「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
               嶋津 暉之

2月7日、八ッ場ダム本体工事の起工式がありました。
それに対して八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会等のメンバーが抗議行動を行いました。
国交大臣や6都県知事に提出した抗議文は八ッ場あしたの会のHPをご覧ください。
 ↓
八ッ場ダム本体工事の起工式への抗議文 | 八ッ場(やんば)あしたの会

また、同会のHPに抗議行動の様子も紹介されています。
 ↓
欺瞞に満ちた八ッ場ダム本体工事の起工式 | 八ッ場(やんば)あしたの会

東京新聞社会面は抗議行動の写真が載ったのはよいものの、当方の主張には触れておらず、柏屋が怒鳴り上げたことしか書いていません。
人数も二十数人いたのに、十数人になっています。


◆群馬)知事「生活再建」を強調 八ツ場、本体起工式
(朝日新聞群馬版 2015年2月8日)
http://digital.asahi.com/articles/ASH275G79H27UHNB00G.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH275G79H27UHNB00G
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 長野原町に国が建設中の八ツ場ダム本体工事の「起工式」が7日、同町の体育館であった。大沢正明知事や県選出国会議員、地元関係者ら約200人が出席し、ダムの早期完成と住民の生活再建促進への期待を口々に語った。祝賀ムードに包まれた式典だったが、会場の外では市民団体が「ダム反対」を訴えた。
 建設予定地では先月21日から、吾妻川をせき止める堤体(本体)工事の第一歩となる「基礎掘削」が始まっている。計画浮上から63年。起工式は「節目の行事を」との地元の要望を受け、国土交通省が企画した。

 式典で大沢知事は、早期完成を求めるとともに「生活再建なくして事業の完成はあり得ない。上信自動車道の整備を進めるなど、地域の発展にさらに取り組む」と語った。

 治水・利水の受益者となる下流都県からは埼玉県の上田清司知事が出席し、「上流のみなさんの犠牲の上に、下流都県の生活の安定がある。地域の振興をしっかり支えたい」と、生活再建への支援を強調した。

 県選出国会議員のうち自民党の6人が出席した。あいさつではそれぞれ民主党政権の「ダム中止宣言」に触れ、「先の見えない、つらい思いをされたと思う」(小渕優子衆院議員)などと述べた。

 会場には、水没予定地区から代替地に移転した住民たちも。長野原町議の豊田銀五郎さん(76)は「亡くなった先人たちのことを思うと、おめでたいなんて……」と言葉を詰まらせた。「住民が減って再建は厳しい。だが、先人の苦労に報いるためにも、ダムができてよかったと思えるようにしないと」

 一方、会場の外では建設中止を求める市民団体の二十数人が、プラカードや横断幕を掲げ、「八ツ場ダムは不要だ」「工事をやめろ」などと訴えた。

千葉県松戸市の元高校教師、佐藤光子さん(69)は「人口減の時代に利水のダムは要らない。洪水防止にも役立たず、不合理きわまりない」と批判した。

 国交省によると、基礎掘削の後、来年からコンクリートを流し込んで本体を造る作業に入る。水門設備の設置や試験的に水をためる工程を経て、2019年度の完成をめざしている。(土屋弘)


◆八ッ場ダム「先人の決断忘れぬ」…起工式
(読売新聞群馬版2015年02月08日)
http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20150207-OYTNT50428.html

 一日も早い完成と地域の発展を――。7日に長野原町総合運動場「若人の館」で行われた八ッ場ダムの本体工事起工式には、地元関係者のほか、埼玉県など下流都県の代表者も参加。計画から63年でこぎ着けた式典に感慨深げだった。

 大沢知事は起工式で「県としても、上信自動車道の整備などを進めてこの地域が一層発展できるよう、町や国と連携して生活再建に取り組んでいく」とあいさつ。上田清司・埼玉県知事は、「下流都県は、上流の地権者の方々の犠牲の上に生活の安全が築かれている。その苦労をしっかりと支えていかなければならない」と話した。

 萩原睦男町長は、「先人たちがダム建設について苦渋の決断をして今日に至ったことは決して忘れてはならない」と述べ、地域振興について「国、県、町が一致団結して明るく将来が見通せるまちづくりを進めていきたい」と力を込めた。

 出席者らはその後、工事の安全を祈願して鍬(くわ)入れ式を行い、くす玉を割って本体の起工を祝った。会場の外では、ダム建設に反対の声を上げる市民団体の姿もあった。

 本体工事は先月21日に開始し、同22日には岩盤を掘り進める発破作業が始まった。同省によると、試験湛水(たんすい)などを経て、2019年度中の完成を目指す。


◆八ツ場ダム本体着工で式典 300人参加、住民抗議も
(産経デジタル2015.2.7 13:10)
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150207/lif15020713100009-n1.html

国土交通省は7日、群馬県長野原町で、八ツ場ダム本体工事の着手を記念する式典を開いた。

群馬県の大沢正明知事ら約300人が参加。大沢知事は「八ツ場ダムは下流都県の治水や利水になくてはならない施設。国には工事を着実に進め、ダムを完成させるようお願いする。県も、周辺地域の生活再建に取り組んでいく」と祝辞を述べた。その後、知事らがくわ入れし、くす玉を割って工事着手を祝った。

一方、会場前で建設に反対する市民団体のメンバーら十数人が横断幕を掲げ、「工事をやめろ」などとシュプレヒコールを上げた。

八ツ場ダムは利根川支流の吾妻川に建設する多目的ダム。民主党政権下で一時凍結されるなど曲折を経たが、先月から事実上、本体工事に着手し基礎掘削が始まった。総事業費は約4600億円で、平成28年6月からはコンクリートで本体の形を造る工事が始まり、31年度に完成する予定だ。

◆計画63年 八ッ場起工式 節目の日、一部住民招かず
(東京新聞社会面2015年2月8日 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020802000114.html

 一月末に本体工事が着工した八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の起工式が七日、町内で開かれた。計画の浮上から六十三年。出席した地元選出の国会議員や首長、住民らが節目を祝う一方、反対派の市民団体は会場前で「工事をやめろ」と訴えた。招待されなかった住民もおり、地元の人々の胸には複雑な思いが去来した。 (伊藤弘喜)

 本体工事は民主党政権が二〇〇九年に中止を表明し、その後に中止を撤回。自公政権で昨年八月、入札が行われた。起工式は、紆余(うよ)曲折を経た事業の「ひとつの区切り」(県担当者)として県などが要望していた。

 式典には約二百人が出席。群馬県の大沢正明知事は「八ッ場ダムは下流都県の治水、利水になくてはならない施設。国には工事を着実に進め、ダムを完成させるようお願いする」とあらためて求めた。

 長野原町の萩原睦男町長は「大きな節目。犠牲を強いられた水没地域の住民や、もがき苦しんだ先人がいることを忘れてはならない」とくぎを刺した。

 一方、会場前では市民団体の十数人が横断幕を掲げ「工事をやめろ」と連呼。そのメンバーに対し、式典に招待された地元住民の豊田治明さん(79)は「反対するのが遅い。俺たちは六十年前から反対してるんだよ」と怒鳴り声を上げた。豊田さんは移転を受け入れたが、経営していた旅館の休業を余儀なくされた。

 本体工事こそ始まったが、ダム事業で移転を迫られた四百七十世帯のうち十四世帯は今も残っている。その一人で水没予定地に住む高山彰さん(61)も会場に駆けつけたが、招待されていないため国土交通省職員から「関係者以外は入れない」と退場を求められ、「住民が関係者ではないなんて」と憤った。

 高山さんら住民が所有する土地の収用問題もある。国交省は一月二十四日、土地収用法に基づく説明会を開き、強制収用に向けた手続きに入ったが、高山さんは「ふるさとから追い出されようとしている」と困惑した顔で話した。

 また、昨年十二月には、水没予定地の住民のために国が建設した移転代替地などの工事現場で、環境基準を超える有害物質が検出された問題が判明している。


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 建設予定地では先月21日から、吾妻川をせき止める堤体(本体)工事の第一歩となる「基礎掘削」が始まっている。計画浮上から63年。起工式は「節目の行事を」との地元の要望を受け、国土交通省が企画した。

 式典で大沢知事は、早期完成を求めるとともに「生活再建なくして事業の完成はあり得ない。上信自動車道の整備を進めるなど、地域の発展にさらに取り組む」と語った。

 治水・利水の受益者となる下流都県からは埼玉県の上田清司知事が出席し、「上流のみなさんの犠牲の上に、下流都県の生活の安定がある。地域の振興をしっかり支えたい」と、生活再建への支援を強調した。

 県選出国会議員のうち自民党の6人が出席した。あいさつではそれぞれ民主党政権の「ダム中止宣言」に触れ、「先の見えない、つらい思いをされたと思う」(小渕優子衆院議員)などと述べた。

 会場には、水没予定地区から代替地に移転した住民たちも。長野原町議の豊田銀五郎さん(76)は「亡くなった先人たちのことを思うと、おめでたいなんて……」と言葉を詰まらせた。「住民が減って再建は厳しい。だが、先人の苦労に報いるためにも、ダムができてよかったと思えるようにしないと」

 一方、会場の外では建設中止を求める市民団体の二十数人が、プラカードや横断幕を掲げ、「八ツ場ダムは不要だ」「工事をやめろ」などと訴えた。

千葉県松戸市の元高校教師、佐藤光子さん(69)は「人口減の時代に利水のダムは要らない。洪水防止にも役立たず、不合理きわまりない」と批判した。

 国交省によると、基礎掘削の後、来年からコンクリートを流し込んで本体を造る作業に入る。水門設備の設置や試験的に水をためる工程を経て、2019年度の完成をめざしている。(土屋弘)


◆八ッ場ダム「先人の決断忘れぬ」…起工式
(読売新聞群馬版2015年02月08日)
http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20150207-OYTNT50428.html

 一日も早い完成と地域の発展を――。7日に長野原町総合運動場「若人の館」で行われた八ッ場ダムの本体工事起工式には、地元関係者のほか、埼玉県など下流都県の代表者も参加。計画から63年でこぎ着けた式典に感慨深げだった。

 大沢知事は起工式で「県としても、上信自動車道の整備などを進めてこの地域が一層発展できるよう、町や国と連携して生活再建に取り組んでいく」とあいさつ。上田清司・埼玉県知事は、「下流都県は、上流の地権者の方々の犠牲の上に生活の安全が築かれている。その苦労をしっかりと支えていかなければならない」と話した。

 萩原睦男町長は、「先人たちがダム建設について苦渋の決断をして今日に至ったことは決して忘れてはならない」と述べ、地域振興について「国、県、町が一致団結して明るく将来が見通せるまちづくりを進めていきたい」と力を込めた。

 出席者らはその後、工事の安全を祈願して鍬(くわ)入れ式を行い、くす玉を割って本体の起工を祝った。会場の外では、ダム建設に反対の声を上げる市民団体の姿もあった。

 本体工事は先月21日に開始し、同22日には岩盤を掘り進める発破作業が始まった。同省によると、試験湛水(たんすい)などを経て、2019年度中の完成を目指す。


◆八ツ場ダム本体着工で式典 300人参加、住民抗議も
(産経デジタル2015.2.7 13:10)
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150207/lif15020713100009-n1.html

国土交通省は7日、群馬県長野原町で、八ツ場ダム本体工事の着手を記念する式典を開いた。

群馬県の大沢正明知事ら約300人が参加。大沢知事は「八ツ場ダムは下流都県の治水や利水になくてはならない施設。国には工事を着実に進め、ダムを完成させるようお願いする。県も、周辺地域の生活再建に取り組んでいく」と祝辞を述べた。その後、知事らがくわ入れし、くす玉を割って工事着手を祝った。

一方、会場前で建設に反対する市民団体のメンバーら十数人が横断幕を掲げ、「工事をやめろ」などとシュプレヒコールを上げた。

八ツ場ダムは利根川支流の吾妻川に建設する多目的ダム。民主党政権下で一時凍結されるなど曲折を経たが、先月から事実上、本体工事に着手し基礎掘削が始まった。総事業費は約4600億円で、平成28年6月からはコンクリートで本体の形を造る工事が始まり、31年度に完成する予定だ。

◆計画63年 八ッ場起工式 節目の日、一部住民招かず
(東京新聞社会面2015年2月8日 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020802000114.html

 一月末に本体工事が着工した八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の起工式が七日、町内で開かれた。計画の浮上から六十三年。出席した地元選出の国会議員や首長、住民らが節目を祝う一方、反対派の市民団体は会場前で「工事をやめろ」と訴えた。招待されなかった住民もおり、地元の人々の胸には複雑な思いが去来した。 (伊藤弘喜)

 本体工事は民主党政権が二〇〇九年に中止を表明し、その後に中止を撤回。自公政権で昨年八月、入札が行われた。起工式は、紆余(うよ)曲折を経た事業の「ひとつの区切り」(県担当者)として県などが要望していた。

 式典には約二百人が出席。群馬県の大沢正明知事は「八ッ場ダムは下流都県の治水、利水になくてはならない施設。国には工事を着実に進め、ダムを完成させるようお願いする」とあらためて求めた。

 長野原町の萩原睦男町長は「大きな節目。犠牲を強いられた水没地域の住民や、もがき苦しんだ先人がいることを忘れてはならない」とくぎを刺した。

 一方、会場前では市民団体の十数人が横断幕を掲げ「工事をやめろ」と連呼。そのメンバーに対し、式典に招待された地元住民の豊田治明さん(79)は「反対するのが遅い。俺たちは六十年前から反対してるんだよ」と怒鳴り声を上げた。豊田さんは移転を受け入れたが、経営していた旅館の休業を余儀なくされた。

 本体工事こそ始まったが、ダム事業で移転を迫られた四百七十世帯のうち十四世帯は今も残っている。その一人で水没予定地に住む高山彰さん(61)も会場に駆けつけたが、招待されていないため国土交通省職員から「関係者以外は入れない」と退場を求められ、「住民が関係者ではないなんて」と憤った。

 高山さんら住民が所有する土地の収用問題もある。国交省は一月二十四日、土地収用法に基づく説明会を開き、強制収用に向けた手続きに入ったが、高山さんは「ふるさとから追い出されようとしている」と困惑した顔で話した。

 また、昨年十二月には、水没予定地の住民のために国が建設した移転代替地などの工事現場で、環境基準を超える有害物質が検出された問題が判明している。

【2015/02/08 22:00】 | 八ツ場情報
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