「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
八ッ場ダム予定地上流の旧六合村についての情報です。

◆NPO法人に加盟へ 中之条町六合地区「日本で最も美しい村」

(東京新聞群馬版 2011年9月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110929/CK2011092902000068.html

中之条町六合地区が、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟する。鮮緑色のこけ「チャツボミゴケ」や野反湖の景観、江戸時代からの面影を伝える養蚕集落などが評価された。同町からの加盟は伊参地区に続いて2カ所目。

10月8日に北海道赤井川村で承認セレモニーが開催される。同連合に新たに加盟するのは、六合地区を含む全国の3町村2地域で、メンバーは39町村5地域になる。

同連合は2005年10月、地域資源の保護や、それを生かした活性化を目的に発足。加盟すると「美しい村」の名称やロゴが使える。
(一部引用)




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【2011/09/30 01:42】 | 新聞記事から
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                  嶋津 暉之

ブラジルのダムについてのニュースをお送りします。日本の裁判所は行政追随がほとんどですが、ブラジルは司法が行政から独立しています。

◆アマゾン巨大ダム計画、連邦裁が中止命令 ブラジル

(AFP BB News 2011年09月29日 20:02 発信地:サンパウロ/ブラジル)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2831553/7847624

【9月29日 AFP】ブラジルの連邦裁判所は29日、アマゾン川流域に計画されている総工費110億ドル(約8400億円)規模の巨大ダムの建設計画の中止を命じた。

パラ(Para)州に計画されているベロモンテ(Belo Monte)水力発電ダムは、流域に暮らす先住民たちが生業としている漁業を破壊するとして、同州のカルロス・エドゥアルド・カストロ・マルティンス(Carlos Eduardo Castro
Martins)連邦判事は建設を受注した企業連合ノルテ・エネルギア

(Norte Energia)に対し、「港の建設、爆発物の使用、堤防や水路の設置、その他、アマゾン川支流のシングー川(Xingu River)の自然な流れを妨げ、それによって地域の魚類に悪影響を及ぼすインフラ設備をいっさい」禁じた。

ブラジルは、急速な成長を遂げている経済が必要としているエネルギーの国内生産量を増やそうとしている。完成すれば世界第3位の大きさとなるベロモンテ・ダムは、エネルギー増産計画の主要な一端とみなされている。(c)AFP



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【2011/09/30 01:39】 | Webの記事
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9月28日に開かれた利根川基本高水の検証に関する日本学術会議の一般説明会についての記事です。


◆利根川「基本高水」 「妥当」に疑問の声
(朝日新聞群馬版 2011年09月29日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109290001


この日の説明会では、分科会の小池俊雄委員長(東大大学院教授)らが複数の算出方法を示した上で、国交省の再計算を妥当と判断したと説明。だが参加者からは疑問の声が相次いだ。

水問題研究家の嶋津暉之さんは「学術会議の検証は森林の持つ保水力を軽視している」と指摘。また、「過去の洪水での実際の流量は基本高水を大きく下回る。国や学術会議は合理的な説明をしていない」との批判も上がった。

説明会後の取材に対し、小池委員長は「(ダム建設で)合意を得ていくには大きな壁がある。実行可能な治水対策についても考えていくべきだ」と話した。
(一部引用)



◆八ッ場ダム・流転の行方:洪水対策の基準「検証が不十分」--学術会議説明会 /群馬
(毎日新聞群馬版 2011年9月29日)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110929ddlk10010218000c.html

八ッ場ダムについて治水目的の根拠となる利根川の基本高水を検証する日本学術会議河川流出モデル・基本高水評価検討等分科会は28日、東京都内で一般向け説明会を開いた。国交省の再試算を「妥当」とした同分科会の説明に対し、出席者から「検証は不十分」などの声が相次いだ。

洪水対策の基準となる基本高水を巡り、同省は政権交代前に毎秒2万2000立方メートルとしていたが、事業見直しを受け今年1月に同分科会へ検証を依頼。同分科会は同省に再試算を求め、従来値とほぼ変わらない毎秒約2万1100立方メートルを「妥当」と認めた。今月末で活動を終了する。
(一部引用)




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【2011/09/30 01:36】 | 基本高水
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◆増田川ダム計画 水源「既存ダムで確保」 建設中止の可能性も
(東京新聞群馬版 2011年9月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110929/CK2011092902000073.html

安中市の岡田義弘市長は二十八日の定例会見で、建設の是非が懸案となっている県営の増田川ダム(同市松井田町上増田)について、県から打診を受けていた水源確保の代替案を明らかにした。岡田市長は代替案受け入れを前向きに検討しており、増田川ダムの建設が中止となる可能性が出てきた。 (菅原洋)

岡田市長によると、代替案は、市が同ダムに求めている上水道の取水量一日五千トンを、市内にある県営の坂本ダム(同町坂本)と霧積ダム(同)を浚渫(しゅんせつ)して賄うという内容。

岡田市長は八月初めに県庁で県幹部などから打診され、数日後に同幹部から電話で「県が安中市の取水量は責任を持って用意する」と告げられたという。

市は現在、坂本ダムの流域から一日約六千トン、霧積ダムから同約八千トンを取水。両ダムの底に積もった土砂を浚渫すれば、ダムの容量が増えるという。
(一部引用)



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【2011/09/30 01:31】 | 各地のダム情報
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山形県議会議員の草島進一議員が、鮎の天然資源が豊かな最上小国川にダムを造る懸念を後半部分で質問しています。

◆草島進一の「持続可能な鶴岡」日記
本日の山形県議会 初の草島一般質問 前半

http://kusajima.exblog.jp/13701822/
1)県政運営について
2)広域水道事業について
3)地下水資源 対策について

山形県議会 草島一般質問 後半
http://kusajima.exblog.jp/13701848/
4)最上小国川の見直しについて
5)風力発電について
6)ボランティアの支援について

また、県はこれまで、穴あきダムならば環境にやさしい 鮎に影響がほとんどないと強調してきました。
私は最新型の穴あきダムといわれる島根県益田川ダム、石川県金沢の辰巳ダムを視察しています。
 益田川ダムのある益田川は、工場廃液が流れ込む川であり漁業権はありません。また、辰巳ダムがある犀川は上流部に大型の犀川ダムがあり、すでに天然河川の様相はありませんでした。いずれも、ダム建設前後で鮎の遡上量の定量、定性的な調査はおこなわれておらず、益田川ダムの管理者は「穴あきダムは環境にやさしい事を目的に作ったのではなく、効果的に土砂を排出するためにつくられたダムである」と私に話されました。
また、小国川ダムと同様、鮎が豊富な川辺川に建設予定だった穴あきダム「川辺川ダム」については、蒲島熊本県知事が3年前の9月に、「人吉、球磨(くま)地域に生きる人々にとっては、球磨川そのものが、かけがえのない財産であり、守るべき宝なのではないかと思うに至った。」と工事進捗率81%にもかかわらず、ダム建設を白紙撤回しています。熊本県の担当に伺うと、「穴あきダムが鮎や環境に影響がない等」という事は議論にもならなかった。という事であります。穴あきダムでも、ダムはダムなのであります。

ダムのない、年1億3千万円もの鮎漁獲高を持つ天然河川に、穴あきダムが造られたためしはないのであり、小国川がはじめてなのであります。

穴あきダムが全国屈指の天然河川の鮎や環境にに影響をあたえないと主張されるなら、「穴あきダムをつくって10年、20年後でも鮎の環境に影響がなかった」という実証データを示してください。
(一部引用)



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【2011/09/30 01:28】 | 各地のダム情報
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                   嶋津 暉之

9月26日に開かれた第18回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の議事要旨と配布資料が国交省のHPに掲載されました。

配布資料
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tisuinoarikata/dai18kai/index.html

議事要旨
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tisuinoarikata/dai18kai/dai18kai_gijiyousi.pdf


今回議題になったダムは次の4事業で、有識者会議は事業者のそれぞれの検証検討結果を妥当と判断しました。
吾妻川上流総合開発事業は中止と言っても意味が違うので、中止の意味を下記に記しておきます。

吾妻川上流総合開発事業(群馬、直轄) 中止

吉野瀬川ダム(福井県) 推進

河内川ダム(福井県)  推進

玉来ダム(大分県) 推進


なお、議事要旨の最後に座長の談話が記されています。
これを読むと、有識者会議の役割について絶望的な気持ちになります。

これまでも、座長あて、あるいは委員あてに様々な団体等から御意見や御質問を頂くことがあり、これらについては拝見している。これら御意見等の中には、ダム事業検証のしくみ、当有識者会議の役割について、十分に理解されていないものがあると思う。
今回のダム事業の検証においては、各検討主体から検討結果が国土交通本省に報告される。当有識者会議は、中間とりまとめで示した「共通的な考え方に沿って検討されたかどうか」について意見を述べることとしている。このことは「中間とりまとめ」に明記している。
また、個別の河川の河川整備計画については、それぞれの河川管理者が地域の意見を踏まえて策定しているものであり、個別の河川の治水計画等について御疑問等があれば、策定した主体にお尋ねいただくことが適当であると考える。


「吾妻川上流総合開発事業」の中止の意味

「吾妻川上流総合開発事業」はもともとはダム事業として始まりました。現在の中和・品木ダム方式を拡大していくため、石灰液注入箇所を増やし、品木ダムを嵩上げするとともに、万座川にダムをつくって、中和生成物の沈澱池にする計画でした。

ところが、地質面で品木ダムの嵩上げや万座川でのダム建設が困難にあることが分かり、「吾妻川上流総合開発事業」は現在の中和・品木ダム方式をプラント方式に変えることを検討する事業になりました。

この事業は始まりがダム事業であったので、ダム事業として位置付けられ、今回のダム検証の対象になりました。

しかし、実際にはダム事業ではなくなっているので、今回のダム検証を機会に、ダム事業としては中止し、プラント方式の事業化を目指す事業とすることになりました。

プラント方式の中和とは、工場の中で中和して生成物を取り出し、それをセメントの原料として使おうというもので、それにより、品木ダムの寿命の問題を解決しようというものです。

プラント方式の中和は、草津の実験プラントで実験が行われてきていますが、まだ実用化のめどは立っていないようです。



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【2011/09/30 01:15】 | 未分類
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◆「秋に八ッ場結論」は前任までの話…前田国交相
(読売新聞2011年9月27日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110927-OYT1T00329.htm

八ッ場ダム(群馬県長野原町)の再検証を巡り、関係6都県の3知事らが26日、前田国土交通相を訪問し、ダム建設を「最も有利」と評価した国交省関東地方整備局の検証を尊重し、直ちにダム本体工事に着工するよう要請した。

一方、前田国交相は、東日本大震災クラスの巨大災害を踏まえた検証を新たに実施する方針を表明。歴代国交相は今秋までに結論を出すとしてきたが、前田国交相は「『秋までに』というのは前任者までの話」と語り、最終判断の時期が遅れる可能性を示唆した。

要請は6都県知事の連名で行われ、大沢知事が代表して要請書を提出した。その中で、同整備局の評価を「当然の結果」と指摘。ダム本体の早期着工のほか、予算を集中投資して事業の遅れを取り戻し、2015年度の完成予定を守るよう求めている。
(一部引用)


◆「最善」から2週間 整備局動きなし
(朝日新聞群馬版 2011年09月28日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109280001

八ツ場ダム建設の是非について、歴代の国土交通相が今秋に結論を出すとしながらも、前田武志国交相が「それは前任者までの話」と述べたことについて、大沢正明知事は27日、記者団に対し「前田国交相が現地視察に来たときに真意を問いたい」と話した。「大臣を信じている」としながらも「ショックだ」と混乱した様子も見せた
(一部引用)


◆八ッ場ダム建設:可否時期で国交相「今秋までは前任者の話」 知事が不快感 /群馬
(毎日新聞群馬版 2011年9月28日))
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110928ddlk10010216000c.html

◇「話が違う」

八ッ場ダム問題を巡り、大沢正明知事は27日、前田武志国交相が26日の大沢知事ら3都県知事との会談後、ダム建設の可否の結論を出す時期について「今秋までにという話があったが、前任者までの話だ」と発言したことについて「話が全然違う」と不快感を示した。県議会終了後、報道陣の質問に答えた。

前田国交相は26日、「今秋までにという話があったが、前任者までの話だ。(再検証は)かなりのところまできているが、まだ9合目には達していないだろう」と話し、結論が遅れる可能性を示唆した。

また今後の検証作業については「3・11(東日本大震災)や台風の猛威を考えないといけない。100年、200年、1000年、何があるか分からない。河川の専門家だけでなく、ソフトの対策も含めて有識者に検証してもらい、最終的に判断する」と述べた。
(一部引用)


◆今秋にも結論「前任者まで」 八ッ場ダム建設の是非
(東京新聞群馬版 2011年9月29日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110929/CK2011092902000071.html

八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設の是非について、前田武志国土交通相が、結論を出す時期を秋以降に遅らせる可能性を示唆したことが波紋を生じさせている。

歴代国交相が「今秋に結論」としてきたのに対し、前田国交相は二十六日、大沢正明知事ら三都県の知事と会談後、記者団に「秋までにというのは前任者までの話。3・11のことが入っていない」と語り、東日本大震災の影響を踏まえ、結論がずれ込むことを示唆。

これを知った大沢知事は二十七日、記者団に「ショックだ。(会談の時)一都五県の知事が来たことは非常に重く、しっかり検証すると言っていた。われわれに言ったことを信じたい」と戸惑いをあらわに。前田国交相が十月に予定しているダム予定地の視察に触れ「その時に真意を確認したい」と述べた。

一方、長野原町ダム対策課の担当者は「情報がない。予定通り秋に結論が出ると思っている」と話した。

国交省関東地方整備局の担当者は「結論時期が遅れるという指示はない。予定通りパブリックコメント(意見公募)や専門家の意見聴取をするための準備をしている」と淡々と語った。 (伊藤弘喜)






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【2011/09/30 01:07】 | 新聞記事から
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◆クローズアップ2011:八ッ場ダム 野田政権、試金石 国交省VS前原氏
(毎日新聞 2011年9月28日 東京朝刊)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110928ddm003010120000c.html

建設の是非を巡り検証作業が続く群馬県の八ッ場(やんば)ダム。国土交通省関東地方整備局が関係自治体との「検討の場」で「最も有利な案はダム建設」という検証結果を提示した。民主党が09年衆院選のマニフェスト(政権公約)で掲げた「コンクリートから人へ」の象徴となった建設中止方針を覆しかねない内容に、当時国土交通相として「中止」を宣言した同党の前原誠司政調会長が「極めて不愉快」と猛反発。官僚との距離や政策決定のあり方など、野田政権の性格を占う試金石となりそうだ。

「私が最終的に判断する」。前田武志国交相は26日、ダム関係1都5県の知事らから早期完成の要望を受けた後、記者団に強調した。野田佳彦首相が15日の参院本会議で「一切の予断を持たずに検証するとの考えのもとで、国交省で検討が進められている。検証結果に沿って国交相が適切に対処する」と述べたのを受けた発言だ。

「行き過ぎた政治主導」の末、官僚機構の機能不全を招いたとされる鳩山、菅両政権の反省を踏まえ、官僚との融和路線を進める野田首相は、国交相に旧建設省河川局出身の前田氏を起用した。国交省幹部は「官僚を重用する野田首相ならでは」と歓迎。別の幹部は「良識ある判断を下すだろう」と建設への「回帰」に期待する。

一方で首相は、政策決定における党の影響力を強める考え。藤村修官房長官は、政策は党幹部が加わる「政府・民主三役会議」で最終決定する考えを示した。政調会長に就任したのは、国交相当時に八ッ場ダムの建設中止を自ら宣言した前原氏だった。

●公約の「象徴」

マニフェストの「象徴」の一つに挙げられる八ッ場ダム問題に対する党内のこだわりは根強い。前原氏ら小沢一郎元代表と距離のある議員にはマニフェスト見直し派が多いが、八ッ場ダム問題は元代表が党に加わる前の旧民主党が掲げた「公共事業見直し」の流れをくんでおり、建設中止はマニフェスト見直し派にも一定の支持がある。

同党の「八ッ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」(川内博史会長)は16日、ダムの建設予定地住民に対する生活再建法案を前原氏に手渡した。川内氏は小沢元代表に近く、マニフェスト堅持を主張して前原氏と対立することも少なくないが、党関係者は「八ッ場ダムは2人が唯一協力できるテーマだ」と指摘する。

民主党は党国交部門会議でこの問題の対応を協議する。14日の会議では国交省批判が続出した。党内には建設推進派の議員もおり、部門会議で中止を決めるのは困難な情勢だが、部門会議幹部は「前原氏は自分が引き取って(中止を)決めるつもりでは」と話す。

政策決定の最終権限が国交省から党に移れば、前原氏主導で「ダム優位」が揺らぎかねない。「またちゃぶ台をひっくり返されるのでは」。省内ではそんな不安も出始めた。

●知事とタッグ

関東地整は今後、学識者や関係住民から意見を聞いて対応方針案を作成。国交相が有識者会議の意見などを踏まえて最終判断する段取りだ。26日に関係自治体の知事らが前田国交相と会談したのも、中央官庁と地元自治体がタッグを組み、建設への流れを作る狙いがある。ただ、当初は今秋までに判断する予定だったが、前田氏は東日本大震災の影響などを踏まえ、ずれ込む可能性も示唆している。

野田政権で党の権限が強まったとはいえ、官僚が積み上げた結論を党が覆す力を持ち得るかは、まだ見通せない。何より、この問題をどう収拾するかについて、野田首相自身の意思がまだ見えてこない。【野口武則、葛西大博、樋岡徹也】

◇「移転、何のため」地元住民翻弄され

「命がつきる前にダム問題の決着を見たい。もし建設が中止になったら、何のために移転したのか、分からなくなってしまう」。81歳の竹田博栄さんは、こうつぶやく。ダムは人生を翻弄(ほんろう)してきた。

竹田さんは八ッ場ダムができれば水没する、群馬県長野原町の川原湯温泉で旅館を営んできた。温泉街を守るため、ダム反対期成同盟の委員長として先頭に立ってきた。

しかし06年、旅館を廃業した。国の「下流は水を必要としている」「防災のためだ」との説得に折れざるを得なかったからだ。

ところが、2年前の政権交代で事態は反転し、地元は惑う。川原湯温泉は2軒が休業し、営業しているのは5軒になった。中止か、建設か、決められない国をよそに、長野原町の空洞化は進む。国交省八ッ場ダム工事事務所によると、79年を基準にした水没予定の340世帯のうち、314世帯は国に土地を売って補償契約を結んだ。国は水没予定地の住民のために、07年から付近に移転代替地を分譲している。しかし、移転したのは34世帯。213世帯は町外に出た。自動車修理店と田が水没予定地にある篠原箭(すすむ)さん(64)は語る。「建設中止を打ち上げた2年前と同じように、住民に説明なく、方針が決められるのでは」

「八ッ場あしたの会」(事務局・前橋市)などダム計画見直しを求める市民団体は警戒を強める。同会の渡辺洋子事務局長は「建設主体の国交省が検証を行っていること自体が問題だ」と話す。【奥山はるな、鳥井真平】
(一部引用)



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【2011/09/30 00:58】 | 新聞記事から
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「今や時代の流れは変わった。川の本来の姿を取り戻すことが、自然環境はもちろん我々の生活にとってもどれほど大切か、人々は気付き始めたのだ」
アメリカではダムは自然環境を壊すという考え方に変わってきたのに、今からダムを造るのは本当に無駄です。

◆米最大のダム撤去計画、解体作業始まる
(2011年9月27日ナショナルジオグラフィック)
http://news.ameba.jp/20110927-376/

アメリカ西海岸、ワシントン州のオリンピック半島を流れるエルワ川で、アメリカ史上最大規模のダム撤去工事がいよいよ始まった。エルワダムとグラインズキャニオンダムは、いずれも地元の製紙工場への電力供給を目的として建設されたが、現在は役目を終えている。

撤去計画は河川流域の生態系回復に主眼が置かれており、政府をはじめ各界の有力者からも支持を受けている。投入資金は総額およそ3億5100万ドル(約270億円)。今後3年をかけてエルワ川の河口近くのダム2基を撤去し、100年ぶりにサケの遡上を復活させる。

アメリカ国内には現在8万基のダムが存在する。その多くは老朽化している上、ダム湖底に堆積する大量の沈泥のため、本来の役割を急速に失いつつある。さらに、エルワ川をはじめ魚道が未整備のダムが、魚の遡上をシャットアウトしているケースもある。今回の撤去作業直前にカウントしてみたところ、ダムの手前にいたサケはわずか72匹だった。もちろん、そこから上流へ遡ることはできない。

環境保護を唱える人々は、ダムを撤去してさまざまな種類のサケが遡上するようになれば、内陸部にまで豊富な栄養分がもたらされ、豊かな自然環境が戻ると期待している。

エルワダムが建設されたのは1913年。以前から先住民が暮らす一帯は、「あまりに多くのサケが遡上したため、群れの上を歩いて対岸まで渡ることができた」という言い伝えが残っている。ダム解体着工を祝い、先住民たちが伝統の踊りを披露する催しが開かれ、政府高官やワシントン州選出の上下院議員をはじめ、ワシントン州知事、俳優、元プロスポーツ選手など、そうそうたる顔ぶれが集まった。

ワシントン州に拠点を置くNGO「アメリカンリバーズ」の代表ボブ・アービン氏は席上で次のように語った。「四半世紀前にダムの撤去を訴えたときは、急進的な環境保護主義者の常軌を逸した考えとしてまともに取り合ってはもらえなかった。だが今や時代の流れは変わった。川の本来の姿を取り戻すことが、自然環境はもちろん我々の生活にとってもどれほど大切か、人々は気付き始めたのだ」。
(一部引用)



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【2011/09/30 00:54】 | Webの記事
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9月26日の都県知事の国交大臣への申し入れについて新聞各社の記事です。

上毛新聞の記事の中で、「前田氏は会談後の会見で、これまで言及していた東日本大震災を踏まえた検証について、新たな機関などを設けるのではなく、既存の有識者会議に諮る形で検証する意向を示した。」とありますが、今の有識者会議のメンバーだけでは、東日本大震災を踏まえた検証は専門的にも無理だと思います。


◆八ツ場ダム本体着工を要望 国交相に6都県知事
(上毛新聞2011年9月27日)
http://www.raijin.com/news/a/2011/09/27/news02.htm

国土交通省関東地方整備局が八ツ場ダム建設を最も有利とする総合評価結果を示したことを受け、大沢正明知事ら利根川流域6都県の知事は26日、国交省で前田武志国交相と会談し、ダム本体の早期着工などを申し入れた。

前田氏は会談後の会見で、これまで言及していた東日本大震災を踏まえた検証について、新たな機関などを設けるのではなく、既存の有識者会議に諮る形で検証する意向を示した。

会談には大沢知事のほか、石原慎太郎都知事と上田清司埼玉県知事が出席した。

会談後に大沢知事は「大臣には(申し入れを)非常に重く受け止めていただいた。少しでも早く視察したいとの話もあった」と述べた。石原知事は総合評価結果が示された後の前原誠司民主党政調会長の発言について「自分が検証させておいて『不愉快だ』とは非常に軽率だし、あるまじき発言だ」と批判した。

建設予定地の現地視察について、前田氏は会見で「ぜひ現地を見させていただきたい」と述べ、10月上旬で日程調整に入っていることを明かした。建設の是非の最終判断については「私が行うつもりだ」と自らが下す意向をあらためて示した。
(一部引用)


◆八ッ場ダム「早く現地視察を」 1都5県知事申し入れ書
(東京新聞群馬版 2011年9月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110927/CK2011092702000068.html

八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の早期の建設推進を求める申し入れ書を関係一都四県の知事らと共に前田武志国土交通相に渡した大沢正明知事は二十六日、「(前田)大臣には一日も早く現地視察をしてもらいたい」と話した。

国交省関東地方整備局が治水・利水を含めた総合的な評価としてダム建設が最良との判断を示したことを受け、一都五県の知事名義で申し入れた。

申し入れは非公開で約二十分にわたった。申し入れの後、大沢知事は「(前田大臣が)予断なく検証するということで安心している。生活再建にも非常に前向きだった」と会談を振り返った。
(一部引用)


◆八ッ場着工6都県要請 国交相、結論遅れ示唆
(読売新聞群馬版2011年9月27日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110927-OYT8T00105.htm

「『秋までに』前任までの話」

大沢知事は面談後の記者会見で、「『予断を持たずに検証する』と、改めて大臣の口から聞いたので安心した。非常に重く受け止めていただいていると思う」と説明。国交相から、10月上旬にも現地視察する方針を示されたことを明かした。

また、2年前にダム中止を表明した民主党の前原政調会長が、同整備局から検証の報告がないと不快感を示し、検証作業にも関与する可能性が出ている点について、石原慎太郎・東京都知事は「ナンセンス。こういう(ダム建設が最も有利という)結論になったら、不愉快だとはどういうことなのか。非常に軽率で、あるまじき発言だ」と批判した。

前田国交相も面談後、記者会見に応じ、「知事らが直接、要請書を届けてきたことは非常に重い」としたが、震災を踏まえた検証を、国交相の私的諮問機関「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」に諮る考えを説明。その上で「なるべく早く結論を出したい」と語った。
(一部引用)


◆大沢知事「国交相前向き」県と国に温度差
(朝日新聞群馬版 2011年09月27日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581109270001

知事らは会談後に取材に応じ、大沢知事は「大臣は非常に前向きだった」と手応えを語った。民主党の前原誠司政調会長らが建設是非の判断に「政府・民主三役会議」の関与を示唆したことについては、東京都の石原慎太郎知事は「ナンセンス」と批判した。

一方、前田国交相は申し入れ後の取材に、「まだ9合目にも達していない」と再検証中だと強調した。

東日本大震災や大きな被害のあった台風12号をあげ、「河川の専門家だけではなく、どういう危険があり、どう対応すればいいのか、最新技術を有識者に指摘いただきたい」と時間がかかることに理解を求めた。その上で、歴代国交相が今秋までとしてきた決断時期について「それは前任者までの話」と述べた。

「八ツ場ダム中止」は民主党の政権公約の目玉だけに中止を貫くよう求める声が党内には根強い。中島政希・県連会長代行は、朝日新聞の取材に「知事の意見よりマニフェストが重要。国交省の検証ではなく、国民の信任を得た党が判断すべきだ」と訴えた。
(一部引用)

【国交相への申し入れ(全文)】

(1)八ツ場ダム建設が最も有利であることが明確にされた今、この検証結果を最大限尊重し、一刻も早く対応方針を決定するとともに、平成24(2012)年度予算での対応を待つことなく、今年度可能な措置を速やかに実施し、直ちにダム本体工事に着手すること。

(2)ダム本体工事の実施に当たっては、この2年間の遅れを取り戻すために予算を集中投資し、基本計画どおり平成27(2015)年度までに八ツ場ダムを完成させること。

(3)国の度重なる方針変更により、長年にわたり塗炭の苦しみを味わってきた地元住民の意見を真摯(しんし)に受け止め、国の責任において生活再建事業を早期に完成させること。


◆八ッ場ダム建設:国交相が来月視察へ 大沢知事ら、早期完成求め要望書 /群馬
(毎日新聞群馬版 2011年9月27日)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110927ddlk10010226000c.html

◇反対派批判「茶番劇に加担」

大沢知事は要望後、報道陣に「予断を持たず検証することを前田国交相の口から改めて確認したので安心した」と話し、前田国交相の印象について「真摯(しんし)に話してくれたので、信頼を持てると思った。前田国交相が自分でこの問題に答えを出すという強い意志を感じた」と評価した。

石原知事は前田国交相の現地視察について「現場を見ると随分印象が違う。判断の論拠がきちっとできる」と語った。上田知事は「ダム建設が混乱を沈める唯一の方法。法的には1都5県知事と議会の同意がなければ中止できないが、(国は)その手続きを一切取っていない」と改めて指摘した。

一方、ダム建設の見直しを求めている市民団体「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長はこの日、「事業主体の国交省が行っている検証自体が疑問だ。知事らは国交省の茶番劇に参加しているだけだ」と述べた。また民主党県連の中島政希会長代行は「民主党はマニフェストで中を打ち出した。中止の方向性に変わりはない」と話した。
(一部引用)


◆八ツ場ダム、計画通りの完成要求 知事ら国交相に
(埼玉新聞 2011年9月27日)
http://www.saitama-np.co.jp/news09/27/03.html

八ツ場ダム(群馬県)建設の是非をめぐり、上田清司知事らが26日、前田武士国土交通相と都内で面談し、検証結果を早期に決定し、ダム建設事業を計画通り2015年度までに完成させるよう申し入れた。流域6都県知事の連名で「強く要求する」とした。

面談したのは上田知事のほか、石原慎太郎東京都知事、地元の大沢正明群馬県知事。申し入れは建設の是非を判断する検証作業で、ダム建設が代替案に比べて最良とする国交省関東地方整備局の総合評価の提示(今月13日)を受けて即時着工を要求した。

本体工事が2年間、凍結されている状況に (1)本年度可能な措置を速やかに実施し、直ちにダム本体工事に着手する (2)2年の遅れを取り戻すため予算を集中投資し、基本計画通
り15年度までに完成させる (3)国の責任で地元住民の生活再建事業を早期に完成させる -を求めた。
(一部引用)



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 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
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【2011/09/27 19:37】 | 知事
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