「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
       嶋津 暉之

球磨川流域住民は荒瀬ダムに続いて瀬戸石ダムの撤去を強く求めています。

◆瀬戸石ダム水利権 20年間の更新申請
(読売新聞熊本版 2013年12月5日 )
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20131204-OYT8T01559.htm

電源開発(本社・東京)は、来年3月末で期限が切れる球磨川中流の発電用ダム「瀬戸石ダム」(芦北町、球磨村)の水利権について、20年間の更新を国土交通省に申請した。

申請は3日付。流域の住民団体や漁協は、水質汚濁やアユ漁の不漁を理由に更新に反対しており、国交相の判断が注目される。

同ダムは、撤去作業が進む県営荒瀬ダムの上流約10キロにあり、堰堤(えんてい)の長さ139・4メートル、高さ26・5メートル。同社は1955年に30年間の水利権を取得。58年から水力発電を始め、84年、さらに30年間更新し、九州電力に売電してきた。

今回の申請は取水量や発電方式を変えない「単純更新」。同社広報室は「瀬戸石ダムは九州における電力の安定供給に貢献してきた。今後も周辺環境に配慮し、関係者の理解を得るよう努めたい」と説明している。
河川法は、国交相が更新の可否を判断する際に都道府県知事の意見を聴取するよう定めている。

このため、球磨川流域の九つの市民団体でつくる「瀬戸石ダム撤去を求める連絡協議会」は11月、蒲島知事に対し、国に反対意見を出すよう要望。球磨川漁協は2011年、更新に反対する決議を行い、県に提出している。

国交相の可否の判断時期に法的な定めはないが、期限まで4か月もない。蒲島知事は4日、国側に出す意見について、「まだ(国から)意見を求められていない」として考えを明らかにしなかった。


◆「ついに」「残念」 瀬戸石ダム水利権更新申請
(熊本日日新聞ン2013年12月04日)
http://kumanichi.com/news/local/main/20131204008.shtml

「ついにきたか」-。球磨川の瀬戸石ダム(芦北町)が存続に向けて動き始めた。電源開発(Jパワー)が20年間の水利権更新を国に申請。

地元では4日、水利権更新阻止を掲げる球磨川漁協や市民団体が対決姿勢を強め、騒音などに悩まされてきた住民からは「残念だ」との声が漏れた。流域の首長らは「地元には賛否両論ある」と流域の事情をのぞかせた。

アユ漁への影響などから2011年に瀬戸石ダムの水利権更新を認めないと決議した球磨川漁協。

大瀬泰介組合長(76)は「ついに申請してきたか」と語り、「国交相が意見を求める知事に魚の自然遡[そ]上を阻害するダムによる損害を訴える。電源開発とも直接交渉したい」と強調した。

下流で撤去工事が進む荒瀬ダムに続き、瀬戸石撤去も訴えてきた9団体の連絡協議会は4日夜、八代市で対策会議を開き、同社への抗議文などを取りまとめた。

協議会メンバーで「豊かな球磨川をとりもどす会」の本田進代表(79)は「荒瀬を撤去しても瀬戸石が残れば清流を取り戻す効果は限定的」と憤る。

瀬戸石ダム左岸に自宅がある芦北町海路の塚本健一さん(66)は11月のダム反対集会で洪水時の放流による振動や夏場の赤潮の悪臭などを報告。「ダムはない方がいい。また20年先までダムが残るとなれば残念」と表情を曇らせた。

地元芦北町の竹崎一成町長や球磨村の柳詰正治村長は「国や県の動向を見守る」。その上で竹崎町長は「知事に意見を聴かれたら地元は賛否両論あると伝えたい。代替エネルギー問題や環境への影響も含め慎重に判断してほしい」と注文する。

一方、八代市の中村博生市長は「八代市に立地するダムではなくコメントする立場にない」と静観の構えだ。

県の動向に注目が集まる中、船原幸信・土木部長は「国が示す方針を見て県の対応を決める」と淡々とした様子。申請内容の確認や市民団体、漁業者、市町村長らへの聞き取りも予定にないという。

県庁内には「知事は『球磨川は宝』と発言したが、民間業者にダム撤去を強いることもできず、白黒はっきりした回答は難しいだろう」との見方が出ている。(川崎浩平、樋口琢郎、後藤仁孝、福山聡一郎)


◆瀬戸石ダム:電源開発、水利権更新を申請 知事意見、国の判断注目 /熊本
(毎日新聞熊本版 2013年12月05日)
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20131205ddlk43040556000c.html

球磨川の中流域で発電用の瀬戸石ダム(芦北町、球磨村)を運用している電源開発(Jパワー、本社・東京)は3日、同ダムで河川水を利用する許可(水利権)の更新を許可権者である国土交通省九州地方整備局に申請した。

現在の水利権の期限は来年3月末で、更新期間は4月からの20年間。球磨川漁協や市民団体などが更新に反対する中、蒲島郁夫知事の意見や国土交通省の判断が注目される。【笠井光俊】

電源開発によると、取水量やダム設備などに変更はなく、許可期間を延長するだけの「単純更新」を申請したという。

同社は「環境に配慮しつつ、地元関係者の理解を得られるよう努力しながら、引き続き発電事業を続けたい」としている。ただ、地元説明会などの開催は当面、予定していないという。

一方、球磨川漁協は「下流にある荒瀬ダムの撤去後は、瀬戸石ダムが新たにアユなどの遡上(そじょう)の妨げになるため漁業補償が必要」として、更新に同意しないことを決議している。

また、球磨川の清流復活を望む市民団体で作る「瀬戸石ダム撤去を求める連絡協議会」は、荒瀬ダムに続く撤去を求めて要望活動などを強めている。

国交省は今後、河川法に基づいて経済産業省と協議するとともに蒲島知事に意見を聞いたうえで、現在の水利権が切れる来年3月末までに更新を認めるかどうかを判断する。

河川法には、水利権の申請があれば国交省は漁協などの「関係河川使用者」に通知するとの規定があるが、単純更新の場合は一般的に通知しないという。

しかし、今回は球磨川漁協が更新に同意しない意向を示す中、国交省が通知するかどうかも注目される。通知があれば、漁協側はダムでアユなどの漁獲にどれだけの損害額が出るかを意見し、補償協議が行われる。

瀬戸石ダムは1958年に完成し、撤去作業が進む荒瀬ダムの上流約10キロ地点にある。高さ26・5メートルで総貯水量993万立方メートル。発電所の最大出力は2万キロワット。




☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

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 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 ・利根川流域市民委員会
 ・まさのあつこさんの政策エッセイ
 ・どうする、利根川? どうなる、利根川? どうする、私たち? Ⅱ
 


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河川法は、国交相が更新の可否を判断する際に都道府県知事の意見を聴取するよう定めている。

このため、球磨川流域の九つの市民団体でつくる「瀬戸石ダム撤去を求める連絡協議会」は11月、蒲島知事に対し、国に反対意見を出すよう要望。球磨川漁協は2011年、更新に反対する決議を行い、県に提出している。

国交相の可否の判断時期に法的な定めはないが、期限まで4か月もない。蒲島知事は4日、国側に出す意見について、「まだ(国から)意見を求められていない」として考えを明らかにしなかった。


◆「ついに」「残念」 瀬戸石ダム水利権更新申請
(熊本日日新聞ン2013年12月04日)
http://kumanichi.com/news/local/main/20131204008.shtml

「ついにきたか」-。球磨川の瀬戸石ダム(芦北町)が存続に向けて動き始めた。電源開発(Jパワー)が20年間の水利権更新を国に申請。

地元では4日、水利権更新阻止を掲げる球磨川漁協や市民団体が対決姿勢を強め、騒音などに悩まされてきた住民からは「残念だ」との声が漏れた。流域の首長らは「地元には賛否両論ある」と流域の事情をのぞかせた。

アユ漁への影響などから2011年に瀬戸石ダムの水利権更新を認めないと決議した球磨川漁協。

大瀬泰介組合長(76)は「ついに申請してきたか」と語り、「国交相が意見を求める知事に魚の自然遡[そ]上を阻害するダムによる損害を訴える。電源開発とも直接交渉したい」と強調した。

下流で撤去工事が進む荒瀬ダムに続き、瀬戸石撤去も訴えてきた9団体の連絡協議会は4日夜、八代市で対策会議を開き、同社への抗議文などを取りまとめた。

協議会メンバーで「豊かな球磨川をとりもどす会」の本田進代表(79)は「荒瀬を撤去しても瀬戸石が残れば清流を取り戻す効果は限定的」と憤る。

瀬戸石ダム左岸に自宅がある芦北町海路の塚本健一さん(66)は11月のダム反対集会で洪水時の放流による振動や夏場の赤潮の悪臭などを報告。「ダムはない方がいい。また20年先までダムが残るとなれば残念」と表情を曇らせた。

地元芦北町の竹崎一成町長や球磨村の柳詰正治村長は「国や県の動向を見守る」。その上で竹崎町長は「知事に意見を聴かれたら地元は賛否両論あると伝えたい。代替エネルギー問題や環境への影響も含め慎重に判断してほしい」と注文する。

一方、八代市の中村博生市長は「八代市に立地するダムではなくコメントする立場にない」と静観の構えだ。

県の動向に注目が集まる中、船原幸信・土木部長は「国が示す方針を見て県の対応を決める」と淡々とした様子。申請内容の確認や市民団体、漁業者、市町村長らへの聞き取りも予定にないという。

県庁内には「知事は『球磨川は宝』と発言したが、民間業者にダム撤去を強いることもできず、白黒はっきりした回答は難しいだろう」との見方が出ている。(川崎浩平、樋口琢郎、後藤仁孝、福山聡一郎)


◆瀬戸石ダム:電源開発、水利権更新を申請 知事意見、国の判断注目 /熊本
(毎日新聞熊本版 2013年12月05日)
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20131205ddlk43040556000c.html

球磨川の中流域で発電用の瀬戸石ダム(芦北町、球磨村)を運用している電源開発(Jパワー、本社・東京)は3日、同ダムで河川水を利用する許可(水利権)の更新を許可権者である国土交通省九州地方整備局に申請した。

現在の水利権の期限は来年3月末で、更新期間は4月からの20年間。球磨川漁協や市民団体などが更新に反対する中、蒲島郁夫知事の意見や国土交通省の判断が注目される。【笠井光俊】

電源開発によると、取水量やダム設備などに変更はなく、許可期間を延長するだけの「単純更新」を申請したという。

同社は「環境に配慮しつつ、地元関係者の理解を得られるよう努力しながら、引き続き発電事業を続けたい」としている。ただ、地元説明会などの開催は当面、予定していないという。

一方、球磨川漁協は「下流にある荒瀬ダムの撤去後は、瀬戸石ダムが新たにアユなどの遡上(そじょう)の妨げになるため漁業補償が必要」として、更新に同意しないことを決議している。

また、球磨川の清流復活を望む市民団体で作る「瀬戸石ダム撤去を求める連絡協議会」は、荒瀬ダムに続く撤去を求めて要望活動などを強めている。

国交省は今後、河川法に基づいて経済産業省と協議するとともに蒲島知事に意見を聞いたうえで、現在の水利権が切れる来年3月末までに更新を認めるかどうかを判断する。

河川法には、水利権の申請があれば国交省は漁協などの「関係河川使用者」に通知するとの規定があるが、単純更新の場合は一般的に通知しないという。

しかし、今回は球磨川漁協が更新に同意しない意向を示す中、国交省が通知するかどうかも注目される。通知があれば、漁協側はダムでアユなどの漁獲にどれだけの損害額が出るかを意見し、補償協議が行われる。

瀬戸石ダムは1958年に完成し、撤去作業が進む荒瀬ダムの上流約10キロ地点にある。高さ26・5メートルで総貯水量993万立方メートル。発電所の最大出力は2万キロワット。




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【2013/12/05 23:31】 | 各地のダム情報
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