「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
             嶋津 暉之

八ッ場ダム本体工事が始まるのを待ち望んでいるかのような問題意識ゼロの記事です。

◆八ツ場ダム、本体工事はいつ始まる?
(朝日新聞群馬版2014年10月9日)
http://digital.asahi.com/articles/ASGB84HC3GB8UHNB00B.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGB84HC3GB8UHNB00B

 八ツ場ダムの本体工事はいつ始まるのか。県や地元の長野原町がやきもきしている。国土交通省は今秋に着工する見通しを示してきたが、まだ工事のスケジュールが示されていないからだ。周辺の関連工事は着々と進んでいるのだが――。

 「早く着工して、完成を急いでほしい」。大沢正明知事は8日の定例記者会見で、こう語った。

 8月7日の一般競争入札で、本体工事は清水建設と鉄建建設、IHIインフラシステムの共同企業体(JV)が落札した。金額では並んだJVがあったが、ダムの基礎掘削から本体のコンクリート打ち込みまで最短で984日と、想定よりも514日も短縮する計画内容が評価された。同20日に契約を結び、工期は翌21日から始まっている。
 すでに水没予定5地区の住民には、工事内容の説明はあったという。ただ、どの工事をいつ実施するのかといった工程や、400人とも言われる作業員の宿舎や工事事務所をどこに造るのかを、国交省は「JVから計画書が届いていない」として示していない。住民らが「本当に秋に着工できるのか?」と首をかしげているのもこのためだ。

 一方、ダム周辺の関連工事は着々と進んでいる。今月1日には八ツ場大橋が開通し、JR吾妻線の切り替えも終わった。

 問題となるのは、本体工事の前段で必要となる準備工事の進み具合だ。国交省関東地方整備局の説明では、当初の計画より3カ月ほど遅れてはいるものの、本体工事の前にダム本体の上流で吾妻川をせき止める「仮締め切り」は、今月末までに完了する見込みだという。

 工事用道路の整備も進んでおり、「8月21日以降、本体工事は事実上、始まっている」(町幹部)という見方もできる。

 もっとも、工事が目に見える形で進むのはしばらく先になりそうだ。まず予定地周辺の樹木を伐採し、川床を20~30メートル掘り下げる基礎掘削をする。その後、定礎式を経てコンクリートを流し込む運びだ。国交省は今のところ、昨年、4回目の基本計画の変更で掲げた2019年度には完成する見込みだとしている。

 ただ、国から「本体着工」のタイミングが具体的に示されない状況に、地元は気をもむ。これまでダムの完成予定時期が何度も延期され、翻弄(ほんろう)されてきた苦い経験があるからだ。

 大沢知事や長野原町の萩原睦男町長は、早く本体着工の式典を開いてほしいと国交省に求めている。住民の希望というだけではない。萩原氏は「これまで下流都県にも多大な心配をかけ、生活再建事業でもお世話になっている。各知事や国会議員も招き、けじめをつけるべきだ」と話す。

 同町の道の駅「八ツ場ふるさと館」の篠原茂社長は「お客さんから『もう本体工事は始まったの?』と聞かれる。『もうすぐでしょう』と答えているが、早く区切りをつけて、安心して生活できるようにしてほしい」と話す。

 国交省は「式典をやるかやらないか、地元などの意向を踏まえ、検討したい」としている。
(上田雅文、井上怜、土屋弘)


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 すでに水没予定5地区の住民には、工事内容の説明はあったという。ただ、どの工事をいつ実施するのかといった工程や、400人とも言われる作業員の宿舎や工事事務所をどこに造るのかを、国交省は「JVから計画書が届いていない」として示していない。住民らが「本当に秋に着工できるのか?」と首をかしげているのもこのためだ。

 一方、ダム周辺の関連工事は着々と進んでいる。今月1日には八ツ場大橋が開通し、JR吾妻線の切り替えも終わった。

 問題となるのは、本体工事の前段で必要となる準備工事の進み具合だ。国交省関東地方整備局の説明では、当初の計画より3カ月ほど遅れてはいるものの、本体工事の前にダム本体の上流で吾妻川をせき止める「仮締め切り」は、今月末までに完了する見込みだという。

 工事用道路の整備も進んでおり、「8月21日以降、本体工事は事実上、始まっている」(町幹部)という見方もできる。

 もっとも、工事が目に見える形で進むのはしばらく先になりそうだ。まず予定地周辺の樹木を伐採し、川床を20~30メートル掘り下げる基礎掘削をする。その後、定礎式を経てコンクリートを流し込む運びだ。国交省は今のところ、昨年、4回目の基本計画の変更で掲げた2019年度には完成する見込みだとしている。

 ただ、国から「本体着工」のタイミングが具体的に示されない状況に、地元は気をもむ。これまでダムの完成予定時期が何度も延期され、翻弄(ほんろう)されてきた苦い経験があるからだ。

 大沢知事や長野原町の萩原睦男町長は、早く本体着工の式典を開いてほしいと国交省に求めている。住民の希望というだけではない。萩原氏は「これまで下流都県にも多大な心配をかけ、生活再建事業でもお世話になっている。各知事や国会議員も招き、けじめをつけるべきだ」と話す。

 同町の道の駅「八ツ場ふるさと館」の篠原茂社長は「お客さんから『もう本体工事は始まったの?』と聞かれる。『もうすぐでしょう』と答えているが、早く区切りをつけて、安心して生活できるようにしてほしい」と話す。

 国交省は「式典をやるかやらないか、地元などの意向を踏まえ、検討したい」としている。
(上田雅文、井上怜、土屋弘)


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【2014/10/11 14:31】 | 新聞記事から
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