「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

9月25日に開かれた「霞ヶ浦導水事業の関係地方公共団体からなる検討の場」第5回幹事会の議事録が関東地方整備局のHPに掲載されました。
この幹事会では、霞ケ浦導水事業の三つの目的、新規利水の開発、渇水時の補給、霞ケ浦等の浄化のいずれも、代替案と比較すると、霞ケ浦導水事業が有利だという検討結果が報告されました。
今後はパブコメや公聴会等が行われていきますが、無意味な霞ケ浦導水事業を何とか中止させたいものです。

議事録は、
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000084737.pdf

配付資料は、
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000228.html

今までの検討の場の議事録と配布資料はをこちらご覧ください。 
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000164.html 



【2013/10/19 01:33】 | 「検討の場」幹事会
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             嶋津 暉之

「霞ヶ浦導水事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第5回幹事会)を傍聴してきました。

配付資料が関東地方整備局のホームページに掲載されましたので、興味のある方はご覧ください。

◇霞ヶ浦導水事業の検証に係る検討 第5回幹事会
(平成25年9月25日開催)  
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000228.html

残念ですが、今日の会議で霞ケ浦導水事業は事業再開に向けて一歩進みました。

関東地方整備局は霞ケ浦導水事業の三つの目的のそれぞれについて代替案と比較して霞ケ浦導水事業が有利という結果を示しました。今回も茶番の検証劇が演じられました。

あとはパブリックコメント、公聴会等の意見聴取のセレモニーが行われて、事業継続という検証結果になると思われます。完成は再開後84か月となっていますので、2020年度完成予定ということになります。

しかし、霞ケ浦導水事業の三つの目的はまったく意味のないものになっています。

① 都市用水の開発(茨城、千葉、東京、埼玉) 
  → これからは水余りがますます顕著になっていくので、不要。
 
② 那珂川と利根川への渇水補給
  → 水質が劣悪な霞ヶ浦の水を那珂川と利根川に補給することが
    困難であるので、渇水補給ができない。

③ 霞ヶ浦の水質浄化
  → 霞ヶ浦の水質悪化は過栄養によるものなので、
    利根川、那珂川からの導水では霞ヶ浦の水質は改善されない。


このように無意味な事業をストップさせるため、那珂川の漁連が差し止めを求める裁判を起こしています(アユ裁判)。今年の冬から証人尋問になります。


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【2013/09/25 23:18】 | 「検討の場」幹事会
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          嶋津 暉之

霞ケ浦導水事業検証の「検討の場」幹事会が下記のとおり、開かれます。
霞ケ浦導水事業を推進するための検証作業がスピードアップしてきました。

□霞ヶ浦導水事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第5回幹事会)の開催
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000109.html

関東地方整備局河川部

1. 開催日時  平成25年9月25日(水) 16時00分から

2. 開催場所   さいたま新都心合同庁舎2号館 5階 共用大研修室 5A

          住所:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1



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【2013/09/21 11:51】 | 「検討の場」幹事会
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              嶋津 暉之

8月8日に開かれた霞ケ浦導水事業の第4回「関係地方公共団体からなる検討の場( 幹事会)」の議事録が関東地方整備局のHPに掲載されました。

◇霞ケ浦導水事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第4回幹事会)
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000082992.pdf

関東地方整備局の資料説明と、「早く検証を終えて事業を早く実施せよ」という関係都県(茨城県、千葉県、東京都、埼玉県)の発言だけで、さほど中身がありません。

検証の意味を全く理解せずに、早く実施せよとしか言わない関係都県はどうしようもない連中です。

検証はこれから、霞ケ浦導水事業の三つの目的、新規利水の開発、霞ケ浦等の浄化、渇水時の補給のそれぞれについて、非現実的な代替案との比較検討が行われます。

霞ケ浦導水事業は全事業費1900億円で、残事業費は431億円になっています。

代替案は全事業費、霞ケ浦導水事業は残事業費で比較しますので、霞ケ浦導水事業が優位になることを目に見えています。

八ッ場ダムと同様に、霞ケ浦導水事業についても茶番の検証劇が進められているのです。



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【2013/09/07 02:16】 | 「検討の場」幹事会
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          嶋津 暉之

6月29日に「思川開発事業(南摩ダム)の関係地方公共団体からなる検討の場第3回幹事会」がありました。
その報告を簡単に述べます。

用事が重なっていたので、会議の最初の部分だけ、傍聴してきました。
傍聴者はたったの二人だけでした(ただし、別室でのモニター傍聴)。

配布資料は昨日の当日、ネットに掲載されましたので、ご覧ください。

◇第3回幹事会(平成24年6月29日開催)の配布資料

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/verification/omoigawa.html

◇利水参画者の必要な開発量の確認結果(案)

http://www.water.go.jp/honsya/honsya/verification/pdf/omoigawa/03_siryou-1.pdf

昨日はダム検証の手順に沿って利水参画者の必要な開発量の確認結果が報告されました。これは全く形式的な確認に過ぎず、通常は意味がないものなのですが、思川開発に関しては栃木県水道が問題になってしまいました。

栃木県が思川開発事業で0.403㎥/秒の水源を得ることになっていますが、この水源は使う当てのない水源です。かつては栃木県南部の各市町村に水道用水を供給する栃木県南部水道用水供給事業の構想があったのですが、地盤沈下が沈静化し、水需要の増加がストップしたことにより、この構想は消えてしまいました。

その結果、栃木県の思川開発の水源0.403㎥/秒は思川開発が完了しても、栃木県がただ抱えているだけの水源になってしまいました。栃木の裁判でもそのことを強く訴えたのですが、一審判決は将来必要になるかもしれないという理由で問題視しませんでした。

ところが、ダム検証の手順で、「水道事業認可の状況」の項目があり、栃木県の水道事業の不存在が問題になってしまいました。

29日の配布資料に次のように書かれています。

「鹿沼市、小山市、古河市、五霞町、埼玉県及び北千葉広域水道企業団は、水道事業の認可を受けていることを確認した。

栃木県の思川開発事業に係る水道事業認可について(事業者が)確認した結果、関係機関と協議し調整することとなっているとの回答を得た。」(この表現は、水道事業の認可を受けていないことを意味しています。)

「なお、栃木県の水需要予測については、思川開発事業に関する部分について確認する必要がある。」(この表現は、栃木県の予測は思川開発の分を下方修正する必要があることを意味すると考えられます。)

今のままでは思川開発はダム検証の確認項目に抵触しますので、栃木県水道が思川開発から撤退し、思川開発の事業実施計画を変更することが必要になると考えられます。事業者(水資源機構)は苦しいところだと思います。

思川開発の検討の場の幹事会が昨年6月29日以降、開かれなかったのは、このような難問にぶつかっていたからだと推測されます。

水源を使う水道事業が存在しないのに、その水源確保のためにダム事業に参加するという馬鹿げたことが是正されることを期待します。

◆思川開発1年ぶりの検討の場
(下野新聞 2012年6月30日)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120629/816709

 国土交通省関東地方整備局と水資源機構は29日、鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)の是非を検証する「検討の場・第3回幹事会」をさいたま市で開き、利水自治体の水需給状況などを確認した。

同幹事会は2011年6月以来、1年ぶり。本県を含む関係5都県の担当者からは「あまりにも検証の進捗が遅い」などと不満の声が上がった。
(一部引用)


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【2012/07/01 16:10】 | 「検討の場」幹事会
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