「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
              嶋津 暉之

長崎新聞のコラムで、石木ダム事業についての長崎県の強硬姿勢と、安保法制についての長崎県議会の賛成可決を厳しく批判しています。

◆長崎新聞コラム「水や空」 「耳は二つ」
(長崎新聞2015年7月15日)
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/mizusora/2015/07/11104531017872.shtml

「口は一つ、耳は二つ」。人の話をしっかり聞きなさい、耳の数が口より多いのはそのためだ-そんな言い古された警句が思わず頭に浮かぶ最近の県内

▲石木ダムの建設計画で、反対地権者の家屋と土地の強制収用をにらんだ手続きを県が始めた。県議会は、国会で審議が続く安全保障法案の今国会成立を求める意見書を賛成多数でこしらえた

▲ダムをめぐる互いの主張は平行線が続き、交渉は糸口さえ見えない。県は「ぎりぎりの判断だ」と言うのかもしれない。だが、その前に、ダムの必要性自体を疑問視する声がある。住む家を取り上げてまで造るべきダムなのか-の声は聞こえないか。その声に県は何かの答えを示せたか

▲県議会の意見書は"全国一番乗り"のおまけが付いた。専門家がこぞって指摘する法案の問題点をまさか知らないはずはないだろうに。「隙間のない対応」も「抑止力の向上」も憲法違反を正当化してはくれない。議長が再三注意していた傍聴席の市民の異論は、はなから聞く気がないのだろう

▲新県庁舎の工事が進められている。行政棟と議会棟は別の建物になると聞くが、どちらにも今よりも大きな、風通しのいい窓を付けることを勧めたい。こうと決めたら聞く耳を持たない-そんな県庁や県議会は悲しい。(智)

【2015/07/12 20:05】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック