「ダム建設の時代は終わった」by米国内務省開拓局長官ウィリアム・ピアーズ
              嶋津 暉之

9月11日に東京水道橋でシンポジウム「ウナギが生きる川を取り戻す」が開かれました。

◆9月11日(日)「ウナギが生きる川を取り戻す  ~ウナギと河川環境の問題を考えるシンポジウム~」
水源連
http://suigenren.jp/news/2016/08/31/8594/

日本養殖新聞にシンポジウムの内容を紹介する記事が載りました。
2016-09-22_10h52_36.jpg

「八ッ場あしたの会」のサイトに詳しい報告が載っています。
◆利根川の未来を考えるカムバック・ウナギ・プロジェクト |
https://is.gd/dpJ24g


シンポジウムとは別ですが環境省がニホンウナギが住みやすい川の保全指針をまとめるそうです。

◆ニホンウナギ住みやすい川へ保全指針を 環境省が検討会
(朝日新聞2016年9月18日10時33分)
http://digital.asahi.com/articles/ASJ9H753QJ9HULBJ01T.html?rm=218

 環境省は16日、絶滅のおそれがあるニホンウナギの保全に向けた検討会を立ち上げた。自治体や漁業者、市民団体などがウナギがすみやすい環境づくりを目指すための指針を年度内にまとめる。
海からさかのぼりやすく、隠れ場所も多い河川環境を守るのが狙いだ。
 国際自然保護連合(IUCN)は2014年、ニホンウナギを絶滅が危ぶまれる生き物のレッドリストに追加。養殖ウナギも稚魚は天然で、取りすぎや生息環境の悪化が指摘され、日本に厳しい目が向けられた。

 そこで環境省は14~15年度、関東平野を流れる利根川や静岡・神奈川県を流れる酒匂川、福岡県の西郷川など6河川でニホンウナギの現状を調査。

ウナギは海と川の間を回遊するが、川を横切る堰(せき)ができて上流にさかのぼりにくくなったり、護岸工事で隠れ場所やえさ場が減ったりしたことがわかった。

 調査をもとに海と川、ため池や水田の間を行き来しやすく、隠れ場所やえさ場が豊富にあるような、ウナギに好ましい河川環境を守ったり再生したりすることを目指す。

日本が大量に輸入してきたヨーロッパウナギは絶滅のおそれからすでに09年に国際取引が規制され、ニホンウナギも対応が求められている。


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【2016/09/23 02:08】 | シンポジウム
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こちらの集会の報告です。
*11/17(日)高崎市「八ッ場ダム七つの大罪~本当に本体工事を始めていいのだろうか?」

集会「八ッ場ダム七つの大罪~本当に本体工事を始めていいのだろうか?」
2013年11月17日(日)13:45~16:45
高崎シティギャラリーにて
ビデオメッセージ 「吾妻渓谷カヤックの魅力」
【第一部】 「八ッ場ダム七つの大罪」 
【第二部】 「八ッ場ダム反対運動のこれから」
主催:八ッ場あしたの会

開会挨拶・角倉邦良さん


吾妻渓谷をカヤックで下った、カヤッカー坂本昭一さんの映像とお話
吾妻渓谷を川から見る貴重な映像です。


アメリカの河川保護団体アメリカン・リバーズからのメッセージ


八ッ場ダム7つの大罪・伊藤祐司さん、嶋津暉之さん
本体工事、災害誘発の危険性、堆砂などの問題について


小野有五さん、北海道サンル川のお話
サンルダムの問題、サンル川の生き物などについて


座談会:
関口茂樹さん、小野有五さん、大熊孝さん、川村晃生さん、渡辺洋子さん、嶋津暉之さん




【2013/12/04 02:18】 | シンポジウム
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               嶋津 暉之

利根川シンポジウムが水源連のページに報告と資料がアップされ、しんぶん赤旗に掲載されました。
まさのあつこさんのブログにも報告が出ています。
内容が豊富で、非常に説得力がある充実したシンポジウムであったと思います。

◆熱気にあふれた利根川シンポジウム報告
(水源連ニュース 2013年1月20日)
http://suigenren.jp/news/2013/01/20/3703/
利根川水系の流れ遮断をもとに戻して全域にウナギを、鮎を復帰させ、汽水域が復活することでシジミなどの資源も復帰する。自然資源の復活によって地域経済が活発になるばかりでなく、食物連鎖で水質も改善される。それには生物多様性の保障が不可欠。まさしく利根川水系全体をラムサール条約登録湿地として登録することを目指そうではないか。!!
利根川水系整備計画に「利根川水系まるごとラムサール条約登録湿地を目指す」を盛込ませよう!!、という方向性を参加者全員が確信したシンポジウムでした。
(一部引用)


Video streaming by Ustream


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◆ウナギは困ってます 八ツ場ダム固執行政の転換を 東京でシンポ
(しんぶん赤旗 2013年1月20日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-20/2013012015_01_1.html

ウナギの視点から利根川の河川行政を考えようと19日、シンポジウム「ウナギが問う! 生物多様性から考える。利根川水系河川整備計画」が東京都内で開かれ、80人の参加者は八ツ場(やんば)ダム建設に固執する河川行政からの転換の道を探りました。
関東地方を流れる利根川は日本最大の流域面積を持ちます。

シンポでは、霞ケ浦漁業研究会の浜田篤信さんが、利根川流域のダム建設が1967年以降のウナギの漁獲量減少に相関性があることを紹介。

「ダム一つできるごとに漁獲量が14・8%も減る結果にあり、絶滅につながりかねない。乱獲が減少の原因とされてきたが、河川工事が主因だ」と指摘しました。

ラムサール・ネットワーク日本の浅野正富事務局長は、利根川流域の多様な生態を紹介し「日本の代表的河川はラムサール湿地登録されていない。生物多様性のある利根川の登録をすすめることで、ラムサール条約の理念である国内のすべての湿地の賢明な活用をする姿勢を国は示すべきだ」とのべました。

利根川上流には、民主党政権が建設再開を言明した八ツ場ダム建設予定地(群馬県長野原町)があります。

八ツ場ダムの本体工事着工にあたっては、利根川水系の今後20~30年先の整備計画を定めることが条件。

国交省は現在、有識者会議で策定作業を行っています。安倍内閣の太田昭宏国土交通相は「(八ツ場ダムの)早期完成に向けた取り組みを進めていく」と、推進姿勢です。

利根川流域市民委員会の嶋津暉之さんは「今後の河川行政に大規模開発は不要だ。過去の事業で破壊された自然をできるだけ回復させ、新たな負荷を与えないものにすべきだ」と訴えました。


◆利根川に1997年が来た(ウナギが問う1)
晴れの日は楽しく、雨の日は静かに
http://bit.ly/UI5Z9F
浜田さんによる利根川における河川開発による環境影響事後評価と
飯島さんによる市民型公共事業の発想を
20年~30年の期間を持つ河川整備計画に位置づければ、
過去から未来へとつながる地に足がついた夢のある社会実験(計画)となる。

縦割りにこだわらない発想で、地域密着で、地域の公益を考える。
これは中央集権ではできないことであり、
河川環境の保全と住民参加がセットで改正された1997年の河川法改正は
実に意義深かったわけである。

それを15年間にわたって利根川水系河川整備計画を策定せず、
国土交通省が不作為を続けるうちに
流域住民は、ようやく互いに知恵と教訓を共有し始めた。
利根川が流域住民によってその価値を再発見されるのはこれからだ。

利根川にようやく1997年が来た。
(一部引用)



☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 ・まさのあつこさんの政策エッセイ
 


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【2013/01/21 02:51】 | シンポジウム
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王子の北とぴあスカイホールにて「利根川治水の争点」と「ダム予定地の遺跡」についてのシンポジウムが開催されました。

第一部では各方面からの現状分析がありました。
嶋津暉之さんからは「八ッ場ダム事業の現状」
大熊孝新潟大学名誉教授は「利根川の河川整備計画」
あしたの会の渡辺洋子事務局長からは「ダム予定地の現状」
勅使河原彰文化財保存全国協議会常任委員からは「八ッ場ダム予定地の遺跡」

国土交通省が無理やりダムを造ろうとしているための歪みが、さまざまな問題を引き起こし将来に禍根を残すことがわかっているのに、衆院選の結果が非常に悪いものでしたので、重い空気の報告となりました。

第二部では
堀内秀樹東京大学埋蔵文化財調査室准教授の「八ッ場ダム予定地における天明浅間災害遺跡の歴史的価値」
椎名慎太郎山梨学院大学名誉教授の「遺跡保存を考える」をお聞きし
八ッ場ダム予定地が貴重な遺跡群の中にあること。1万年続いた縄文時代の豊かな状況。ダムに沈むと水位の変化で保存は不可能な事。別の場所に移設することが成功した例はないこと。短期の利益のために貴重な遺跡を壊すと二度と戻らないことなどお話いただきました。

川村晃生慶応大名誉教授がコーディネーターとなり渡辺さん、嶋津さん、大熊先生、勅使河原先生、堀内先生、椎名先生によるパネルディスカッションがありました。
パネルディスカッション

河川ムラのごり押しに対し、今後も粘り強く、したたかに活動を続けてゆこう。2050年まで頑張れば、人口も減って八ッ場ダムは出来ない。など、どんな状況になっても頑張ることを確認しあいました。

八ッ場あしたの会が講演の動画をアップしています。

【2013/01/13 07:51】 | シンポジウム
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水源連ホームページに1月17日の「八ッ場ダム再開緊急抗議集会」の資料がアップされました。

八ッ場ダム再開緊急抗議集会配布資料 ←クリックして下さい

目次のページをクリックすると、そのページを開くことができます。
なお、賛同団体は104団体になりました。
配付資料に掲載されていない賛同団体は以下の通りです。

 那珂川ネットワーク鶴亀隊(栃木県)
 流域の自然を考えるネットワーク(北海道)
 三番瀬を守る会(千葉県)



☆★こちらもどうぞご覧下さい★☆

 ・「八ツ場あしたの会」ニュース
 ・「八ツ場ダムをストップさせる千葉の会」
 ・まさのあつこさんの「ダム日記2」

【2012/01/29 15:22】 | シンポジウム
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