「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
         嶋津 暉之

石木ダム問題について長崎県に対して公開討論会の開催を求める署名活動が下記のとおり、進められています。
皆様も是非、よろしくお願いします。

◇説明不足のまま進む、税金538億円を費やす石木ダム建設。
 長崎県は一度立ち止まり、公開討論会を開いてください。


https://is.gd/1MTOp4
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●長崎県民が負担する538億円が使われる巨大なダム建設
長崎県・川棚川の下流にある小さな支流、石木川にダムを作る建設計画があります。総工費は538億円です。建設には長崎県民の税金が使われます(※1)。

※1 石木ダムの総事業費は建設費と関連事業費を合わせて538億円。
負担先は、長崎県負担185億円、佐世保市民負担353億円。
うち、国庫補助金(=国民の税金)147.5億円。

●住民の強制退去、そして後戻りができない環境破壊
石木ダムの建設予定地には13世帯54人の住民が今なお生活しています。しかし、石木ダムの建設のために、長崎県は住民を強制的に追い出すことができます。実際に、2015年8月には4世帯の農地が強制収用され、突然、所有権が国に移転されました。またダム建設は、自然の生態系を破壊させることになります。建設が予定されている川棚地区に生息している100種類以上の生物をはじめ、毎年夏になると現れる2000匹もの蛍たちの生息も危ぶまれています。一度失われてしまった自然は二度と戻りません。

【長崎県民2500人を対象とした調査から見えてきた実態】

パタゴニアが2017年5月23日〜31日に「石木ダム建設計画」に関する調査を実施した結果、県民の中で「反対」が「賛成」を上回りました。また県民の約8割が建設計画に対して「説明不足」だと回答しました。

この結果を受け、私たちは、一度立ち止まって専門家の意見に耳を傾け、賛成、反対、中立の立場の人たちが、公開の場で話し合うことの必要性を呼びかけます。

●県民の2人に1人が「よくわからない」巨額ダム建設 
長崎県民が538億円という大きな負担を負うにもかかわらず、実は、県民の2人に1人が石木ダムの計画について「よく分からない」と調査で答えています(※2)。また、ダム建設に反対する人の割合が賛成する人を上回るなど、客観的に見て、巨額の公共事業の進め方としては、疑問を呈さざるを得ない状態です。

※2 【石木ダムの建設に賛成ですか、反対ですか】
賛成/どちらかというと賛成 21.9%
反対/どちらかというと反対 27.5%
どちらでもない/分からない 50.6%
(楽天リサーチ/インターネット調査/回答 長崎県民2500人)

詳しい調査結果はこちら https://goo.gl/aKsMiB

●足りていない説明と議論の場 
石木ダムの建設計画は40年前からあるため、「石木ダム」という名称自体は有名です。しかし、その必要性や県民の負担についてきちんと理解できている県民は少なく、調査でも、県民の約8割が、県が「十分な説明をしていない」と答えています。(※3) またこれまで、ダム建設予定地の地権者や「石木川まもり隊」など、石木ダムの建設に反対する団体が公の場で県の恣意的な水の需要予測や治水に役立つ根拠の無さなど、その必然性に対する疑問を呈してきていますが、それに対する長崎県の直接的な回答はありません。

※3 【長崎県は、石木ダムの必要性などを十分に説明してきたか】
十分に説明したと思う 20.7% 
そうは思わない 79.3%
(楽天リサーチ/同上)

●公の場で、推進と反対と中立の立場の議論を!
専門家をまじえて、ダムを造りたい人と、ダムに反対する人とそれぞれの意見が一度に聞ける公開討論会の開催を長崎県に求めます。

<公開討論会の趣旨 / 概要>
◦石木ダム建設の推進派、反対派、専門会らによる議論を通して、県民に十分な説明をする     
◦一方的な説明の場ではなく、議論の場とする、県民の質問等も受け付ける
◦人口3万人以上の市町村と建設予定地で公開討論会を開く (長崎市、佐世保市、島原市、諫早市、大村市、平戸市、対馬市、雲仙市、南島原市、長与町、川棚町)
◦会場は100〜200人程度入れる規模とし、だれでも(メディア含む)無料で参加できることとする
◦専門家らは、推進派と反対派が推薦し、協議の上選定する
◦予定されたすべての討論会の開催が終わるまで、建設工事の着工を一時中止する

石木ダムの建設は、今にも始まろうとしています。つまり、今ならまだ間に合います。長崎のみなさん、一度立ち止まって考えてみませんか。

中村法道 長崎県知事と県議会議員45名に声を届けよう。

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※署名を公開しない方法
赤い「賛同!」ボタンの上下にある「署名およびコメントをキャンペーンページ上で公開」「Facebookの友達とシェア」のチェックボックス「✔」を外すと署名は公開されません。
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賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます

長崎県知事
中村法道 様
宮内雪夫 様(自由民主党)
八江利春 様(自由民主党) 

さらに43人の宛先…


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【2017/11/06 00:55】 | 石木ダム
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まさのあつこさんが「2012年に河川官僚が住民を排除して「検証」したダム事業の予定地で、地権者らが抗議の座り込みを行うようになった経緯」を解説してくださっています。
 ↓
◆石木ダム:2012年の河川官僚バリケードが招いた2017年の住民座り込み(上)
(まさのあつこ) 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170903-00075318/

◆石木ダム:2012年の河川官僚バリケードが招いた2017年の住民座り込み(中)
(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170903-00075321/

◆石木ダム:2012年の河川官僚バリケードが招いた2017年の住民座り込み(下)
(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170903-00075324/

【2017/11/06 00:06】 | 石木ダム
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◆石木ダム訴訟 来月5日に県職員、治水面で証人尋問 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年11月1日)
https://mainichi.jp/articles/20171101/ddl/k42/040/246000c

県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、反対地権者らが国を相手取って事業認定の取り消しを求めた訴訟の第9回口頭弁論が31日、長崎地裁(武田瑞佳裁判長)であった。

争点になっている治水面に関して、川棚川水系の河川整備の基本方針を策定した県の責任者1人を次回期日の12月5日に証人尋問することが決まった。

利水面に関しては、佐世保市の水需要予測の担当職員1人を12月25日に証人尋問する予定が示された。

地権者側は水利権を担当する別の職員の尋問も求めた。

また、双方が証人尋問を求めている大学教授2人のうち1人は「尋問に応じるが、長崎には来ることができない」、もう1人は「尋問に応じられない」と話しているといい、地権者側は今後、長崎地裁での尋問に応じるよう求める意見書を提出する。
【浅野孝仁】 〔長崎版〕

【2017/11/06 00:03】 | 石木ダム
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       嶋津 暉之

6日、石木ダム予定地を共同所有する地権者らが長崎県、佐世保市、長崎県収用委員会を訪れ、申請の取り下げ、申請の却下を求める要望書を提出しました。

◆石木ダム 収用委、裁決申請取り下げを 反対地権者ら /長崎
(毎日新聞長崎版2017年10月7日)
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k42/010/340000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、県収用委員会で審理中の事業予定地を共同所有する地権者ら約20人が6日、県庁と佐世保市役所を訪れ、収用委への裁決申請の取り下げなどを求める要望書を提出した。

 石木ダム建設絶対反対同盟を支援する会の遠藤保男代表(72)=横浜市=らが参加。

要望書では「ダム事業は生活の場や地域社会を破壊する人格権侵害で、補償金によって解決できる問題ではない」として、県と佐世保市に申請の取り下げ、収用委には申請の却下を求めた。

 対応した県土木部の吉田慎一次長は「住民の命を守るのが行政の責務なのでご理解いただきたい。人格権の件については現在裁判中なのでコメントは控えたい」とした。【浅野孝仁】

【2017/10/09 07:43】 | 石木ダム
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        嶋津 暉之

9月29日長崎地裁佐世保支部が石木ダム付け替え道路工事の抗議行動に対して、2回目となる通行妨害禁止の仮処分決定を出しました。
このように理不尽な仮処分決定が出るのは本当に悔しいです。
しかし、こんなことで抗議行動にブレーキがかかるとは思われません。
石木ダム付け替え道路工事の抗議行動はこれからも続きます。

◆石木ダム通行妨害裁判で仮処分
(NHK2017年09月29日 17時48分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034386931.html

川棚町に建設が計画されている石木ダムをめぐり、長崎県が建設に反対する地権者などに現場の通行を妨害しないよう求めている仮処分の申し立てについて、長崎地方裁判所佐世保支部は、地権者らに対し座り込みなど工事を妨害してはならないという決定を出しました。

長崎県は石木ダムの建設にともなって水没する県道に代わる新たな道路を作っていますが、ダム建設に反対する地権者らが工事車両の進入口に座り込み、工事が滞っています。

このため長崎県は去年10月、地権者など19人に対し、現場の通行を妨げないよう求める仮処分を申し立てていました。

地権者らは抗議活動を「表現の自由に基づく要請行動だ」と主張していましたが、長崎地方裁判所佐世保支部は29日、「表現の自由の保障される範囲の行為ではなく、将来においても妨害行為をする蓋然性がある」として、10人に妨害行為があったと認め、座り込んだり、テントの設置したりして、通行を妨害してはならないとする決定を出しました。

石木ダムをめぐっては、おととし3月にも座り込みをしていた地権者ら16人に対して通行を妨害してはならないとする決定を出しています。

決定を受けて長崎県は引き続き工事を継続し、できるだけ早い道路の完成を目指すとしています。

石木ダム建設の反対活動を続けてきた地権者の1人で、60代の女性は「県は権力を使って工事を進めるので悔しいです。私たちは妨害ではなく抗議をしている。ほかにできることがなく、本当にダムの建設には反対なので、変わらずに抗議を続けていく」と話しています。

佐世保市の朝長則男市長は、29日の定例記者会見で「ダム建設を推進する立場として、県が取得した用地の中で工事がスムーズに行くようにしてほしい。ダムに反対している人たちにも、法律はしっかり守ってほしい」と述べました。

仮処分については29日、決定が出されましたが、地権者らは必要のないダムの建設で住民の生活が破壊されるとして、国を相手どって、ダム事業の認定そのものの取り消しを求める訴えと、県と佐世保市を相手取って、建設の差し止めを求める訴えの2つの裁判を起こしていて、今後も、裁判での争いは続きます。


◆石木ダム付け替え道路・2回目となる通行妨害禁止の仮処分決定
(テレビ長崎2017年9月29日 ):
http://www.ktn.co.jp/news/20170929150995/

東彼杵郡川棚町の石木ダム建設に伴う道路の付け替え工事をめぐり、長崎地裁佐世保支部は、27日、反対地権者らに対し、重機の搬入などを妨害しないよう命じる仮処分を決定しました。

県は、石木ダムのダム湖に沈んでしまう県道の代わりとなる道路の付け替え工事を行っていますが、地権者やその支援者は、重機などの搬入口で座り込みなどを行っています。このため県は、地権者ら19人に対し、重機の搬入などを妨害しないよう命じる仮処分を、去年10月、長崎地裁佐世保支部に申し立てていて、地裁佐世保支部は、うち10人に妨害の禁止を命じました。地権者らに妨害禁止を命じる仮処分は、おととし以来2回目で、あわせて26人になります。

県土木部 吉田慎一次長「(妨害行為の)抑えは効くかなと思っています」

およそ640メートルの道路の付け替え工事は、現在、2割ほど進んでいるということで、県は、今年度中におおむね完成させたい考えです。


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【2017/10/01 00:05】 | 石木ダム
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