「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
           嶋津 暉之

国交省の「第36回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が8月3日に開催されます。

http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000910.html

議題は利賀ダム、大戸川ダム、筑後川水系ダム群連携事業、思川開発事業の検証結果です。
これら4ダム事業にゴーサインを出すための会議です。
また、この有識者会議は市民の傍聴を認めない悪弊が続いています。
来年度の概算要求に合わせて急ピッチで4ダム事業の検証を終わらせようとしています。
必要性が失われた4ダム事業をなりふり構わず、推進しようというのですから、腹立たしい限りです。

第36回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の開催について

1. 日 時  平成28年8月3日(水)15:00~17:00

2. 場 所  中央合同庁舎3号館11階特別会議室

3 議題 ダム事業の検証の検討結果について 等
 とが
・利賀ダム建設事業(北陸地方整備局)
 だいどがわ
・大戸川ダム建設事業(近畿地方整備局)
 ちくごがわすいけい
・筑後川水系ダム群連携事業(九州地方整備局)
 おもいがわ
・思川開発事業(関東地方整備局、独立行政法人水資源機構)

【2016/08/02 00:12】 | 有識者会議
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            嶋津 暉之

鬼怒川・小貝川河川整備計画の策定に関して、12月2日の関係県会議に続いて、4日に有識者会議が開かれました。
この有識者会議の配布資料は関東地方整備局のHPに掲載されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000282.html

すでにお伝えしたように、鬼怒川の目標流量が次のように2006年12月の素案より、引き上げられました。

                 中流部の石井地点      下流部の水海道地点
河川整備計画の目標流量の案   4600㎥/秒      4300 ㎥/秒        
2006年12月素案の目標流量   4200㎥/秒      3700㎥/秒 

このことに関して、この記事で「西村仁嗣座長(筑波大名誉教授)は「計画策定の前に、想定の流量がこれでは手ぬるいと鬼怒川自身がアピールした」と話した。 」とありますが、なんという物の言い方かと思います。
鬼怒川の河川改修を怠ってきた国交省の責任をまず問うべきです。

西村氏は昨年9月の水戸地裁での霞ケ浦導水差止め裁判で、国交省側の証人として、「とりあえず造って、運転は地元と相談する中でやっていけばよい」と、無責任な証言をした人です。

◆鬼怒川・小貝川整備計画  有識者会議も了承 目標流量毎秒4600トン 宇都宮 /栃木
(毎日新聞栃木版2015年12月5日)
http://mainichi.jp/articles/20151205/ddl/k09/010/087000c

 国土交通省関東地方整備局は4日、鬼怒川と小貝川の河川整備計画策定に向け意見を聴く有識者会議(座長、西村仁嗣・筑波大名誉教授)を宇都宮市で開き、関係県会議で2日了承された目標流量などについて了承を得た。【田内隆弘】

 会議は2006年から開かれ、今回が6回目。これまでは鬼怒川の基準地点(宇都宮市石井町)で想定する「目標流量」を毎秒4200トンとしていたが、今年9月の関東・東北豪雨をきっかけに見直すことになり、豪雨時並みの毎秒4600トンとする案が提示された。

西村座長は「計画策定の前に、想定の流量がこれでは手ぬるいと鬼怒川自身がアピールした」と話した。
 このほか、委員からは「今後の気候変動を想定し、二重三重のセーフティーネットを構築すべきだ」「想定を上回る洪水が発生したときに堤防などハード整備が間に合わなくても、

避難啓発などソフト面でどう対応するか考えては」「河川情報を行政が一方通行で流すのではなく、住民からの情報を受けつける双方向性が必要だ」などの意見が出された。


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【2015/12/08 01:18】 | 有識者会議
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              嶋津 暉之

ダム検証の結果を審議する国交省の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が1年ぶりに開催されます。
全国のダム事業の検証結果をそのまま容認してお墨付きを与えてきた、どうしようもない有識者会議です。
しかも、一般の人間には非公開の時代遅れの有識者会議です。

今回の議題は、下記の四つのダムです。
事業者の検証結果では、三つは中止、一つが推進の結果になっており、そのままの答申になると予想されます。

中止の岩手県・津付ダムは津波被害を受けた気仙川下流域で土地をかさ上げする計画があることから、ダムによる洪水調節が不要になったと判断されたものです。

群馬県の倉渕ダム、増田川ダムも中止です。利水の目処が立ったこと等の理由によるものですが、八ッ場ダムという巨額のダム事業が県内で進められているので、業界からの推進の圧力があまりないことも中止の要因になっていると推測されます。

山口県の大河内川ダムのみが推進です。
総貯水容量419万㎥で、2025年度完成予定のダムですが、本当に必要なのでしょうか。

大河内川ダムの検証報告 
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/b/a/7/ba72cc2aaa1995e30b1fccef8457f3a0.pdf

平瀬ダムに続いてダム工事を進めたい利権集団の力が働いているように思います。

◇国交省第34回今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の開催  
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000891.html

1.開催日時等

日 時 : 平成27年8月24日(月)14:00~16:00
場 所 : 中央合同庁舎3号館(国土交通省)11階特別会議室
主な議事内容(予定):ダム事業の検証の検討結果について 等
           ・大河内川おおこうちがわダム建設事業(山口県)
           ・津付つづきダム建設事業(岩手県)
           ・倉渕くらぶちダム建設事業(群馬県)
           ・増田川ますだがわダム建設事業(群馬県)

3.取材等

・報道関係者に限り傍聴、カメラ撮り(会議の冒頭のみ)が可能ですが、会場の都合上、事前登録制とさせて頂きます。


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【2015/08/21 02:08】 | 有識者会議
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                嶋津 暉之

一昨日開かれた第3回荒川河川整備計画有識者会議の配布資料が関東地方整備局のHPに掲載されました。

〇第3回荒川河川整備計画有識者会議(平成27年4月23日) 
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000248.html

新しい資料は資料-3 補足説明だけです。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621437.pdf

この資料-3では、荒川中流にある平地ダム「荒川第一調節地」の機能についてページ数が随分と割かれており、これから策定する荒川河川整備計画のポイントが荒川調節地の増設にあることを示唆していると思われます。
荒川調節地の増設によって失われるものとその必要性の有無を明らかにしていく必要があるように思います。

先日お知らせしたように、この会議は一般市民は別室でのモニター傍聴にとどめられていますので、前回に続いて、全面公開を求める要請書を提出しました。

今回は荒川の市民団体と連名で出しました。
 ↓
荒川河川整備計画有識者会議を全面公開にすることを求める再度の要請
http://yambasaitama.web.fc2.com/pdf/2015/0423.pdf

今回の会議の冒頭で、この公開のことについて話がありました。
山田正座長(中央大教授)が会議の運営は座長に一任されていると言って、事務局に説明を求めました。

事務局(小島優河川専門官)は次のようなことを言いました。
「関東地方整備局内の委員会は公開の仕方がいろいろあるが、今まで全面公開にした委員会では、傍聴者の不規則発言で議事が乱された例があった。」

これは2012年度に開かれた利根川・江戸川有識者会議において、傍聴者から大熊孝委員、関良基委員などの良識派委員の発言に対してエールが送られ、一方で、どうしようもない発言に対してブーイングが起きたことを指しているように思います。

それは当然のことであって、議事が乱されたというものはありませんが、このことを苦々しく思っていたのが、泊宏河川部長や小島氏であったようです。

今回の荒川有機者会議のモニター傍聴というやり方は関東地方整備局河川部幹部の市民に対する意趣返しであるように思います。

泊氏は2012年の途中まで国交省「今後の治水のあり方を考える有機者会議」の事務局のトップ、河川計画調整室長であった人物で、非公開にすることが身にしみついているように思われます。

荒川有機者会議の公開の要請は今回も通りませんでしたが、会議では委員から市民の意見を直接聞く場を設けてほしいという発言があり、要請の効果が多少はあったようです。

【2015/04/25 13:20】 | 有識者会議
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               嶋津 暉之

昨日、荒川河川整備計画有識者会議の第2回会議が開かれ、その配布資料が関東地方整備局のHPに掲載されました。

◇第2回荒川河川整備計画有識者会議(平成27年3月27日)
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000247.html

こちらでお伝えしたように、この有機者会議では一般市民は別室でのモニター傍聴にとどめられ、非民主的な運営がされていますので、全面公開を求める要請書を提出しました。

この要請書は昨日の会議で配布され、会議の終わりに一委員から、直接傍聴できるようにすべきではないかという意見が出ました。全面公開にするか否かは山田正座長と事務局の預かりとなりました。次回はどうなるのでしょうか。

荒川河川整備計画では問題事業として、中流部での洪水調節地の増設と、下流部でのスーパー堤防がありますので、今後も取り組んでいきたいと思います。

【2015/03/28 23:44】 | 有識者会議
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