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「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
             嶋津 暉之

石木ダム付替道路工事に着手するため、長崎県は12日の未明に機材を運び込みました。
そのニュースと記事をお送りします。
しかし、このように姑息なやり方で、工事を継続できるとは思われません。

各紙記事
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◆石木ダム付替道路工事に着手
(NHK 2015年06月12日 12時27分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035510221.html?t=1434122140885

県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム建設に関連した道路の付け替え工事について、県は、一部の地権者などによる反対運動でこれまで着工できませんでしたが、12日朝、反対派がいないうちに現場に入り木の伐採などの工事に着手したことを明らかにしました。

難航する石木ダムの建設を巡っては、ことし3月、長崎地方裁判所佐世保支部が反対派の地権者など16人について妨害活動を禁じる決定を出したことから、県は、5月から、ダム建設で水没する県道に代わる、新しい道路の付け替え工事に着工しようとました。

しかし、計画に反対する一部の地権者などが工事現場の入り口に立ちふさがり、無言で抗議するなどして抵抗したため、工事に入れずにいました。

県によりますと、12日午前5時ごろ、県の担当者と工事を請け負う業者あわせて15人が現場を訪れ、反対派がいないうちに必要な機材などをダンプカーで運び込んだということです。

現在は木の伐採を行ったり、土地の測量などをしているということです。

この日に着手した付け替え道路、620メートルの工事は、完成までおよそ9か月かかりますが、県によりますと、現在組んでいる予算の来年度以降の持ち越しができないため、県は、今年度中の完成を目指すとしています。

ダム建設に反対する地権者の1人の川原義人さん(74)は、「工事の時間は朝8時から夕方5時までと決まっているはずなのに、やり方が汚い。断固闘うしかない」と話していました。


◆石木ダムの周辺工事再開 長崎県が5年ぶり 抗議を回避、早朝に着手 [長崎県]
(西日本新聞 2015年06月12日 21時06分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/175245

長崎県と同県佐世保市が計画する石木ダム(同県川棚町)事業をめぐり、県が12日、建設予定地に入り、2010年に中断していた付け替え道路工事を5年ぶりに再開した。

県は今年5月19日から工事再開を試みてきたが、反対地権者や支援者の抗議行動で現場に入れなかった。この日は反対派のいない午前5時から機材を搬入。県職員と作業員十数人で草木の伐採や測量作業を始めた。

担当者は「1カ月近くお願いを続けたが、状況は変わらなかった。安全のため早朝に入ったが(工事の)強行ではない」と説明。地権者側は「抜き打ちはひきょうだ」と反発し、現場入り口で抗議活動を続けた。

石木ダム計画は、一部地権者の反対で着工できないまま国の事業採択から40年が経過。県と佐世保市は昨年9月、県収用委員会に反対派の地権者が所有する一部の未買収地について強制収用を可能にする裁決申請をしており、近く結論が出る見込み。


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県によりますと、12日午前5時ごろ、県の担当者と工事を請け負う業者あわせて15人が現場を訪れ、反対派がいないうちに必要な機材などをダンプカーで運び込んだということです。

現在は木の伐採を行ったり、土地の測量などをしているということです。

この日に着手した付け替え道路、620メートルの工事は、完成までおよそ9か月かかりますが、県によりますと、現在組んでいる予算の来年度以降の持ち越しができないため、県は、今年度中の完成を目指すとしています。

ダム建設に反対する地権者の1人の川原義人さん(74)は、「工事の時間は朝8時から夕方5時までと決まっているはずなのに、やり方が汚い。断固闘うしかない」と話していました。


◆石木ダムの周辺工事再開 長崎県が5年ぶり 抗議を回避、早朝に着手 [長崎県]
(西日本新聞 2015年06月12日 21時06分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/175245

長崎県と同県佐世保市が計画する石木ダム(同県川棚町)事業をめぐり、県が12日、建設予定地に入り、2010年に中断していた付け替え道路工事を5年ぶりに再開した。

県は今年5月19日から工事再開を試みてきたが、反対地権者や支援者の抗議行動で現場に入れなかった。この日は反対派のいない午前5時から機材を搬入。県職員と作業員十数人で草木の伐採や測量作業を始めた。

担当者は「1カ月近くお願いを続けたが、状況は変わらなかった。安全のため早朝に入ったが(工事の)強行ではない」と説明。地権者側は「抜き打ちはひきょうだ」と反発し、現場入り口で抗議活動を続けた。

石木ダム計画は、一部地権者の反対で着工できないまま国の事業採択から40年が経過。県と佐世保市は昨年9月、県収用委員会に反対派の地権者が所有する一部の未買収地について強制収用を可能にする裁決申請をしており、近く結論が出る見込み。

【2015/06/13 16:08】 | 新聞記事から
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