「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
       嶋津 暉之

6日、石木ダム予定地を共同所有する地権者らが長崎県、佐世保市、長崎県収用委員会を訪れ、申請の取り下げ、申請の却下を求める要望書を提出しました。

◆石木ダム 収用委、裁決申請取り下げを 反対地権者ら /長崎
(毎日新聞長崎版2017年10月7日)
https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k42/010/340000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、県収用委員会で審理中の事業予定地を共同所有する地権者ら約20人が6日、県庁と佐世保市役所を訪れ、収用委への裁決申請の取り下げなどを求める要望書を提出した。

 石木ダム建設絶対反対同盟を支援する会の遠藤保男代表(72)=横浜市=らが参加。

要望書では「ダム事業は生活の場や地域社会を破壊する人格権侵害で、補償金によって解決できる問題ではない」として、県と佐世保市に申請の取り下げ、収用委には申請の却下を求めた。

 対応した県土木部の吉田慎一次長は「住民の命を守るのが行政の責務なのでご理解いただきたい。人格権の件については現在裁判中なのでコメントは控えたい」とした。【浅野孝仁】

【2017/10/09 07:43】 | 石木ダム
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        嶋津 暉之

9月29日長崎地裁佐世保支部が石木ダム付け替え道路工事の抗議行動に対して、2回目となる通行妨害禁止の仮処分決定を出しました。
このように理不尽な仮処分決定が出るのは本当に悔しいです。
しかし、こんなことで抗議行動にブレーキがかかるとは思われません。
石木ダム付け替え道路工事の抗議行動はこれからも続きます。

◆石木ダム通行妨害裁判で仮処分
(NHK2017年09月29日 17時48分)
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034386931.html

川棚町に建設が計画されている石木ダムをめぐり、長崎県が建設に反対する地権者などに現場の通行を妨害しないよう求めている仮処分の申し立てについて、長崎地方裁判所佐世保支部は、地権者らに対し座り込みなど工事を妨害してはならないという決定を出しました。

長崎県は石木ダムの建設にともなって水没する県道に代わる新たな道路を作っていますが、ダム建設に反対する地権者らが工事車両の進入口に座り込み、工事が滞っています。

このため長崎県は去年10月、地権者など19人に対し、現場の通行を妨げないよう求める仮処分を申し立てていました。

地権者らは抗議活動を「表現の自由に基づく要請行動だ」と主張していましたが、長崎地方裁判所佐世保支部は29日、「表現の自由の保障される範囲の行為ではなく、将来においても妨害行為をする蓋然性がある」として、10人に妨害行為があったと認め、座り込んだり、テントの設置したりして、通行を妨害してはならないとする決定を出しました。

石木ダムをめぐっては、おととし3月にも座り込みをしていた地権者ら16人に対して通行を妨害してはならないとする決定を出しています。

決定を受けて長崎県は引き続き工事を継続し、できるだけ早い道路の完成を目指すとしています。

石木ダム建設の反対活動を続けてきた地権者の1人で、60代の女性は「県は権力を使って工事を進めるので悔しいです。私たちは妨害ではなく抗議をしている。ほかにできることがなく、本当にダムの建設には反対なので、変わらずに抗議を続けていく」と話しています。

佐世保市の朝長則男市長は、29日の定例記者会見で「ダム建設を推進する立場として、県が取得した用地の中で工事がスムーズに行くようにしてほしい。ダムに反対している人たちにも、法律はしっかり守ってほしい」と述べました。

仮処分については29日、決定が出されましたが、地権者らは必要のないダムの建設で住民の生活が破壊されるとして、国を相手どって、ダム事業の認定そのものの取り消しを求める訴えと、県と佐世保市を相手取って、建設の差し止めを求める訴えの2つの裁判を起こしていて、今後も、裁判での争いは続きます。


◆石木ダム付け替え道路・2回目となる通行妨害禁止の仮処分決定
(テレビ長崎2017年9月29日 ):
http://www.ktn.co.jp/news/20170929150995/

東彼杵郡川棚町の石木ダム建設に伴う道路の付け替え工事をめぐり、長崎地裁佐世保支部は、27日、反対地権者らに対し、重機の搬入などを妨害しないよう命じる仮処分を決定しました。

県は、石木ダムのダム湖に沈んでしまう県道の代わりとなる道路の付け替え工事を行っていますが、地権者やその支援者は、重機などの搬入口で座り込みなどを行っています。このため県は、地権者ら19人に対し、重機の搬入などを妨害しないよう命じる仮処分を、去年10月、長崎地裁佐世保支部に申し立てていて、地裁佐世保支部は、うち10人に妨害の禁止を命じました。地権者らに妨害禁止を命じる仮処分は、おととし以来2回目で、あわせて26人になります。

県土木部 吉田慎一次長「(妨害行為の)抑えは効くかなと思っています」

およそ640メートルの道路の付け替え工事は、現在、2割ほど進んでいるということで、県は、今年度中におおむね完成させたい考えです。


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【2017/10/01 00:05】 | 石木ダム
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           嶋津 暉之

先週の記事ですが、石木ダム問題についての記事をお送りします。

◆石木ダム:建設めぐり長崎県と地権者 対立激化
(毎日新聞2017年09月13日)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0913m040174/

差し止め申し立て却下を潮目に

 長崎県と同県佐世保市が計画する石木ダム事業(同県川棚町)で、県と、ダムに反対する建設予定地の地権者らとの対立が激化している。1975年に事業着手したが、反対運動で長年停滞。しかし昨年末に工事差し止めを求めた住民側の仮処分申し立てを裁判所が却下したため、県側は来年度からのダム本体工事着手を目指し、今夏から作業のペースを上げている。対して地権者は「古里を奪うな」と工事現場に入り込み、警察が出動する事態となっている。

 今月6日午前、川棚町のダム事業と関連する県道付け替え工事現場のショベルカー前で、地権者らと県職員がにらみ合いを続けた。地権者らは工事を阻止しようと重機の前に座り込み、昼食もその場で食べる。県職員は妨害をやめるよう説得にあたるが、時には数人掛かりで座り込む人を持ち上げて排除することもある。

 県職員との押し合いで地権者の女性が転倒し、頭などを打って病院へ。県職員が県警に連絡し駆け付けた警察官が仲裁に入ったが抗議活動は夕方まで続いた。夏以降、現場では、こうした衝突が連日繰り広げられている。

 県が作業ペースを上げたのは「裁判の結果が大きい」(県河川課)。地権者らは昨年2月、長崎地裁佐世保支部にダム工事を差し止める仮処分を申し立てたが、同支部は12月に「工事の続行を禁止する緊急の必要性はない」と却下した。地権者側は差し止めの本訴を起こしたが、県は来年度の本体工事に向け「今年度末までに道路工事に一定のめどをつける」と強行姿勢だ。

 来年3月に任期満了を迎える中村法道知事も今年1月の記者会見で県政の重要課題として諫早湾干拓事業、九州新幹線長崎ルートとともに石木ダムを挙げ「方向性だけは示したい」と語った。

 県は7月末、工事出入り口で監視する地権者がいない未明の時間帯に複数の重機を現場に搬入。地権者らは話し合いを求めたが、交渉決裂。「このままでは工事が進んでしまう」として、工事現場の中に入って阻止活動を展開している。

 法廷闘争を続ける地権者側の弁護士は「ダムを造ってしまえば、裁判で争う以前の話になってしまう。県はそうした状況に持ち込みたいのでは」と語気を強める。抗議活動に加わっている支援者の一人は「道路工事が進むと、ここまで造ったのならダムも造っていいのではと県民世論が傾く恐れがある。必要の無いダムを造らせないためにも抗議行動を続ける」と語った。【浅野孝仁】

ことば【石木ダム建設事業】

 佐世保市への水道用水の供給や洪水対策が目的。1982年に長崎県が機動隊を動員して強制測量を実施し地権者との対立が深刻化した。現在、水没予定地に13世帯53人が住む。建設差し止め訴訟で地権者側は「ダムは治水・利水面ともに必要ない」と主張している。県は土地を強制収用するため、県収用委員会に裁決申請し審理中。

【2017/09/22 02:00】 | 石木ダム
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       嶋津 暉之

石木ダム訴訟について、敵性証人の3人が証人として採用されました。
12月に行われる証人尋問で石木ダム計画の虚構について厳しい追及がされると思います。

◆石木ダム訴訟 計画担当者ら、3人を証人採用 /長崎
(毎日新聞長崎版2017年9月5日)
https://mainichi.jp/articles/20170905/ddl/k42/040/356000c

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業で、反対地権者らが国を相手取って、事業認定処分の取り消しを求めた訴訟の第8回口頭弁論が4日、長崎地裁であった。

武田瑞佳裁判長は、地権者側が申請した証人のうち、佐世保市の水需要予測や河川の治水計画の作成責任者ら3人を採用した。
12月上旬にも証人尋問を実施する予定。

 証人として採用されたのは▽2012年度の同市水需要予測の作成責任者▽川棚川水系河川整備計画の作成責任者▽学者--の3人。

地権者側はできるだけ多くの証人の意見を聞くべきだとして、追加の証人採用を書面で求める予定。次回期日は10月31日。
【浅野孝仁】

【2017/09/07 01:08】 | 石木ダム
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           嶋津 暉之

石木ダム問題について昨日の記事です。
24時間体制の地権者の闘いは続きます。

◆県が石木ダム工事再開 地権者は抗議の座り込み [長崎県]
(西日本新聞2017年08月23日 06時00分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/352765

県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダム建設事業で、県は22日、中断していた付け替え道路工事を再開した。

 ダム建設反対の地権者によると、同日午後0時半ごろ、工事現場入り口で入場を阻止している地権者の人数が日頃より少ない中、県職員と業者が入場した。
直後に地権者が現場の重機の前で座って抗議。いったん引き揚げると工事に取りかかったが、午後3時半ごろに地権者が再び姿を現すと、作業を終了した。
 地権者は24時間体制で入り口に立つなどして県側の入場を遮っているが、当時は昼食時で人数が少なかった。

地権者の1人は「手薄になったところを狙われた。強引すぎる。ひどい」と憤った。
県石木ダム建設事務所の有吉正敏所長は「危険がないように工事を続けたい」と話した。
県は18日から工事を再開する予定だったが、地権者に阻止され、実現できずにいた。
=2017/08/23付 西日本新聞朝刊=

【2017/08/25 00:10】 | 石木ダム
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