「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
 前橋地裁の判決によせて    嶋津暉之


 6月26日の八ッ場ダム訴訟・前橋地裁判決は東京地裁に続いて原告側の全面敗訴でした。

 東京地裁判決との違いをあえて言えば、判決文の中で、「現時点においては群馬県における水需要が減少傾向にあることが窺われ,新たにダムを建設することなく必要な水を供給することは概ね可能であるとの見解にも理由があるとは思われるが」というリップサービスが付いたことと、危険性の部分は東京地裁判決よりは少し丁寧に答えていること、そして、現地視察をしたことについて次の文言があることでしょうか。

「八ッ場ダムの建設予定地は、吾妻渓谷等豊かな自然と美しい景観に恵まれているものであるが(当裁判所は、平成20年11月4日、現地における進行協議期日においてこれを確認した。)、しかし、政策上の提言としてはともかく、地方自治法に違反して違法であるということはできず、原告らの主張を採用することができない。」

 東京地裁の判決はエリート司法官僚である定塚誠裁判長が書いたものであり、前橋地裁の判決は普通の裁判官である松丸伸一郎裁判長が書いたものですので、後者には原告敗訴を言い渡したことについて若干のためらいがあるように思われます。しかし、全面敗訴に変わりはなく、まことに残念です。

判決文でも触れざるを得ないほど、水需要の減少傾向と新規ダムの不要性は明白な事実なのですが、しかし、結局は被告の主張は裁量の範囲を逸脱しているとは言えないとして、私たちの主張を退けてしまいました。

 八ッ場ダム訴訟の一審判決はあと、6月30日の水戸地裁判決、12月22日の千葉地裁判決、今年度末頃に予定されるさいたま地裁判決、宇都宮地裁判決があります。また、東京と群馬はこれから控訴審がはじまりますので。裁判はまだまだ長いたたかいが続きます。

【2009/06/27 22:07】 | 裁判の報告
トラックバック(0) |
6月27日の新聞各紙の記事を紹介します。


◆八ツ場ダム前橋訴訟 住民側敗訴(asahi.com)
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000906270002

八ッ場ダム訴訟 地元でも原告敗訴 判決に複雑な反応
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090627/CK2009062702000122.html

◆ダムの必要性認定(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090626-OYT8T01158.htm

◆八ッ場ダム住民訴訟:支出差し止め認めず--地裁判決
(毎日.jp)
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090627ddlk10040214000c.html


       ・・・・・・・以上、群馬版・・・・・

◆群馬・八ツ場ダム公金支出差し止め訴訟 
住民側の訴えを退ける判決 前橋地裁(FNN)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00157943.html


◆群馬も住民側敗訴 八ツ場ダム訴訟で前橋地裁
(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090626STXKF020226062009.html


【2009/06/27 21:08】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
八ッ場ダム訴訟 群馬も住民敗訴(東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009062602000219.html


群馬・八ッ場ダム訴訟、原告の訴え退ける…前橋地裁(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090626-OYT1T00359.htm

【2009/06/26 14:32】 | 新聞記事から
トラックバック(0) |
6月17日の第22回裁判で、いままで待ち続けた証人尋問期日が決まりました。


       第23回裁判(証人尋問)

  期日  9月2日 (水) 午前11時~(昼食)~午後5時

  場所  さいたま地裁 105号法廷

       「埼玉県にとって八ッ場ダムは必要か」

     原告側 : 嶋津暉之 
     被告側 : 斎藤 弘
            (埼玉県保健医療部生活衛生課 副課長)


ぜひ埼玉の証人尋問の傍聴にお越しください。


【2009/06/20 09:49】 | 裁判日程
トラックバック(0) |
いつも裁判の傍聴に来てくれているパクさんが
八ツ場のコマーシャルを作ってくれました。

  コツコツ☆パクパク

※ブラウザのJavaScriptをONにして、Flash Player9以上をインストールしてください。
Get Adobe Flash Player

【2009/06/18 10:45】 | 未分類
トラックバック(0) |

毎日新聞の速報より


今日の党首討論で、鳩山由紀夫民主党代表が八ッ場ダムのことに触れ
このように語っています。

2009年6月17日の党首討論

鳩山代表

今の政府はですね、官僚任せにされているものですから、この財源論の、すぐ話になって、本来ならば消費税を上げないで済む話なのに、すなわち無駄遣いを徹底的に見直すという部分を官僚主導でやられてるもんだから、どこも無駄がありませんという話になって、ならば減らせませんねと、減らせないからしょうがありませんねと、借金をしましょう、借金でも足りなければ、あとは消費税の増税ですね、そういう話にすぐ変わってしまうので、私どもは、その前にやることがあるでしょう。

私どもは政権を取った時に、まず4年間、消費税の議論にすぐ答えを出すのではなくて、これは官僚の抵抗がものすごく予想されますから、それに対して、各省庁、事業仕分け、今お互いにやってますけど、事業仕分けなどを徹底的に行って、どのくらい無駄があるかということを点検をしなければいけない。我々が政権を取れば、あの川辺川ダムとか八ッ場ダムとか、もう古くなった今のご時世に合わないような、大型の公共事業というものは基本的にやめようと思っております。そういうことをしながらですね、財源を生みだしていく、無駄遣いを減らしていく、不要不急のものは後にしたっていいじゃないですか。



【2009/06/17 19:21】 | お知らせ
トラックバック(0) |
5月13日(水)総会の後に写真家で映画監督の大西暢夫さんが
長年にわたり全国のダムを訪ね歩いた写真を見せて下さりながら
お話をしてくださいました。
監督はさいたま市にお住まいで、自転車に乗って来られました。

大西暢夫監督

   ライン2

「ダムの村を訪ね歩いて」  大西 暢夫

おととし映画「水になった村」を作って現在全国で公開しています。
徳山ダムには15年関わっていて、北海道から熊本まで全国のダムの現場に通い、ずっと写真を撮ったり村の人と話したりを続けています。長崎県の石木ダムとも長い付き合いです。

川辺川とか有名なダムは県内でも若い人たちはそれなりに敏感ですが、そうでもないダムはほとんど知られていません。僕は本を書いたりを仕事にしているので、特に一般の人に聞いてもらいたいのですが、絶対数でいくと圧倒的にダムのことを考えない人が多いです。

◆徳山ダム◆   

僕自身が徳山村と同じ岐阜県揖斐郡(いびぐん)の池田町という60km下流の出身です。保育園の頃から「徳山村は将来なくなる」「日本最大のダムになる」ということを聞いていました。
いろんな町や村が集まってやる郡の催しがある時、徳山村はいつも不参加でした。何故だろうと思っていたのですが、今思えば同じ郡内でも広くてバス停に出てくるだけでも大変で、下流に来ると泊まらなくてはいけなくて一日で出てこられなかったからでした。
それを思うと八ツ場ダムは大変都会にあります。
徳山村はほとんどの大人が行ったことのない土地で、それくらい道路が狭くずうっと断崖絶壁のところを走って、買い物できる所なんて50kmくらい離れていて、村の中心には買い物できるところはあったが、スーパーに行くにはまる一日がかり、あとは山を越えて福井県や滋賀県に抜けていました。

その集落がおととしダムになってしまいました。
諏訪湖とほとんど面積が同じですから岐阜県に人工湖が出来ました。水の量は浜名湖の二倍です。
徳山ダムは木曽三川(さんせん)といい長良川、揖斐川、木曽川という大きな川のその最上流部にあり、もともとは洪水対策のためでした。しかし最近洪水おこってないと思うのですが今頃になって6億6千万㎥の水の使い方を論議している状態です。

僕が取材しているところは基本的に集落のあることろで、そこに暮らしている人たちに焦点をあててきて、調印してからどういう暮らしをせないかんのかと、それが大きな問題のテーマであると思ったんです。
一般の人はダムというだけで引いてしまう人たちがかなり多いことがわかって、実はこの映画がそうではないんですが、全くダムに興味がない、考えてない人たちをどれだけ巻き込もうかということを、いつも考えています。クマタカやイヌワシのことは言わないで、実際僕がこの村に入って、どういう風に思うのかなということをちゃんとアプローチしてゆこうというやり方にシフトしました。

泣く泣く調印して「ダム御殿」と言われた箱の中でお年寄りたちがどんな暮らしをしているかということを、じっくり時間をかけてみたところ、そんな派手なものでなくずっと村との葛藤というか、心の中で整理をつけてゆく時間を持っています。例えば集団移転をしますよね。外へなかなか出にくいという現状があって、馴染むためには三代かかるのではないか、それくらい村というのは大変なんだなと。

◆夕張◆

いろんな例があって特に印象深いところでは、夕張に夕張シューパロダムというのがこれから建設されますが、あの夕張の報道がされた時ダムのことはほとんど報道されなかった。
北海道最大のダムが夕張の町のすぐ裏に出来ます。
もともとそこには炭鉱の町で大夕張というダムがあり、そこのバックウォーターの区域に25000人が暮らしていた町があり水没します。閉山とダムが重なって今はもう全員いません。今から10年ほど前に全員が出ました。
夕張に行った時、最後に残っていたずっと牛乳屋さんを営んでいた堀田さんという方がいまして、一日5000本という半端じゃない量の配達をしていたそうです。
最後まで残っていた人たちが夕張の町中に引っ越して小さなアパートに暮らしていました。炭鉱の町なので国有地で、建物は炭鉱の時に建てたもので価値が無く、他のダムと違って調印したら手許に残るものが何もないのです。その時、これだけ日本を支えたエネルギーを作っていた町なのに、この最後の暮らし方って何だろう、これが人の生き方の最後だなんて信じられないと思いました。

写真を見せてもらいながら

◆津軽◆

僕がよく行くところに津軽ダムというところがあります。
弘前からバスで一時間ほど上った白上山地の青森県側の入り口の村があります。これから青森県最大のダムが出来ます。そこは夕張と同じように既にダム湖があるのです。
昔、砂子瀬という集落に移転してきた人たちが結局またダムをかさ上げすることになってまた引っ越さなくてはならなくなりました。あと一世帯だけ暮らしています。冬なんか2m近く雪が積もるところで昔は袋小路のように細かい道がいっぱいあって、集落が密集しているところにみんな暮らしていたのですが調印が意外と早かった。
九州のダムの現場と雪国のダムの現場は随分違うなと思いました。「一度でいいから二月に来い」と言われて吹雪で歩ける状態じゃない時に行きました。調印が早かったのがなんとなく判ります。

今秋出る予定のおばあさんが一生懸命言っていました。
「一回調印してもう一度調印して、よく考えて欲しい。どうして私たちが二回もダムのために変わらなきゃいけないのか。もう一度きちっと考えて欲しい。」
本当にそうだと思う。
ダムがエネルギーの元であるのなら僕たちはもっと意識をもたなければいけないと感じていて、ダムで調印するのに苦労している人がいるということを常に意識の中にいれておかねばならないとすごく思いました。

◆苫田(とまた)ダム◆

ついこの間いった岡山の津山からちょっと奥に入った完成した揉めに揉めた苫田ダム。
仲のいいひとがいて、集団移転を拒んだ当時の話を延々としていた。
最初クリスマスの頃に建設省の人たちがきて100万円で売れと言われて拒否した人多かった。そのあと500万円もってきて判子押してくれたら現金ですぐ渡すと言って一気に崩れた。国はそんなことをしていた。

亡くなられた当時の村長さんにインタビューしたことがあって「僕は村長だけど僕がダムのことを知ったのは村人と同じで、山陽新聞の三面記事で初めて自分の住んでいるところがダムになるということを知った。」それくらい県と国がタッグを組んで村長にも何も公開せずに出来上がってしまった。

その当時、今まで軽トラの人たちが高級車に変える人が増えた。今あきらかにダム関係とわかる家がある。廃墟がすごく多い。結局息子たちはこんな家を維持できるわけ無いと拒否している。お年寄りの年金だけで維持できず出て行くケースも結構あって家族が崩壊している。「ダム御殿」という言葉が似合う地域だったのですが生活再建する時、県はどのくらいのことを伝えていかなければならなかったのか。

これからダムが出来ることころはよく見学に行きます。成功例の家ばかり見に行っている。お年寄りたちが連れてこられて豪華なお昼ご飯、温泉付きで全部用意されている。全てにおいていい例ばかり見せに行く。でも破綻した家も数多くあって一家心中もあった。引越しが大きなネック。いちどきに不動産の代金を払うと崩壊しやすい。

   その2に続く 
     ↓

【2009/06/15 20:36】 | 講演会
トラックバック(0) |
◆石木ダム◆

すごく今注目している九州の石木ダム。
小さな県営のダムで徳山の何十分の一かの規模。
全てにおいて今闘っているのでは。絶対動かないという13世帯が残っています。
S57年に機動隊がやってきて逮捕者が出るくらいの闘争がありました。
もともとハウステンボスの前の針尾工業団地の計画があり、そこに水がほしいというためのダムだったのに43年に工業団地が中止になり今はハウステンボスに置き換わっています。それでもダムの計画は変わらず進行しています。
つい最近、長崎県知事、佐世保市長、川棚町長の三人が頭を下げにやってきました。S57年の闘争の時、親に連れられて来た小学生が今親となり小さな小学生を連れてきて「あの時石木の闘争を見たから俺たちは子どもを連れてくるんだ。同じことを繰り返す。」と知事に言ったそうです。

そういう小さな集落で13世帯が猛烈に頑張っていて是非とも(会場に置いてある石木の)署名をして欲しいんですけど、僕自身好きなんですね、あの人たちのことを。ダムどうのこうのというよりあの13世帯の仲間たちが好きで、その人たちが出て行くといくということを考えた時にやっぱり辛いんですね。
それが僕がダムの村の取材を続けてゆく根本にあって、山に一緒に登って季節のものを食べて、笑って、そういう暮らしをずっと10何年もしていて、やっぱり基本的にダムを造りたくないという気持ちになるんですね。もう水の需要とかそういうことを抜きにして、ここを沈めたくないと。

だけどこの環境を大事にしたいから署名してくださいと駅前でやっても誰も署名してくれないと思います。なので、なんでここが好きなのかを言葉にするために僕は本を書かねばいけないと、映画にしなければいけないと思うのです。

◆また津軽◆

一世帯残っているもとさんというおばあさんがちょっと集落から離れたところに一人で暮らしていたんですけど、僕が行った時あと二週間後に引越しをしなければいけなくて、その方が本当にいいおばあさんで、ずうっと他愛のない話をしていたんだけれど、部屋に通していただいてお茶をだしてもらって喋った時に津軽弁で
「本当はな、誰にも言えねえんだけども、実はここにずっと居たいんだ、わしは」と家族にも心配かけまいと誰にも言わないでいたのに初めて言った。
つい言ってしまったんでしょうね。
何で出たくないか話をしたら「この村ではみんな挨拶をしてくれる。みんな知ってる。みんな60~70年の付き合いの人たちで、この年寄りになったらこんな住みやすいところはない。」
おばあさんは今から家を建てても年寄りはすぐに死んでしまうからとお金を持って群馬の息子のところに行くのだと話していました。僕はもう一回会いたくなって引越しの三日前にまた会いに行きました。荷物の整理をしてもうきれいになっていましたが息子たちが迎えにきて引越しをしたんですけれども、本当に残念なことに、そのあとすぐ亡くなられたんですよね。

僕はその村のことが好きで、まだそのおばあさんのところは水没してなくて、なんとなくそこの同じ写真を撮っています。この村でこうやって言ってた、こういう風に思ってる人たちがいた、ということが八ツ場ダムを含めてたぶん何万人もいると思うんですね。

◇このままでいいのかという思い◇

自分たち若い世代がこのまんまでいいのか?!と思うんです。
要するに徳山村みたいに村一個潰しているんです。僕の時代で。
今まで僕の先代が何百年とずうっと生きてきたのに僕の世代で強制的に潰しちゃうんですよね。丸々一個村を沈めるという事が本当に意識としてちゃんと定着しているのかということを直球勝負ではないんですけども論じてゆきたい。
僕自身が何かを変える力はないけれど、なんでもいいので何かにつながっていればいい。
いろんなことが論議されていますが、もう一部でなく全国区で考えてゆくという時代になってきたんだろうと、原発でもおなじだろうと僕は考えています。

岐阜県というのは川文化圏だから洪水がおこるんです。長良川も揖斐川も氾濫するんです。そういう想定のもとで突然輪中(わじゅう・堤防で囲まれた構造あるいはその集落のこと)があったり、堤防があったりするんですけども、それを全部ダムで抑えてしまえというのが「ダムがあるから洪水がおこっても大丈夫です」と危機感をどんどん無くして変な方向にずれていっているようです。
堤防をかさ上げするとか、遊水地には絶対家を建てさせないとかそういうことにお金をかけるか、みんなはどっちを求めているのか。
地区に集中豪雨があったからダムでストップできなくて洪水が起きてしまって、考えることがずれてしまっていると思います。

そういうことも全部含めて水の問題はピンとこないので大事な話を分解してきちっとしたわかりやすい言葉にかえたりすれば、村を読みたい、無くなってしまう村が好きだと言う読者を巻き込むきっかけになるという可能性を持っている。

やっぱり自分が続けられるというのはお年寄りたちから与えられた話だったりします。(スライドの写真を見ながら)こういう記録をとっておこうと自分の中に残しておきたいというのが根本にあります。
全国のダム、漠然と撮っているだけですが動く映像も全部残っていて相当あるので、何にするかわからないんですけれど、もう一度ちゃんと作ってみたいなというのがあるので、誰か手伝ってください。

                  (終)

   ライン2


 *** お知らせ *** 5月25日発売の新刊です。

徳山村に生きる―季節の記憶徳山村に生きる―季節の記憶
(2009/05)
大西 暢夫

商品詳細を見る


   ライン2

講演会後に監督が尊敬する嶋津暉之さんと。
   
大西監督と嶋津暉之さん

映像とデータという別々のアプローチで
それぞれ長年全国のダムを訪ね歩いてきたお二人
共に「ダムはいらない」という思いを抱いています。

【2009/06/15 20:33】 | 講演会
トラックバック(0) |
今は地域再生事業費がダム事業費に含まれているので、地元ではダムが中止されると生活できなくなるという不安を抱えて、反対の声があげにくくなっています。

民主党はダム中止後の水没予定地域の地域再生のための特別措置法案の骨子案を作りました。
東京新聞の特報部の記事で大河原雅子参議院議員が法案の趣旨を説明されています。

6月7日東京新聞 特報部の記事「ダム中止地に『再生交付金』」

クリックで開いた画像をさらにクリックすると大きくなります
                 ↓
東京新聞6月7日

民主党がこの生活再建支援法案についてパブリックコメントを行っています。
6月20日までです。よりよい法案にするために、皆様もご意見を出してください。


法案のパブリックコメントについての民主党のお知らせ

http://www.dpj.or.jp/news/?num=15982

「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案(仮称)骨子案」

http://www.dpj.or.jp/news/files/090520public_comment.pdf

【2009/06/09 10:03】 | 未分類
トラックバック(0) |

礼儀
小笹 誠
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記に「自分に害なき悪は自分に益なき善にひとしい」とあるように、対岸の火事と思えば、世論などあてにはならないでしょ 自分には関係ないと思えばいいのですが、住民の人たちに思いをめぐらてみますと、なぜか、私の心に痛みを感じるのです。
 民主党は「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法案(仮称)骨子案」を発表されたようですが、 この案 法制化されたのでしょうか 私は法制化されることを願っています。
 50年前 村の人々が 先祖代々いろいろな絆で心豊かに日々を暮らされていたころのように故郷を思う心が萌芽しはじめることを願っています。
 私たちも 今日の社会変化のなかで 絆の希薄化に対し社会制度が的確に補填できな現実に、こんなはずではない? 何か違ってる?とうめき声をあげているのに、ましてや ダム建設という権力の波まで浴びた 住民の心の変遷を誰が問うことが出来ましょうか 今度は、ダム中止という権力の波が住民にふりかかろうとしている。
 今は、権力と権力が中止、推進という旗印をあたかも大儀のようにして ぶつかりあうのか それとも手を繋ぐのか 真の問題を蚊帳の外にしようとしている権力側の動のようにしか、私には感じとれません。
 住民の方々はどの様なかたちであれ 自分達の力で力強く里に生きたいのじゃないでしょうか その気持ちをサポートしてあげられる 制度をまづ双方の権力側が作る 礼儀が必要だと考えます。
 最後に人の受け売りですが、革命がその成就の時点から権力になりかわるのである その権力の先にはつねに 人間の肉声がある 権力に翻弄される人々の その肉声に耳を澄まして頂きたいものです。
 戯言、長文 失礼いたしました 温かくお読みいただければ幸いです。 
 


コメントを閉じる▲
八ツ場あしたの会の主催で現地、群馬県でシンポジウムが開かれます。

~八ツ場から地域の再生を考える~

クリックすると詳細が見られます
       ↓
シンポジウムダムに負けない村


◆7月20日(月・祝) 13:00~16:30

◆群馬県社会福祉総合センター 8F大ホール

◆プログラム

 ◇基調講演
  「河川行政の転換-ダム予定地の現実に接して}
  講師・宮本博司

 ◇パネルディスカッション
  「八ツ場ダム問題を真に解決する道とは」
    森まゆみ(コーディネーター)
    宮本博司
    牧山 明

 ◇八ツ場への想い
    加藤登紀子

◆参加費 500円

席に限りがあり予約制ですので、お申し込みはお早めに。
クリックすると下記よりメールフォームが開きます。

   八ツ場あしたの会へのメール


【2009/06/03 15:22】 | シンポジウム
トラックバック(0) |