「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
「公共事業は理に叶い、法に叶い、情に叶わなければならない」

これは下筌(しもうけ)ダムに反対し続けた室原知幸さんの言葉です。

下筌ダム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E7%AD%8C%E3%83%80%E3%83%A0

公益のためといって公権力が個人の人権を侵すことに異を唱え、たった一人になっても国家権力に屈せず戦い続けました。地元を如何に守り活性化させて行くかを最優先に考えていました。彼の運動の影響で、今まで省みられることの無かった水没予定地・上流域の犠牲を蒙る地域の生活保護・産業振興がより重要視されることになったのでした。

「石木ダム建設絶対反対同盟」の人たちも、室原さんのことを尊敬していて、決起集会などでは室原王国旗を掲げるのだそうです。
その旗は、日の丸の反対で、赤地に白丸。日の丸は、権力(白)が民衆(赤)を包みこんでいますが、こちらは民衆が権力を取り巻いているという意味だとか。


この反対運動が映画化されます。

■下筌ダム建設反対運動テーマ 「蜂ノ巣闘争」映画化へ 
「地域ぐるみで成功を」 日田・中津江村住民グループ

(西日本新聞 2009年12月28日 朝刊)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143207

 大分、熊本両県にまたがる下筌ダムの建設予定地で1950-60年代にかけて、住民がとりでを築いて反対運動を繰り広げた「蜂ノ巣闘争」をテーマにした映画制作の準備が27日、スタートした。日田市中津江村の住民が発起人会を結成し、来年1月下旬から地元住民に協力の呼びかけを始める。

(中略)

 駄田井教授から依頼を受けた東京の映画制作会社「フィルム・クレッセント」の相澤徹社長が、中津市出身の作家、故松下竜一さんによる蜂ノ巣闘争を描いた作品「砦(とりで)に拠(よ)る」などの資料をベースにシナリオ化。こうした動きを受け、同日、川津さんが会にメンバーら17人を集め、今後の取り組みを話し合った。
(一部引用)

◇書評・松下竜一「砦に拠る」 / 千年書房
九州の100冊 / 西日本新聞

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/kyushu100/2006/07/post_32.shtml



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/12/31 02:40】 | お知らせ
トラックバック(0) |
ダムに関する部分だけ転載いたします。   雨宮 隆児


◆◇大澤群馬県知事定例会見
[平成21年12月28日(月)]
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=88386


(記者)
 八ッ場ダムについてなのですが、本体工事の予算はゼロで、生活再建のお金はそのままプラスちょっと微増みたいな予算が付いたのですけれども、それについてのお考えを聞かせていただきたいのですが。

(大澤知事)
 八ッ場ダムの事業については、地域の方々も私も、前原大臣には生活再建案は第一として進めていただきたいと。合わせてダム建設を推進していただきたいというのは、1都5県の知事、それから地元とも共通の思いの中で、今日までやってまいりました。
 前原大臣も9月に来られたときに、生活再建はしっかりやると言われていたわけですけれども、その間、いろいろな方が大臣のところに陳情に行って、地元は非常に戸惑っていたのも事実であります。私自身も12月に入って大臣に直接お会いして、大臣にしっかりと住民の意見を正しく聞いていただきたい、一部には温泉街は下で経営するような陳情があったわけですけれども、地元の温泉組合の方々は1人として、下で温泉経営をすると言っている方はおられなかった。それは町長にも確認していただいたのですけれども。

 そのような中で、間違った情報が大臣に入ると、正しい判断ができない。まして生活再建は大きく変わってくると。それで正しい判断をするためには、地元と意見交換をして正しい判断をしていただきたいということを、再三言ってまいりました。結果的に地元の有志の方々と話し合って、1月24日ということで地元は受け入れる。前原大臣としても、地元の人たちの強い思いを受け止めていただいて、生活再建事業はまずはしっかりやろうということで、今回予算に取り組んでくれたのかなと思います。私はこのことは高く評価しているところでありまして、ぜひ、1月24日は地元と前原とで忌憚のない中で意見交換会ができて、生活再建事業、
八ッ場ダム推進に当たっての意見交換ができればいいな、そ
んな思いでおります。




◇上田埼玉県知事記者会見
(平成21年12月28日)
【テキスト版】
http://www.pref.saitama.lg.jp/room/kaiken/text091228.html#03
【動画INDEX】
http://www.pref.saitama.lg.jp/room/kaiken/index.html

≪八ッ場ダムに関する政府予算案について≫

(日経)
 八ッ場ダムの件なんですけども、政府予算案の方で生活再建に予算を計上されてはいると思うんですけども、実質八ッ場ダムの方針については夏まで凍結というふうなお話があったと思うのですが、その辺について知事の評価はいかがかですか。

(知事)
 生活関連施設は、鉄道の振り替えだとか道路の振り替え等々、約束事ですので。川っぷちを走っていた鉄道が、もう上を走ることになってますから、途中で止めるというわけにはいかないという世界だと思います。
 最終的にはダムの本体、言わば堤の部分だけが残るという形ですので、いつでもすぐ造れるという状況ですので。もうこれは、中止と言われましたけども、どうも言い過ぎたかなというようなことでお詫びもされてるし、何らかの形で検証しなくてはいけないというようなことも言っておられますので。
1日も早く代替案を出して、代替案が出ないのだったら、言い過ぎたことを反省して、ちゃんと謝って、ちゃんと造るべ
きだというふうに思います。




<感想>
 知事の定例会見は、群馬で一ヶ月半ぶり、埼玉でも一ヶ月以上間が開きました。
その間、推進派中止派それぞれ様々な声明や要望書の公開があったり、湖面一号橋の入札公告、有識者会議、大臣と地元住民との意見交換会の話題などを経て、来年度予算の閣議決定まで各種局面があった中、時間を取った会見は余りに少ない状況でした。
 問題の決着は越年してしまうことになり、まだまだ先行きに不安要素を残しました。
 そのような中でも大澤知事がある部分では丁寧に語っているのに対し、上田知事の発言は個性に依るものとだけでは片付けられないような相変わらずの乱暴な物言いにも受け取られます。
逆に言えば「いつでもすぐ造れるという状況」という表現に推進派の本音を見たような思いです。



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/12/31 01:51】 | 知事
トラックバック(0) |
ダム関連の質問内容のみ転載します。   雨宮 隆児

【国土交通省・前原大臣会見要旨】

◆12月22日(火)11:32~11:57
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin091222.html

(問)
 八ツ場ダムに関してですが、地元住民の方が対話受け入れを表明したということは大きな前進だと思いますが、来年度予算の内容を確認した上でという条件を出されて、代替地同士を結ぶ湖面1号橋の名前を挙げていて、一方で民主党の群馬県連や地元の国会議員の方からは、仮にダムが中止になった場合は、湖面1号橋は不要ではないのかという指摘もあって建設凍結を求める声もあります。
 そういう中で実際に大臣はこれまで、ダム事業で進められる生活再建はそのまま進めますということを表明されているのですが、特に湖面1号橋に関して来年度予算ではどのような取り扱いをされていくのか教えて下さい。

(答)
 今お尋ねの件につきましては、今予算編成の作業中で詰めている段階でございますので、お答えすることは差し控えたいと思っております。
 ただ幾つかの点を申し上げますと、1つはこの八ツ場ダムという個別のダムについての具体的な内容については、実施計画決定時までにその姿をお示しをするということでありまして、実施計画決定時というのは3月末でございますので、それまでには明らかにするということになるのかと思っております。
 従って1月24日を目途において決定をするということではなくて、あくまで3月末の実施計画決定時までに具体的な予算については決定をするということでございます。

 それと同時に私が9月23日に八ッ場ダムの現場に行かせて頂いたときに、ダムの本体工事については中止をするということを申し上げました。
 その考え方で今まできている訳でございますけれども、合わせてその時に申し上げたのはダム事業として中止はしませんということで、生活再建関連については着実に行っていきますということ、必要なものについては着実に行っていきますということを申し上げましたのでそのことについては約束通りやらせて頂きたいと思っております。

 ただし、公共事業については全国的に抑制傾向にあるということの中で、出来る事業と出来ない事業も当然ながらあるということでありまして、その点を全て加味して最終的には3月末までに、この実施計画決定時までにお答えをすることになろうかと思います。



◆2009年12月25日(金)11:30~11:59
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin091225.html

(問)
 気の早い質問で恐縮ですが、今年1年を振り返って大臣にとって最も印象に残っていることがあれば教えて頂きたいのと、来年は寅年で大臣は年男になると思うのですが年男を迎えて来年に向けての抱負があればお願いします。

(答)
 何が印象に残ったのかというと、全てが印象に残っております。大臣に着任をさせて頂いて以来、取り組んできたこと全てに感慨深いものがあります。
 まずは、国土交通大臣に任命されるとは正直思っておりませんでしたので、その後今まで党として積み重ねてきた考え方、方向性、そして私が次の内閣の初代の社会資本整備担当大臣として作成をした公共事業の見直し、こういったものをとにかくレールを敷くということがこの100日間の私の主要な仕事であったという風に思っています。

 河川については、出来るだけダムにたよらない河川整備というもののレールを敷く。
そして高速道路については、補正の見直し含めて予算の抑制ということ。

 また、港湾や空港につきましても予算は抑制をしながらも選択と集中、或いはハブ化拠点整備ということで海外に取られている荷物やお客さんをどう日本に取り戻すかということの方向性というものを打ち出させて頂きましたし、また財政出動に頼らない景気対策という観点においては観光立国というものを名実共にやっていくんだということで予算もかなり増やしましたし、大きな柱を3つ立てております。
 外国からの観光客を早く1500万人、2000万人、そして3000万人構想まで持っていくということ、そして休日の平準化、また他省庁の連携による新たな観光というものの開拓というものをやる中で地域を元気にし、そして日本の観光資源、これはハードのみならずソフトも含めて世界中にアピールをしていくということの方向性をこの100日で示せたのかなと思っております。

 ただ、政治は結果でありますのでこの方向性を示したものをいよいよ来年1年間は有言実行、この4文字に集約されていると思いますけれども、実行して徐々に結果を出していくということ。そのことによって、政権交代を国民の皆さん方に実感をして頂き、そして政策変更、税金の使い道を変えるという内閣の意思というものをご理解を頂く。
それが来年、我々に課された大きな課題ではないかと思っております。

 たまたま年男、寅年で48歳になる訳ですが、今与えられたポストを天命だと思ってしっかり頑張っていきたいと思っておりますし、若干脱線気味になりますけれども寅年で京都生まれの京都育ち、関西人として来年は阪神タイガースに頑張って貰いたいと、心から祈っております。優勝して貰いたいと思っております。





★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/12/31 01:27】 | 政策
トラックバック(0) |
                     嶋津 暉之

 八ッ場ダム予定地の問題を取り上げた東京新聞群馬版の記事をご紹介します。3回連載です。問題をよくとらえた記事であると思います。

◆「八ッ場ダム」越年する課題<上> 国と地元 合意遠く 生活再建の中身 
(東京新聞群馬版2009年12月26日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091226/CK2009122602000114.html

 前原誠司国土交通相が八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設中止を宣言してからちょうど三カ月が経過した十七日夜。地元の住民でつくるダム水没関係五地区連合対策委員会は、緊急の会合で、これまで幾度となく拒否し続けてきたダム問題の意見交換会に応じることを決断した。

 だが、問題打開への第一歩となるはずの会合の場で、長野原町の高山欣也町長が憮然(ぶぜん)とした表情を崩すことはなかった。詰め掛けた報道陣にも「鳩山政権への不信感は今も変わらない」と強調。政権交代によって受けた“心の傷”の深さをあらわにした。

 「ダム中止撤回」の意思を貫く地元だが、前原氏のダム中止方針も揺るがない。同委員会が来年一月二十四日の開催を希望した意見交換会も、「ダムを中止した場合の地元補償の枠組みを伝える場」(前原氏)との位置付けだ。
(一部引用)


◆「八ッ場ダム」越年する課題<中> 住民補償の行方『中止』前提の協議難しく
(東京新聞群馬版2009年12月27日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091227/CK2009122702000105.html

 「最も早く補償の問題が出てくるのは、川辺川ダム(熊本県)になる」。十一日の閣議後会見で、ダム事業見直しに向けた今後のスケジュールに言及した前原誠司国土交通相。ダム建設中止に伴う住民補償法案については「個別の事業では、地元と交渉しながら法案化に取り組む。川辺川の場合も、来年の通常国会への法案提出は難しい」との見通しを示した。

 「八ッ場(やんば)は後回しにされるのか」。前原氏の発言によって、八ッ場ダムの生活再建問題の全面解決が大幅に遅れる公算が大きくなり、地元からは不安の声も聞こえ始めた。補償問題の行方は、八ッ場ダム問題の今後を左右する最重要テーマだ。
(一部引用)


◆「八ッ場ダム」越年する課題<下> どうなる再検証 双方納得 高いハードル
(東京新聞群馬版2009年12月28日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091228/CK2009122802000102.html

 二日の県議会一般質問。八ッ場(やんば)ダム建設中止問題の見通しについて問われた大沢正明知事は、「国は『中止のためのアリバイづくりはしない』と言っている」と説明。ダム問題に対する鳩山政権の態度が、九月の内閣発足時に比べて軟化したとの認識を強調した。

 だが、事態の進展を願う知事の思いとは裏腹に、ダム建設の是非について、国と地元の双方が納得する形で決着を図るための道のりは容易でない。

 前原誠司国土交通相が実施を明言した八ッ場ダムの再検証作業が、いつ開始されるのか。半世紀にわたってダム事業に翻弄(ほんろう)されてきた地元に、遺恨を残さない検証結果を導くことができるのか。問題解決へのハードルは高い。

(中略)

 仮に再検証によってダム中止が決まったとしても、結果を無条件で受け入れる空気は今の地元にはない。だが、国が複雑な事態の解決に行き詰まり、課題を投げ出す形で中止を撤回すれば、マニフェスト(政権公約)の根幹を否定することにつながり、鳩山政権にとって大きな打撃となりかねない。

 「中止」か「継続」か。来夏以降に訪れる八ッ場ダム問題の最重要局面で、前原氏が厳しい政治判断を迫られるのは必至だ。
(一部引用)



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2




【2009/12/29 01:14】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
                嶋津 暉之

 直轄・水資源機構ダムの来年度予算が国交省のHPに掲載されました。
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/h22/h22damyosan.pdf

湯西川ダムの予算は今年度156億円から来年度は1.5倍の219億円です。
南摩ダム(思川開発)の予算は今年度95億円から来年度40.4億円です。
霞ヶ浦導水事業の予算は今年度9.2億円から来年度6.5億円です。
八ッ場ダムの予算は今年度の225億円から来年度154.5億円です。

南摩ダムは「検証」対象になりましたが、湯西川ダムは「継続」になってしまいました。まことに残念です。


◆10年度予算:閣議決定、
湯西川ダム「継続」 南摩ダムは「検証」対象に /栃木

(毎日新聞栃木版 2009年12月26日)
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091226ddlk09010062000c.html

 10年度政府予算案が25日、閣議決定され、県内の国直轄ダムのうち、本体工事に着手している湯西川ダム(日光市)は「継続」、水の流れを切り替えるための転流工工事の段階にある南摩ダム(鹿沼市)は「検証」の対象となった。民主党県連は湯西川ダムの中止を含めた全面的見直しを党本部に求めていたが、要望が通らなかった形だ。
(一部引用)


◆霞ヶ浦導水、一時凍結へ
(読売新聞茨城版 2009年12月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20091225-OYT8T01261.htm

本体工事着手済み、異例の扱い

 政府が25日に閣議決定した2010年度予算案に関連し、国土交通省は霞ヶ浦の浄化などを目的に進めていた霞ヶ浦導水事業を「検証」と判定し、事実上、一時凍結されることになった。地元漁協の反発で那珂川取水口工事がストップしている導水事業は、大きな分岐点を迎えた。
 国交省が「検証」としたダム事業は本体工事に入っていないダムなどを対象としている。実質的に本体工事を行っている導水事業は、異例の扱いとなった。
(一部引用)

◆霞ケ浦導水事業:凍結へ 
漁協「一歩前進」、知事「懸念」-予算案閣議決定/茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20091226ddlk08010139000c.html

 25日閣議決定された10年度予算案で、国土交通省が「検証対象」とした89ダム事業に、霞ケ浦導水事業など県が関係する3事業が入り、来年度の工事の凍結が事実上決まった。導水事業の中止を求める漁業関係者は「一歩前進」と声を弾ませる一方、霞ケ浦事業の継続を訴えていた橋本昌知事は「検証はいいが、霞ケ浦が汚くなったらどうにもならない」と懸念を示し、「国が管理している以上はきちんときれいにしてくれという声を上げていく」と、改めて中止する場合の代替案の提示を求めた。
(一部引用)


★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2






【2009/12/26 22:09】 | 各地のダム情報
トラックバック(0) |
◆橋下知事「100年に1度の大雨」対応の治水を見直し
(asahi.com 2009年12月26日5時14分)
http://www.asahi.com/politics/update/1226/OSK200912260002.html

 大阪府の橋下徹知事は25日、府が管理する全154河川で一律に「100年
に1度の大雨(時間雨量80ミリ)に対応する」としている治水目標を見直すこ
とを決めた。河川ごとに危険性を検討し、限られた財源の中で優先順位をつけて
対応する。
(一部引用)



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/12/26 21:52】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
                 雨宮 隆児

◆ダム推進派が都内で集会
(2009年12月26日読売新聞ぐんま版)<写真あり>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091226-OYT8T00023.htm

 八ッ場ダム建設推進派の国会議員や地元議員らが集まる「八ッ場ダム建設推進全体協議会」が25日、東京都千代田区の憲政記念館で開かれ、国にダム中止の白紙撤回などを求める要望書を採択した。
 要望書は、「特定多目的ダム法にのっとり、2015年のダム完成の工期内に事業を完成すること」などを求めており、近く前原国土交通相に提出する。
 協議会には自民、公明両党の国会議員や大沢知事、石原都知事、ダム建設に負担金を出す1都5県の都県議や地元住民ら約1000人が出席した。
 自民党の谷垣総裁は「八ッ場ダムは『コンクリートから人へ』という美しい標語の犠牲になって、血祭りにあげられた。実は、コンクリートが人を守り、命を守る場合がある」と批判。大沢知事は「政権が代わったからといって、わずかな時間で、マニフェストにあるからダムは中止する。こんなことが許されていいのか」と語気を強めた。


◆『予算化を求める』 八ッ場ダム工事費見送り 推進首長が訴え
(東京新聞埼玉版2009年12月26日)<写真あり>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091226/CK2009122602000097.html

 政府が閣議決定した来年度予算案では、上田清司知事らが求めてきた八ッ場ダムの本体工事費は盛り込まれなかった。国土交通省によると、予定地住民の生活再建関連費として約百五十四億円が計上された。
 国交省は全国のダム事業のうち、建設の是非を検証する対象も発表。県関係では八ッ場ダムのほか、調査段階の「荒川上流ダム再開発」と「利根川上流ダム群再編」の二事業も含まれた。国交省は来年夏までに作成する基準に従い、対象事業の検証を始めるという。

 この日は閣議決定前に、「八ッ場ダム推進議連一都五県の会」の会合も東京都内であり、所属県議や上田知事、柿沼トミ子・大利根町長らも参加した。
 上田知事は、前原誠司国交相が建設中止の方針を示して以降、治水や利水の代替案を示していないことを、「手続きが乱暴だ」とあらためて批判した。
 会合では八ッ場ダムの早期完成を求める要望書を採択し、今後は各地で署名活動を始めることを決めた。
 本体工事費が見送られたことについて、柿沼町長は取材に「残念だが、八ッ場ダム建設を求める国民の声を政府に届け、予算化を働き掛けたい」と話した。
(一部引用)


<感想>
 谷垣総裁の「血祭りにあげられた」という発言を読んで、言っては失礼ですが「ダム族議員」というゾンビの寄り合いという印象を持つのは不謹慎でしょうか?
推進を訴えるのであれば、少なくとも市民団体から示された知事声明の誤謬に対し論理的・科学的な反論を示すことがその入り口です。
実証的な説明を抜きにしての推進運動は、ただの政局(選挙)対策でしかありません。
それこそ国民をないがしろにする行為です。


★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2


【2009/12/26 21:47】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
                 雨宮 隆児

来年度の八ッ場ダム関連予算について、地元の反応が報道されました

◆10年度予算案閣議決定、八ツ場生活再建に155億
(上毛新聞2009年12月26日07:11)
http://www.raijin.com/news/a/26/news01.htm

 政府が25日に閣議決定した来年度予算案。八ツ場ダム建設事業の生活再建関連に155億円が計上されたことを地元の長野原町などは好意的に受け止め、予算案の中身を開催条件とした来年1月の前原誠司国土交通相との意見交換会にも前向きな姿勢を示した。
 政権交代前の8月末に国交省が行った概算要求では同ダム建設事業費約194億円のうち本体工事費を除く生活再建関連費などは約148億円だったが、予算案では上積みとなった。
 このため、長野原町の高山欣也町長は「これまで通りの生活再建事業を進めるのに十分な金額」と評価。前原氏との意見交換会も「断る理由がないだろう」とした。東吾妻町の茂木伸一町長は「詳細は聞いていないが、生活再建をやろうとする意思が感じられる額」と述べた。
 ただ、地元が予定通りの建設を求める一方、民主党県連が入札中止を要望して焦点となっている湖面1号橋は、前原氏が22日の会見で「来年3月末の実施計画で明らかにする」としたため公表されなかった。
(一部引用)


◆八ッ場ダム154億計上 地元安堵
(2009年12月26日読売新聞ぐんま版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091226-OYT8T00021.htm

 政府の2010年度予算案が25日発表され、県関連では、前原国土交通相が中止表明した八ッ場ダムに154億5000万円が計上され、生活再建継続を求めていた地元から安堵の声が上がった。一方で、他の公共事業は大幅な減額が並んだ。

 ■八ッ場ダム

 八ッ場ダムの地元住民は17日に前原国交相との意見交換会受け入れを決めた際、来年度予算案で十分な生活再建関連費用が盛り込まれなかった場合は、再度拒否する構えを示した。高山欣也・長野原町長は、国交省が8月に概算要求した194億円からダム本体工事費(約38億円)を差し引いた150億円台を目安とすることを示唆していた。
 予算案決定を受け、八ッ場ダム水没関係5地区連合対策委員会の萩原昭朗委員長は「大臣と会うことになると思う」と述べ、高山町長も「予想の満額。1月24日は予定通り会おうと思う」と話した。
 一方で、民主党県連などが凍結を求めている仮称・湖面1号橋などの具体的な事業内容は、3月末に決まる実施計画まで明示しないとした。このため川原畑地区ダム対策委員会の野口貞夫委員長は「具体的にどの事業にどれだけ予算が付くかの説明を受けないと喜べない」と話している。

 ■他のダム関連

 一方、他のダム関連事業は、縮小の方向が予算上も明確になった。
 国直轄事業では、吾妻川の酸性の水を中和する吾妻川上流総合開発が5500万円(今年度1億円)、既存6ダムの機能向上を図る利根川上流ダム群再編が8000万円(同2億円)といずれも減額。前原国交相は25日、両事業を含む全国89事業を再検証の対象とし、「必要最小限の予算案とした」ことを明らかにした。
 また、国の補助を受けて県が行うダム事業について前原国交相は、各知事に再検証を求めている途中であることから、「3月末の実施計画確定後に予算を公表する」と、個別の予算額は示さなかった。県内では、増田川ダム(安中市)と倉渕ダム(高崎市)が対象だが、増田川は大沢知事が今年2月に再評価する考えを示し、倉渕は03年に県が計画を凍結している。
(一部引用)


 国交省が総額パッケージとして生活再建関連予算を満額計上したことで年明け24日の意見交換会への障害は発生し増しませんでした。
 前原大臣は17日の記者会見で「仮にダムの中止ということになった場合に、今はダム湖というものを前提に生活再建というものの考えをされている訳でありますけれども、仮に中止となった場合にどういった生活再建というものがあり得るのかという議論をこれはお許しがいただければ、この点については立場が違いますのでお許しをいただければこういった議論もさせていただきたいと考えております」と述べていますから、中身については大胆に精査するでしょう。

◇大臣会見 
http://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin091217.html

 更に25日の会見では「どれくらいの補助をつけるかの裁量は国に認められている」と発言しており、言下に金額のみでなく中身についても補助すべきかどうかを仕分けする意志を感じます。
その試金石が湖面一号橋ですが、それについて東京新聞が記事にしています。


◆「八ッ場ダム」越年する課題<上> 国と地元 合意遠く 生活再建の中身
(東京新聞群馬版2009年12月26日)<写真あり>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091226/CK2009122602000114.html

 前原誠司国土交通相が八ッ場ダムの建設中止を宣言してからちょうど三カ月が経過した十七日夜。地元の住民でつくるダム水没関係五地区連合対策委員会は、緊急の会合で、これまで幾度となく拒否し続けてきたダム問題の意見交換会に応じることを決断した。
 だが、問題打開への第一歩となるはずの会合の場で、長野原町の高山欣也町長が憮然とした表情を崩すことはなかった。詰め掛けた報道陣にも「鳩山政権への不信感は今も変わらない」と強調。政権交代によって受けた“心の傷”の深さをあらわにした。
 「ダム中止撤回」の意思を貫く地元だが、前原氏のダム中止方針も揺るがない。同委員会が来年一月二十四日の開催を希望した意見交換会も、「ダムを中止した場合の地元補償の枠組みを伝える場」(前原氏)との位置付けだ。

 「生活再建事業の実施が必要」との点では国と地元の意見は一致している。だが、ダム本体完成を前提とした現在の事業計画について、国が取り扱いを一つでも誤れば、ダム問題全体をさらに混迷させる危険をはらんでいる。
 個別の事業では、既に難題が生じ始めている。水没対象地区で吾妻川左岸の川原畑、右岸の川原湯両地区の代替地を結ぶ「湖面1号橋」は、橋脚一基の基礎工事が着手されたのみで、大部分が未着工だ。政権与党の民主党県連は、ダムが中止になった場合の橋の必要性を疑問視し「建設凍結」を主張している。
 だが、建設事業を担当する県は十一月末、別の橋脚二基の工事入札を来年二月に行うと発表。ダム本体に関する結論が出ない中、湖面1号橋建設の「既成事実化」が進みつつある。
 さらに、川原湯温泉の生活再建についても意見は分かれている。民主党県連は「現地での再建を前提に検討が必要」との見解を示したが、代替地移転を求める温泉街の関係者は「地元無視」と猛反発。温泉街移転の可否は、川原湯温泉の新駅を代替地に建設するJR吾妻線の付け替え事業にも影響し、重大な問題となる恐れがある。
 前原氏は今月二十二日の閣議後会見で、来年度の八ッ場ダム関連事業について「来年三月末までに詳細を決める」としたが、「公共事業は全国的に抑制傾向にある。できる事業とできない事業がある」とも強調。生活再建事業の見直しに含みを持たせた。
 一方、地元は「湖面1号橋建設を含め、本来計画された生活再建事業をすべて実施してほしい」との立場だ。生活再建の中身について、国と地元が合意形成を図る余地は今のところ見当たらない。



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2




【2009/12/26 21:39】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
                 雨宮 隆児

◆国交相、検証対象ダムは89事業 来夏に最終判断へ
(共同通信2009/12/25 20:07)
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122501000882.html

 前原国土交通相は25日、2010年度に全国で行われる136ダム事業のうち、八ツ場ダムなど89事業について、事業を継続するかどうか検証する対象に選んだと発表した。来年夏ごろには、中止するかどうか判断される。
 民主党がマニフェストで「コンクリートから人へ」を掲げた脱公共事業の一環。ただ検証ダムの選定では自治体から意見を聴取しておらず、反発が強まるのは必至だ。

 「できるだけダムに頼らない治水」への政策転換に向けて設置された国交省の「有識者会議」が来年夏ごろに基準を提示。これに沿って今回検証対象に選ばれた事業の継続の是非を決める。
 具体的には、国が直接実施する直轄事業は国交省が判断し、国の補助を受け道府県が行う補助ダムは、前原氏が関係知事に判断を要請している。
(一部引用)


その前の、鳩山総理の会見から

◆公共事業関連予算、過去最大の削減
(TBSニュース25日18:45)<動画あり>
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4318101.html

 ダムや高速道路など公共事業関連の予算が、どこまで削減されるかが注目されていましたが、削減幅は18%、金額はおよそ1兆3000億円。削減幅、削減額ともに過去最大となりました。
 ダムについては53の直轄ダムのうち、およそ6割にあたる31か所について、事実上、凍結扱いとし、来年の夏に事業を継続するかどうか再検証するとしています。
 群馬県の八ッ場ダムも再検証の対象に含まれており、来年度は生活再建事業関連の64億円だけが計上されています。

 (鳩山首相)「今回の予算、これを私は命を守る予算と呼びたいと思います。この予算を作り上げていくため、私は3つの変革を行いました。コンクリートから人へという理念を貫きました」
(一部引用)



それに対する、中止反対派の動勢

◆「コンクリ、命守る場合も」=自民・谷垣氏
(時事通信2009/12/25-18:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122500718

 自民党の谷垣禎一総裁は25日、都内で開かれた八ツ場ダムの建設を求める会合であいさつし、「今の財政の苦しさは社会保障から生じる赤字で、コンクリートに大きな原因はない。(鳩山内閣は)コンクリートから人へと言うが、コンクリートが人、命を守る場合がある」と語った。
 会合には、群馬県の大沢正明、東京都の石原慎太郎、埼玉県の上田清司各知事ら関係自治体の首長らが参加、ダム建設中止を撤回するよう訴えた。


◆八ツ場中止撤回求め要望書 流域6都県の議員連盟

(産経新聞2009.12.25 19:52)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091225/lcl0912251953004-n1.htm

 八ツ場ダムの建設を求める流域6都県の議員連盟は25日、東京都で全体協議会を開き、前原誠司国土交通相に建設中止の白紙撤回を求める要望書を採択した。
 要望書は「相互関係や合意形成、手続きを一切無視した行為は、大臣といえども許されないことであり、混乱の責任は重い」と前原氏を非難している。
 来賓として出席した自民党の谷垣禎一総裁はあいさつで「あまりにも手続きが乱暴なことは明らか。治水、利水の考え方を変えるなら代替案を示すべきだ」と指摘。東京都の石原慎太郎知事は「わたしたちの生活の安定につながる水の供給は欠かすことができない」と必要性を主張した。
 長野原町の高山欣也町長は「政権交代と同時に苦悩の毎日だ」と窮状を訴えた。
(一部引用)

資料1

◇前原大臣会見資料(国交省)
『新たな基準に沿った検証の対象とするダム事業を選定する考え方について』(PDFファイル)
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/h22/h22damjigyo.pdf


資料2

◇『平成22年度河川局関係予算決定概要』(PDFファイル)
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/h22/h22yosan.pdf

■ 河川局の予算全般
河川局関係予算全体について、必要性・事業効果等を勘案し優先順位づけを徹底するとともに、実施する事業についてはさらなる効率化を図る。

1.維持管理
既存施設が機能発揮するよう、コスト縮減に努めつつ適切な維持管理を行うとともに、既存ストックの有効活用、長寿命化対策を進める。


2.災害対応・危機管理対策
災害が発生した地域において再度災害の防止対策を優先的に実施するとともに、災害が発生した場合の危機管理体制の充実を図る。


3.予防的な治水対策
国民の生活の安全安心を確保するため、災害危険度の高い地域における効果的な災害予防対策を重点的に実施するとともに、併せて気候変動・地球温暖化への適応策を実施する。


4.良好な河川環境の回復

循環と共生のための社会資本整備を進める観点から、河川の再自然化や湿原の復元、ビオトープの整備など、環境再生のための河川整備を地域のNGOなどと協力しつつ実施するとともに、併せて観光振興、まちづくり・地域づくりを支援する。


5. その他

(1) ダム建設事業の見直しについて
治水事業については、「できるだけダムにたよらない治水」へ政策転換するとの考え方に基づき、事業実施中のダム事業を「検証の対象とするもの※」と「事業を継続して進めるもの」とに区分した上で、検証の対象となるダム事業について、平成21年12月3日に立ち上げた「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が来年夏頃に中間とりまとめとして示す予定の新たな基準に沿って、個別ダムの検証を行うこととしたところ。
(※「要請」するものも含む)
これに基づき、ダム建設事業の平成22年度予算案においては、具体的に、以下のように措置。
○継続して進めることとしたダム事業(47事業(55施設))
・ 可能な限り計画的に事業を進めるために必要な予算を計上。
(川辺川ダムは生活再建事業を継続)
○検証の対象となるダム事業(89事業(90施設))
・ 基本的に、①用地買収、②生活再建工事、③転流工工事、④本体工事の各段階に新たに入らないこととし、地元住民の生活設計等への支障も配慮した上で、現段階を継続する必要最小限の予算を計上。
(八ッ場ダムは生活再建事業を継続。12月以降に本体工事の契約を行った、または予定している補助ダム事業については、別途改めて判断する。)
なお、各道府県実施のダム事業については、12月15日付の文書等により、関係道府県知事に対して、検証の対象となるダムも含め、検証への協力を要請したところであり、補助ダム事業の予算については、実施計画確定後に公表することとする。

(2)社会資本整備総合交付金(仮称)の創設
与党の「平成22年度予算重要要点」及び先のマニフェストを踏まえ、活力創出、安全・安心、地域住宅などの政策目的実現のため地方公共団体が行う社会資本に関する基幹的な事業(基幹事業)のほか、関連する社会資本整備や基幹事業の効果を一層高める社会資本整備以外の幅広い事業を一体的に支援するための交付金を創設する。
新たな交付金は、国土交通省所管の地方公共団体向け個別補助金を一つの交付金に原則一括し、地方公共団体にとって自由度が高く、創意工夫を生かせる総合的な交付金として創設する。

(3)直轄事業負担金の抜本的見直し
○維持管理に係る直轄事業負担金の廃止
・ マニフェストに盛り込まれた直轄事業負担金制度の廃止に向けた第一歩として、平成22年度から維持管理費負担金を廃止する。ただし、経過措置として、維持管理のうち特定の事業に要する費用については、平成22年度に限り負担金を徴収する(平成23年度には維持管理費負担金を全廃)。
・ 一級水系に係る流水占用料等の取扱いについては、引き続き、検討する。
○業務取扱費に対する地方負担等の廃止
・ 事務の合理化等を図るため、直轄事業の業務取扱費(退職手当、営繕宿舎費等)に係る地方負担制度を全廃し、併せて補助事業(公共事業)の事務費に対する国庫補助制度も全廃する。




<感想>
 『政権交代』の具現化が一番はっきり出るのは新年度の予算編成です。
勿論、合意形成や公聴手続きなど必要なプロセスは方針が示された後に粛々かつ丁寧に進めていただきたいものです。
そのプロセスが進む中で、国造りの理念と原則が二十世紀型から新時代に相応しいモデルチェンジをしたという事実を谷垣総裁も知事の方々も理解しても良いのではないでしょうか?
大きな時代の変革に適応する能力を持たないとそれこそ氷河期の恐竜のようになってしまいます。
国民の大多数は「コンクリートから人へ」という理念が形になることを望んでいます。
その為にも、同義的に「ダムというコンクリート隗に頼らない人(と自然)を大事にする暮らしづくり町づくり」にも積極的に知恵を絞ることに移行しなくてはなりません。

「来年度は生活再建事業関連の64億円」という具体的な数字が出てきたわけですが、この中身が来年早々に争点になりそうです。



★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2



【2009/12/26 21:30】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
「THE JOURNAR」の「News Spiral」の記事です。

◆赤松農水相「今後国営ダム建設はない」
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/12/44.html

 その上で赤松広隆(あかまつ・ひろたか)農水相は、農水省が建設する農業治水用のダムについて「造るべきものは造った」として、今後は国としての建設は行わないとの考えを会見で述べた。

(中略)

相川俊英(あいかわ・としひで)氏コメント

 土地改良事業に多額の税金を投入し、結果的に日本の農業と自然を破壊してきたのが、自民党政権です。その象徴が全国各地に生まれた使われない、そして、使えない農業用ダムです。
(一部引用)




★こちらもどうぞご覧下さい

 ・八ツ場あしたの会
 ・八ツ場ダムをストップさせる千葉の会
 ・ダム日記2

【2009/12/25 07:58】 | Webの記事
トラックバック(0) |