「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

一昨日、八ッ場ダムの定礎式が行わました。
定礎式は工事の一つの段階を示すものではなく、単なる儀式でしかありません。

群馬)八ツ場ダム定礎式 知事「生活再建オール群馬で」
(朝日新聞群馬版2017年3月5日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK344JT5K34UHNB003.html

 2019年度の完成をめざして国が建設中の八ツ場ダムの定礎式が4日、長野原町であった。大沢正明知事ら約250人が出席し、大詰めを迎える工事の安全を祈願した。国土交通省によると、作業日程は「ほぼ予定通り」で、吾妻川をせき止める堤体が徐々に姿を現しつつある。

 式典は工事現場を望む高台であり、大沢知事は「地元住民が安心して暮らせるよう、生活再建と観光誘客にオール群馬で取り組む」とあいさつ。長野原町の萩原睦男町長は「水没地区住民の苦渋の決断を忘れず、国・県・町が一致団結して安心・安全の町づくりを進めたい」と語った。
 流域6都県の関係者が見守るなか、堤体に重さ150キロの黒御影石の礎石が据えられた。

 ダム計画浮上のきっかけとなったカスリーン台風被害から、今年でちょうど70年。国は昨年までに水没予定地区にある全世帯と移転契約を結び、工事も山場を迎えている。昨年6月からはコンクリートを型枠に流し込んで堤体(完成時の高さ116メートル、最上部の幅291メートル)などを造る「打設」と呼ばれる工程に入った。

 国交省八ツ場ダム工事事務所によると、堤体は基底部から10メートル余りの高さまで建設が進み、計画では来年5月には巨大なダムが姿を現す。その後、水門設備の据え付け、試験湛水(たんすい)などを経て、19年度中に完成する予定だ。

 2年前の起工式では建設に反対する市民団体が周辺で抗議の声をあげたが、今回は目立った動きはなかった。

計画の見直しを求めてきた水問題研究家の嶋津暉之さんは「八ツ場ダムは利水・治水に不要であるばかりか、地滑り被害などの不安も抱えている。事業費もさらに増額されるだろう。こうした問題点を粘り強く訴えていきたい」と話している。
(土屋弘)

 〈八ツ場ダム〉 利根川の堤防が決壊して約1100人が死亡した1947年のカスリーン台風を受け、52年に計画が浮上した。総貯水容量は東京ドーム87杯分に相当する約1億750万立方メートル。国の基本計画は5回変更され、完成予定は2000年度から19年度にずれ込んだ。総事業費も、生活再建費用や人件費・資材費の増額などで当初の2110億円から日本のダムでは最大の5320億円に膨らんだ。水没予定地区などの移転対象470世帯のうち、昨年12月までに468世帯が転居している。


◆工事本格化の八ッ場ダム定礎式
(NHK 2017年03月04日 13時48分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066054541.html?t=1488643600448

群馬県の八ッ場ダムで、4日、ダムの本体工事が本格的に始まることを記念した式典が開かれました。

群馬県長野原町の八ッ場ダムは、おととし1月からダムの本体工事が始まっていて、総事業費5320億円をかけて、平成31年度の完成を目指しています。

4日は本体工事が、本格化することを記念して定礎式が開かれ、国や、ダムの水を利用する群馬県など関東の1都5県の関係者などが出席しました。

式典では、出席者が礎石をモルタルで固定したり、モニターで、ダムの堤にコンクリートを流し込む作業を見守ったりして、工事やダムの安全を願っていました。

地元の群馬県では、工事で移転した住民の生活再建のため、今後、生活道路の整備などを本格化する方針です。

群馬県の大沢正明知事は「ダム工事の一時中断で不安の中で過ごした時期もあった。今後、住民の生活再建にしっかり取り組みたい」と話しています。


追記を閉じる▲

【2017/03/06 00:41】 | 八ツ場情報
トラックバック(0) |


堀口敏道
定礎式知りませんでした、昨年7月基礎岩盤のコンクリート許せないと思って現場を見学させていただきました。後々の人たちにこんなもの造らなければよかったのにとかならず言われるものです。今でも八ッ場も辺野古もリニアも造らせない!で貫いていきます。皆さん発信しましょう。今ですよ!既成事実を造ろうとするそこには矛盾が生まれてきます。森本学園がそうでした。



八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会
八ッ場も辺野古もリニアも造らせない!
税金を使って不要なものを作らせるのを止めましょう。

コメントを閉じる▲
             嶋津 暉之

八ッ場ダム事業は多くの問題を抱えながら、強行されています。
3月1日、八ッ場あしたの会では、そのうちの二つの問題を取り上げて、関東地方整備局に公開質問書を提出するとともに、群馬県庁記者クラブでその内容を説明しました。
その解説が八ッ場あしたの会のHPに掲載されました。

〇 「八ッ場ダムの建設目的の一つ「吾妻川の流量維持」が喪失したこと」
http://yamba-net.org/?p=20170

〇 「八ッ場ダムによる既設・東電水力発電所への高額の減電補償の問題」 
http://yamba-net.org/?p=20195

「関東地方整備局への公開質問書」もHPに掲載しれています。
htp://yamba-net.org/?p=20235



【2017/03/05 00:18】 | 八ツ場情報
トラックバック(0) |
          嶋津 暉之

1月20日の早朝、川原湯温泉街で湯かけ祭りが行われました。

◆群馬)大寒に勝つ、長野原町で「湯かけまつり」
(朝日新聞群馬版2017年1月21日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK1N41DLK1NUHNB00F.html

大寒の20日早朝、長野原町の川原湯温泉で、伝統の「湯かけまつり」が開かれた。零下10度の極寒の中、ふんどし姿の男性たちが、威勢の良いかけ声とともに湯をかけ合った。

午前6時、紅白に分かれた50人ほどの男たちが「お祝いだ!」と叫びながら、おけにくんだ湯をかけ合った。あたりは湯煙に包まれ、見物客らにも容赦なくかけられた。最後は紅白のくす玉が割られ、中に入ったニワトリ2羽を奪い合って湯の神に捧げた。
400年以上前に温泉が湧かなくなった際、湯の神にニワトリを捧げて祈ったのが始まり。再び湧き出したのを喜んで人々が湯をかけ合った際に口にした「お湯わいた」という言葉が転じて、「お祝いだ」というかけ声になったという。

まつりは八ツ場ダムの建設に伴い、2年前から王湯の移転代替地に舞台を移して続けられている。(篠原あゆみ)


◆湯かけ祭り 大寒、ほとばしる熱気 川原湯温泉 /群馬
(毎日新聞群馬版2017年1月21日)
http://mainichi.jp/articles/20170121/ddl/k10/040/106000c

 「大寒」の20日早朝、長野原町の川原湯温泉で、伝統の奇祭「湯かけ祭り」が行われた。氷点下約10度の厳しい冷え込みの中、下帯姿の参加者たちが「お祝いだ」と叫びながら湯をかけ合い、「湯の神」に感謝した。

 祭りは、400年余り前に温泉の湯が枯れた際、村人が鶏を奉納して祈ったところ、湯が再び湧き出したため「お湯わいた、お湯わいた」と言って喜んだのが起源。その後、かけ声は「お祝いだ、お祝いだ」に転じたという。  この日は午前5時から、共同浴場「王湯」の前で、神事の後、総大将の豊田和男さん(46)のかけ声に続き、赤と白の下帯姿の小2~58歳の参加者54人が一斉に激しく湯をかけ合った。最後に紅白のくす玉に湯をかけ、中から出てきた鶏を奪い合った。

 八ッ場ダム建設に伴い、祭り会場が2015年に現在の高台の代替地に移転して3回目。川原湯温泉協会の樋田省三会長(52)は「今年も盛大に祭りができたことに感謝したいが、まだ新たな街が完全に出来上がっていないのは残念だ」。総大将の豊田さんも「例年通り、祭りができたことはうれしいが、昨年6月にダム本体打設工事が始まったのに、いまだに地区住民の生活再建への要望は十分にかなえられていない」と話した。【吉田勝】


◆湯かけ祭り 無病息災を祈願 ふんどし姿で若者ら 
(東京新聞群馬版2017年1月21日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201701/CK2017012102000176.html

 長野原町の川原湯温泉の共同浴場「王湯」で二十日早朝、「湯かけ祭り」があり、紅白に分かれたふんどし姿の若者らが無病息災を祈願し、湯をかけ合った。八ッ場ダム建設のため高台に移転してから三回目。

 午前六時ごろ、氷点下一一度まで冷え込む中、六十人の男たちが「お祝いだ」と叫びながら勢いよく湯をかけ合う「合戦」を行うと、辺りにはしぶきが上がった。見物客らにも容赦なく湯がかけられ、会場は熱気に包まれた。合戦後、鶏が入ったくす玉を目がけて湯をかけ、中から飛び出した鶏を湯の神に奉納した。

 祭りには地元の人以外も加わり、大学時代から友人三人と十回以上参加しているという東京都目黒区の会社員吉田裕紀さん(31)は「たまたま近くを通り掛かって以来、毎年参加している。今年も無事に終わって良かった」と満足げに話した。

 川原湯温泉観光協会によると、約四百年前、湯が枯れた源泉に村人が鶏をささげると再び湧き出し「お湯湧いた」(お祝いだ)と喜びながら湯をかけ合ったのが起源とされる。


追記を閉じる▲

【2017/01/22 00:20】 | 八ツ場情報
トラックバック(0) |
      嶋津 暉之

腹立たしいですが、八ッ場ダム基本計画の第5回変更が14日、告示され八ッ場ダムの事業費を約720億円増額する基本計画変更の手続きが終了しました。

「八ッ場ダムの建設に関する基本計画」の変更手続完了について
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000287.html

関東地方整備局
河川部

国土交通省関東地方整備局では、洪水被害の軽減や都市用水の確保等のために、八ッ場ダム建設事業を進めてきており、現在、ダム本体のコンクリート打設等を実施しています。
同事業の特定多目的ダム法第4条による基本計画について、変更手続を本年8月12日より、同条第4項に基づき進めていましたが、本日、手続が完了しましたのでお知らせ致します。
(本日、同法同条第5項の規定に基づき、官報に公示しています。)

(参考)
○事業費:約4,600億円→約5,320億円
○工期:平成31年度→(変更なし)

別紙・参考資料
本文資料(PDF) [66 KB]


◆八ッ場ダム 基本計画変更 事業費増額手続き完了 1都5県同意 /群馬
(毎日新聞群馬版2016年12月15日)
http://mainichi.jp/articles/20161215/ddl/k10/010/194000c

 国土交通省関東地方整備局は14日、八ッ場ダムの事業費を約720億円増額する基本計画の変更に関係1都5県が同意、必要な手続きを終えたと発表した。

総事業費は約4600億円から約5320億円となる。工期に変更はなく2019年度完成の予定。

 整備局は8月、建設資材の高騰や消費税増税などを理由に増額を発表。基本計画を変更するには、特定多目的ダム法に基づき、流域の6都県知事らの意見を聞く必要がある。

 整備局によると、6都県の知事から「徹底したコスト縮減による総事業費の圧縮」といった意見付きで同意を得た。

 八ッ場ダムは利根川支流の吾妻川に建設する多目的ダム。既に本体工事に着手している。


◆八ッ場ダム事業費720億円増額 6都県同意、手続き完了
(東京新聞群馬版2016年12月15日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201612/CK2016121502000206.html

 国土交通省関東地方整備局は十四日、八ッ場ダム(長野原町)の事業費を約七百二十億円増額する基本計画の変更に関係一都五県が同意、必要な手続きを終えたと発表した。

総事業費は約四千六百億円から約五千三百二十億円となる。工期に変更はなく二〇一九年度完成の予定。

 整備局は八月、建設資材の高騰や消費税増税などを理由に増額を発表。基本計画を変更するには、特定多目的ダム法に基づき、流域の六都県知事らの意見を聴く必要がある。

 整備局によると、六都県の知事から「徹底したコスト縮減による総事業費の圧縮」といった意見付きで同意を得た。

 八ッ場ダムは利根川支流の吾妻川に建設する多目的ダム。既に本体工事に着手している。

【2016/12/16 02:38】 | 八ツ場情報
トラックバック(0) |
           嶋津 暉之

11月22日に関東地方整備局事業評価監視委員会が開かれ、八ッ場ダム建設事業の再評価も議題になりました。
各都県等からの同意の意見を受けて、八ッ場ダム基本計画の変更を行うための再評価であると思われます。
当日の配布資料が関東地方整備局のHPに掲載されましたので、お知らせします。

平成28年度 第7回 配付資料一覧
http://www.ktr.mlit.go.jp/shihon/shihon00000174.html

八ッ場ダムの資料① http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000660814.pdf
八ッ場ダムの資料② http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000660815.pdf


【2016/11/28 22:07】 | 八ツ場情報
トラックバック(0) |