「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

田んぼダムについての解説記事です。
この記事で「ただ、板の周囲にごみが詰まったり、水がたまるためあぜが崩れやすくなったりする」というデメリットも書かれていますが、水を貯めるのは雨量が大きい時だけですから、あぜが崩れやすくなったりするということはあまりないように思います。


◆なるほドリ:「田んぼダム」ってどんなもの? /大阪
(毎日新聞大阪版 2014年04月28日) 
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20140428ddlk27070252000c.html

◇洪水防ぐ取り組み 1反で約100トン貯水できる

なるほドリ 水害対策に「田んぼダム」というものがあるらしいけど、どういうものなの?

記者 大雨が降った際、田んぼの排水量を減らして雨水をため、周囲への洪水被害を防ぐ取り組みのことです。

田んぼの排水口に小さな穴のある板や「コ」の字型の板を取り付け、水量を絞り、水が少しずつ流れ出るようにします。整備された田んぼであれば簡単に行える防災対策であることから、豪雨による被害が各地で相次ぐ中、全国で広まっています。

Qどこで始まったものなの?

A稲作地帯である新潟県の旧神林村(現村上市)で約10年前に始まったそうです。今では新潟県のほか、北海道や福井県、兵庫県などにも広がっています。

2011年夏に新潟、福島の両県を襲った豪雨では、新潟県の「白根郷」と呼ばれる低地の輪中地帯で、田んぼダム2795ヘクタールが活用され、水をあふれさせることなく緩やかに下流へ流すことができました。

Qすごいね。どれくらいの量の水がためられるものなの?

A昨年度からモデル実験を行っている兵庫県によると、ためられる水の量は田んぼによってまちまちですが、水深約10センチ分を貯水可能と考えると、1反で約100トンになります。

同県内で設置が可能な田んぼを全て活用したとすると、約4300万トン、東京ドーム換算で35杯分の水がためられる計算になります。

Qそんなに水をためてしまって、稲に影響はないのかな?

A兵庫県によると、昨年モデル実験をした農家に対して、稲が十分に育つ前や収穫直前などは、水量を絞る板を取り外して水をためないように指導しており、稲への悪影響はなかったそうです。

ただ、板の周囲にごみが詰まったり、水がたまるためあぜが崩れやすくなったりするという問題もあります。実施する側にはデメリットもありますが、行政などが呼びかけて取り組みを広めていくことが必要でしょう。<回答・畠山哲郎(社会部)>



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2011年夏に新潟、福島の両県を襲った豪雨では、新潟県の「白根郷」と呼ばれる低地の輪中地帯で、田んぼダム2795ヘクタールが活用され、水をあふれさせることなく緩やかに下流へ流すことができました。

Qすごいね。どれくらいの量の水がためられるものなの?

A昨年度からモデル実験を行っている兵庫県によると、ためられる水の量は田んぼによってまちまちですが、水深約10センチ分を貯水可能と考えると、1反で約100トンになります。

同県内で設置が可能な田んぼを全て活用したとすると、約4300万トン、東京ドーム換算で35杯分の水がためられる計算になります。

Qそんなに水をためてしまって、稲に影響はないのかな?

A兵庫県によると、昨年モデル実験をした農家に対して、稲が十分に育つ前や収穫直前などは、水量を絞る板を取り外して水をためないように指導しており、稲への悪影響はなかったそうです。

ただ、板の周囲にごみが詰まったり、水がたまるためあぜが崩れやすくなったりするという問題もあります。実施する側にはデメリットもありますが、行政などが呼びかけて取り組みを広めていくことが必要でしょう。<回答・畠山哲郎(社会部)>


【2014/04/30 00:13】 | 新聞記事から
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