「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
◆八ッ場ダム 住民たちの今(1)八ッ場振興出足好調 知名度抜群 道の駅盛況
(読売新聞群馬版 2013年11月13日 )
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1384285932146_02/news/20131113-OYT8T00159.htm

■平日も臨時駐車場

 年間約270万人が訪れる草津温泉(草津町)方面に向かう国道145号バイパスを車が次々と左折していく。お目当ては長野原町林地区で住民たちが4月27日にオープンさせた「道の駅 八ッ場ふるさと館」。地元では、初の本格的な地域振興施設だ。

 約90台分の駐車場は県外ナンバーで埋まり、駐車待ちの車も。平日に隣の土地を「臨時駐車場」に使うこともあるという。
 今の季節は、同町や中之条町などで朝に収穫された白菜やキャベツなどがよく売れる。週末には店の前に移動式の「囲炉裏」が登場。浅間山の溶岩石で地元産豚肉などを焼き、注文が相次ぐ。統括マネージャーの山口淳さん(62)は「仕入れた肉が半日で売り切れる」と声を弾ませる。

■目標額クリア

 長野原町幹部は「『八ッ場』の知名度は想像以上」と人気を分析する。道の駅は建設中止騒動の時、橋げたがつながっていない橋脚が「巨大な十字架」として話題になった「湖面2号橋」(不動大橋)のたもとにある。足湯に入りながら橋の写真を撮影したり、散歩したりする客も多い。

 こうした立地条件や知名度もあり、道の駅は毎月2000万~3000万円台(5~10月)に設定した販売目標額を平均で約20%上回っている。いずれも3連休の中日だった10月13日と今月3日は、特に1日の売り上げが良く、社員にはささやかながら「大入り袋」が支給された。

 しかし、道の駅の篠原茂社長(62)の表情は険しい。冬から春は売り上げの主力である新鮮な野菜が品不足になるからだ。「通年販売できる加工品と、それを作れる施設が必要。名物商品の開発も急がないと来年以降は厳しい」と危機感を抱く。

■それぞれの選択

 道の駅は約30人の雇用も生み出した。林地区出身の篠原充さん(27)は新しい仕事を探して東京か埼玉に出ようと考えていたが、「人手が足りない」と聞いて6月に入社した。

 コンビニ店でパンのトッピングを考えたり、週末は囲炉裏の前で火と格闘したり。「お客さんとの触れ合いも楽しく、充実している。地元に働く場ができてありがたい」と感謝している。

 一方、食堂を仕切る水出耕一さん(59)は「この仕事を長く続けるつもりはない」と打ち明ける。約30年前から吾妻川の対岸にある川原湯温泉で食堂「旬」を営んでいたが、ダム問題の長期化や不景気で客が減り、2012年春に休業。道の駅オープンに合わせ、食堂の仕切り役に請われた。

 川原湯地区の代替地で営業再開を目指しており、9月に店舗兼自宅の地鎮祭を行った。

 しかし、道の駅では、ほかの従業員6人には調理の未経験者もいて、「自分がいなくてもやっていけるように後進を育成しなければ」という思いで休日に出勤することも多い。

 そのため、「自宅の打ち合わせをする時間もない」と苦笑。不景気の中、新しい店でどんなメニューを展開するかも定まっていないという。人生設計と仕事の責任感のはざまで葛藤が続いている。



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 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
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 ・まさのあつこさんの政策エッセイ
 ・どうする、利根川? どうなる、利根川? どうする、私たち? Ⅱ


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 今の季節は、同町や中之条町などで朝に収穫された白菜やキャベツなどがよく売れる。週末には店の前に移動式の「囲炉裏」が登場。浅間山の溶岩石で地元産豚肉などを焼き、注文が相次ぐ。統括マネージャーの山口淳さん(62)は「仕入れた肉が半日で売り切れる」と声を弾ませる。

■目標額クリア

 長野原町幹部は「『八ッ場』の知名度は想像以上」と人気を分析する。道の駅は建設中止騒動の時、橋げたがつながっていない橋脚が「巨大な十字架」として話題になった「湖面2号橋」(不動大橋)のたもとにある。足湯に入りながら橋の写真を撮影したり、散歩したりする客も多い。

 こうした立地条件や知名度もあり、道の駅は毎月2000万~3000万円台(5~10月)に設定した販売目標額を平均で約20%上回っている。いずれも3連休の中日だった10月13日と今月3日は、特に1日の売り上げが良く、社員にはささやかながら「大入り袋」が支給された。

 しかし、道の駅の篠原茂社長(62)の表情は険しい。冬から春は売り上げの主力である新鮮な野菜が品不足になるからだ。「通年販売できる加工品と、それを作れる施設が必要。名物商品の開発も急がないと来年以降は厳しい」と危機感を抱く。

■それぞれの選択

 道の駅は約30人の雇用も生み出した。林地区出身の篠原充さん(27)は新しい仕事を探して東京か埼玉に出ようと考えていたが、「人手が足りない」と聞いて6月に入社した。

 コンビニ店でパンのトッピングを考えたり、週末は囲炉裏の前で火と格闘したり。「お客さんとの触れ合いも楽しく、充実している。地元に働く場ができてありがたい」と感謝している。

 一方、食堂を仕切る水出耕一さん(59)は「この仕事を長く続けるつもりはない」と打ち明ける。約30年前から吾妻川の対岸にある川原湯温泉で食堂「旬」を営んでいたが、ダム問題の長期化や不景気で客が減り、2012年春に休業。道の駅オープンに合わせ、食堂の仕切り役に請われた。

 川原湯地区の代替地で営業再開を目指しており、9月に店舗兼自宅の地鎮祭を行った。

 しかし、道の駅では、ほかの従業員6人には調理の未経験者もいて、「自分がいなくてもやっていけるように後進を育成しなければ」という思いで休日に出勤することも多い。

 そのため、「自宅の打ち合わせをする時間もない」と苦笑。不景気の中、新しい店でどんなメニューを展開するかも定まっていないという。人生設計と仕事の責任感のはざまで葛藤が続いている。



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【2013/11/18 09:41】 | 八ツ場情報
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