やんばは明るい未来への折り返し地点
◆脱ダムの治水基準見直し、有識者会議の9人選任 国交相
(朝日新聞2009年11月21日)
http://www.asahi.com/politics/update/1121/TKY200911210192.html

 全国のダム事業の見直しを掲げる前原国交相は20日、ダムに頼らない新たな治水基準を検討する有識者会議の委員9人を明らかにした。前原国交相は来年度の予算編成にあたり、所管する56のダム事業について再検証するものと継続するものに分けた上で、有識者会議が示す基準をもとに中止する事業を決める方針だ。
 委員9人の専門分野は、河川工学のほか森林科学、災害心理学、行政法など。座長には、旧建設省ダム水理研究室長で京大工学部長を務めた中川博次・京大名誉教授(水工学)が就く。前原国交相は「できるだけニュートラル(中立)な方を選ばせていただいた」と述べた。
 有識者会議は個別のダム事業を再検証するための評価基準やダムに代わる治水対策の立案手法を来夏までに提示。八ツ場ダムを含め、再検証の対象とされた個別のダム事業にあてはめ、最終的に中止するか、継続するかを決める。
(一部引用)


◆ダム検証で有識者会議設置へ 継続か一時凍結か分類
 (共同通信2009/11/20 21:20)
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112001001039.html

 前原国交相は、見直しを表明している全国143のダム事業について、継続が妥当かどうかをあらためて検証する有識者会議を設置すると発表した。来月3日に初会合を開く。
 年末の予算編成の段階で、継続する事業と一時凍結する事業に分類。凍結事業については、有識者会議が来年夏ごろの中間取りまとめで基準を策定した後、個々の事業の妥当性をチェックする。
 有識者会議は中川博次京都大名誉教授(水工学)を座長とし、災害心理学や森林科学、公共政策などの学者9人で構成。できるだけダムに頼らない河川管理の理念や指針を検討する。最終的な提言は2011年夏ごろとなる見通し。
(一部引用)
                      雨宮 隆児

◆ダム検証チーム発足 国交省、別の治水策探る
 (熊本日日新聞2009年11月21日)
https://kumanichi.com/news/local/main/20091121002.shtml

 同会議の初会合は12月3日。2010年夏に、コストや環境影響など多角的検証し、ダムに代わる治水策の基準を策定。11年夏までには河川行政の基準である各河川の想定最大流量(基本高水)も検証し、治水の基本理念をまとめる。
 国交省は中止方針を明らかにしている川辺川ダムと八ツ場ダム(群馬県)などを除いた国直轄ダム計画を、年末までに「継続」「凍結」に分類。有識者会議の基準に従い、凍結となったダムに代わる治水策を各河川で検討する。基準は川辺川、八ツ場両ダムの代替治水策にも反映される見込み。
 前原国交相は「社会福祉などの財源が必要な中、今後ダムに予算を投じられない。できるだけ中立な立場から最適な河川づくりを考えていただく」と説明。策定された指針に従い、道府県営ダム計画も見直すよう関係自治体にも働き掛ける。
 (熊本)県内の国直轄ダム計画は川辺川ダムのほか立野ダム(大津町、南阿蘇村)と七滝ダム(御船町)。県営は路木ダム(天草市)や五木ダム(五木村)がある。

 その他の委員は次の通り。

▽座長=中川博次京都大名誉教授(水理学)

▽森田朗東京大大学院教授(公共政策学)
▽鈴木雅一同教授(森林科学)
 ※上記2名は昨年、蒲島熊本県知事に提言した川辺川ダム有識者会議に参加

▽宇野尚雄岐阜大名誉教授(地盤工学)
▽三本木健治明海大名誉教授(行政法)
▽田中淳東京大大学院教授(災害心理学)
▽辻本哲郎名古屋大大学院教授(河川工学)
▽道上正※鳥取大名誉教授(土砂水利学)※は「矢」の右に「見」
▽山田正中央大教授(水工学)
(一部引用)


◇前原大臣の会見発言(国交省11/20)
 就任以来出来るだけダムに頼らない河川整備をということを申し上げて参りまして、143のダム事業を見直していくということを申し上げて参りましたけれども、その基本的な考え方、見直しをするための専門家会議の構成が決まりましたので皆様方に発表させて頂きたいと思っております。
 概要につきましては皆様方のお手元に配布をしたペーパーに書いてございますけど、9名の専門家の方々で構成をさせて頂きまして座長には京都大学名誉教授の中川博次先生にお願いをしようと考えております。
 皆様方にお配りをしているお手元のペーパーにも書かせて頂いておりますけど、主な検討事項というのは幅広い治水対策案の立案手法、新たな評価軸の検討、総合的な評価の考え方の整理、今後の治水理念の構築ということで、今までの河川整備の根本的な考え方を見直して頂こうと考えております。
 第1回の会議は12月3日木曜日6時から8時ということで国土交通省の中でやらせて頂きたいと思います。
 私もこの会議は参加をさせて頂こうと考えております。


<感想>

 朝日の記事と符合しませんが、熊本日日新聞の記事に依ると、中止が基本路線の八ッ場ダムと川辺川ダムはこの有識者会議の対象にはなっていないようですが、そうなると2つのダムには個別の時限的な課題もあり、普遍的な指針として先行させるモデルケースという扱いになるのかも知れません。



★こちらもどうぞご覧下さい
 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/11/25 02:57】 | 新聞記事から
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2009/11/25(Wed) 07:10:18 |  けっこうニッチなニュースダイジェスト