に追従した不当な判決に怒りを込めて抗議します。那珂川を変わらぬ姿で残していくために、この判決に負けることなく最後の勝利まで戦いたい」とコメントしました。

判決について国土交通省の越智繁雄関東地方整備局長は「基本的には国の主張が認められたものと理解している。今後も漁業関係者の方々へ丁寧に説明を続けつつ事業の進捗に努めたい」とコメントしました。


◆霞ケ浦、漁協の差し止め請求棄却 導水訴訟で水戸地裁
(2015/7/17 13:40)
http://www.at-s.com/news/detail/1174215170.html

茨城県の霞ケ浦と那珂川、利根川を地下トンネルで結び、水を行き来させる霞ケ浦導水事業をめぐり、那珂川流域の茨城県の4漁協と栃木県の漁連が「取水口の建設工事は漁業権を侵害する」として国に工事差し止めを求めた訴訟の判決で、水戸地裁(日下部克通裁判長)は17日、原告側の請求を棄却した。

日下部裁判長は判決理由で「漁業権が侵害される具体的危険があるとまでは言えない」と述べた。

事業は霞ケ浦の水質浄化や首都圏への水の安定供給が目的で、1984年に着工した。2010年に中断したが、民主党政権の指示で実施された事業検証の結果、国は昨年8月に継続を決めた。(共同通信)




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これに対し国側は、あゆがふ化する時期には取水を止めるなどの対策をとるため漁業への影響はあってもごく僅かで、水質浄化などを目的とした事業の公共性は高いなどと主張してきました。

判決で水戸地方裁判所の日下部克通裁判長は「事業は霞ヶ浦の水質保全対策の1つとして必要で公共性はある」と指摘しました。

その上で「取水口にどのくらいあゆが吸い込まれる可能性があるのかを推測することはできず、漁獲量が減るとまではいえない」として原告の訴えを退けました。

霞ヶ浦導水事業は昭和59年に建設が始まった総事業費1900億円の大規模事業で、民主党政権でいったん工事が中断されましたが、去年、継続が決まりました。

判決について原告団は「行政に追従した不当な判決に怒りを込めて抗議します。那珂川を変わらぬ姿で残していくために、この判決に負けることなく最後の勝利まで戦いたい」とコメントしました。

判決について国土交通省の越智繁雄関東地方整備局長は「基本的には国の主張が認められたものと理解している。今後も漁業関係者の方々へ丁寧に説明を続けつつ事業の進捗に努めたい」とコメントしました。


◆霞ケ浦、漁協の差し止め請求棄却 導水訴訟で水戸地裁
(2015/7/17 13:40)
http://www.at-s.com/news/detail/1174215170.html

茨城県の霞ケ浦と那珂川、利根川を地下トンネルで結び、水を行き来させる霞ケ浦導水事業をめぐり、那珂川流域の茨城県の4漁協と栃木県の漁連が「取水口の建設工事は漁業権を侵害する」として国に工事差し止めを求めた訴訟の判決で、水戸地裁(日下部克通裁判長)は17日、原告側の請求を棄却した。

日下部裁判長は判決理由で「漁業権が侵害される具体的危険があるとまでは言えない」と述べた。

事業は霞ケ浦の水質浄化や首都圏への水の安定供給が目的で、1984年に着工した。2010年に中断したが、民主党政権の指示で実施された事業検証の結果、国は昨年8月に継続を決めた。(共同通信)



【2015/07/18 00:23】 | 裁判の報告
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