「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
               嶋津 暉之

2月6日の思川開発問題の市民集会「思川開発事業(南摩ダム)と県南市町 ~マズくて高い水はごめんだ~」には約130名の方が参加しました。
茨城や群馬等の遠方から参加された皆様、大変お疲れさまでした。
国会議員、栃木県議、埼玉県議の参加もありました。

無意味な思川開発をストップさせるための方策についても活発な議論が行われ、充実した集会であったと思います。

2010年から始められたダム検証の結果が出ていないダムについて、推進の検証結果を出すべく、国交省は動きを早めています。
思川開発、城原川ダム、大戸川ダム等々です。

思川開発については検証作業が3年半ストップしていましたが、昨年11月、12月と、「関係地方公共団体からなる検討の場」が開かれ、事業推進の動きが早まってきました。
この推進の動きに対抗して、運動を盛り上げていきたいと思います。

昨日の集会の講演、報告で使われたスライドの一部を水源連のHPに掲載しましたので、お知らせします。

水源開発問題全国連絡会HPでご覧いただければと思います。 
http://suigenren.jp/news/2016/02/07/8193/ 

【2016/02/08 01:46】 | 学習会
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2/1(日)八ッ場あしたの会第9回総会記念集会で映画「ダムネーション」上映会に行ってきました。
100名収容の部屋がいっぱいでした。

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パタゴニアの辻井隆行日本支社長がお話して下さいました。
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 ~パタゴニア辻井支社長のお話~ メモより

パタゴニアはアメリカの衣料メーカーです。
アウトドアウェア/スポーツウェアのパタゴニア

野外のスポーツを楽しむための衣料を作っていて、創業者が川の自然を取り戻すことに関心があり、映像で訴えようと映画を作りました。
日本では15m未満のものは堰、15m以上をダムと呼びますが、ダムが約2800基あります。

八代海にそそぐ球磨川の荒瀬ダムが日本で初めてのダム撤去をしています。
「ダムネーション」のプロデューサーと昨年11月に訪問しました。
河口から堰が二つと20kmのところに荒瀬ダム、10km上に瀬戸石ダムがあります。
荒瀬ダム撤去の運動をしてきたつる祥子さんにお話を聞きました。
1960年頃ダムをつくる話が出て、住民はダムのいいことばかり聞かされて1965年に着工し3年半で出来て、10年間は洪水がなくなりました。
しかしダムに堆砂が溜まり、1975年大きな台風が来てヘドロが流れ出て2階まで泥がきました。そういうことが10数年に一度ありました。
ダム湖ではアオコが発生し悪臭が出ました。日本の多くのダムでメタンガスが発生しているようです。メタンガスは二酸化炭素よりずっと温暖化を推進します。
アユが減り、青のりが大きく育たなくなりましたが、ダムを撤去すると青のりが3mに育ち、ウナギが増えました。
川は綺麗になり、護岸は緑になり、ダムの水位が下がると支流の川が姿をあらわし、清流の指標となるどんこも確認されました。
ダムによって失っているものがあると思います。

昨年会計検査院によって、ほとんどのダムが堆砂対策してないことがわかりました。
八ッ場ダムもそうですが、九州や北海道でもまだ無駄なダムの計画があります。



第二部では八ッ場あしたの会の渡辺洋子事務局長が60余年に及ぶ八ッ場ダム計画の歴史と、現在のさまざまな問題を抱える状況をお話し下さいました。

あしたの会の運営委員の嶋津暉之さんは本体工事について、今後の事業の障壁(ダムサイト予定地の地質問題、地すべりの危険性、事業費大幅増額)について、それぞれ解説して下さいました。
八ッ場ダムがもたらすものとして、失われて行く自然、水質悪化、などなど、治水も利水もまったく不要で、これからますます不要性が顕著になってくる。
これからも八ッ場ダムにNo!を言い続けなければならないということを言われました。

質疑応答で「八ッ場ダムが出来れば年間の維持費はいくら?」という問いに「通常の維持費の他に堆砂対策なども含めると、年間30~40億円かかるのではないか」という答えに、会場からため息が聞こえました。
八ッ場ダムのコストは水道料金だけでなく、都県税、国税にも反映されるそうです。

【2015/02/02 20:13】 | 学習会
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日時:2014年6月1日(日曜日)午後2時~4時
会場:群馬県庁昭和庁舎21会議室

・「八ッ場ダムに係わる猛禽類調査報告書の問題点」     
 花輪伸一氏
(NPO法人 ラムサールネットワーク日本共同代表)

ダムありきの環境アセス 「八ッ場ダムに係わる猛禽類調査報告書の問題点」


・「八ッ場ダムによる吾妻渓谷の景観改善効果の欺瞞」     
 嶋津暉之
(八ッ場あしたの会運営委員)

摩訶不思議! 八ッ場ダムの建設で吾妻渓谷の景観が
8億円分改善される・・・ 国交省の計算とは?


・「現地の状況」     
 渡辺洋子
(八ッ場あしたの会事務局)


※八ッ場あしたの会のまとめ
    ↓
八ッ場ダム建設によって生息が脅かされるイヌワシ・クマタカ

八ッ場ダムに係わる猛禽類調査報告書の問題点

【2014/06/09 10:24】 | 学習会
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12/11、利根川流域市民委員会が利根川の堤防強化対策事業について国交省の出前講座を開きました。
参加者からは堤防の機能強化には様々な方法があるのに、何故どのような経緯で堤防に土を盛る方法だけが行われているのか、など多数の質問が出ました。

記事の後半で、八ッ場あしたの会が行った政党アンケートの結果も紹介されています。

◆見直し派が出前講座 国交省の担当者招く
(朝日新聞群馬版 2012年12月12日)
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20121212100580001.html

八ツ場ダム本体着工の最終条件の一つ「利根川・江戸川河川整備計画」の策定に関連し、見直し派の34市民団体でつくる「利根川流域市民委員会」は11日、国土交通省関東地方整備局の担当者を招いた出前講座をさいたま市で開いた。
整備局は9月、利根川水系のうち利根川・江戸川の有識者会議を4年4カ月ぶりに再開。

徹底的な議論を求める委員会は今回、「問題のあるダムではなく、限られた予算を堤防強化に集中する可能性を探るため、整備局の説明を聞くことにした」(共同代表の嶋津暉之さん)という。

利根川上流河川事務所の霞安行・沿川整備課長は、埼玉県深谷市―茨城県五霞町の約50キロで計画する「首都圏氾濫(はん・らん)区域堤防強化対策」を解説。

埼玉県羽生市から下流は事業費約1千億円で約9割の用地を取得済みだが、群馬など上流側は、「めどが立たない」と説明した。

整備計画については、委員会に加わる見直し派市民団体「八ツ場あしたの会」が各党本部に実施した調査でも、見解が分かれる。

自民が「国交省が進めているやり方で問題ない」としたのに対し、民主、未来、共産、みんな、社民、新党日本は「本川のみの整備計画を進めるのではなく、水系全体の整備計画を策定すべきだ」を選択。

国民新党は「利根川水系全般の治水・利水の総合的な見地から判断」とした。維新など4党は11日夕現在で回答が未着という。(小林誠一)



☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 


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【2012/12/12 23:47】 | 学習会
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7月22日「利根川流域市民委員会」の主催で、利根川の治水の現場はどうなっているのかという見学会が開かれ70名の方が参加されました。

こちらに当日のレポがアップされています。
     ↓
◆利根川の堤防を歩くツアー(前半): 利根川流域市民委員会
 http://tonegawashimin.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-3ab9.html

◆利根川の堤防を歩くツアー(後半): 利根川流域市民委員会
 http://tonegawashimin.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-0800.html


「八ッ場あしたの会」のウェブサイトに見学会の配布資料がアップされています。
     ↓
◆八ッ場あしたの会 - 「利根川の堤防の現場を歩く見学会」(7/22)の配布資料
 http://yamba-net.org/modules/news/index.php?page=article&storyid=1690


【2012/07/29 14:05】 | 学習会
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