「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
                   嶋津 暉之

本日午前11時から、思川開発事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第3回幹事会)が開かれます。
思川開発事業の検証も動き出しましたので、要注意です。

http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000034.html

  思川開発事業の関係地方公共団体からなる検討の場
  (第3回幹事会)


1.開催日時

 平成24年6月29日(金) 11時00分から

2.開催場所

 さいたま新都心合同庁舎2号館 5階 共用大会議室501

 住所:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1

 開催場所の最寄り駅:
  JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線
    「さいたま新都心駅」から徒歩約5分
  JR埼京線「北与野駅」から徒歩約7分

庁舎2階の入退館手続き時には身分証等(社員証、免許証、保険証、パスポート等)で身分確認をさせていただいておりますので、来館の際には忘れずに身分証等をご持参いただくようお願い致します。

3.議事(予定)

 ・利水参画者の必要な開発量の確認結果(案)

4.公開等

 ・会議は、報道機関を通じて公開します。

 ・カメラ撮りは、冒頭部分のみ可能です。

 ・報道機関以外の方で傍聴を希望される方は、
  別室でテレビ傍聴が可能です。


【2012/06/29 08:44】 | 検討の場
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                      嶋津 暉之

川辺川をまたぐ五木村の「頭地大橋」つながったという記事です。
川辺川ダムが中止になるというのに、この湖面橋は必要なのでしょうか。

なお、川辺川ダムは中止になるはずですが、国土交通省は復活を虎視眈々と狙っているという話もあります。

◆川辺川またぐ「頭地大橋」つながる 五木村
(熊本日日新聞 2012年06月27日)
http://kumanichi.com/feature/kawabegawa/kiji/20120627001.shtml

五木村で国が建設中の頭地大橋の橋桁がつながり26日、関係者に公開された。頭地大橋の建設は、川辺川ダム事業の中止に伴い国、県、五木村による「村の今後の生活再建を協議する場」で合意された川辺川ダム関連事業の一つ。

頭地大橋は全長約490メートル、幅員10メートル、高さ70メートル。ダム事業によって水没する予定だった川辺川両岸の旧地区をまたぎ、旧地区を移した頭地、高野の両代替地を結ぶ。

4本の橋脚それぞれから左右に橋桁を延ばし、9日に全て連結した。今後、柵や照明の設置などを進め、本年度末の完成を目指す。事業費は約50億円。
(一部引用)


☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 




【2012/06/29 08:39】 | 新聞記事から
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                嶋津 暉之

6月26日、川原湯地区で温泉の配湯施設が完成し(ただし、暫定の施設)、林地区では道の駅の着工式がありました。
配湯施設の問題の一つは、その維持管理費(年間約2000万円)がいずれは地元負担になることです。旅館が何軒移転するのか、わかりませんが、限られた数の旅館でその維持管理費を負担し続けることができるのでしょうか

◆八ツ場ダム代替地、生活再建向け動き
(朝日新聞2012年06月27日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581206270001

八ツ場ダムができれば水没する長野原町内2地区の移転代替地で26日、住民の生活再建に向けた二つの動きがあった。林地区では道の駅の着工式が開かれ、川原湯地区では温泉の配湯施設が完成。住民の声には期待と不安が入り交じっていた。
林地区で着工した道の駅「八ツ場ふるさと館」は、来年4月開業予定。水没する5地区では、4600億円のダム建設事業費とは別に、下流都県の基金から生活再建施設が整備され、この道の駅が第1号だ。
(中略)

川原湯地区では、高台に完成した「打越配湯所」の見学会があり、地元住民ら約60人が参加した。

「いい香り」「生きているうちにできるとは」。国土交通省八ツ場ダム工事事務所の職員が、試験として温泉の湯を送ると、歓声が上がった。

移転代替地での温泉街再建を計画する旅館や商店が待望してきた施設だ。現温泉街にある新湯(あら・ゆ)源泉近くのポンプ所から管を約670メートル設置し、約50メートルの標高差をくみ上げて貯湯。打越配湯所には50トンのタンクが2基あり、旅館や住民に温泉の湯を送る仕組みだ。

地区の温泉部会長で、2年前の春に休業した旅館「柏屋」社長の豊田幹雄さん(45)は「川原湯温泉は疲弊しているが、終わってはいない。すべての住民が普通の生活が送れるよう、国、県、町と協力していく」と決意を語った。

一方で課題も残る。川原湯温泉は打越のほか、上湯原にも移転代替地がある。上湯原にも配湯所はできるが、完成時期は未定だ。区長の冨澤吉太郎さん(72)は「両方にできないと喜べない。とりあえずの一歩に過ぎない」と話した。
(一部引用)

◆八ッ場生活再建前進へ 川原湯配湯施設が完成
(読売新聞群馬版 2012年6月27日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120627-OYT8T00054.htm

八ッ場ダムが完成すると水没する長野原町川原湯地区で26日、川原湯温泉の源泉から各旅館の代替地までお湯を引き上げる「配湯施設」が完成した。同じく水没予定地の同町林地区では同日、国道のバイパス沿いに道の駅「八ッ場ふるさと館」が着工。住民の生活再建を進める動きが相次いだ。

配湯施設は、川原湯地区の打越代替地に国交省が整備。現温泉街から約30メートル上の代替地まで約670メートルの管とポンプでお湯を引き上げる。同施設から各旅館にお湯を届ける配湯管も今年度中に整備する計画という。

完成披露式には温泉関係者ら約60人が出席。二つある貯湯タンク(各50トン)から、仮設の樋(とい)にお湯を流すと、川原湯温泉の特徴のゆで卵のようなにおいが漂った。今年、代替地に移転した酒店経営篠原ヒサさん(82)は「明るい未来が流れているようだ。1日も早く、活気ある町に戻ってほしい」と願った。

民主党政権は2009年、突然、建設中止方針を打ち出した。昨年暮れに建設継続が決まったものの、ダム計画は3年ほど遅れ、完成見込みは2018年度。ダム問題の長期化で、かつて22軒あった旅館はわずか5軒に減っている。

配湯施設の整備を見越し、移転を進める旅館が出ている一方、代替地の造成が遅れ、営業再開のめどが立たない旅館もある。今夏、代替地に旅館を着工する計画を持つ「山木館」の樋田洋二さん(65)は「これを契機に、温泉街全体を再建できるようになれば」と語った。
(一部引用)


◆八ッ場ダム建設:温泉街移転 川原湯の代替配湯施設の試験通水 /群馬
毎日新聞群馬版 2012年06月27日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120627ddlk10040173000c.html

八ッ場ダムで水没する温泉街が移転するために新しく造成された長野原町川原湯の移転代替地で26日、旅館などに温泉を行き渡らせる配湯施設の試験通水が行われた。
(一部引用)


◆八ッ場ダム建設:生活再建事業、道の駅着工式 来年度開業予定 /群馬
(毎日新聞群馬版 2012年06月27日)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120627ddlk10040175000c.html

八ッ場ダム水没予定地の生活再建事業として下流都県の基金で整備される「道の駅八ッ場ふるさと館」の着工式が26日、長野原町林で行われた。

09年9月の政権交代後に「十字架のよう」とされ有名になった「不動大橋(湖面2号橋)」のたもとに建設され、来年度に開業予定。足湯や地元農産物の直売所、コンビニエンスストアなどが造られる。
(一部引用)


◆道の駅着工、配湯施設完成 八ッ場ダム建設事業
(東京新聞群馬版 2012年06月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120627/CK2012062702000137.html

長野原町の八ッ場(やんば)ダム建設事業で二十六日、水没五地区の一つの林地区で、生活再建対策として計画される「道の駅八ッ場ふるさと館」の着工式、川原湯温泉の各旅館が移転する高台の打越地区の代替地で、温泉を供給する配湯施設の完成披露式が、それぞれ行われた。国がダム建設の継続を決めて半年になるが、ダム本体の着工時期が決まらない中、周辺整備は着々と進む。
(一部引用)


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【2012/06/29 08:33】 | 新聞記事から
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                 嶋津 暉之

川原湯の打越代替地の温泉配湯施設が今日の午前に完成しました。

あくまで暫定的な配湯施設であって、本格的な配湯施設は、上湯原代替地から打越代替地に通す湖岸沿いの町道の下に敷設することになっていますので、出来上がる見通しが今のところありません。

また、暫定的な配湯施設で送るのは、新源泉の温泉だけです。旧源泉の方がどうなるのかの見通しもはっきりしていません。

◆八ッ場ダム移転先に国の配湯施設が完成
(読売新聞2012年6月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120626-OYT1T00597.htm

昨年末に建設継続が決まった群馬県長野原町の八ッ場(やんば)ダム予定地で、水没する川原湯(かわらゆ)温泉の旅館が移転する高台に、温泉を引き上げる国土交通省の配湯施設が完成した。

民主党が打ち出した建設取りやめ方針などから、ダム計画は3年ほど遅れる見通し。26日に現地で施設の完成披露式を迎えた地元からは「マニフェスト(政権公約)絡みの混乱はもううんざり」の声が上がった。

完成したのは、現在の温泉街にある源泉から、約30メートルの高台にある移転先まで、計約670メートルの管とポンプで温泉を引き上げる施設。旅館関係者が待望していた。
(一部引用)



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【2012/06/27 09:29】 | 新聞記事から
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                 嶋津 暉之

「群馬は地震がなくて安全だ」という話がありますが、決してそうではないという群馬県の調査結果をお送りします。

◆直下型地震で県内死者3130人 被害想定14年ぶり見直し
(上毛新聞 2012年6月26日)
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/06/26/news01.htm

「関東平野北西縁断層帯主部」など三つの活断層による直下型地震で県内の被害想定を見直していた県は25日、マグニチュード(M)8・1、震度7の大地震により最悪の場合約3130人が死亡し、建物6万棟余りが全壊・全焼するとの新たな被害想定を公表した。
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2012/06/26/news01.htm
14年ぶりの見直しで死者は約3倍になった。調査結果を基に、県は建物の耐震化や消防団員の増加など被害を減らすための施策を地震防災戦略として年度内にもまとめる。
最も被害の大きい「関東平野北西縁断層帯主部」について、国の地震調査研究推進本部が推定した今後30年以内の発生確率は「ほぼ0%~0・008%」と極めて低いが、発生すれば被害は甚大だ。

見直し作業に携わった有識者委員会委員長の鵜飼恵三群馬大教授(地盤工学)は「群馬は地震がなくて安全だという意識を拭い去ってほしい」と地震に備えるよう訴えた。
(一部引用)


◆死者最大3133人に 県南部など3断層 県が被害想定
(東京新聞群馬版 2012年6月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120626/CK2012062602000150.html

県が今年二月に約三千人に実施したアンケートでは、住宅の耐震補強をしたと回答した人は4・4%。震度6強~7程度でも倒壊しない新耐震基準を満たす県内の建物は51・5%にとどまり、検討委の鵜飼委員長は「群馬は地震が少ないため意識が低い。
万一起きた場合に何をすべきか考えて」と話した。
県は調査結果を二十六日からホームページで公開する。
(一部引用)


◆地震被害想定 M8.1 最大2万人死傷
(読売新聞群馬版 2012年6月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120625-OYT8T01591.htm

東日本大震災を受け、県が昨年度から実施している「地震被害想定調査」で、詳細な結果が25日、公表された。県内で予測されている三つの地震のうち、最大のマグニチュード(M)8・1の地震で、死者3133人、負傷者1万7743人、全壊・全焼家屋7万2012棟の被害を想定。阪神大震災後に行ったM7の地震を前提とした従来の予想を大きく上回る内容となった。県は、調査結果を基に、防災戦略の策定などの対策を進める。

◇高崎は死者1025人、冬の早朝発生時

県によると、地震が予測される「関東平野北西縁断層帯主部」(最大M8・1)、「太田断層」(同M7・1)、「片品川左岸断層」(同M7)の3つの活断層は、いずれも離れている。このため、県は、同時に地震が起きる可能性は、ほぼないと予測。断層ごとに分けて被害を想定した。

関東平野北西縁断層の地震は30年以内の発生確率がほぼゼロだが、他の2断層は調査が進んでおらず、発生確率は「不明」とした。

被害想定は、阪神大震災の発生時刻に近い冬の午前5時、住宅内の滞在者が最も少ない夏の正午、火気の使用が一番多い冬の午後6時の3つの時間帯で行い、死傷者や倒壊建物数に加え、避難者数、土砂災害、経済被害についても予測した。

死傷者が最悪となるのは、関東平野北西縁断層による地震が、阪神大震災と同様、冬の早朝に発生した場合。家で寝ている人が多いため、住宅倒壊や家具の転倒で死傷者が拡大し、

約3130人が死亡する。住宅密集地が多く、震度7が想定される高崎市での死者は1025人と予想した。

◇徒歩で帰宅113万人 交通機関ストップ

一方、関東平野北西縁断層による地震が冬の午後6時に発生した場合は、暖房などを使っているため、火災が増え、県内全域の焼失棟数は1万2968に上る。避難者は、発生翌日が最も多く、約54万人。

交通機関がストップすることから徒歩による帰宅者が約113万人となり、帰宅困難者は約14万6000人と推測する。建物の焼失などで、直接的な経済被害額は3兆2000億円と推計した。

冬の早朝に太田断層による地震が発生した場合には死者1133人、負傷者7874人、同様に片品川左岸断層による地震では死者23人、負傷者85人と想定している。

また、県内には木造建物が90万棟あり、総建物数の約8割を占める。このうち47万棟は、耐震性の基準が厳しくなる前に建てられた建物で、強度が不足している可能性もある。
(一部引用)



◆被害想定検討委が会見
(読売新聞群馬版 2012年6月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120625-OYT8T01606.htm

調査結果の公表を受け、県地震被害想定調査検討委員会の鵜飼恵三委員長(群馬大教授)ら同委のメンバーが25日、県庁で記者会見した。主なやり取りは次の通り。

――想定に関しての感想は。

「中越、中越沖地震などで地震被害に関するデータがたくさん集まり、誤差はあっても想定ができるようになった。関東平野北西縁断層帯主部による地震では、非常に大きな被害が出る可能性があると想定される」

――想定から、県民が心掛けるべき事は。

「県内では、地震が少なかったので、安心しているのかもしれない。耐震補強や家具の固定で自分の身を守るようにしてほしい」

――建物が密集している東京では、火災で逃げ道がなくなって被害者が増えると指摘されているが。

「高崎市、前橋市など都市型の近代的な建物が密集しているところでは、東京などと共通している部分もあり注意が必要だ」

――ほかに県内の被害の特徴は。

「山間地域では土砂災害による被害が発生する。東日本大震災では、桐生市などで液状化や強い揺れによる被害も出たので、液状化や土砂災害も十分にあり得る」




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 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 



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【2012/06/27 00:36】 | 新聞記事から
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              嶋津 暉之

6/23の朝日新聞群馬版が八ッ場ダム問題の現状を詳しく書いています。

また、八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会が昨日、羽田雄一郎国交大臣に本体工事の是非の再考を求める要請書を提出しました。

その提出について上毛新聞と東京新聞が書いています。
要請書は八ッ場あしたの会HPをご覧ください。
http://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1671

◆「裁定」巡り進展探る
(朝日新聞群馬版2012年06月23日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581206230001

八ツ場ダム(長野原町)の建設再開が決まって、22日で半年がたった。昨年12月22日、再開の条件として藤村修官房長官が示した「裁定」が本体工事着手への重しとなり、大きな進展はないままだ。この裁定をめぐり、賛否両派が再び動き始めた。
「このままでは河川行政が国民の理解を得ることは到底不可能」。22日、見直し派の67人でつくる「八ツ場ダムを考える1都5県議会議員の会」は民主党政権5代目の国土交通相、羽田雄一郎氏に要請書を出した。前任の前田武志氏を激しく批判する内容だった。

総事業費4600億円の国内最大のダム計画。国と6都県が負担し合うが、国交省はさらに183億円の費用膨張と3年の工期延長という試算を出している。

その八ツ場ダム問題にこの半年、目立った進展はない。背景にあるのが、建設再開表明時に藤村修官房長官が示した「裁定」だ。

裁定は、ダムを中止した地域の生活再建を支援する法案の国会提出と、利根川水系河川整備計画策定の2点を踏まえ、本体工事着手を判断するとした。生活再建法案は3月に閣議決定された後、政局の混迷でたなざらしになっている。

さらに厄介なのが、20~30年後の治水や利水の目標と必要な事業を盛り込む河川整備計画の策定だ。

全国では策定済みの水系が多いが、利根川水系は2006年に始めた作業が関係都県の対立などで08年に中断。国交省関東地方整備局が5月に始めた意見募集も準備段階のもので、策定のめどはたっていない。

議員の会代表世話人の角倉邦良県議(リベラル群馬)は「裁定を武器に、事態を動かさないよう頑張っている国会議員もいる。治水・利水の両面で、『八ツ場は不要』と改めて訴えたい」と話す。

地元でも、生まれ育った地の水没に心を痛める人は多い。政権交代でダム反対が明確になったという女性は言う。「今ならまだ間に合うのでは。何とか貴重な自然を残してもらいたい」


「前と全く変わっていない」。ダムができれば水没する川原湯温泉で生まれ育った長野原町の高山欣也町長(69)は、特段の変化がないまま時が過ぎることにいらだち始めている。

昨年12月22日には、建設再開を表明して現地入りした前田氏と万歳三唱。自宅で「祝杯」もあげたという。「羽田さんは前田さんの路線を『継承する』と発言した。裁定は政治の世界の話で、住民には関係ないこと。約束通り、早く着工してもらわないと困る」

計画が浮上して60年。賛否両派に割れた町は、激しい対立の末、受け入れた。代替地に移転した住民の多くは、ダムを観光資源とする生活再建を描く。

「ダムがない限り生活再建はできない。羽田さんに衰退を続ける地区を見てほしい」。高山町長は、現地視察を求めて「直談判」することも検討している。

県は、負担金を出す下流の5都県とともに「事業の遅れは民主党政権の責任」として、基本計画通りの予算と工期での完成を求めてきた。ある幹部は「裁定なんて国交相の気持ち次第。今年度中に本体着工に入れるはずだ」と、「見切り発車」を求めている。(牛尾梓、小林誠一)


◆国交相に八ッ場本体工事再考要請 1都5県議の会
(上毛新聞 2012年6月23日)

八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会(角倉邦良会長)は22日、羽田雄一郎国土交通相宛てに、建設再開方針が決まった八ッ場ダムについて、本体工事の是非を再考するよう求める要請書を提出した。

このほか要請書では、本体着工条件の一つになっている利根川水系の河川整備計画の策定で、有識者会議にダムに批判的な識者を入れること、地元住民の生活再建や地域振興に早急に取り組むことを求めた。

国交省は5月25日から今月23日まで河川整備計画の意見募集を行っている。



◆八ッ場ダム 本体工事再考を 1都5県議の会 国交相に要請書
(東京新聞群馬版 2012年6月23日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120623/CK2012062302000143.html 

八ッ場(やんば)ダムを考える一都五県議会議員の会は二十二日、八ッ場ダム本体工事の再考などを羽田雄一郎国土交通相に要請した。

要請書では、本体工事の再開条件の一つである「利根川・江戸川河川整備計画」の民主的な策定や、ダム事業の遅れにとらわれずに地元住民の生活再建を早急に実施することを求めた。 (伊藤弘喜)



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【2012/06/23 14:48】 | 新聞記事から
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                   嶋津 暉之

 6/22の毎日新聞の記事は地元の現状だけではなく河川整備計画の動きも伝えていましたが、朝日の記事は地元の問題に焦点を当てたものになっています。
 朝日新聞社会面に大きく掲載された「八ッ場 何も変わらず ダム建設再開半年」の記事は、ネットでは公開されていません。

朝日6/22記事

◆<八ッ場ダム>着工の道筋つかず 再開決定半年
(毎日新聞 2012年 6月22日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000091-mai-soci

政府が八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設再開を決めてから22日で半年になったが、本体工事着工に向けた道筋は立っていない。

この間、国土交通相だった前田武志氏が問責決議を受け、関連法案の国会審議がストップ。ダム推進、反対両派から「半年前の再開決定は何だったのか」との声が上がる。
紆余(うよ)曲折の議論を経て政府が八ッ場ダム建設再開を決めたのは昨年12月22日。予算執行の2条件として政府は(1)利根川水系の河川整備計画の策定(2)ダム建設が中止された地域に対する生活再建支援法案の国会提出--を示した。

(中略)

一方、ダム反対派も矛を収めていない。市民団体「STOP八ッ場ダム・市民ネット」(鈴木郁子代表)は長野原町で5月、熊本県の川辺川ダム建設を中止に追い込んだ市民団体代表を招いて座談会を開催。

今月18日には1都5県の市民でつくる「利根川流域市民委員会」(嶋津暉之共同代表)が「未曽有の洪水が来た時、ダムは満杯になって洪水調整機能を失う」などの主張をまとめた文書を国交省に提出した。

水没予定地区の自営業の男性は「消費増税を進める一方、八ッ場のような公共事業を止めないのは道理が通らない。もう一度ダム中止を考えてほしい」と話す。

(一部引用)


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【2012/06/23 14:41】 | 新聞記事から
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◆八ッ場予定地の川原湯 代替地へ旅館移転の動き
(読売新聞群馬版2012年6月23日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120622-OYT8T01555.htm

八ッ場ダム(長野原町)の建設継続を国が決めて22日で半年を迎え、水没予定地の川原湯温泉では、旅館が約30メートル高台の代替地に移転する動きが出始めている。

第1号は、約60年の歴史を持つ「やまた旅館」。既に地鎮祭を終え、来月には新築工事に入り、年明けからの営業再開を目指す。今月26日には、源泉から代替地まで湯を運ぶ配湯施設が完成する。

代替地で営業を希望する旅館は、休業中も含め10軒程度あるといい、今後、移転が進みそうだ。

源頼朝が狩りの際、発見したと伝えられる川原湯温泉は、最盛期の1970~80年代の頃には22軒の旅館があった。しかし、ダム建設問題で揺れる中、廃業や休業が相次ぎ、今は、わずか5軒となった。

(中略)

このほか、350年の歴史を持つ老舗旅館「山木館」も庭木を代替地に移植するなど移転準備を進めており、来月にも旅館の地鎮祭を行い、8月中に着工する計画がある。

完成には約1年間はかかる見通しで、同旅館を経営する樋田洋二さん(65)は「うちの旅館が一番早いかと思っていたが、移転の動きが出てきて良かった。来年秋には上でオープンしたい」と話している。


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【2012/06/23 14:28】 | 新聞記事から
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              嶋津 暉之

6月7日に開かれた水害サミットについての毎日の社説です。

水害サミットは 河川激甚対策特別緊急事業または河川災害復旧助成事業を実施している市区町村長の集まりであって、実質的に国土交通省が動かしているものです。
今年は6月7日に開かれました。

この社説で取り上げている見附市の田んぼダムに注目したいと思います。

新潟県で導入されている田んぼダムは前にもご紹介しました。
見附市の田んぼダムについては下記をご覧ください。
http://www.city.mitsuke.niigata.jp/ctg/00431001/00431001.html

見附市に電話で聞いたところ、平成22~24年度の全体計画では、1200ha(12km2)の田んぼの用水位調節管の購入費が870万円です。他に取り付けの労賃が少しかかります。

1km2当たりの費用は約73万円です。このようにわずかな費用で田んぼの洪水調節機能を高めることができるのです。

因みに、八ッ場ダムの検証で治水代替案の一部として検討された水田貯留は、畦畔嵩上げのための費用は180km2で814億円でした。嵩上げの工事費、用地費、補償費、諸費を加えたもので、1km2当たり4.5億円でした。

両者の効果を比較した上で評価しなければなりませんが、八ッ場ダムの検証では八ッ場ダムを最有力案とするために、非現実的な設定の計算が行われたと思われます。

◆社説:水害サミット 独自の工夫進む減災策
(毎日新聞 2012年06月22日)
http://mainichi.jp/opinion/news/20120622k0000m070104000c2.html

注目すべき対策の一つは「田んぼダム20+件」だ。豪雨時には、田んぼの水位を通常時よりも20センチ上げ、保水量を増やす工夫が施されている。その分、河川への流入量が抑制され、内水対策には有効だ。田んぼの排水溝に調節板を取り付けるだけ。見附市の総事業費(見込み)は870万円と、コストの安さも魅力だ。
福井県鯖江市のハザードマップは、漫画イラスト付きで洪水編と地震編を1冊にまとめてある。例えば、洪水時「やむなく浸水の中を歩く」時は、「素足は危険」「長い棒を杖(つえ)代わりに」と、水中の障害物への備えを具体的に訴えている。

多くの被災地では高齢化、過疎化が進んでおり、要介護者の救援策作りが急務だ。鯖江市などが実施している災害時要援護者登録制度は良き前例になろう。

東日本大震災以後、防災、減災への住民意識も飛躍的に向上した。日ごろからの心構えが、減災には必要なことを改めて痛感させられた。早期の避難行動を促すため、分かりやすい表現で被害の実態を伝えるなど、水害サミットが取り組んできた命題は、常識化しつつある。他の自治体と姉妹関係を結ぶなど、災害対応力を高める自治体も少なくない。先に水害サミットでまとめた水害対策のノウハウ集も改定時を迎えている。発信力向上のためにも急がれる。


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【2012/06/23 07:12】 | 新聞記事から
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◆【9】水力発電に潜在力 「揚水式」原発1基分 水車改良出力向上
「理想の電化に電源群馬」

(読売新聞群馬版 2012年6月21日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1338913642326_02/news/20120621-OYT8T00121.htm


群馬の風景や風物を詠んだ上毛かるたに、こんな札がある。絵札にはダムが描かれ、群馬が水力発電を担ってきたことを誇示している。県内では山がちの地形を利用した水力発電は明治時代から行われ、今もダムが集中する。水力は、二酸化炭素(CO2)も出さず繰り返し使える。出力も安定しているため、再生可能エネルギーの「横綱」として期待が集まっている。

■電源不足に対応 上野村の山あいの道路を進み、いくつものトンネルを抜けると、川にかかった橋の先の山肌に、ぽっかりと開いた穴が見えてくる。東京電力が運営する揚水式発電所「神流川発電所」の入り口だ。
上部にある南相木(みなみあいき)ダム(長野県南相木村)に水をためておき、653メートル下にある下部の上野ダム(上野村)との落差を利用して発電する。地下約500メートルの発電所では、2005年に1号機が、今月7日に2号機が営業運転を開始。合計出力は100万キロ・ワットの原発1基分に相当する94万キロ・ワットに達する。計画中の6号機まで完成すれば総出力は282万キロ・ワットと、世界最大級の揚水式発電所になる。

揚水式発電は、運転開始から数分で最大出力に達するため、原発の再稼働が進まない場合、「夏の急な電源不足への対応に使える」(東電群馬支店)と見られている。

ただ、揚水式発電所は一度発電すれば、電気を使って上流のダムに水を戻す必要がある。さらに、従来は夜間に出力調整が難しい原発の電力を利用して水をくみ上げていたが、今は燃料費のかかる火力発電を使わざるを得ず、現状では、揚水発電はコストが高い「使いにくい電力」だ。

■有望な水力 一方、揚水以外の通常の水力発電所は、県内では東電や県企業局が70か所以上を運営し、合計出力は約75万キロ・ワットとなっている。

水力発電は水さえ流れていれば安定した発電が可能で、同じ最高出力でも、天候に左右される太陽光や風力に比べ多くの電力量を得ることができる。

環境省が2010年度に行った中小水力の再生エネ導入ポテンシャル調査では、県内の河川の資源量は113万キロ・ワットと、都道府県別では富山(169万キロ・ワット)、新潟(152万キロ・ワット)、北海道(148万キロ・ワット)、岐阜(130万キロ・ワット)に次いで5番目に多かった。県も15年度に再生エネ全体の出力を105万キロ・ワットとする目標を掲げているが、主役はあくまで水力発電所で、このうち77万キロ・ワットを占めることが前提となっている。

発電所の新設も、少しずつだが続いている。11年度には東電が虎王(とらおう)発電所(上野村、270キロ・ワット)、県企業局が新利南発電所(沼田市、1000キロ・ワット)をそれぞれ運転開始した。さらに同局は、桐生市黒保根町で15年度の稼働を目指して2000キロ・ワットの発電所の新設も計画している。

ただ、水力発電は明治時代から行われているうえ、環境意識の高まりもあり、大規模な発電所の適地は残り少ないのが実情だ。新設は中小のものが中心となる。

■発電効率アップ そこで、発電量を増やすため技術革新に知恵を絞る動きが出ている。

県企業局は08年度、1964年から運転している利南発電所(沼田市)を改修し、出力を5300キロ・ワットから5500キロ・ワットに向上させた。出力アップは水車の改善などによるもので、東電の神流川発電所も、水車の工夫で発電効率を従来よりも4%程度向上させているという。

水力発電は、流れる水で水車と発電機を回すのが基本的な仕組みだ。水車の形を、水の力をより受けやすいものにすれば、出力がアップする。コンピューターを使って水の流れを解析することなどで、より効率が高い形状にできるようになった。

大手電機メーカー、富士電機グループで水力発電事業を手がける富士・フォイトハイドロ(川崎市)の須永政孝社長は「解析技術だけでなく、水車を手がけてきた長年の蓄積があるからこそできる。新たな発電所を作るのと同じ効果がある」と自信を見せる。

水車の交換で、2~3%、古い発電所ならば5%程度の出力アップが可能といい、出力3万キロ・ワットの発電所ならば1000キロ・ワット程度の発電所を作ったのと同じ効果が得られる計算だ。

既設の水力発電所を多く抱える県内。水力は、まだまだ可能性を秘めたエネルギーだ。
(一部引用)



☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 


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【2012/06/23 07:04】 | 新聞記事から
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this way
noga
それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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