「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
朝日と毎日の記事です。

◆八ツ場関連予算37億円減少
(朝日新聞群馬版 2013年01月30日)
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20130130100580003.html

 安倍政権が29日に閣議決定した2013年度予算案には、八ツ場ダム関連の98億円が盛り込まれた。総額では37億円の減少。国土交通省は15年度中となっている工期について「精査する」とし、基本計画の見直しに含みを持たせた。

 内訳は、ダム本体工事を行うための道路や作業場の建設費といった関連費が18億円(うち国費7億円)、移転代替地整備などの生活再建対策事業費が80億円(うち国費43億円)。本体工事関連費は12年度分が繰り越され、生活再建事業費が37億円減った。

 八ツ場ダムの総事業費は基本計画上、ダムで国内最高の4600億円。国費以外は、群馬を含む6都県などが負担する。11年12月に建設再開は決まったが、12年度の本体工事関連費は、政局の混迷で執行されないまま今に至っている。

 6都県など推進側は、基本計画通り15年度末のダム完成を求めているが、工期の延長は必至の情勢だ。国交省の担当者は「変えるかどうかは、現段階で何とも言えない」と述べた。
(一部引用)


◆河川整備計画「縛られない」と国交相
(朝日新聞群馬版 2013年01月30日) 
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20130130100580002.html

予算案が閣議決定される数時間前。国交省関東地方整備局は、利根川水系の「利根川・江戸川河川整備計画」の原案を公表した。

同計画は民主党政権では八ツ場ダム本体の着工条件とされたが、太田国交相は29日、「縛られるものではない。(ダムの)早期完成を目指す」と述べた。

原案は利根川水系の洪水対策として、基準点(伊勢崎市八斗島)の目標流量を毎秒1万7千トンとし、八ツ場ダムを必要な施設に位置づけた。整備局は、群馬など関係6都県を集めた会議を2月1日に開いて説明。学識経験者や関係住民の意見も聴くという。

整備局は昨年9月に4年4カ月ぶりに計画策定に向けた有識者会議を再開したが、「治水・利水両面で、八ツ場ダムは有効策ではない」(大熊孝・新潟大名誉教授)といった反対論を受けて紛糾。3回の会合の後は約3カ月間、開かれていない。


◆長野原町長「動きが遅いし、額が少ない」
(朝日新聞群馬版 2013年01月30日)
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20130130100580001.html

 「国の責務で、これ以上の遅れが生じないよう、本体工事に一刻も早く着手し、工期短縮に努力して早期にダムを完成させていただきたい」。大沢正明知事は29日、予算案の閣議決定後にコメントを発表した。

 長野原町の高山欣也町長は「正直がっかり」。関連工事費は今年度分の18億円を執行せずに13年度に繰り越し。「動きが遅いし、額が少なすぎる。ダム本体は、いつになったら着工されるのか」と憤る。太田国交相の現地視察を求めているが、予定はないという。

 関連工事は太田国交相が同日に13年度着工としたが、ダム本体については明言していない。事業費を負担する群馬など6都県や、長野原町は、総事業費4600億円で15年度完成とする基本計画を守るよう求めており、工期延長や事業費増加は、国との新たな「火種」になる可能性がある。

 河川整備計画を慎重に協議するよう太田国交相に求めていた見直し派は、怒りが収まらない。

水問題研究家の嶋津暉之さんは「有識者会議で協議している最中なのに、整備計画の策定を強行に進め、関連工事の予算を執行しようとしている。太田国交相は官僚の言いなりだ」と批判した。(小林誠一、長屋護)


◆河川整備計画:国交省整備局、原案発表
八ッ場ダム建設や堤防整備 /群馬

(毎日新聞群馬版2013年1月30日) 
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130130ddlk10010092000c.html

国土交通省関東地方整備局は29日、利根川・江戸川河川整備計画の原案を発表した。
今後、有識者や流域の住民からの意見募集などを経て、正式に策定する。

民主党政権が、同計画の策定を八ッ場ダム(長野原町)本体工事着工の条件としたため、12年度予算に計上した八ッ場ダム関連工事費はこれまで執行されず、安倍晋三内閣はこの日、閣議決定した13年度予算案に再び計上した。

本体工事着工に向け、太田昭宏国交相がどう手続きを進めるかが焦点だ。

河川整備計画は、河川の整備目標と、ダムや堤防などの具体的な整備内容を示すもの。97年の河川法改正に伴って策定が義務づけられた。

利根川水系では、09年9月に八ッ場ダム中止を唱えた民主党政権が発足し、策定作業が一時中断したものの、11年12月に建設再開が決まり、策定作業も再開された。

原案では、治水対策の根拠となる利根川の目標流量(伊勢崎市八斗島地点)を毎秒1万7000立方メートルに設定。流域には政治・経済の中枢が集中するとして、他の河川よりも安全水準を高く設定し、70~80年に1度起こりうる洪水に耐えられるようにした。

また、具体的な整備内容には八ッ場ダムの建設を始め、流域1都5県での堤防整備などが挙げられた。

八ッ場ダムについて、政府は13年度予算案に、本体工事に向けた作業ヤードの造成や、工事用道路の整備など、12年度予算にも計上されていた関連工事費18億円を計上。生活再建対策事業費には、12年度比37億円減の80億円をあてた。【奥山はるな】


◆13年度予算案:閣議決定 八ッ場ダム、早期完成に全力を−−知事コメント /群馬
(毎日新聞群馬版2013年1月30日) 
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130130ddlk10010104000c.html

13年度政府予算案の閣議決定を受け、大沢正明知事は29日、「政府には、新年度予算の早期成立を図り、緊急経済対策に基づく補正予算とあわせて、最大の課題である『景気対策』『震災復興・防災対策』『暮らしの安心確保』に取り組んでもらいたい」とするコメントを発表した。

また八ッ場ダムについては「国の責務において、これ以上の遅れが生じないよう、本体関連工事に一刻も早く着手し、最大限工期短縮に努力して早期にダムを完成させ、生活再建事業の早期完成に全力で取り組んでほしい」とした。【奥山はるな】



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【2013/01/31 01:57】 | 新聞記事から
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関東地方整備局が発表した利根川・江戸川河川整備計画原案について東京新聞群馬版と下野新聞の記事です。

◆利根川河川整備計画原案 八ッ場ダム
「争点棚上げのまま」市民グループら批判

(東京新聞群馬版 2013年1月30日) 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130130/CK2013013002000145.html?ref=rank

 国土交通省関東地方整備局が29日公表した利根川・江戸川河川整備計画の原案。有識者会議では意見が激しく対立していた「目標流量」については従来通り、八ッ場(やんば)ダム(長野原町)が必要とされる数値にした。

有識者会議の一部の委員や議論を注視してきた市民グループからは「問題点は棚上げのままなのに」と批判が上がった。 (伊藤弘喜)


 原案は、利根川の基準地点(伊勢崎市八斗島町)で洪水時に水を安全に流せる量「目標流量」を毎秒1万7000立方メートルと設定。八ッ場ダムを建設することを明示した。

 有識者会議では、目標流量を「1万7000」とすることをめぐって国交省側が主張する通り妥当かどうかで意見が割れていた。

「1万7000は過大だ」と主張してきた一人、大熊孝・新潟大名誉教授は「科学的に説明されていない。棚上げして議論を進めるのは心外だ」と戸惑いをあらわにした。

 市民グループ「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長(前橋市)は「国交省は争点を強引にすっ飛ばす形でしか進められないことが露呈した」と批判した。

 関東地方整備局の担当者は「有識者会議は結論を得る場ではなく意見をいただく場だ」と話している。

 有識者会議は昨年9月末、4年ぶりに第5回が開かれ、10月16日の第7回を最後に途絶えている。


◆八ツ場ダム建設を明記 利根川整備計画の原案公表 国交省
(下野新聞 2013年1月30日)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130129/971248

国土交通省関東地方整備局は29日、利根川水系河川整備計画の原案を公表した。民主党政権時代に群馬県の八ツ場ダム建設の前提とされた計画で、原案には同ダム建設が明記された。

同計画は今後約30年間の利根川水系の治水や利水、河川利用の在り方などを定める。本体着工前で一時凍結されている鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)の上位計画でもある。

南摩ダムについては本体着工の是非が検討中のため「その結果を踏まえて対応する」と記載された。

ラムサール条約の登録湿地となった渡良瀬遊水地については「現存する良好な環境の保全と掘削による湿地の再生に努める」と盛り込まれた。



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【2013/01/31 00:30】 | 新聞記事から
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朝日、NHK、読売群馬版、日経の各紙の報道です。

◆八ツ場ダム本体関連工事、13年度着工 太田国交相表明
(朝日新聞 2013年01月29日23時04分) 
http://digital.asahi.com/articles/TKY201301290431.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201301290431
【村田悟】太田昭宏国土交通相は29日、八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の本体関連工事を来年度に着工する考えを明らかにした。これまでも予算は計上されていたが、利根川水系の河川整備計画案がまとまり、本格着工が始まる。
太田国交相は閣議後の会見で、ダムの着工時期を問われ、「基本的には予算が成立した後だと思う」と話した。来年度予算案には関連の事業費98億円が計上されている。

このうち、本体工事のための工事用道路や作業場の建設費18億円は、今年度の未執行分がそのまま繰り越された。

また、国交省は同日、本体工事着工の条件となっていた利根川水系の本流などの河川整備計画の原案を公表。利根川の洪水対策として、基準点の目標流量を毎秒1万7千トンとし、必要な施設として八ツ場ダムを位置づけた。

八ツ場ダムは、民主党への政権交代直後の2009年にいったん建設中止が打ち出されたものの、治水や利水のために建設継続することが11年12月に決まった。

この際、藤村修官房長官(当時)の裁定で、河川整備計画の策定が本体工事の条件とされ、予算が計上されても執行できない状態が続いていた。

太田国交相は「(裁定には)縛られるものではない。早期の完成を目指したい」と話した。


◆八ッ場ダム本体工事に18億円
(NHK 1月29日 23時47分) 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130129/n68125710000.html

新年度=平成25年度の国の予算案が閣議決定され、建設続行が決まっている群馬県の八ッ場ダムの本体工事の関連費として、今年度に続いておよそ18億円が盛り込まれました。

民主党政権が、河川整備計画の策定を事業着工の条件としたため、いまだに本体工事は始まっておらず、安倍政権がいつ工事に乗り出すのか地元の注目が集まっています。

政府は29日の閣議で、新年度=平成25年度の予算案を決定しました。

建設続行が決まっている八ッ場ダムには、総額でおよそ98億円が計上され、住民の移転や道路の付け替えなど生活再建事業の費用におよそ80億円、ダム本体工事の関連費用としておよそ18億円が盛り込まれました。

八ッ場ダムを巡って民主党政権は、時代に合わないなどとして建設中止を決めたあと、一転して建設続行を決めましたが、河川整備計画の策定を事業着工の条件としたため、本体工事は始まっていません。

新年度予算案で、本体工事の関連費用が認められたことで、安倍政権が、見通しの立っていない河川整備計画の策定をどの様に判断し、本体工事に乗り出すのかが今後の大きな焦点です。

八ッ場ダムの地元では、すでにダム湖にかかる橋の建設や鉄道を付け替える工事など周辺の整備は進んでいて、本体工事の早期着工を国に要望していました。

住民の高齢化が進み、経済の低迷も続いているだけに、政治に翻弄された公共事業の現場では、新年度に本体工事が着工されるのか注目が集まっています。


◆八ッ場「同額」18億円 政府予算案
(読売新聞群馬版 2013年1月30日 ) 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130129-OYT8T01605.htm


政府は29日に閣議決定した2013年度予算案で、八ッ場ダム(長野原町)の本体工事の関連事業費として18億円を計上した。民主党政権が12年度予算に計上した同額を13年度に持ち越し、12年度内の着工は見送った格好。

だが、太田国土交通相は同日、着工について、民主党政権が前提条件とした利根川水系の河川整備計画策定に「縛られるものではない」と述べ、13年度の早期着工の可能性を示唆した。

大沢知事は閣議決定を受け、「『早期完成に向けて取り組みを進める』との基本方針に沿い、予算計上したと聞いている。本体関連工事に一刻も早く着手してほしい」とコメント。

一方、民主党政権と同額の予算計上に地元からは不満の声も上がる。

長野原町の高山欣也町長は「(自公政権の)真意が分からない。4年間も捨て置かれた地元の気持ちが分かっていない」と批判。

代替地で新旅館の建設工事を進めている老舗旅館「山木館」の樋田洋二さん(65)は「(同額予算は)夏の参院選で勝つため、余計な波風を起こしたくないためでは」と言葉少なに語った。

また、国交省関東地方整備局は29日、民主党政権下で本体着工の条件とされた河川整備計画の原案を公表した。

同整備局は昨年9月から計3回、計画策定に向けて意見を聞く有識者会議を開催。

70~80年に1度発生する洪水にも対応できるよう、伊勢崎市八斗島の基準点の目標流量を毎秒1万7000立方メートルとする案を示していたが、昨年10月中旬以降、約3か月間、会議は開かれていない。

会議では、反対派の委員が「目標流量は過大で、ダムありきの議論だ」と反発。だが原案は、同整備局の提案を踏襲した内容となっており、今後20~30年間の治水対策として八ッ場ダム建設のほか、堤防や調節池の設置場所や規模が示された。

同整備局は今後、群馬など流域都県に原案を説明。有識者や関係住民、関係都県知事の意見を聞き、策定作業を進める。

地元からは「新たな一歩。なるべく早く工事をやってほしい」と歓迎の声が上がる一方、建設見直しを求めてきた市民団体「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長(55)は「河川行政に民主主義がない」と批判した。



一方、国交省は29日、八ッ場ダム事業の再検証で作成した11年の報告書に、土砂堆積量の推計値など17か所の誤記載があったと公表した。入力ミスなどが原因で、同省は「検証の結果には影響しない」としている。



◆八ツ場ダム関連、地元の評価二分 来年度政府予算案
(日本経済新聞 2013/1/30 6:00)
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO51126470Z20C13A1L60000/

政府が29日に閣議決定した2013年度予算案は、群馬県の八ツ場ダムの本体関連事業費として12年度と同額の18億円(事業費ベース)を計上した。

太田昭宏国土交通相がダムの早期完成に前向きな姿勢を示したことに地元は期待を寄せる一方、完成時期が依然として見えないことへの不満も漏れている。

八ツ場ダムには本体関連事業のほか、水没予定地の周辺に暮らす住民の生活再建事業を含めて97億5200万円を計上。道路の付け替え工事などがピークを越えたため、12年度に比べて約37億円減った。

本体関連事業には12年度予算でも同じ金額を計上していたが、事業着手の前提条件となる利根川水系の河川整備計画が未整備だったため、予算が執行されないまま宙に浮いていた。

現時点でも今年度中の執行にメドが立っておらず、予算を新年度に事実上繰り越す格好だ。

13年度に予定される事業も、ダム本体に使用するコンクリート材料を生成するプラント設置のための土地整備など12年度と同じ。

一方で本体の建設費は12年度予算の執行の遅れなどを理由に今回も盛り込まれなかった。太田国交相は「早期完成を目指す」とするが、具体的な着工時期が示されないことに地元の反応は複雑だ。

群馬県の大沢正明知事は「本体関連工事に一刻も早く着手し、早期にダムを完成させて欲しい」と早期着工に期待する。

これに対し、ダムの地元・長野原町の高山欣也町長は「本体工事が盛り込まれず期待はずれだ。完成が1年遅れれば、生活再建も1年遅くなる」と不満を隠さない。下流県も「予算の内容をよく見て対応を決める」(埼玉県)と戸惑い気味だ。

予算案の発表に合わせるように国交省関東地方整備局は同日、河川整備計画の原案を公表。利根川で大洪水が発生した場合に十分な治水能力を確保するため、八ツ場ダムの建設は必要だとの考えを改めて示した。

太田国交相は「(計画には)縛られるものではない」と強調するが、具体的な着工時期が示されないことに地元の懸念は強い。

一方、北関東3県のダム事業では霞ケ浦導水事業(茨城県)が12年度当初予算に比べて18%減の4億4900万円、思川開発事業(栃木県)には26%増の14億7200万円が計上された。



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【2013/01/30 22:50】 | 新聞記事から
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            嶋津 暉之

1月28日の八ッ場ダム報道機関向け現場見学会についての記事です。
八ッ場ダムの関連工事がここまで進んでいるのだということを宣伝するための見学会でした。

29日に行われた利根川河川整備計画原案の発表、および八ッ場ダム来年度予算の発表、これらは八ッ場ダムを何としても推し進めようとする国交省の一連の動きです。


◆八ッ場工事の進捗状況公開
( 読売新聞群馬版 2013年1月29日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20130128-OYT8T01667.htm

八ッ場ダム(長野原町)の報道機関向け現場見学会が28日行われ、ダム造成に伴って建設中の湖面1号橋や吾妻線の新駅、道の駅「八ッ場ふるさと館」の工事進捗(しんちょく)状況などが公開された。
水没する川原湯、川原畑の両地区の代替地を結ぶために造られている湖面1号橋(494メートル)は、完成している4本の橋脚から橋げたを延ばす工事に移っている。

川原畑側の進捗状況は45%、川原湯側は60%。9月末には橋げた全てがつながり、11月末までに橋が完成する予定という。

水没する川原湯温泉駅の代わりの新駅は、昨年末ホームが完成。現在は鉄骨平屋駅舎を工事中で、ホームと駅舎を跨(こ)線橋で結び、2014年に完成する。

林地区に建設中の道の駅は木造一部2階建てでコンビニや足湯、会議室などを備えて春にもオープン予定だ。同ダム工事事務所の津久井俊彦副所長は「地元住民の生活再建につながる工事は順調に進んでいる」と話した。


◆八ツ場ダム 関連工事の現地視察会
(上毛新聞2013年1月29日)
http://www.raijin.com/ns/7013594395458767/news.html

 八ツ場ダム(長野原町)関連工事について、国土交通省八ツ場ダム工事事務所と県は28日、報道関係者向けに現地視察会を行い、進捗しんちょく状況を説明した。
(一部引用)



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【2013/01/30 18:30】 | 新聞記事から
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◆荒瀬ダム撤去工事 本体部分の掘削始まる 初年度工程遅れも

県営荒瀬ダム(八代市坂本町)の撤去工事で、28日から、ダム本体部分の掘削作業が始まった。

本体コンクリート部分に手が入るのは初めて。ただ本年度の工程は予定より半月ほど遅れている。河川内での工事はアユの遡上(そじょう)期を避けて冬に行うことになっており、県企業局は「遅れた分は工事をいったん止めるのか、検討中」としている。

掘削工事はダム本体の撤去工事に入る前に、本体の中央部に穴を空けて水を抜くための工程。
まずは下流側から2カ所の穴(縦4メートル、横5メートル、奥行き20メートル)を掘り進め、穴が貫通する前に上流側に鉄製ゲート(縦4・7メートル、横5・6メートル)を設置。

その後ゲートを開閉して水量を調整しながら、水を抜き上流を下流と同じ水位にまで下げる。この日は午前9時ごろから、下流側の本体部分を削岩機で削った。

計画では今回の掘削作業は1月上旬開始予定だった。だが上流側の水中で、ゲートの設置に支障が生じる位置に硬い岩盤が見つかり、岩盤を削る予定外の作業が必要になり、約半月の遅れが出ているという。

河川内の工事はアユの遡上期を避け11月~2月に行うことになっており、県側は工事の一時中断を含めて手順の見直しを検討している。

球磨川漁協(八代市)は25日に理事会を開き、工程の遅れを了承。大瀬泰介組合長(75)は「予想外の事態に対し工事関係者も日夜頑張ってくれているが、稚アユへの影響はできるだけ少なくしてほしい」と話した。

荒瀬ダムの撤去は、全国初の既存ダムの解体事業。昨年9月に始まり2017年度末の撤去完了を予定している。


◆荒瀬ダム撤去、本体工事に着手 八代市坂本町
(熊本日日新聞 2013年01月29日)
http://kumanichi.com/news/local/main/20130129003.shtml

撤去工事が進む県営荒瀬ダム(藤本発電所、八代市坂本町)で28日、水位低下設備を取り付けるための穴をダム20+ 件本体に開ける工事が始まった。ダム本体部分の撤去工事は初めて。

水位低下設備は、コンクリート製のダム本体底部に高さ4メートル幅5メートルの穴を二つ貫通させ、上流側に開閉可能な水門を取り付ける。

ダム上流側と下流側にある約7メートルの水位差をなくして、工事現場の安全を確保するほか、本体撤去前に、上流に堆積した土砂の流下状況を確認するのが目的。
(一部引用)



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【2013/01/30 17:09】 | 各地のダム情報
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               嶋津 暉之

八ツ場ダムの来年度予算についての産経の記事「八ツ場ダムは本体工事費計上せず 」と読売の記事「八ッ場ダム、13年度中着工目指す」で表現が異なっており、八ッ場ダム本体工事がどうなるのかが気がかりです。

国交省のHP 平成25年度予算決定概要には、「八ッ場ダムについては、「早期完成に向けて取り組みを進める」との基本的な方針に沿って、本体工事の準備に必要な関連工事を進めるための予算を計上。」と書かれており、平成25年度は本体工事そのものではなく、関連工事を進めるとしています。

従って、来年度、本体工事そのもの(岩盤掘削から始まる工事)に入らないことは確かです。

本体工事の準備に必要な関連工事というと、工事用道路や資材置き場(ヤード)の設置工事などを意味すると思われます。

産経新聞は平成25年度は本体工事そのものには入らないので、「八ツ場ダムは本体工事費計上せず 」と書き、読売新聞は「本体工事の準備に必要な関連工事」も本体工事の一 部ととらえて「八ッ場ダム、13年度中着工目指す」と書いたように思われます。

◆八ッ場ダム、13年度中着工目指す…河川整備案
(読売新聞2013年1月29日20時48分 )
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130129-OYT1T01123.htm
国土交通省関東地方整備局は29日、八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設に向け、利根川水系の河川整備計画の原案を公表した。

同省は2012年度予算に本体工事の関連事業費18億円を計上していたが、計画策定が遅れているため、12年度内の着工は見送り、13年度中の早期着工を目指す。

八ッ場ダムは、09年9月の政権交代でダム建設が中断。その後、民主党政権が建設継続に方針を転換し、12年度予算に本体工事の関連事業費が計上された。同政権が、河川整備計画の策定を着工の条件としたことから、地元が求める12年度中の着工は困難となっていた。

国交省では、13年度予算に前年度と同額を再計上しており、太田国交相は「計画の早期策定を指示した。着工に向け、まず早期の予算成立に努める」と話した。




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【2013/01/30 16:10】 | 新聞記事から
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茨城 2月13日(水)午後3時30分 10民 進行協議

栃木 3月11日(月)午後1時10分 4民 弁論準備

群馬 3月28日(木)午後2時30分 11民 進行協議

東京 3月29日(金)午後1時30分 5民 判決 101号法廷

千葉 4月17日(金)午後3時00分 22民 進行協議

埼玉 4月23日(火)午後3時30分 24民 進行協議

栃木 5月16日(木)午後3時00分 4民 弁論準備

【2013/01/30 15:58】 | 裁判日程
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               嶋津 暉之

来年度予算案が発表されました。
八ッ場ダムの来年度予算に関する速報です。

また、国交省のHP 平成25年度予算決定概要の水管理・国土保全局lを見ると、ダム事業については次のように書かれています。「八ッ場ダムについては本体工事の準備に必要な関連工事」の内容が今一つわかりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ダム建設事業

・ 継続することとしているダム事業については、早期完成に向け、必要な予算を計上。八ッ場ダムについては、「早期完成に向けて取り組みを進める」との基本的な方針に沿って、本体工事の準備に必要な関連工事を進めるための予算を計上。

・ 検証を進めているダム事業については、引き続き「新たな段階に入らない」ことを基本としつつ、早期の対応方針決定を目指すとともに、地域の意向を踏まえつつ、生活再建事業等を着実に進めるために必要な予算を計上。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆八ツ場ダムは本体工事費計上せず 関連で49億円
(産経新聞2013.1.29 17:34)  
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130129/fnc13012917350018-n1.htm
八ツ場ダム(群馬県)は本体の工事費が計上されず、着工は平成26年度以降の見通しとなった。建設予定地の集落移転に伴う道路整備や、資材置き場などの関連工事費は、国費ベースで49億円が13年度予算案に盛り込まれた。

本体工事を始められないのは、利根川水系の洪水規模の再検証に手間取り、関連工事が進んでいないため。八ツ場ダムは民主党政権が事業中止を打ち出した後、再開を決定。自民党政権は建設方針を継承したが、完成にはさらに時間がかかりそうだ。

国による直轄事業と地方の補助事業を合わせたダム事業の国費全体は、24年度からほぼ横ばいとなる1073億円だった。

民主党政権から始まった全国のダム事業見直しは、対象83事業のうち、これまでに18事業が中止、35事業が継続となった。

◇関東地方整備局は利根川・江戸川河川整備計画原案を発表

http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000066.html

http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000072612.pdf

2月1日に第3回利根川・江戸川河川整備計画関係都県会議を開催することも発表しました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000067.html


この河川整備計画原案は治水目標流量の議論を打ち切りにして、利根川の本川だけの整備計画をつくるというもので、国土交通省は強行突破を図ろうとしています。


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【2013/01/30 02:17】 | 新聞記事から
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             嶋津 暉之

政府予算案の閣議決定を前に朝日新聞群馬版が、八ッ場ダムをめぐる現状を的確に伝えています。

◆政府予算案に賛否両派注目 八ツ場ダム問題で 群馬
(朝日新聞群馬版 2013年1月27日) 
http://digital.asahi.com/area/gunma/articles/TKY201301260267.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201301260267

八ツ場ダム問題で、29日にも閣議決定される2013年度政府予算案に、賛否両派が注目している。

建設再開は11年末に決まったが、ダム本体は1年余り未着工。予算案の中身で、自公政権の方針が見えてくる可能性があるからだ。

八ツ場関連の13年度予算案について「探りを入れているが、はぐらかされている」と県幹部。「民主党政権で建設再開から1年、何も動かなかった。相当痛い」と焦りを募らせる。

今年度は国の予算に135億円が盛り込まれた。だが、本体関連工事費の18億円は民主党政権が着工条件とした「利根川・江戸川河川整備計画」の策定作業が進まず、自公政権でも今のところ執行されていない。

13年度への繰り越しの可能性も現実味を帯びてきた。
事業費を負担する群馬など6都県は、基本計画通り、4600億円で15年度末の完成を求めている。

だが、国土交通省が11年に行った再検証では、本体工事の入札公告から試験湛水(たんすい)までに7年3カ月との試算が出ており、工期延長は必至。事業費も膨らむ可能性が高い。

基本計画変更には6都県の議会の承認が必要だ。ただ、長野原町など地元の大半は早期完成を求めており、新たな波乱要素になる可能性もある。

この県幹部は「計画変更の話は来ていないが、入札だって時間がかかる」と国に早く動くよう求めている。

一方、見直し派も、「八ツ場あしたの会」や「ダム検証のあり方を問う科学者の会」が今月、太田昭宏国交相に、河川整備計画について慎重に協議するよう要請を行った。

治水・利水や安全性など様々な問題が解決されていないとして、着工を阻止する狙いだ。

これに対し、太田国交相は22日の会見で、整備計画の策定作業が進まぬ理由について「何らかの事情があろうかと思うが、詳細は承知していない」と慎重な発言にとどめた。(牛尾梓、小林誠一)


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【2013/01/30 02:07】 | 新聞記事から
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                 嶋津 暉之

ダムが引き起こす問題の一つとしてダムの土砂堆積(堆砂)によって下流への土砂供給量が減り、それによって海岸線が後退する問題があります。

この記事は神奈川県西部の酒匂川につくられた三保ダムによって、酒匂川河口付近の海岸線が150メートルも後退したという報告を取り上げたものです。

三保ダムは神奈川県営水道、横浜・川崎・横須賀市水道の水源確保を主目的にして神奈川県が建設したダムで、1978年に竣工しました。総貯水容量は6490万㎥です。

神奈川県東部でも、相模ダム等の堆砂による相模川河口部付近の海岸線の後退がだいぶ以前から問題視されてきています。

◆砂浜保全を考えよう、酒匂川の課題取り上げ専門家らが意見交換/小田原
(カナコロ 神奈川新聞社 2013年1月27日) 
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1301260036/

砂浜の保全などについて話し合う「山・川・海の連続性を考える県民会議」が26日、小田原市城山の県立小田原高校で催された。同市などを流れる酒匂川の一部に土砂がたまる一方で、海岸線の砂浜が後退する課題などについて、専門家や漁業関係者らが意見を交わした。
県の主催で2回目。海岸浸食などの問題に、山と川、海を一体として対策を考える取り組み。前回の相模川に続き、酒匂川をテーマに行われた。

早稲田大学理工学術院教授の関根正人さんと、土木研究センター常務理事の宇多高明さんが基調講演。関根さんはダムが上流から流れる土砂をせき止めているメカニズムなどを紹介。

ただ「ダムの撤去は現実的ではない。ダムの存在を前提に代わる対策を考えることが大事だ」などと指摘した。

宇多さんは、土砂供給の減った酒匂川河口周辺の海岸線が約60年間で150メートル近く後退しているなど、西湘地域全般で砂浜の減少が進んでおり、今後もこの傾向が続く見通しを示した。その上で、近年の大型台風襲来による浸食や高波被害の状況を説明した。

討論会では、地元漁業関係者らが、「川よりも山の管理がされていないのが問題だ」「魚種が豊富だった昔の姿には戻れなくても、これ以上の悪化を防ぐ方法を考えねば」と指摘。

約250人が集まった会場からも「(下流部に)土砂が堆積して中州ができたり、川床が上がって少しの雨で避難勧告が出る場所がある」など対応を求める声が出ていた。



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【2013/01/30 02:01】 | 新聞記事から
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