「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                    嶋津 暉之

相模川ではダムによる海岸線の後退への対策として、相模ダムの浚渫土を一部混ぜた土砂を中流の河川敷に置くことが8年前から行われています。
このような対策で、海岸線の後退を防ぐことができるのでしょうか。、

◆相模川から海浜維持へ 県の置き砂事業試行8年
(神奈川新聞2014.11.22)
http://www.kanaloco.jp/article/80697/cms_id/112847

 山間部の土砂が上流のダムによってせき止められて河口周辺の海浜が侵食している問題で、県が試験的に実施している相模川の置き砂事業が8年目に入っている。相模ダム(1947年完成)の浚渫(しゅんせつ)土を一部混ぜた土砂を中流の厚木市中依知の河川敷に置いて下流に供給、海岸線を維持する効果を探っている。

 置き砂事業は2006年度にスタート。相模川の座架依橋下流約600メートルに設けた試験施工区に毎年度約5千立方メートルの土砂を置き、増水時などに下流に流れる仕組み。現在、置き砂の約2割を相模湖にたまった浚渫土を充てている。

 試験施工区といっても他の河原と大差はない。長さ約200メートル、幅約20メートルの範囲に毎年度土砂が搬入されているため、雑草が周囲に比べて少ない程度。盛り土の高さは約1・5メートルで中間に粒の細かい浚渫土をはさんだ構造になっている。

 13年度は、約5400立方メートルの置き砂を設置して約4千立方メートルを流出させた。費用は約900万円。効果について、これまでのモニタリング調査で濁りなどによる物理的・生物環境への影響はほとんどないことが分かってきた。

 国、県は14年度内に策定予定の相模川総合土砂管理計画に置き砂事業をどう盛り込むか、最終調整している。10月の検討会で示された計画の方向性によれば、置き砂の目標を河口周辺の継続的な養浜を行わずに汀(みぎわ)線を維持することとし、設置場所を含めて増量が必要としている。

 相模川の河口、茅ケ崎海岸で実施している養浜事業はダムの浚渫土を含めて年間約1万立方メートルを搬入、海岸線の後退を抑えているのが現状だ。

 県厚木土木事務所は「この8年間、ダム浚渫土の混入率を変えるなど試行してきた。引き続き効果の検討が必要と考えている」と話している。



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【2014/11/24 15:47】 | 新聞記事から
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