「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
※ 7/2 新党改革の中川幸司 候補の回答を追加しました

   2010年参議院議員選挙 
  埼玉 立候補者アンケート結果 ご報告


民主党、自民党、公明党、社民党、共産党、国民新党などの候補者に
八ッ場についてのアンケートを送り
9名中7名の方からお返事をいただきました。

詳しい質問と個々の回答はこちらをクリックして下さい 
             ↓
埼玉の立候補者アンケート質問と回答  (敬称略)


  ---質問の簡単な紹介と候補者の八ッ場に対する見解---

Q1 
あなたは八ッ場ダム建設中止についてどう考えますか?


(1)中止に賛成

  島田ちやこ(民主党) 大野もとひろ(民主党) 伊藤岳(共産党)
  日森文尋(社民党) 小林司(みんなの党)


(2)中止に反対

  院田浩利(幸福実現党)

(3)どちらともいえない/分からない
(4)その他(具体的に)

  多忙を極めお答え出来ません… 西田まこと(公明党) 
  無回答… 関口昌一(自民党) 中川幸司(新党改革)


Q2 
建設中止に賛成される理由を教えてください


Q3 
建設中止に反対される理由を教えてください。


Q4 
Q1で建設中止に賛成と回答された方に地元の生活再建問題についてお聞きします。


Q5 
談合問題についてお聞きします。


Q6 
以上の他に、八ッ場ダム問題に関してご意見がありましたら、お書きください






・・・・・・☆お知らせ☆・・・・・・

八ツ場ダム裁判・判決 

日時 : 7月14日(水)午前11時~
場所 : さいたま地方裁判所 105号法廷
内容 : 判決(予定)

なお、当日は少し早めにおいでください。

終了後、埼佛会館1階
(国道17号線を渡ったところです。当日ご案内します)
にて弁護士さんからの説明会および集会を開催します。
もしも判決が不当であれば、今後の活動についても協議します。
引き続きご参加ください。 


【2010/06/28 20:31】 | 選挙資料
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八ッ場ダム訴訟ホームページに下記のニュースが掲載されました。

群馬の会ニュース№24


栃木の会ニュース№31

東京の会ニュース№22

また、裁判の日程も次のとおり追加されました。

☆栃木の3ダム裁判
第一審 第28回
7月29日(木)午前10時30分宇都宮地裁302号法廷
(口頭弁論)

第一審 第29回
9月30日(木)午前10時宇都宮地裁302号法廷
(結審予定)

☆千葉
控訴審第1回 7月9日(金)午後4時00分東京高裁第22民事部 
(進行協議) 


【2010/06/27 01:24】 | 未分類
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                     雨宮 隆児

6月11日に開かれた群馬県議会八ッ場ダム対策特別委員会の質疑内容は大変興味有るものです。
まずは、多面的な項目から重要答弁を引き出し、それをこの度文字起こしをされて公開された角倉県議に敬意と感謝を表明したいと思います。

進捗状況などは追って整理するとして、個別の部分で検証させていただきます。

まず利水の面で基幹の要素である水需要予測が群馬県の場合にも報告されていない事実を指摘したいと思います。


〈水需要予測について〉
○ 角倉委員
 水需要予測について、東京都議会公営企業委員会で、水需要予測の実施に関する請願が採択されたと聞いている。厚生労働省の基準では水道施設整備の事業評価は5年毎に事業再評価をすることになっているが、細則では水需要の動向を分析することになっている。群馬県の水道施設整備の事業の再評価はいつ行っているか。
●嘉山水道課長
 平成22年3月24日に第29回群馬県公共事業再評価委員会が開催され、県央第二水道及び東毛工業用水道について行っている。
○ 角倉委員
 平成16年度と21年度の水需要予測に変化があったか。変化があったと認識しているか。
● 嘉山水道課長
 手元に資料がなく詳細が不明であるが、いくらか落ちていると思われる。


この「第29回群馬県公共事業再評価委員会」については議事録が公開されています。
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=92755

八ッ場ダムに絡む事案が複数ある委員会ですので、是非お目通し下さい。
その中に特ダム課が管轄する「県道林岩下線 道路改築事業」に関する評価もされているのですが、それは別途ご紹介の上検証します。


高崎市は、今年度『高崎市地域水道ビジョン』を策定し、その素案が公開されています。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/comment/sg-soumu/documents/stvision.pdf

この中で注目すべきは、

「給水人口は、過去の微増傾向が将来的にも続き、平成29年度では
約365,320 人となる見込みです。一方、給水量においては1人当
り使用水量の減少や経済状況の低迷が、水需要変動として実績に
現れています。将来的にも水需要の大きな増加要因は見込めず、
給水量は緩やかな減少傾向を示すと予測されます。」

・・という予想を示している点です。
逆に、それによって「一日最大給水量」に余裕が生まれていて、安定した給水が見込まれます。
上記「~評価委員会」ではその要素も加味されて、県営倉渕ダムの事業中止が決定されました。


前橋市の場合も、「平成20~22年度 財政計画の主な内容(水道事業会計)」という資料が公開されています。
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kbn/Files/1/18100030/attach/03.pdf

そこでも、

(1) 有収水量(3) 有収水量と水道料金の見込み
 近年の水需要の減少傾向を考慮し、過去3年(旧町村地区は過去2年)の対前年伸び率平均を基に、財政計画期間内の水量を推計した。

・・として、水需要の減少を基にした計画を策定しています。

前橋市水道局も平成20年に「地域水道ビジョン」を策定し、
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kbn/Files/1/18300006/attach/04dai4syou.pdf

2)推計結果
将来の給水量は、緩やかに減少するものと見込まれました。
中位推計では、平成32年度に一日最大給水量は153千m3/日で1千m3/日の減少と推計しました。

・・と推定しています。


高崎・前橋という県人口の1/3をカバーする地域で水需要の減少を予測しているのですから、群馬県全体としても確かな情報を示して欲しいものです。


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 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2



【2010/06/26 23:18】 | 群馬県議会
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                    雨宮 隆児

◆都知事と直談判へ 中止撤回に協力要請
(朝日新聞群馬版2010年06月25日)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581006250001

 八ツ場ダムの地元、長野原町の高山町長が25日、東京都の石原知事を訪ね、ダムの「中止」撤回に向けて協力を要請する。7月早々には埼玉、千葉両県知事にも会う予定。

 全国のダムの必要性を再検証している国の有識者会議の中間報告が8月にも出るのを前に、八ツ場ダムの建設事業費を負担している下流都県との「結束」を確認し、中止撤回への動きに弾みをつける狙いがある。
 高山町長が八ツ場ダム問題で都知事に直談判するのは初めて。竹内良太郎・町議会議長らが同行する。

 町長は都知事に対し、中間報告を精査するよう求める。「治水、利水のために八ツ場ダムが必要と言っているのは下流都県。町は必要かどうかを言う立場にはない。中間報告に納得できなければ、『中止』撤回の声を上げてほしい」との思いからだ。

 八ツ場ダムは、主に利根川水系下流部の洪水被害を減らすために計画された。4600億円の建設事業費のうち、治水分として東京、埼玉、千葉、茨城、栃木と群馬の6都県が計1756億円を出資。利水分と、事業費以外の水没地域の生活再建事業にも栃木を除く5都県が応分の負担をしている。

 6都県知事は昨年10月、そろってダム現場を訪れ、中止撤回を求める共同声明を出した。しかし地元には前原誠司国交相の「中止」発言以来、「国との共同事業者」(高山町長)である6都県知事に期待した動きがなく、「当事者意識」が希薄なのではないかとのいらだちもある。

 高山町長は日程調整がついた上田埼玉県知事、森田千葉県知事とも会うことで、知事らの「発言力」に期待をかける。
(一部引用)


<感想>
 この記事を読んだときにまず浮かんだのは「誰が書いたシナリオ?」という想像でした。
選挙期間中という、ある意味政治空白の中で、しっかりと3知事との面談がセットされています。
国会議員の選挙の間は、政治のエネルギーが全国に拡散され永田町はエアポケット状態になります。

ポリッター(政治家ツイート一覧集)
http://politter.com/nation/
     ↑候補者は公選法により更新禁止

菅内閣の中にも候補者となっている閣僚がいますから、18日間の長きに渡って政治運営の方は一時停止状態になります。
一方各省庁は粛々と業務を遂行しますので、平易な言葉で言えば「やりたい放題」の期間とも言えます。
官僚の巧妙な手練手管のひとつとしての、長野原町長と下流都県知事との会談セッティング・・という風に私は記事を読みました。
具体的に今日の会談で、表に出ない部分で何が話されたのか気になるところです。

 石原都知事はともかく、他の知事は一応「余談なき再検証」を見守る姿勢を表明していますので、有識者会議の出すとされる「ダムにたよらない治水」を大枠では尊重しなくては言動不一致になります。

 現政権が続く限り八ッ場ダムが「中止」から反転することは考えられませんが、その場合未整備の生活再建関連法案の中身が最も重要になります。
長野原町は下流自治体の支出による「ダムにたよった町財政」になっていますから、その点滴チューブを外されたら一気に財政は逼迫します。
鍵を握るのが群馬県の態度なのですが、どうもその責任を国に丸投げするような気配です。
一方、国としても、来年度予算の概算要求を睨んで国交省としては同じ公共投資でも成長分野に重点を置きたいでしょうし、全体的には財務省との綱引きになる中「地域主権」を名目に「県で面倒を見て欲しい」という方向に進むかも知れません。

八ッ場ダムという請求書がいっぱい詰まった鞄を巡って、町と群馬県と関係都県と国(国交省/財務省)の微妙な駆け引きが展開しています。



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【2010/06/25 00:33】 | 知事
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                  嶋津 暉之

滋賀県のダムで中止がきまった芹谷ダムの予定地の生活再建問題に関する記事をお送りします。

◆生活再建計画受け入れ 芹谷ダム中止で多賀町水谷地区
(中日新聞滋賀版 2010年6月22日)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100622/CK2010062202000004.html


 県が建設中止を決めた多賀町の県営芹谷ダム問題で、水没予定地だった水谷地区は、現地での生活再建を進める県の方針を受け入れる方針を住民総意で決めた。2008年10月の中止決定以来、住民は町が取得した土地への集団移転を求め平行線をたどっていたこの問題が現地での振興を目指すことで決着する方向となった。

 水谷地区の住民は19日昼、地元の集会所に集まり問題を協議。県のダム中止方針が変わらない上、水谷地区に住む23世帯計43人の大半が高齢者であるなどの現状を踏まえ、受け入れることにした。周辺地区の住民らでつくる芹谷地区ダム対策委員会の谷口伊佐男委員長(73)は「平均年齢が76歳と高齢化が進んでいるので受け入れざる終えない。独居老人が多く家屋も老朽化しているので適切な補償を求めていきたい」と語った。

 県河川開発課の担当者は「住民が現地で住めるような環境を整える方向で話し合いをしており、補償のあり方も含めて相談している」と話している。
(一部引用)


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【2010/06/22 23:14】 | 各地のダム情報
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                    雨宮 隆児

馬淵・三日月国交省副大臣の就任会見の質疑応答が国土交通省のサイトに掲載されています。
その中で、政務の割り振りなどについて発言がありました。

これまでの馬淵=旧建設省/辻本=旧運輸省という縦割りを取り払って相互に横断的に担務されるようです。
ダム関連は三日月副大臣の担当となりました。

◆馬淵副大臣会見(6月14日)より

(記者質問)
 今度の新しい政務三役の体制になって、副大臣の担務が変更になったかと思いますが、その狙いについて教えていただきますでしょうか。

(馬淵副大臣回答)
 担務は大臣から申し渡されるものでありますので、私からということではないと思いますが、忖度すれば、かつて私が辻元さんと2人で副大臣の担務をさせていただいた中では、旧建設省系が私であり、旧運輸省系が辻元さんと、こういう割り振りだったと理解しております。
 今回はそのような垣根は取り払って、三日月さんがそのまま辻元さんの後を受ければ旧運輸省系の部分ということになったかもしれませんが、そうではなくて旧運輸省の中にある各局の部分も私の担務に移り、また旧建設省系であった各局の担務が三日月さんに移るという形で、ある意味、縦割り型の行政の垣根を取っ払った、そういう形になったのではないかと思います。

http://www.mlit.go.jp/report/interview/mabutihukudaijin100614.html


◆三日月副大臣就任会見(6月17日)より一部抜粋

 菅内閣発足に伴って、引き続き国土交通省内の政務三役で、今度、副大臣として仕事をさせていただくことになりました。
 私からは、この前、省内の挨拶で申し上げたように、成長戦略の実現実行と。
特に私は担務である観光、海洋、そして航空、そういった分野の実現実行と、交通基本法の制定、それに伴って国土交通省が所管する社会インフラ整備の在り方の見直し、変革、そして治水、ダムにたよらない治水対策、それに含めて水ビジネスや下水の在り方の改善、こういったことを特に力を入れてやっていきたいと思いますし、仕事の進め方としては、現場重視、現場第一ということと、もう一つは行政の生産性を上げていこうと。これは国土交通省、地方含め多大なる組織、関連業界含め多大なる関係がございますので、そういったものの見直しをやろうということと、あとは健康第一で臨んでいきたいという仕事の進め方ではこの三点を申し上げました。
 非常に課題山積、可能性たくさんの分野ですので、皆様方とも活発に意見交換しながらより良い行政運営に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(問)
 先日の職員の皆さんに向けた挨拶の中で、省庁間連携も重視していきたいとおっしゃってましたけれども、省庁間連携について何かお考えがあったら教えてください。

(答)
 副大臣を拝命し、官邸で第一回の副大臣会議をやらせていただいたときに、官房長官及び総理の方から、部分最適ではなくて全体最適を追求してくれというお話がありました。
そういう意味で申し上げれば、もちろん専門分野として国土交通行政に精通し、その分野の利害なりを主張するということはあったとしても、国民の生活、国家の利益からすると省庁間を越えて取り組んだ方が良いと思われるようなことについては積極的にやるべきだし、やっていかなければならないと思っているんです。
これまでの政務官として、汚水下水の在り方ですとか、緑のダム、森林整備含めた治水対策といった分野で取り組んできた事例を更に深めて広げていきたいということで申し上げたところでして、それをぜひ政務だけではなくて、事務方も含めて意識をして取り組んでいくという形につなげていきたいなと思っています。

(問)
 今回、政務官から副大臣になられたわけですけれども、政務官としてのお仕事で、何かの功績で副大臣に登用されたとすると何の功績であったとご自身で思ってらっしゃるかが一つと、副大臣と政務官の立場の違いについてどのようにご認識されているか。
特にその副大臣の馬淵さん、辻元さんなどは大臣に言うべきことは言ってきたと思うのですけれども、そういうことがこれまで従順な姿勢を大臣に貫いてきた三日月副大臣が、副大臣になられてできるのかどうか。

(答)
 副大臣というのは、やっぱり重責だなと思います。
特に国土交通省は前原大臣含め、注目されておりますし、そして辻元前副大臣の言葉を借りれば、国土交通省が変われば日本が変わるということが正に当てはまるなぁと思いながら、日々仕事をさせていただいております。馬淵さんや辻元さんほどキャラは立ってませんが、志は立ててこの場に臨んでいるつもりですの
で、その重責をしっかり果たしていきたいと思います。
 政務官としての功績というのは私自身は特に思いつくものはありません。
ただ政権交代後、とにかくがむしゃらに、試行錯誤含めて一生懸命に約束した政策の実現、そして期待される政策の実行というものに邁進をしてきたということですので、引き続き汗をかけと、もっと働けと、再出発のために頑張れということだと思って、この責を受けさせていただいたつもりです。

(問)
 現場第一とおっしゃいましたけど、八ッ場ダムについては、副大臣に就任されて現地に行かれる御予定があるのかどうか。
ダムにたよらない治水については、中間の取りまとめがだされましたけれども、若干内容がよくわからない部分が多くて、100年に1度の治水対策を継続するのか、若しくはそれを20年に1度に引き下げて対応していくのか、明確なメッセージが発信されていないように思うんですけれども。

(答)
 八ッ場ダム含めて、ダムにたよらない治水対策を追求していくというのは、私たちの新政権の、特に国土交通省政務三役の歴史的な使命だと思っています。
 財政の面、そして環境の面、そういったものを考え合わせてこれまでの治水政策を見直していくと、その新しい評価軸を作っていくと、個別のダムの再検証をしていくということは、極めて重要な使命だと心得て取り組んでいきたいと思っています。
現時点で、八ッ場ダムの現場というものにこの立場でいつ訪問させていただくという予定は決まっていません。
しかし、絶えず現地の状況を掴みながら即応をしていきたいという気持ちで情報収集なり、連絡だけは密にとらせていただいております。
 中間取りまとめがわからないという御評価がありましたけれども、昨日も有識者会議をやらせていただいて、ケーススタディをやり、そして中間取りまとめの案文について提起がありましたが、正にこれまでとってこなかった政策をこれからとろうとしているわけですから、ある意味では作り出す過程で、いろいろと悩みも、そしてわかりづらさもあるのかもしれませんが、そこは国土交通省の河川局内だけでの議論にとどまらず、かつ農地の利用や環境面という意味では、国土交通省内の所管にとどまらず、私は広くこの治水、利水の在り方について提起をしていきたいと思っておりますので、その過程も大切にしながら取り組んでいきたいなというふうに思っております。
 100年に1度なのか、20年、30年に1度なのかというところは、基本方針なり整備計画の在り方をどうしていくのかということがあると思いますし、それはそれぞれ個別の水系ですとか河川によって違いがあると思いますので、いずれにしても私たちが目指す、そして取り組む治水の安全度、これは滋賀県の言葉を借りれば地先の安全度というのをどこに設定し、そのためにどんな手段をとるのかということについて、これは行政だけではなくて国民も含めて考えていく、そういう契機にしていきたいなと考えております。

http://www.mlit.go.jp/report/interview/mikazukihukudaijin100617.html


 このように、八ッ場ダム問題では副大臣として前原大臣を補佐する立場に新たに立った三日月氏ですが、記者にも突っ込まれているように政務官時代は大臣と官僚サイドに挟まれた、どちらかというと官僚サイドに従順な中間管理職の悲哀を漂わせていました。
 「ダムにたよらない治水について明確なメッセージが発信されていない」という記者の指摘もその通りだと思います。
有識者会議の方向性が、政権支持率とリンクしているかのようにスイッチバックしている傾向にあります。
 副大臣として得ている現地情報の入手先がもし関東地整局や現地事務所だった場合、そもそも国交省に内在する整備計画の一貫性・継続性厳守の体制に取り込まれ、公正かつ大局的な視座で行政を指導する為には障害になり、懸念材料です。
 今後は現地(工事地域と下流域)とのパイプ役になることも想定されますから、まずは大名行列ではなくお忍びで視察されるのも一考かと思います。
「天下御免の向こう傷」と称した三日月を額に冠した旗本退屈男宜しく、清廉な眼力で政権交代で託されたダム事業の実態を見極めて欲しいと願います。
 そのあとで月末に開かれる湖面2号橋の閉合式に出席する分には構わないのですが・・・


◆30日に『閉合式』開催 八ッ場ダム湖面2号橋 長野原町で接続祝い
(東京新聞群馬版2010年6月22日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100622/CK2010062202000090.html

 八ッ場ダム建設中止問題で、工事中の橋脚などが「十字架」に称されるなどして有名となった長野原町の湖面2号橋の接続を祝う式典「閉合式」が30日、同町で開かれる。
 湖面2号橋は、ダム建設を前提とした生活再建事業の一環として、ダム湖を横断して同町川原湯地区と林地区を結ぶ県道の一部として建設。橋の全長は590メートルで、先月末に橋げたがつながった。
 閉合式には、国土交通省や町、県の関係者らが出席し、神事やセレモニーなどを行う予定。
<一部引用>


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【2010/06/22 23:07】 | 国会で
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                雨宮 隆児

◇群馬県議会では、都道府県議会としては全国初でツイッターによる広報を今月14日から始まりました。

http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=94506

<URL>
http://twitter.com/gunmakengikai

(1) 議会ホームページの更新
(2) インターネット議会中継を告知
(3) 本会議や各委員会の開催等、議会中の行事を告知

・・などの広報ツールとするようです。



◇15日に閉会した5月議会の委員長報告で最終日、
 八ッ場ダム特別委員会の報告もありました。


http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=94953

※動画(以下の開始22分あたりから)
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/data/asx/gunma-pref_20100615_0010_heikai.asx

<以下その全文です>

 八ッ場ダム対策特別委員会に付託されました議案の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。

 承第2号「専決処分の承認について」は、電気事業会計補正予算について、発電所の主要部分に変更があるかなど、その設計変更の内容について質疑され、採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。

 なお、議案に対する質疑のほかにも、委員会の付議事件について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

 はじめに、この夏に中間とりまとめを行う国の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」に関しては、

 * ダム検証に対する県の関与について
 * 検証方針と特定多目的ダム法との関連について
 * 検証期間中の地元への支援について
 * 最終検証結果の時期について

などが、質疑されました。

そのほか、

 * 基幹施設の進捗状況について
 * 代替地の安全性について
 * 付替道路の完成予定時期について
 * 用地補償の今後の必要額について
 * 生活再建案の地元との調整について
 * 水需要予測と事業評価について
 * 品木ダムのヒ素問題と処分場について
 * 地元町長選挙の結果について
 * 治水効果とダムの必要性について
 * 治水、利水の負担金について

これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。

以上、申し上げて委員長報告といたします。

 八ッ場ダム対策特別委員会 委員長 中沢 丈一
                ※前橋選挙区選出・自民党



◆品木ダム周辺「汚染恐れなし」環境省に回答
(朝日新聞06/11)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001006120001

◆県議会八ッ場ダム特別委 県、代替地の強度測定へ
(東京新聞06/12)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100612/CK2010061202000090.html


しかし、全体としてこの特別委員会で何が指摘され、どういう説明と討議があったのか、八ッ場ダムに関心を持つものは賛否の別なく知りたいところではないでしょうか?
肝心なのは、「何が(項目)が話し合われたのか?」「何を(内容)話し合ったのか?」です。

確かに傍聴は可能になりましたし、密室会議ではないという最低限の公開性は担保されました。
ですが、県民からの付託を受けた議会が県民に広くその内容を開示するのは当然の義務だと思います。

群馬県議会も、ツイッターによる広報で県民に開かれ関心を持たれる議会を目指すなら、それより必要なのは全ての会議の言論を情報公開することです。
大切なのは、立派な議場やメニューという「容器」ではなく「中身」の充実です。
その付帯的効果として、カメラの監視を受ければ質問者・答弁者も誠実な対応を示すでしょうし、少なくとも行儀の悪いヤジは収まるかとも思います。


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【2010/06/21 23:59】 | 群馬県議会
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                  嶋津 暉之

八ッ場ダムのことに少し触れている記事がありました。

◆私が総理なら 1)プランナー
(朝日新聞徳島版2010年06月19日)
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001006190003

総理大臣は、いわば国のプロデューサー。
僕が総理なら、そういう仕事がしたい。
◆素人が世の中を変える


 タウン誌「あわわ」の社長を辞めた後、さまざまな事業のお手伝いをしています。三好市の建設会社に提案してラフティングと観光の拠点施設「West―West」をオープンさせ、最近は、県外進出をめざす徳島ラーメン「ふく利」の若い社長にノウハウや資金面で助言しています。

 ビジネスって、人と人をつなぎ、費用対効果を考えてトータルでプロデュースする人間が要るんです。民間企業は、時代の環境に合わせてやり方や考え方を変えないと生き残れないから。

 政治も一緒。政治って、国民から集めた税金をどう活用するかが一番のテーマだと思う。それがうまくない。八ツ場ダムが象徴的です。時代に合わなくなっているのに、何十年も前に先輩が決めたことをそのまま進めてしまう。今年新しくなった徳島空港もそう。何十年も先を見越した計画にしたいですよね。
(一部引用)


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【2010/06/21 23:49】 | Webの記事
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                     嶋津 暉之

20日の高崎での前原大臣の講演に関する記事をお送りします。前原大臣の八ッ場ダム中止方針は変わらないようですが、有識者会議のまとめ案で八ッ場ダムが本当に止まるのか、見通しは明るくありません。また、中止後の生活再建について言及がないことも心配されるところです。
下の記事では「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」総会での私の報告についても触れています。参議院選挙の民主党マニフェストにおける八ッ場ダムについての記述は前原大臣が今やっていることを表現しただけのことであって、その記述自体は後退だとは私は思っていません。問題とすべきことはそのことではなく。有識者会議がまともな見直し基準をつくらず、さらにまともな検証が行われない可能性が高まってきたことです。


◆八ッ場ダム『理解を』 前原国交相 高崎で講演
(東京新聞群馬版 2010年6月21日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100621/CK2010062102000096.html

 前原誠司国土交通相が二十日、高崎市内で講演し、建設中止方針を掲げる八ッ場(やんば)ダムについて「政治に翻弄(ほんろう)された住民に罪はない。おわびする」と謝罪しながらも「ここに手を付けないと日本の財政は持続可能でなくなる」と述べ、あらためて自らの方針に理解を求めた。

 民主党県連会長代行の中島政希衆院議員の国政報告会に出席。前原国交相が県内入りするのは、菅新内閣の発足後は初めて。
(一部引用)



◆前原国交相 八ッ場ダム、理解求める
「憎くて中止したのでない」

(読売新聞群馬版2010年6月21日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20100620-OYT8T00817.htm

 前原国土交通相は20日、高崎市内で開かれた民主党の中島政希衆院議員の国政報告会にゲストとして出席し、本体中止を表明している八ッ場ダム(長野原町)について、「(財政制約で)ダムを永遠に造り続けるわけにはいかず、政権交代で治水のあり方を根本的に変え始めたが、そのきっかけが八ッ場ダム。憎くて中止したわけではない」と語り、政策転換に理解を求めた。

 前原国交相は、自民党政権が無駄な公共投資を続けてきたと批判した上で、「地元の皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだが、そういう(無駄な)ものに手をつけて、日本を持続可能な社会に変えていかないといけない」と語った。

(中略)

市民団体が戸惑い

 一方、市民団体「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」の総会が20日、県庁昭和庁舎で開かれた。八ッ場ダムを巡り、「中止の方針を表明している」「予断を持たずに検証」などと記載した民主党の参院選マニフェスト(公約)について、「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」の嶋津暉之(てるゆき)代表は「前原国交相の発言は、昨年10月頃と変わっていない。建設中止が後退したとは思っていない」と報告したが、出席者からは「(マニフェストが)トーンダウンしており残念だ」という声も。断定調で「中止」と記載した昨年の衆院選マニフェストからの変化に、市民団体側も戸惑っている。
(一部引用)


★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2







【2010/06/21 23:47】 | 新聞記事から
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                   雨宮 隆児

【社民党】は今回のマニフェストから「八ッ場ダム」は削除されています。
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/images/manifesto10.pdf

正規のマニフェストは昨年発表されたもので、今回のは正確には「マニフェスト」ではなく、「政策パンフレット」の範疇のものです。
従って、社民党自身が八ッ場ダムに対して中立になったわけではなく、前回の内容も有効と考えて良いでしょう。
保坂展人さんが選挙区ではなく比例代表候補者にもなっているので、その点は確信できます。
ただ、厳密に今回のマニフェストをピックアップすると、「党として」「正式に」八ッ場ダムは中止すべきである・・という項目はありません。
掲載されているのは、以下の2項目3細目です。

 ▽水基本法を制定します
 ▽情報公開や住民参加の徹底で、無駄なダムや道路などの
  公共事業を徹底的に見直し、乱開発を見直します」
  河川の流域管理や「ダムに頼らない治水」を進めます


【公明党】はマニフェスト(これも選挙公約集でマニフェストとは呼べない)の表現を素直に解釈すれば、中立の立場に転向しています。
最も重要なのは「生活現場の声を政策に反映します」の部分で、一義的には長野原などの現地住民ではなく、下流域の1都5県の生活者にとって八ッ場ダムが必要か?という意見を選挙結果で判断するという解釈が出来ます。
すなわち、民主党のマニフェストへの支持、民主党の得票が多かった場合、結果として「八ッ場ダムは必要ない」という判断が示されたと理解する・・という意味です。


【国民新党】の2010年政策集には八ッ場ダムに関する項目はありません。
http://www.kokumin.or.jp/seiken-seisaku2010/images/KokuminManifest.pdf

大枠で対象になる政策としては、以下の項目になります。

Ⅰ国土・国益を守り抜く
 9.防災事業の一層の強化大地震や異常気象など予期せぬ災害から、国民の生命、財産を守る為、国民新党は学校、病院の耐震化の推進、電線地中化、河川整備や砂防事業の一層の充実を図ってゆきます。

但し、今月国民新党は衆議院内で「脱ダム」を掲げる【新党日本】と統一会派を組みましたので、ダム政策に関しては田中康夫代表がイニシアチブを執り、八ッ場ダム中止を継続するものと考えます。
参院選も相互に選挙協力することで署名を交わしています。

統一会派と脱ダム宣言について、田中代表が動画で解説しています。
http://www.youtube.com/watch?v=dyZiYlQiwWs


【みんなの党】の選挙公約『アジェンダ』にはダムや河川に関する項目はありません。
http://www.your-party.jp/policy/manifest.html

ただ、推進派議員だった上野公成氏の娘婿が比例区候補者として公認されていますから、八ッ場ダムについては「推進」の方向に定めるでしょう。
この件については別途触れたいと考えています。


【共産党】は『選挙戦公約』にはダムに関する記述はありません。
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2010_1/2010-6-18_sanin_seisaku.pdf

その補足版と言える『政策集』には、以下の記述があります

 大型開発にメスを入れる……公共事業予算は全体では大幅に削減されましたが、3大都市圏環状道路などの大型公共事業に予算が集中し、そのあおりで、耐震対策や危険個所の補修など安全に関わる事業や、暮らしに密着した事業が後回しにされています。これでは「コンクリートから人へ」に反します。大型開発にメスを入れ、不要不急の事業を中止・延期します。

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2010_1/2010-6-19_sanin_seisaku_su.pdf

共産党の場合、一貫して八ッ場ダム建設には反対してきましたから、その部分では今後も一切ブレないでしょう。


【新党改革】【立ち上がれ日本】については割愛します。


比較されたい場合には、「Yahoo!みんなの政治」のサイトが便利です。
http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/051/detail.html



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【2010/06/20 19:37】 | 選挙資料
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