「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

パタゴニアが支援する環境団体の作品を集めた映画祭が7月に開催されます。
石木ダムの建設により沈む予定の川棚町川原地区で、半世紀もの間ふるさとを守るために戦ってきた13世帯の家族の暮らしをめぐるドキュメンタリー映画「プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー〈ほたるの川のまもりびと 〉」も上映されます。
各地の開催日をお調べの上、是非、鑑賞してください。

◆パタゴニアが支援する環境団体の作品集めた映画祭が7月開催
(Yahoo ニュース 2017/6/27(火) 14:30配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000037-nataliee-movi

パタゴニアが支援する環境団体についての映画を集めた「Granted Film Festival」が開催。
7月1日よりパタゴニアのショップほか全国25カ所にて上映ツアーが行われる。

温室効果ガス排出の削減や汚染を招く技術の撤廃など、環境保護活動を会社が取り組むべきミッションとして掲げているパタゴニア。このたび開催される

上映ツアーでは、

・アメリカで産業用ヘンプ栽培の合法化を目指す退役軍人を追う「ハーべスティング・リバティ(自由の収穫)」


・米アラスカ州およびカナダ北部で暮らすグウィッチン族とポーキュパインカリブーとの関係を描く「ザ・レフュージ(保護区)」
https://vimeo.com/199598278

・100年後を生きる子供たちのために山口・上関町の自然を守る人々を捉えた「シー・オブ・ミラクルズ(奇跡の海)」


・ダム建設により伝統的な生活が奪われる危機にある住民たちを描いた「プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー(ほたるの川のまもりびと / パタゴニア特別限定版)」


の4作品がラインナップされた。
2017年7月1日(土)~ パタゴニアのショップほか全国25カ所にて順次開催
料金:無料

なお上映作品は会場によって異なるので注意しよう。
詳細はこちらのリンクで確認してください。

パタゴニア:グランテッド・フィルム・フェスティバル
http://www.patagonia.jp/jp-granted-film-festival.html


【2017/06/30 07:34】 | お知らせ
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              嶋津 暉之

国土交通省がダム再生ビジョンを策定しました。
ダム再生ビジョン検討会を今年1月、3月、5月と、3回開いてまとめたものです。

3回の検討会の配布資料と議事要旨はこちらをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/dam_saisei_vision/index.html

全国で有害無益なダムの建設がいまだに強行されていますが、新規のダム建設が必要性の喪失で次第に困難になってきたことは事実です。

このような状況で、河川官僚はダム建設部門を維持するための画策を行っています。
一つはダム再生ビジョンの策定、一つはダム再開発を国が代行できるようにしたことです。
後者についてはそのための河川法と水資源機構法の改正が先月、行われました。

ダム再生ビジョンは、既設ダムを有効活用したダム再生の取組みをより一層推進していくため、それに必要な方策を示すものです。

ダム再生の具体的内な内容として次のようなものが示されています。

〇 ダムの長寿命化
〇 貯水容量の増大
〇 放流能力の増強
〇 水力発電の積極的導入

ダムの長寿命化などを理由にして既設ダムの改造を進めていくというものです。
今後、ダム再生ビジョンに基づき、全国で既設ダムの改造が次々と進められていく可能性があります。

国土交通省

「ダム再生ビジョン」の策定
頻発する洪水・渇水の被害軽減や再生可能エネルギー導入に向けた既設ダムの有効活用~

http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000029.html

この度、既設ダムを有効活用する「ダム再生」を加速する方策を示す「ダム再生ビジョン」を策定しましたのでお知らせします。
本ビジョンでは、ダムの長寿命化、施設能力の最大発揮のための柔軟で信頼性のある運用、高機能化のための施設改良などの既設ダムの有効活用を加速するための方策をとりまとめております。

近年における厳しい財政状況等の社会情勢、洪水・渇水被害の頻発や気候変動の影響の顕在化、既設ダムの有効活用の様々な特長※1やこれまでの事例の積み重ねによる知見の蓄積、これを支える各種技術の進展※2等を踏まえれば、ソフト・ハード対策の両面から既設ダムを有効活用することの重要性はますます高まっています。

 国土交通省では社会全体の生産性向上につながるストック効果の高い社会資本の整備・活用等を加速することとして、
「生産性革命本部」を設置しており、「生産性革命プロジェクト」の一つとして、既設ダムを有効活用する「ダム再生」を
推進しているところですが、この度、有識者での検討会等を経て、ダム再生を加速する方策を示す「ダム再生ビジョン」を
新たにとりまとめました。

今後、本ビジョンで示した方策を具現化し、頻発する洪水・渇水の被害軽減や、再生可能エネルギーの導入などに積極的に取り組んで参ります。

 ※1既設ダムを有効活用する「ダム再生」の特長
   ・利水容量を洪水調節に活用するなど運用改善だけで新たな効果を発揮
   ・ダム堤体のわずかな「かさ上げ」で貯水容量を大きく増加 など
 ※2「ダム再生」を支える各種技術の進展
   ・レーダ雨量計の高性能化によるダムの運用改善
   ・ダム貯水池における高い水圧がかかる大水深での大口径の堤体削孔 など

 【資料】
  1. ダム再生ビジョン 概要
  2. ダム再生ビジョン 本文

    「ダム再生ビジョン検討会」の資料等は、下記URLよりご覧ください。
    http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/dam_saisei_vision/index.html

※添付資料はリンク先をご覧ください。


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【2017/06/30 07:08】 | 政策
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            嶋津 暉之

6月26日の下野新聞が思川開発問題について大きな記事を掲載しています。
その中で、「思川開発事業を考える流域の会」の代表である伊藤武晴さんがインタビューで次のように語っています。

「思川開発事業を考える流域の会」 伊藤武晴代表
水収支破綻の「欠陥ダム」

事業は治水、利水、環境面で問題がある。

まず治水効果が低い。南摩ダムは降った雨を集水できる面積が狭く、小山市乙女にある国の観測所でみた場合、水位で5センチ分の洪水調節機能しか見込めない。

利水についても人口減で水需要が減る中、ダムの無駄は全国で指摘されている。

特に本県は地下水に恵まれた土地柄。安く良質な地下水を使ってきた栃木、下野、壬生の3市町は南摩ダムの水を水道に使えぱ、高くてまずいダムの水を住民が強いられることになる。

また南摩川は水浴びも難しいほどの小川。そのため黒川、大芦川からの取水に大きく依存するが、両河川には取水制限基準があり、いつでも取水できるわけではない。

事業参画する自治体が予定している利水量を供給すれば、頻繁にダムの水が底を突く。
水収支が破綻した「欠陥ダム」だ。
両河川の渇水時には、ダムの水を補給する計画もある。
渇水時期のダムにはアオコでよどんだ水しか残っていない。その水で両河川が汚染されるのは明らかだ。


【2017/06/30 07:00】 | 各地のダム情報
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               嶋津 暉之

山口県が建設中の平瀬ダムの事業費がまたまた増額されることになりました。

事業費は、350億円 → 530億円 → 740億円 →860億円 と増え続けています。

2021年度完成予定ですが、「地滑りの可能性があると分かった」、「基礎地盤に想定以上の亀裂も見つかった」ということですから、工期も延長されるのではないかと思います。

平瀬ダム 地滑り対策に120億円 事業費増、県が計画見直しへ /山口
(毎日新聞山口版2017年6月28日)
https://mainichi.jp/articles/20170628/ddl/k35/010/295000c

県は27日、岩国市錦町で県が建設中の平瀬ダムについて、総事業費が当初想定から120億円増え、860億円に膨らむ見通しを明らかにした。新たに地滑り対策などが必要となったためで、県は事業計画を見直す。

県議会一般質問で藤山一郎土木建築部長が答弁した。県は当初、地滑り対策は必要ないと判断していたが、2009年に関連する国の技術指針が改定され、再調査を実施した。

その結果、一部カ所で地滑りの可能性があると分かった。また、基礎地盤に想定以上の亀裂も見つかり、地盤改良工事も必要という。資材価格の上昇もあり、総事業費は740億円から120億円増える見通し。

県は17年末までに、追加工事の必要性や事業費増加について学識経験者でつくる県公共事業評価委員会の意見を聞く。藤山部長は「厳しい財政状況だが、引き続き事業を着実に推進する」と述べた。

平瀬ダムは、錦川流域で洪水調節や水道用水確保、発電を担う多目的ダムで、1973年度に実施計画調査に着手した。

総貯水容量は2950万立方メートルで流域の菅野ダム、生見川ダムと合わせた洪水調節容量は現行の2倍に向上し、放流水を使って最大出力1100キロワットを発電する。【松田栄二郎】
〔山口版〕


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【2017/06/30 04:19】 | 未分類
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               嶋津 暉之

パタゴニア日本支社が発表した、石木ダムに関する世論調査の結果について各社がニュースを配信しています。

◆長崎)「県の説明不十分」 石木ダムめぐるアンケートで
(朝日新聞長崎版2017年6月23日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK6Q44R0K6QTOLB00B.html

県と佐世保市が計画する石木ダム(川棚町)について、米アウトドアウェアメーカー・パタゴニアの日本支社(横浜市)は22日、「県の説明は不十分」とするアンケート結果を発表した。

「賛成、反対、中立の立場の人たちが話し合う必要がある」として、公開討論を求める署名をネット上で呼びかけ始めた。

パタゴニアは売り上げの1%を環境団体に寄付しており、2015年からは石木ダム建設への反対運動を支援している。

アンケートはその一環として、5月23~31日に「石木ダム建設計画に関する意識調査」として実施。リサーチ会社に委託し、県内に住む20歳以上の2500人から有効回答を得たとしている。

同支社によると、建設計画については半数が「どちらでもない・わからない」と回答。「反対・どちらかというと反対」とした人は4分の1ほどで「賛成・どちらかというと賛成」をやや上回った。一方で、計画についての県の説明は、約8割が「不十分」と答えたという。

県庁で記者会見した辻井隆行・日本支社長はアンケ―ト結果を踏まえ、「このまま多額の税金を使いながら、工事を進めていくことに疑問がある。賛成、反対の人たちが一堂に会し、多くの人がわかるようにしてから次のステップを決めたらいいのではないか」と話した。(堀田浩一)


◆石木ダムに関する県民アンケート
(テレビ長崎2017年6月22日 18:53)
http://www.ktn.co.jp/news/20170622137065/

東彼杵郡川棚町での石木ダムの建設について、環境保護の活動をしている企業が県民にアンケートを行い、22日結果を公表しました。

「建設に反対」が「賛成」を上回っています。石木ダムの建設に関してアンケートをしたのは、アウトドア用品を扱っている「パタゴニア日本支社」です。

パタゴニア日本支社 辻井隆行支社長「長崎県民2500人の方、反対の方がやや多いという結果が出ました」

ダムの建設に「賛成」が21・9%、「反対」が27・5%、「どちらでもない、分からない」が50.6%となり、「県が石木ダムの必要性などを十分に説明したか」については、およそ8割の人が「説明が不十分」と答えました。

アンケートは先月末、外部の調査機関に委託して行われ、県内に住む2500人から回答を得ました。

パタゴニア日本支社は石木ダム予定地の自然を守る活動を支援していて、推進派や反対派など様々な立場の人を集めた公開討論会の開催を県に求めて、22日からインターネットでの署名活動を始めています。

署名は5万人分を目標に中村知事や県議会議員に届ける予定で、年内の公開討論会の実施を目指しています。


◆石木ダム 米国衣料メーカー日本支社が実施、事業の県民意識調査 県の説明不十分8割 「公開の場で話し合い必要」 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年6月24日)
https://mainichi.jp/articles/20170624/ddl/k42/010/226000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業を巡り、米国アウトドア衣料メーカーのパタゴニア日本支社(辻井隆行支社長)が県民を対象に意識調査した結果、約8割が「石木ダムに関する県の説明は不十分」と回答した。

同社は「一度立ち止まり、賛否を含めて公開の場で話し合うことが必要だ」としている。

同社はダム建設への反対運動を支援している。調査は5月23~31日、インターネットリサーチ会社に委託し、地域や年齢に偏りがないよう抽出した2500人を対象に実施した。

「県は石木ダムについて必要性や県民の負担などを県民に説明してきたと思うか」という問いでは、79・3%が「そうは思わない」と回答。「十分に説明した」と答えたのは20・7%だった。

ダム建設への賛否では、「賛成」「どちらかというと賛成」が計21・9%、「反対」「どちらかというと反対」が計27・5%、「どちらでもない・わからない」が50・6%だった。

賛成理由で最も多かったのは「佐世保市の水は足りていないから」で35・8%。反対理由は「多額の無駄な税金が使われているから」が29・1%で最も多く、「佐世保市の水は足りているから」が27・1%と続いた。

公開討論会を求め、ネットで署名活動

同社は「県民の理解や議論が不十分なまま多額の税金を投入する公共事業が進もうとしている」と指摘。専門家を交え、ダム建設に対する賛否双方の意見を聞ける公開討論会の開催を求める署名活動をネット上で始めた。

年内に5万筆を目標に集め、中村法道知事と各県議に提出する予定。【浅野孝仁】
〔長崎版〕


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【2017/06/25 00:52】 | 石木ダム
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               嶋津 暉之

パタゴニア日本支社が長崎県民を対象に石木ダムについて世論調査を実施した結果を発表しました。

◆パタゴニア日本支社 長崎県民対象の世論調査を実施
(時事ドットコム2017/06/22-12:40 )
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000021813&g=prt

石木ダム建設、反対が賛成を上回る、「説明不十分」が約8割

アウトドア企業のパタゴニア日本支社(本社: 米国カリフォルニア州ベンチュラ、日本支社: 神奈川県横浜市)は、本日6月22日(木)長崎県政記者クラブに於いて記者会見を行い、「石木ダム建設計画」に関する世論調査の結果を発表しました。

パタゴニアは「ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」ことを企業理念の中に掲げ、様々な環境保護活動を行っています。

長崎県と佐世保市が東彼杵郡川棚町に建設計画を進める石木ダムについて、多額の税金を投入しながら豊かな自然と13世帯の生活を奪うだけの建設の正当性や説明が乏しいことを疑問視してきました。

そこでパタゴニアでは外部のリサーチ会社を利用し、今年5月23日~31日の期間で長崎県民2500人を対象とした「石木ダム建設計画」に関する調査を実施しました。その結果、県民の中で「反対」が「賛成」を上回り、また県民の約8割が建設計画に対して「説明不足」だという回答が出ました。

これを受け、パタゴニアは、一度立ち止まって専門家の意見に耳を傾け、賛成、反対、中立の立場の人たちが、公開の場で話し合うことの必要性を呼びかけます。

● 長崎県民が負担する538億円
長崎県・川棚川の下流にある小さな支流、石木川にダムを作る建設計画があります。総工費は538億円です。長崎県民が負担します(※1)。
※1 石木ダムの総事業費は建設費と関連事業費を合わせて538億円。負担先は、長崎県負担185億円、佐世保市民負担353億円。うち、国庫補助金(=国民の税金)147.5億円。

● ダム建設に反対の割合が賛成者を上回る
長崎県民がこれだけ大きな負担を負うにもかかわらず、実は、ダム建設に反対する人の割合は賛成する人を上回っています(グラフ右)。また、県民の2人に1人が石木ダムの計画について「よく分からない」と調査で答えるなど、客観的に見て、巨額の公共事業の進め方としては疑問を呈さざるを得ない状態です。
石木ダムアンケート

● 「説明不十分」の回答が県民の約8割
石木ダムの建設計画は40年前からあるため、「石木ダム」という名称自体は有名です。しかし、その必要性や県民の負担についてきちんと理解できている県民は少なく、調査でも、県民の約8割が、県が「十分な説明をしていない」と答えています(グラフ左)。またこれまで、ダム建設予定地の地権者など、石木ダムの建設に反対する団体が公の場で県の恣意的な水の需要予測や治水に役立つ根拠の無さなど、その必然性に対する疑問を呈してきていますが、それに対する長崎県の直接的な回答はありません。

● 公の場で、推進と反対と中立の立場の議論を!
専門家をまじえて、ダムを造りたい人と、ダムに反対する人とそれぞれの意見が一度に聞ける公開討論会の開催を長崎県に求めるため、下記のようにChange.orgで署名を本日6月22日(木)より開始します。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
石木ダムの建設は、今にも始まろうとしています。つまり、今ならまだ間に合います。
長崎のみなさん、一度立ち止まって考えてみませんか。
中村法道 長崎県知事と県議会議員45名に声を届けましょう。
署名する*Change.org 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

また、同時にパタゴニア公式サイトでは、本日より、石木ダムの建設により沈む予定の川棚町川原地区で、半世紀もの間ふるさとを守るために戦ってきた13世帯の家族の暮らしをめぐるドキュメンタリー映画『プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー(ほたるの川のまもりびと/パタゴニア特別限定版)』の公開も開始します。

『プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー(ほたるの川のまもりびと/パタゴニア特別限定版)』
・監督:山田英治 (映画監督/脚本家/クリエイティブディレクター/CMプランナー)
・物語:長崎県東彼杵郡川棚町川原地区の住民は、川棚川の支流石木川を囲むように、先祖から引き継ぐこの地で自然とともに生活を営んできました。いま、ダム建設によって、その生活が奪われる危機にあります。川原地区の13世帯の住民は計画が持ち上がってから半世紀ものあいだ、計画の見直しをもとめ、ふるさとの自然と暮らしを守る活動がつづいています。[日本語+英語字幕付き]
・詳細を読み、行動を起こす: patagonia.com/protectors-of-firefly-river.html

当映画は、来月7月から約1ヶ月に渡ってパタゴニア直営店をはじめとする全国25箇所で開催される『Granted Film Festival(グランテッド・フィルム・フェスティバル)』ツアーでも、特別編作品として上映します。

グランテッド・フィルム・フェスティバル: patagonia.com/jp-granted-film-festival.html


■ 会社概要
パタゴニア社 Patagonia, Inc.
米国カリフォルニア州ベンチュラに本社を置くアウトドア企業のパタゴニアは、1973年、イヴォン・シュイナードによって設立されました。Bコーポレーションとして認証され、「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」をミッションとしています。パタゴニアは確かな製品品質へのコミットメントと環境に関する活動において国際的に知られ、これまでに8,200万ドル以上を助成金や製品寄付として提供しています。

パタゴニア日本支社 Patagonia International Inc.,Japan Branch
所在地  :神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚5階
設立年月日:1988年8月23日
日本支社長:辻井 隆行
公式ウェブサイト: www.patagonia.jp

■ お客様お問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス (受付時間:月~日 9:00~17:00)
フリーコール:0800-8887-447 (通話料無料)
IP電話サービス/携帯電話専用:045-435-6100 (通話料有料)
所在地:神奈川県横浜市戸塚区川上町91-1 BELISTAタワー東戸塚4階


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【2017/06/25 00:43】 | 石木ダム
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◇速報!プレハブ建設 – 石木川まもり隊
http://ishikigawa.jp/blog/cat06/2692/

あっという間にプレハブの現場事務所が建設されていきました。
旧道と新道の間に生まれた広いスペースが不思議な感じでしたが、こういうことだったのですね。
説明責任を果たさずに奇策を弄して共謀罪を通してしまった政府と同じように、住民に何の説明もなく一夜にして長い壁を築いてしまう長崎県。
住民のための事業であるべきダム建設を、住民の声に耳を塞いで強行してきた、その歴史を示すような壁ですね。
住民だけでなく県民の問いかけにも背を向けてきた、自らの姿勢を示すような壁ですね。
これはもう公共事業ではありませんね。

◇TVニュースでも放映、未明の事務所設置 – 石木川まもり隊
http://ishikigawa.jp/blog/cat06/2709/

一日にして、景色がすっかり変わってしまいました。
景色が変わるほどの工事をするのに、周辺住民への告知や周知は要らないのでしょうか?
県の所有地or管理地であれば、何をやってもいいってこと?
そんなはずはありませんよね。(-_-)


◆長崎)県が未明に詰め所、地権者ら反発 石木ダム現場
(朝日新聞長崎版2017年6月22日03時00分)
http://digital.asahi.com/articles/ASK6N5QJ9K6NTOLB00Q.html

 県と佐世保市が進める石木ダム(川棚町)の建設計画で、県は20日未明、付け替え道路の工事現場に近い県道沿いに作業員や県職員らの詰め所を作った。ダム建設に反対する地権者や支援者は敷地前に座り込んで抗議し、車の出入りを阻止。21日も警戒を続けた。

 県は、ダム建設で一部が水没する県道の付け替え工事を進めている。

 県などによると、20日未明にクレーン付きトラックなど約10台と、作業員や県職員ら50~60人が現場に到着。金属板で敷地を囲い、プレハブの詰め所1棟を設けた。工事現場にある詰め所だけでは手狭なため、新たに建てたという。建物は休憩などに、敷地は駐車場などに使う。

 作業は同日正午前にほぼ終わったが、撤収する際に地権者らが車両の出入り口前に座り込んだという。

 地権者らは「これが県のやり方か」「私たちの生活を破壊するのか」などと抗議。通報で駆けつけた警官が見守るなか、午後7時半ごろまで相対し、県は車両の搬出を諦めた。

 地権者らは21日も、午前6時ごろから車両の出入り口や詰め所付近で警戒。出入り口は外側から竹で固定され、開かないようにされていた。県側は作業員らの疲労に配慮したといい、この日は作業しなかった。

 付け替え道路の工事をめぐっては、県が1月にも早朝に重機などを搬入。以降は工事を断続的に進めており、抗議する地権者らと小競り合いが起きている。

 県が未明に詰め所を設けたことについて、住民の一人は「県はまず私たちと話し合うべきだ。こうしたやり方は許せない」と話した。(福岡泰雄)


◆石木ダム工事現場に休憩所設置
(NHK 2017年06月21日 17時03分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034452211.html

長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダムについて、県は、工事現場の近くに、作業員用の休憩所を新たに設置し、建設に反対する地権者は「一方的に工事を進めようとする県に怒りを感じる」と反発を強めています。

川棚町の石木ダムの工事現場では、県がダム建設によって水没する県道の代わりになる新しい道路の建設工事を行うため、ことし1月から建設用の機材を搬入して工事を始めています。

この工事に伴い県は、20日未明、関係者が工事現場の出入りに使う入り口付近の県の土地に、プレハブ小屋と高さ2メートルほどの囲いを設置しました。

この小屋について県は今後、道路を設置する工事が本格化するのを前に、作業員の打ち合わせや休憩などに使用するとしています。

これに対して、ダムの建設に反対する地権者らおよそ10人が、21日も新たに設置された囲いの前で座り込み、抗議活動を行うなど県への反発を強めています。

地権者の1人は「私たちの話を聞かずに一方的に工事を進めようとする県に怒りを感じる。ダム建設がなくなるまで抗議し続ける」と話していました。

【2017/06/25 00:22】 | 未分類
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           嶋津 暉之

既報のとおり、国土交通省関東地方整備局が「利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」のパブリックコメントを行っています。
今回の整備計画変更の理由は、思川開発事業(南摩ダム)を河川整備計画に位置づけることにあります。
思川開発事業は必要性がなく、全く無意味なダム事業です。

パブコメは通過儀礼として行われているもので、残念ながら、提出した意見が反映されることはありませんが、反対の意思を示すため、私は添付の意見書(本文と別紙)を今日、提出しました。お読みいただければ幸いです。

思川開発事業は以下に述べるように、必要性がなく、無意味なダム事業であり、中止すべき事業であるから、利根川・江戸川河川整備計画に思川開発事業を記載すべきではない。思川開発事業に関する記述を削除すべきである。


1 利根川流域6都県の水道用水は減少の一途を辿っていて、水余りがますます顕著になってきているので、思川開発等による新規の水源開発の必要性は皆無となっている。

2 思川開発の暫定水利権は取水に支障をきたすことはなく、安定水利権と変わらないものであるから、水利権許可制度の改善で暫定の解消が可能である。

3 思川開発と並行して進められている栃木県の県南水道用水供給事業は栃木市民、下野市民、壬生町民に高額の費用負担とまずい水道水の飲用を強制するものとなる。

4 南摩川は小川のように小さな川で、南摩ダムは流域面積が非常に小さいので、思川や利根川の治水に寄与するはずがなく、南摩ダムの治水効果は微々たるものである。

5 「流水の正常な機能の維持」と「異常渇水時の緊急水の補給」の二つの目的は必要性が希薄であって、ダムの規模を大きくするための増量剤である。

6 思川開発事業の費用便益比の計算は客観性がなく、B/Cが1を超えるように恣意的な計算手法が使われており、実際のB/Cは1を大きく下回るから、思川開発は中止すべき事業である。

7 国交省による水収支計算でも南摩ダムは頻繁に貯水量が底をつく結果が示されており、思川開発の利水計画は実際には水収支が成り立たない虚構のものである。

上記1~7の詳細は別紙に記すとおりである。 → こちら 



皆様も意見の提出をご検討ください。
意見の提出は6月28日(水) (18:00必着)までとなっています。
河川整備計画変更の内容は下記ををご覧ください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000328.html

関東地方整備局
「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」に対する意見募集について
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000319.html

国土交通省関東地方整備局では、「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(平成25年5月策定、平成28年2月変更)」について、思川開発事業の検証の結果を踏まえ、「思川開発」に関する記載内容の変更、「河川の整備の実施に関する事項」を現時点の記載とする等「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」を作成し、関係する住民の皆様から広くご意見を募集することとしましたのでお知らせします。

「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」は、関東地方整備局ホームページに掲載しています。

関東地方整備局ホームページ/利根川水系河川整備計画
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/index00000012.html

○意見募集の実施について
本文資料(PDF)別添1「『利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)』に対する意見募集について」を参照

1. 意見募集の対象
「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」

2. 意見募集期間

平成29年5月30日(火)~平成29年6月28日(水) 18:00必着
(郵送の場合は当日消印まで有効)

3. 提出方法

ご意見は、別添意見提出様式にご記入いただくか、下記①から⑥をご記入いただいたもの を郵送、ファクシミリ、電子メールのいずれかの方法で、下記4.までご提出ください。

①氏名(企業・団体としての意見提出の場合は、企業・団体名、代表者名並びに担当部署 名及び担当者名)
②住所(都道府県・市区町村)
③電話番号又はメールアドレス
④年代(20歳未満、20代、30代、40代、50代、60歳以上)
⑤性別
⑥意見
・「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」の該当箇所(章、頁)を記 入の上、ご意見を記入してください。

4. 提出先

〇 郵送の場合 〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1 国土交通省関東地方整備局 河川部河川計画課 「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」意見募集 事務局 宛

〇 ファクシミリの場合 048-600-1378

〇 電子メールの場合 ktr-toneedo-plan@ml.mlit.go.jp
件名に「利根川水系利根川・江戸川河川整備計画(変更原案)」意見募集 事務局宛と 明記ください。



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【2017/06/25 00:02】 | パブリックコメント
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       嶋津 暉之

「やっぱり電気ってありがたい」からの「反原発」「反ダム」 
熊本のシンガーソングライター投げかけた問い
(livedoor news 2017年6月17日 7時0分)
http://news.livedoor.com/article/detail/13214241/

 熊本市在住のシンガーソングライターが、隣県長崎の「ダムに沈むかもしれない里山」に思いをはせたミニアルバムを制作しました。自宅に設置した太陽光パネルからの電気で録音したCDには、東日本大震災による原発事故の影響を受ける福島を意識した曲もあります。原発、ダムともに「反対、否定するだけでは何も解決しない」との考えに立ち、「残せるもの」を模索する姿を紹介します。(朝日新聞経済部・高野真吾)

「三つが僕の中でつながった」
 「まぶたに映る ふるさとはもう無く 背中をかすめた 夕焼けは遠のく・・・」

 ニット帽姿の東田トモヒロさん(44)が、ギターをかき鳴らしながら歌詞をつむいでいきます。新曲「ひだまり」のミュージックビデオの一シーン。全4曲で構成されるミニアルバムも、この新曲から取って「ひだまり」と名付けられています。7月5日の発売です。

 「ふる里を奪われ、住めなくなる。震災を受けたフクシマと熊本、ダム建設に向けた工事が進み、住民が立ち退かされるかもしれない長崎県川棚町の川原(こうばる)。この三つが僕の中でつながり、この曲を書いたのです」

30代から環境問題に関心寄せる
 東田さんは、生まれ故郷の熊本市を拠点に、全国でソロライブを開催しつつ、多くの音楽フェスティバルに参加しています。旅とサーフィン、スノーボードを楽しむ自由人でありながら、地元の熊本に根っこを持っています。

 自然に親しむ生活を送り、30代から環境問題に関心を寄せてきました。反原発のライブに出演し、2006年には九州電力玄海原発のプルサーマル計画に反対するデモに参加しました。自宅に帰ってからは、九電の電気で生活することに疑問を抱くようになりました。

太陽光パネルで録音
 11年3月、東日本大震災が起きました。「原発事故で一つの文明社会が終わった。新しい次元に旅立ちたい」との意識が強くなったといいます。全国ツアー中に福島第一原発の炉心設計に携わった元東電技術者の木村俊雄さんと知り合いました。木村さんに手伝ってもらい、自宅に太陽光パネルと蓄電池を設置。12年11月に発売したアルバム「月が昇る頃キミは」から、この電気を使って曲の録音を始めました。冷蔵庫、洗濯機、照明など家で使う電気のほとんどもまかなえています。

 手探りだった太陽光パネルの設置工事には、3日ほどかかりました。初めて照明がついたとき、九電や原発関係者への感謝の気持ちが沸いたといいます。「電気を通すのは手間ひまがかかる。やっぱり電気ってありがたい」。原発を減らした方がいいという思いは、環境負荷だけでなく、電力関係者が背負うリスクも考えるからです。「もっと根本的に安全な電源にしないと、未来につながらない」

福島の保育園に野菜届ける
 東田さんは直接、福島との接点も持っています。知人を通して縁ができた福島県南相馬市にある「よつば保育園」に、九州から季節の野菜や果物、穀物を届ける活動をしています。12年5月に仲間と設立した「change the world」プロジェクトです。多いときは月3回も品物を発送してきました。代金や送料の一部は、東田さんがライブ会場で集めた寄付でまかなっています。

熊本地震では炊き出しチームに
 昨年4月に地元で起きた熊本地震の支援活動にも、自然と参加しました。発生時は、2週間の全国ライブツアーの最初の頃で県外にいました。自宅がある熊本市北部地域は比較的被害が少なく、家族の無事も確認できました。ツアーを継続し、集まる義援金を必要とする人に渡すことにしました。

 帰郷してからは、復興支援活動チーム「ハレルヤ熊本」の共同代表の一人になりました。炊き出しチームのメンバーになり、避難所に入ったこともあります。東日本大震災の原発事故で「一つの文明社会が終わった」との意識を強くした東田さんですが、熊本地震では「人のつながりのありがたみを感じた」と言います。

 「身近で起きた震災で、大事なものが何か分かった。人工物の中で生きている人間は地震でうろたえるけど、他の動物は一瞬パニックするだけ。人は波が激しい生き物だけど、だからこそ、他の人への優しさも出てくる」

昨年6月、ダム建設予定地の長崎・川原地区に
 福島、熊本を経験した東田さんが、長崎・川原地区を初めて訪問したのは昨年6月のこと。同地区はホタルが舞うのどかな地で、田畑の間に民家が点在しています。13世帯がまるで一つの大家族のように暮らしています。

 そんな川原では、流れる石木川をせき止めて石木ダムを造ろうという建設計画が動いています。事業主体は、長崎県と同町の隣にありテーマパークの「ハウステンボス」が有名な佐世保市です。同市への水の給水と、石木川が流れ込む川棚川の洪水を防ぐことを建設目的にしています。

 音楽プロデューサーの小林武史さん、アウトドア衣料メーカー「パタゴニア」の辻井隆行社長らと川原に入りました。両氏は地元住民が反対する中、ダム建設の関連工事が強引に進められていることに疑問を抱いています。一緒に現地にいる間に、ここで音楽イベントを開こうという話が盛り上がりました。約4カ月後の昨年10月30日、音楽と食のイベント「失われるかもしれない美しい場所で WITNESS TO KOHBARU」(WTK)として実現しました。

「置き去りにされた場所」
 東田さんは初めて訪れた川原を「置き去りにされた場所」だったと表現します。「ダムがどうのこうのという前に、みんなが思い出すべき、忘れられている場所だと思いました。すごい大事なことがあるのに、なんで俺はここを忘れていたのだろうと」

 隣県の熊本にいても、石木ダムの建設計画や川原のことは全く知らなかったといいます。東田さんは、それをアーティスト特有の感性で、「忘れていた」と表現します。

 「自分の中にあるのだけど、放っておいてしまった感じです。暮らしの中で、ちゃんとまともに見なきゃ、話さなきゃ、触れなきゃいけないのを分かっているのに、しないことってあるじゃないですか。自分の心の中に置き去りにした結果、『置き去りにされた場所』。そんな風に感じました」

「よみがえった感あった」
 WTKのライブには東田さんや、「友人」のロックバンドBRAHMANのボーカルTOSHI―LOWさん、小林武史さんなどが登場しました。川原で歌っている時、「よみがえった感があった」と振り返ります。

 「自分の心の中にある、さみしいところにちゃんと手をあてて、ちゃんと向き合った感じがあった。温かい感じがよみがえった感があり、満足しています」

ミニアルバムの売り上げ10%寄付
 WTK後の昨年11月、自宅でギターを弾きながら、「自然と歌詞が出てきた」のが新曲「ひだまり」です。「フクシマ、熊本、川原での経験が曲を作らせた」

 「ひだまり」を入れたミニアルバムをつくることで、川原と継続した関係をつくりたいとも考えました。福島、熊本の支援でも、東田さんは「続けること」にこだわっています。

 今年に入り、「川原に完全にスポットを当てた」3曲を追加で作りました。WTKをテーマにした「not too late」、石木川の周辺を散歩して感じた雰囲気をインストゥルメンタルにした「River」、仲良くなった川原に住む夫妻に捧げるラブソング「Blue sky」。全4曲からなるミニアルバムの売り上げの10%を、パタゴニアに寄付することにしました。川原の自然と暮らしを守る活動に役立てるためです。

「地球意識でいきたい」
 東田さんは、石木ダムの建設計画を次のように捉えています。

 「大洪水が起きるという不安と恐怖をあおって、地域住民にダムは絶対に必要だと迫っているように映ります。川原のことから目をそらすことは、権力の暴走から目をそらすことになると思う」

 東田さんは、だからと言って、「ダム反対」を声高には言いません。

 「反対する、否定するだけでは何も解決しない。ダムだけでなく、原発の問題も一緒です。話し合って、違う考えを分かりたい。誰もにフラットに伝わる音楽をやっている人間として、そう考えます」

 さらに考えは、広がります。

 「僕らの無知と無関心が一番危険を呼ぶから、恐ろしい。常日頃、誰かにコントロールされようとしていることを、心を開いて自覚しないと。自分で感じて考え、何がより自然で、何がより平和で、子どもたちの世代、さらにその先に残せるものは何なのか。僕は国境的な考え方じゃなく、大きな地球意識、地球人としてのスタンスでいきたい」


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【2017/06/23 05:27】 | 石木ダム
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         嶋津 暉之

6月20日に国土交通省で、第2回 高規格堤防の効率的な整備に関する検討会が開かれました。
その資料が国土交通省のHPに掲載されましたので、お知らせします。

この検討会は遅々として進まないスーパー堤防の整備をスピードアップする方策を検討する会議です。
今回の会議で、とりまとめ骨子案が示されています。
次の第3回会議でまとめるようですが、とりまとめ骨子案はそれほど内容があるものではありません。

人々が居住しているところを堤防にするというスーパー堤防の考え方そのものが間違っており、スーパー堤防の整備をスピードアップする妙案があるはずがありません。

とりまとめ骨子案に次の記述があります。

「平成29 年3 月末時点の高規格堤防の整備状況は、整備区間の約120km に対して約14km(約12%)。このうち、高規格堤防の基本的な断面形状が確保されている延長は、約3.3km(約2.8%)。」

スーパー堤防が整備されたところの大半は窪地になっていて、不完全なものです。

堤防幅を堤防高の30倍にするのがスーパー堤防ですが、その断面形状が確保されたのはわずか2.8%でしかありません。

約20年かけてわずか2.8%ですから、この進捗率から計算すると、スーパー堤防の整備を終えるのに20年÷0.028=714年かかることになります。
治水対策として無意味で、居住している人々を追い出すスーパー堤防事業は中止すべきです。


第2回 高規格堤防の効率的な整備に関する検討会の資料 
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koukikaku_kentoukai/dai2kai/index.html

2017年6月20日(火)
治水課

第2回 高規格堤防の効率的な整備に関する検討会(平成29年6月20日開催)の資料を掲載いたします。
議事次第(PDF:23KB)
資料1 高規格堤防の整備の背景(PDF:4.4MB)
資料2 効率的に整備を進めるための主な課題と方策(案)(PDF:1.9MB)
資料3 とりまとめ骨子(案)(PDF:187KB)
参考資料 第1回高規格堤防の効率的な整備に関する検討会 議事要旨(PDF:74KB)


【2017/06/23 05:15】 | スーパー堤防
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