「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
滋賀県が9月県議会に提案する「県流域治水の推進に関する条例」について、シンポジウムが開かれました。

◆県治水条例案 「自ら命守る覚悟促す」
(読売新聞滋賀版 2013年9月2日) 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20130901-OYT8T00826.htm

◇知事、有識者と意見交換

嘉田知事は1日、大津市におの浜のピアザ淡海で開かれた、支援者らに自らが進めてきた施策を説明する会合で、9月県議会に提案する方針の「県流域治水の推進に関する条例」案を取り上げ、有識者と意見交換した。

可決されれば、浸水が予測される区域を事前に洗い出し、大胆な建築規制をかけることを柱とした全国的にも非常に珍しい治水条例になる。ただし、参加者からは「条例は複雑で難しい内容なので、住民に対して、わかりやすい説明が必要だ」との意見が出た。(久米浩之)

条例案では、200年に1度の確率の大雨で3メートル以上の浸水が見込まれる場所を「危険区域」と定める。

区域内で建物を新築したり、増改築したりする場合、建物は、想定される水位を上回る高さを確保し、一定の強度も備えるなどの条件をクリアしないと許可されない、という仕組みにする。

また、建築規制以外の項目では、一定の面積を超える土地の所有者には雨水をためるための対策を要請したり、県民に向け日頃から水害学習への理解を深めておいてもらったりすることを内容にする。

この日の会合には約90人が出席。有識者として、今本博健・京大名誉教授(河川工学)と、元国土交通省官僚でありながら異色の「脱ダム」論者で知られる宮本博司・元淀川水系流域委員長が参加し、嘉田知事を交えて3人で意見交換した。

今本名誉教授は「ダムによる治水が有効なのは極めて限定的と言わざるを得ない。滋賀の条例案はダムのみに頼らず、命を守ることを最優先に考えている点が特徴的だ」と評価。
宮本氏は「大水害に対し、国も想定をもっているが、実際にどのような被害がもたらされるのかは、なかなか予測できないものだ。ダムや堤防といったハード対策だけでなく、いかに住民を確実に避難させるかという課題も併せて考えていかねばならない」と指摘した。

一方、嘉田知事は「建築規制は危険な地域を避けて、安全に住んでもらうため、どうしても必要と考える。最悪の事態を想定し、自分の命は自分で守るという覚悟を改めて促したい」と条例案に込めた思いを強調した。

会場からも意見が上がり、ある男性は、建築規制がかかる住宅や施設などが1000軒余りに及ぶ点を質問。

「条例の考え方そのものには賛同だ。ただし、土地の利用制限を受ける住民の声も丁寧に聞いてもらいたい」と述べた。別の男性は「県のホームページで条例案の紹介を読んだが、内容がとても難しい。

分かりやすい紹介ビデオやパンフレットが必要ではないか」と注文を付けた。

終了後、嘉田知事は報道陣に「まだまだ条例案の周知に課題があると感じた。住民に分かりやすい説明を努め、9月議会でもしっかり議論したい」と話した。



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宮本氏は「大水害に対し、国も想定をもっているが、実際にどのような被害がもたらされるのかは、なかなか予測できないものだ。ダムや堤防といったハード対策だけでなく、いかに住民を確実に避難させるかという課題も併せて考えていかねばならない」と指摘した。

一方、嘉田知事は「建築規制は危険な地域を避けて、安全に住んでもらうため、どうしても必要と考える。最悪の事態を想定し、自分の命は自分で守るという覚悟を改めて促したい」と条例案に込めた思いを強調した。

会場からも意見が上がり、ある男性は、建築規制がかかる住宅や施設などが1000軒余りに及ぶ点を質問。

「条例の考え方そのものには賛同だ。ただし、土地の利用制限を受ける住民の声も丁寧に聞いてもらいたい」と述べた。別の男性は「県のホームページで条例案の紹介を読んだが、内容がとても難しい。

分かりやすい紹介ビデオやパンフレットが必要ではないか」と注文を付けた。

終了後、嘉田知事は報道陣に「まだまだ条例案の周知に課題があると感じた。住民に分かりやすい説明を努め、9月議会でもしっかり議論したい」と話した。



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【2013/09/03 01:26】 | 新聞記事から
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