「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
◆群馬)八ツ場ダム、21日に本体着工
(朝日新聞群馬版 2015年1月7日)
http://digital.asahi.com/articles/ASH16624YH16UHNB00Y.html?_requesturl=articles%2FASH16624YH16UHNB00Y.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH16624YH16UHNB00Y


八ツ場ダム(長野原町)の本体工事が、今月21日から始まる。計画浮上から63年。度重なる工期の延期や民主党政権による「中止宣言」などの曲折を経て、大きな節目を迎える。地元からは歓迎の一方、住民の生活再建を急ぐよう求める声も。事業そのものへの反対論も依然くすぶる。

国土交通省八ツ場ダム工事事務所によると、21日からは、ダム本体を造るために岩盤を掘る「基礎掘削」と呼ばれる作業が行われる。爆薬を使って固い岩盤を壊し、運び出すという。天候によっては日程が変更される可能性もある。

その後、露出させた地盤の上に本体となるコンクリートを流し込む。国交省が公表した工程では、基礎掘削は2016年5月完了予定で、翌6月から18年5月にかけてダム本体を造る。基礎掘削は大雨による増水などで当初予定の昨年11月から2カ月遅れたが、ダムの完成は基本計画通りの19年度中としている。
本体工事への着手が決まり、長野原町の萩原睦男町長は「節目を迎え、ほっとしている」と歓迎する一方、「住民の生活再建をいかに進めるかなど課題も多い。国や県と協力し、町も全力で取り組んでいきたい」と語った。ダム下流の東吾妻町の中沢恒喜町長も「待ちに待った本体着工だ。下流域の活性化につなげるためにも、一日も早い完成を望む」と期待する。

両町を含む群馬5区選出の小渕優子衆院議員は「いろいろあったが、地元のがんばりで、やっとここまでこぎ着けた。ただ、事業はまだこれから。下流都県に引き続きご支援いただけるよう、力を注ぎたい」と話した。吾妻郡区選出の南波和憲県議は「本当に長い道のりだったが、地元のみなさんが望む方向がようやく定まった。生活再建が進むよう、関係各方面にお願いしていきたい」と述べた。

一方、計画の見直しを求めている市民団体「八ツ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長は「残っている住民もおり、地滑りの危険性や鉄鋼スラグの問題を抱えたまま本体工事に突入することは問題だ」と指摘した。

八ツ場ダムはカスリーン台風の甚大な被害をきっかけに1952年に計画が浮上した。86年に告示された基本計画は4度変更され、事業費は当初の2110億円から国内最大の4600億円に膨らんだ。
(井上怜、土屋弘)




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本体工事への着手が決まり、長野原町の萩原睦男町長は「節目を迎え、ほっとしている」と歓迎する一方、「住民の生活再建をいかに進めるかなど課題も多い。国や県と協力し、町も全力で取り組んでいきたい」と語った。ダム下流の東吾妻町の中沢恒喜町長も「待ちに待った本体着工だ。下流域の活性化につなげるためにも、一日も早い完成を望む」と期待する。

両町を含む群馬5区選出の小渕優子衆院議員は「いろいろあったが、地元のがんばりで、やっとここまでこぎ着けた。ただ、事業はまだこれから。下流都県に引き続きご支援いただけるよう、力を注ぎたい」と話した。吾妻郡区選出の南波和憲県議は「本当に長い道のりだったが、地元のみなさんが望む方向がようやく定まった。生活再建が進むよう、関係各方面にお願いしていきたい」と述べた。

一方、計画の見直しを求めている市民団体「八ツ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長は「残っている住民もおり、地滑りの危険性や鉄鋼スラグの問題を抱えたまま本体工事に突入することは問題だ」と指摘した。

八ツ場ダムはカスリーン台風の甚大な被害をきっかけに1952年に計画が浮上した。86年に告示された基本計画は4度変更され、事業費は当初の2110億円から国内最大の4600億円に膨らんだ。
(井上怜、土屋弘)



【2015/01/08 00:49】 | 新聞記事から
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