「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                嶋津 暉之

3月13日(金)に開かれた国交省の国土審議会第14回 水資源開発分科会の 配付資料が国交省のHPに掲載されました。

今回は答申案へのパブリックコメントを行った結果を踏まえて、答申をどうするかを議論する会議でしたが、既に報告があったようにまことに腹立たしい会議でした。

これではパブリックコメントを行った意味がまったくないではないかと、叫びたくなる会議でした

第一に、国交省のやり方が姑息です。
提出された個別意見を事前に委員に送ることはせず、国交省が都合よくまとめたものを委員に送っただけでした。
http://www.mlit.go.jp/common/001082915.pdf
(個別意見は当日、各委員の机の上においただけでした)。

そのため、個別意見が示した水資源行政の問題点が委員たちに伝わっていませんでした。

第二に、委員たちの問題意識、水資源行政についての問題意識があまりにも希薄だということです。
さほど重要とは思われない答申の表現を議論するだけで、いわば言葉遊びに終始していました。

「答申案を否定する意見はなく、答申案が受け入れられたようで、ほっとした」と語る委員もいた位ですから、驚きました。

虚しい会議でしたが、最後にあいさつした藤山秀章水資源部長が意外なことに個別意見が提起した問題に触れていました。ダムが環境に与えた負荷への反省がない、水余りが進んでいる、水資源開発促進法を廃止すべきなどの意見があったと語っていました。

しかし、会議が終わった後の話なので、答申には何も反映されませんでした。

昨年7月に水資源部長に就任した藤山氏はフランクに物事を語る異色の官僚なので、そのように語ったなのでしょうが、残念ながら水資源行政が変わる兆しが見えません。、

国土審議会第14回 水資源開発分科会 配付資料 
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/water02_sg_000048.html

※個別の内容についてはリンク先をご覧ください

01 議事次第(PDF形式:36KB)
02 配付資料一覧(PDF形式:25KB)
03(資料1)名簿(PDF形式:33KB)
04(資料2)これまでの検討内容と今後のスケジュール(PDF形式:187KB)
05(資料3)意見募集結果概要(PDF形式:55KB)
06(資料4)答申案に対する意見への見解・対応(PDF形式:198KB)
http://www.mlit.go.jp/common/001082915.pdf
07(資料5)答申(案)(PDF形式:599KB)
08(資料6)答申(案)の概要(案)(PDF形式:63KB)
09(資料7)諮問書(PDF形式:143KB)


【2015/03/20 01:09】 | 政策
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